リングワンデリング 体験談

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40歳過ぎて 初めてリングワンデリングを経験した。 実際、同じ場所に綺麗に1周して戻ってきた。いや実は2周していたのだが・・・話には聞いていたけれど 実際に面白い現象だった。奇妙というべきか。 

冬の八幡平での泊まり山行で 朝に空身で山頂往復し八幡沼の陵雲荘に戻り 帰り支度をして茶臼方面に向かったのだが 下山中に黒谷地あたりでやらかしてしまった。トレースがあったので 何気なく追ったら2回も同じところを回っていた。さすがに3回目は「同じ場所じゃないの?」という疑いの目で周囲を見渡しながら歩いていたので問題は起きなかったが。

リングの大きさ的には 直径で言えば50m~100mだろうか? 円周は150m~300mくらいか? 周囲が見渡せないので 勘で言うと5分くらいで割と早く一周してきたように思う なんせ20数年前の記憶・・・。自分たちのワカンの跡なのに 下山ルートのトレースと勘違いしたのが 奇怪なリングワンデリングの始まりだった。

リングワンデリングのトレースは 今しがた自分たちが通過したばっかりなので 昨日のトレースより濃く明瞭だった。当たり前のことだったが それに自分たちがまんまとハマったわけである。経験の浅い者にトップを任せる場合は リーダーは2番手に就くべきか? トレースが濃い > 皆が通る > 正しい > 安心  頭がこういう図式になっていた。この時の天候もガスだったが アオモリトドマツや栂の木が見えていた。ルートをリーダー任せにしていたわけではない。パーティ全員 いつもの八幡平で 狐にバカサレタのだった( ´艸`)



人によって 右回りと左回りとどちらか得意な回り方があって、さしずめ私なんかは左回りの顕著な男だ。小学校の徒競走で左回りと右回りとどっちが得意か?と問われれば 左回りの方が得意で、早かったわけだが・・・。

興味深いもう一つの理由があって、、、サッカーボールをどちらの足で蹴るかで 右足で蹴る人は左回り 左足で蹴る人は右回りともいわれている。それはスキーでも共通で、左右どっちのターンが得意か?考えてみて♪。貴方の特性が解き明かされます( ´艸`) あ、そうだったのか・・・とパッと灯が点るように解ってくるはず。車のハンドル操作でも言えるけど 送りハンドルをすると教習所で注意された経験あるでしょ? 送りハンドルをするのは決まって利き腕(左ハンドル車でも利き腕のほう)。さあ 答えが解ったかな?

進行方向を決め踏み出す、その一歩目は・・・利き足が多い。つまり蹴り足。私の場合であれば右脚が利き足で左足は軸足。右足は方向を決める足で、さらに軸足よりも長めに踏み出せる。スキーも同じ・・・右足が利き足ならば、左ターンは綺麗に切り上がる。反対に右回りターンはズレズレ。大ズレでブレーキかけっぱなしなのでシュプールが太く描かれることになる。「小回りパラレルは左右対称」じゃないと1級に合格しません。だけど不得意な理由が解れば克服は簡単。練習あるのみですね。

理解できたかな? 利き足によってリングワンデリングの癖が解明できる。リーダーはトップの若者の特性を掴んだうえで先頭を任せていれば、リング回避も楽になるでしょう。元スキー教師が言うんだから(ほぼ)間違いない???( ´艸`)


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基本、自然の恐ろしさに立ち向かうには GPSなどのデジタル機器の効力だけでは補えきれないもの。
生暖かい無風の日、濃霧が発生するということを予測できるかどうか? 
午後から冷たい空気が入ってきて 温かい地上との間で濃密な霧が発生する って予測できるかどうか?
その経験の差も含めて「判断」が生存のキーとなる。アナログ的な「判断力」「経験度」がものをいう。

ホワイトアウトか リングワンデリングか いずれかを経験すると 冬山の怖さが分かってくる。雪山に臨む覚悟が違ってくる。 
月山、八幡平、どちらでもしんどいほど味わってきた。どちらかというと平坦地形で危険に遭いやすい。
まあでも稜線歩きでも遭遇する。飯豊や朝日の幅の広い稜線上でもホワイトアウトになる。











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Commented by blackcoffee_4116 at 2016-02-25 18:31
KS
道迷いは結構あるね。リンク゛は未経験だけど安達太良山周辺は迷いやすいですね。稲子山山頂もそうだった。

Commented by tabilogue2 at 2016-02-25 18:50
> blackcoffee_4116さん
道迷いらしきトレース? あれば 数回往復して 正しいトレースを濃くしてあげる!
貴重な赤布を下げてあげる とか してあげましょう!
安達太良は準備万端で取り組むべき山。やり過ぎることはないくらい机上登山すべきです。 
そんでもって いざ晴れたら そんときは お天道様に感謝するのみです。
by tabilogue2 | 2016-02-25 17:21 | mount | Trackback | Comments(2)