2017年 01月 03日
何のために 登るの?
いわゆる”登山のストリートビュー化”が当たり前の世になり、他人のトレースをコピーする、「山レコ」のGPSトラックを辿る「他人任せのコピー登山」が横行し、オール日帰り登山?、てっぺんまで登らないとせっかく来た甲斐がない?、なので 雷雨にも歩く?、冒険と危険の違いも分からず?、無駄せず?、遊ばず?、徹夜で「効率優先」?という捉え方、コースタイムが山歩きの基準となり?、行き着く土地に金も落とさず?、薀蓄を垂れる割には山を歩いた「泥臭さ」が感じられない、そんな「華麗臭」漂う人に多く出会うようになりました。
百名山の話、偏見かもしれないですが、中年で登山を始めた人の特徴のような気がしています。
現在所属の山岳会、古参組が辞めて、そういう人ばかりで・・ここは百名山だから登りたいとかそういう計画の多いこと、多いこと・・。
深田さんすら知らない人もいました。どういう経緯で百名山なのか、知らないで夢中?って、素晴らしい趣味、本を読む時間すら惜しいのですか、と言いたくなってしまいます。せめて深田ファンくらいであって欲しかったのですが・・。
まあ、それはともかく、東京転勤者の会津好きの年配の方が入会されて、東日本沢案内みたいな趣旨で、奥只見(会津ではないけど)、恋ノ岐川の計画を立てられたので、ご一緒させてもらいました。
東北方面は震災以来で、恋ノ岐川どうのというより、東北方面へ行けたので満足しました。で、その人、国土地理院の地図見て、ここ面白いかもとかいう人なんで、今度は地図上に勝手にルート引いて谷から谷へ旅計画を組んでみようかと思っている次第であります。私は100とか200とか数字に興味はないので、私は私なりにぼちぼち行こうかと。
さてさて100,200,300って どこがいいんだろうねえ、、、有名山ピークハント? 俺も理解できないよ。深田久弥を読まずにピークハント記録ばかりネットで漁っているんだろうね つまらん金太郎飴コピー登山に気づいてほしいよ まったくどーなってんだろう?