カテゴリ:アラカルト( 38 )

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五枚下ろしとか 三枚下ろしとかって・・・世の旦那衆はやってなさるものなんですか? 親父から「魚捌きは男の仕事」って決められてたもんで(´艸`) 「鰻」以外は下ろせます 

お隣の”釣り好き”息子さんからの戴きもんですが ヒラメの五枚下ろしに挑戦しました  ”しなる”ステンレス包丁一本で万事OK(我流であってもw)。 背側をタワシで洗ってウロコを流し ヒラメのヌメリを塩で落として・・・と お陰さまで年越しの練習ができるってもんです

「刃先」を当て包丁の「峰」を叩いて頭を落とし、腑を取り、血溜まりを水洗いし、背骨に沿って包丁を尻尾まで スッと縦にいれ(骨まで切らない)尻尾の付け根に横に切れ目を入れ 半身の半身(四半身)をイメージしたら 「縁側」に沿って「切っ先」を入れておきます ここまでが下準備です

五枚下ろしですが(右利きなので)背骨を右にして「左四半身」を下ろしていきます 背骨に沿って包丁の「刃先」を入れ 小骨の上をカタカタと「切っ先」で撫でるようにしながら少しずつ骨から剥いでいくのがコツです 「刃先」の柔らかい、しなる、細身の包丁が最適。天地を逆さまにし 背骨を右にして残りの左四半身を下ろし 返して裏側に移ります。今回はなんとか 無事にいけたようで(´艸`) 一安心 good job!! イシガレイの捌き以来で 2年ぶりの五枚下ろしでした 手先は覚えているようですね(上の写真では皮が一部残っちゃってるwww、浮いたねぇ)

「皮挽き」はさらに難しいんですよ 鰹や鰤のように一気に挽くのがコツ、皮や身を「切って」はダメです 尻尾を右側にして左手で皮を押さえ 皮と身の間に包丁の「刃元」を入れ 右親指を包丁の腹に当て 包丁の「刃先」は浮かさずに 人差指一本ほど角度で包丁を起こし 「カンナで削る?」ように皮を挽きます。皮ごとまな板の上を滑りだすので 元の位置に戻し直して 再び剥ぎます。不慣れで ヒラメが滑って困るような場合は 布巾一枚敷いてやると滑りませんです

明日は皮を挽いてこれで一献、楽しみだ。。。背側は刺身で 腹側は塩コショーして冷蔵庫で寝かせバター炒め? ムニエル?


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というわけで・・・ 富谷市日吉台団地の”とがせ酒店”まで車を走らせました

求めたのは 蔵王酒造の特別純米酒 吟風「KURA chic」 *こちらは販売店限定品です

北海道の米”吟風”を55%磨いております 特別純米です
スッキリとしたお酒で 刺身に合う柔らかさ 軽快感も持ってますね コレ

こちらの蔵元は 若い杜氏になってから3年目ですか?
いい具合にできあがっており 保守的な嗜好の自分をグラっとこさせるほど
新進気鋭な味覚をもちます あっさりして美味しいですね コレ

昼からやばいよ コレ 四合いっちゃうよ コレ コレ コレ 来ちゃってる⤵

昔の「蔵王」の伝統的なイメージはすっかり無くなったかな? 「売れる味」です 
でも ちょいと昔風な「米の味」もあるといいなあ 
”おふくろの味”とかいって、、、味覚は元来 保守的なもんだからね(´艸`)


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by tabilogue2 | 2017-11-04 22:25 | アラカルト | Trackback | Comments(2)

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前回の記事 「捕獲された親子熊」において、ブログ主としての「結論」「立場」は出さずじまいだった。それは自分の熊に対する考えが浅いことから間違った判断をするかもしれないという予測からだった。ゆくゆく米田一彦さんの講演を聞いてからでも遅くはないとも判断したからだったし、熊の保護団体 (日本熊森協会)の意見も識ってからでも遅くないと考えたからだ。米田さんの講演は昨日に開催されたのでここで「捕獲された親子熊」(9/30の記事)拙文の結論を出したいと思う。

主催側(東北歴史博物館)への注文だが、、、90分の長時間の割に講師プロフィール案内コピーはあっても講演内容のレジメがないとはどうしたことか? 演題に沿ったサブタイトルの投影もなく、講師の熊に対する想いも語られず、「事件話」だけがアチコチに飛ぶ・・・久しぶりに疲れた講演会だった。最低でも進行内容に沿って「レジメタイトルと数行の補足」をハードコピーして配布いただければ良かったのでは? マル秘の「高速メモ書き」もアチコチに矢印をひく始末だった。


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僕らの世代では日常的に、鰻や蛇は捕まえて 皮を剥ぎ 焼いて食べてきたし 兎もご馳走だったりもした。鶏なんぞはお祝いの都度、目隠しをさせて鉈で首をチョンとはねたりする。首のない鶏が5、6歩走る姿を見ることがあった。子供心にあまりの気持ち悪さに嘔吐したものだったが…馴れっこになってしまえば笑って観たりもした。。。 そう、東京オリンピック以前は、どの家庭もつつましく暮らしていた。その中で、鯨も イルカも 鮪も 熊も 鶏も…人間の食料として供される、その構図以外はなかったのだ。

最近ペットブームとやらでペット霊園なんぞの看板を見ることがあるが むしろそっちの方に違和感を覚えるのだが…。一線を越えて里に現れた「害獣」一般を「ペットに接する目線」で、または「動物愛護の論理」で、同一次元に持ち出すのは間違ったアプローチだと思うので注意が必要だ。むしろ 餌となるゴミは外に放置しないこと 菜園の芋類 果樹等も気を付けて。

しかし、それにしても 一日2~3万円を稼ぐために一家総出(ジジババ+ムスコ)で笹薮に入るタケノコ採りの姿・危険性を理解していないと 熊だけが悪者にされてしまう。 先ず、「人間が熊のいるエリアに入っていった」という事実が矮小化され、「熊に襲われた」事実のみがクローズアップされる。これじゃあ ゆくゆく熊の生息数は激減し狼と同じような絶滅に至る日を早めてしまうのではないか?とも思う。

タケノコ採りが鳴らすラジオ、、、「そこに弁当がある」ことを熊は知っている。NHK第2放送”スペイン語講座”を聴きながら 熊は忍び寄る。今年になって秋田県では533頭ものツキノワグマが捕殺された。「人食い熊 ”スーパー K”」というあまりにもセンセーショナルな「見出し」だったが ここは冷静に「種の保存」を考え管理することも上位に立つ人間たちに課せられた課題ではないか? ということに着目した。そうした動物たちとの「棲み分けの理解」がないと ゆくゆく「絶滅の道」に至るだろうし、”狼”同様に後世にあってはどうにもできない と考えた。
 
唯一わかっていることは「絶滅させるもさせないも総てが人間たちの判断・行動にかかっている」ということ。極端にいえば、、、仮にタケノコ採りを禁止すれば?熊との事故も起きないと言える。また秋田の争点は「タケノコ採りが熊との縄張り争いから来ている点」という見方が成立する。それならば 熊との争いを避けるために人間側のタケノコ採りを合理的に指定地だけに限る施策も必要だが、、、残念ながら…人の欲はあさましく、立ち入りを規制すればするほど「人が入らないからタケノコがたくさん採れるはず…」とひらめくらしい、そんなタケノコ採りに入ろうとする人たちの「業」「身勝手」を見過ごしてはならない。

タケノコ採りたちへの「自己責任」論をかざすつもりはないのだが・・・結構、事件が起きても…「襲われた奴が不用心だったんだべなぁ、でも大丈夫だぁ…俺ならヘマしねえし関係ねえ」…と厚顔である。「笹薮の中でヒョイと顔を上げたら 熊のケツが目の前に見えた 泡食った」「カッターナイフで奴を切った、笹竹を槍のように削って目をめがけ差込んだ」などと…自慢話は茶飲み話になって展開される。当会の若手でも 冬眠中の熊穴に誤ってアイゼン履きの足を突っ込んでしまい 慌てて飛び出してきた熊とスノーリッジの先端で対峙。危うく目の下に爪痕が3cmついたがアイスバイルで応戦、大格闘をした者がいたけど、、、じつに笑い話で済んでよかったと今更ながらに思う。

”スーパー K”も含め熊は人間たちの欲、業の犠牲者ということを この問題に対する僕の「立場」としたい。奥山で暮らしていた熊たちを”スーパー K”に仕立て上げたのは 他でもない我々人間だということである。人間側の一方的過ぎる「熊の評価」には注意が必要 むしろ その評価には「反対の立場」を採ろうと思う。これが一連の熊問題に関する私の結論。 

米田さんの話では「人肉を食べた」食痕がたくさん挙げられたが、、、しかし かと言って、「生きた人を食べるため」に熊が「人を襲う証拠」とはならない。その証明もされなかったという事実と、「死肉」であるなら「熊も含めて他の動物も食べる」という事実もある。米田さんは人心を煽るような講演タイトル「人を襲う熊」を付けたが このタイトルでなら…全国の「タケノコ採りに対して有効だ」と思えた。以上が… 僕の立場、考え方である。

それにしても 「2年子」は来年夏までには親離れする。その直前、今朝ほど罠にかかってしまった。その瞳、、、碧い色味懸かって感情的には愛くるしいものがある。






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by tabilogue2 | 2017-10-29 17:23 | アラカルト | Trackback | Comments(0)


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「船形山のブナを守る会」:千葉さんのブログに特別展「熊と狼」の案内が記してあった。
暇なのでいい情報を拾ったと思った。
山との関わり・暮らし・歴史には関心があって、自分的にはヒットした。

僕のブログは あくせく山に登る人たちには役立たずで 
原則的な話ばかりで 活字が多くてつまらん(´艸`)
そんな中、前回の記事「捕獲された親子熊」の読者数が伸び、
珍しいくらいにアクセス多かった…皆さんも興味があるんだなぁ・・・? 
ぐらいに思っていた。

極めて活字が多かったし~w最後まで読めましたか?(´艸`) オツカレサマ

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さて 横道にそれるが 千葉さんとの出会いを少し語らねばならないか・・・な?

昨年の梅雨前だったか? 面白山を流れる紅葉川の支流、、、
南沢を権現沢ととり違えて遡行顛末記を書いていた七ヶ浜の S (maro7) さんのブログが目に付いた。

「権現沢を間違えて書いてるよ このオッサンたち。。。」(この時点ではお二人とも面識なし) 

世のオッサンたちは 昭文社の濡れても破れない地図をベースにしてる… だいたいの見当はつく。
50000図…地形を読めない素人さんは 必然的に 目の前の小さな沢の出入りを見落とすことになる。
25000図…であっても 沢一本の見落とし、ヨミ違いで遭難しちゃうかも。素人の沢登りは危険だよ。

あ、ネットで地図をダウンロードするのはいいけど、毎回縮尺度を変えて持ってくるオッサンがいる
毎回縮尺度が違って パット見てどれくらいの距離か?って直ぐに見当つくの? 疑問だな
雨、コピー紙がヨレヨレになっちゃう、雪の湿気も馬鹿にできない、インクが滲んで等高線が滲んでしまう
基本、25000図を買って「4cmで1kmの規格」統一しといたほうがええヨ オッサンたち


若かりしころ、僕が権現沢を遡行した際の記事を↑↑↑当ブログに「思い出」として書いたものであるが 
この記事がキッカケで「大権現にからかわれたオッサンたち」の一人、千葉さんを当方に呼び込んだ形になる。

「ゆうゆう館」で初対面の挨拶を交わしたのが昨年の初秋。
南沢を権現沢と取り違えている「マチガイ」を伝えた。彼からこの間の経緯を聴いた。 

それから互いに考え方を知りあうようになり 
違和感のない関係に至るまで時間はかからなかった。

「ブナを守る会」「仙台YMCA山岳会」ともに山では名が知れ、互いにリスペクトしていた。
船形山と栗駒山のブナ林保護運動には90年頃 YMCA山岳会として運動に参加していた。
その頃 千葉さんはまだ若造で 「ブナの会」にも参加していなかったと思う。

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ここから本題・・・前置きが長かったね (´艸`*)イツモノコトダ

その千葉さんから戴いた数冊の本、、、 その内の一冊のことだが…、
「白神山地 目屋マタギ」佐藤昌明 著という本。この本は面白い! 
ダムに消える中津軽郡西目屋村。炉端を囲みながらマタギからの聞き取り実録なので脚色がない。 

その一説に、「おさまりジジ(熊)の後はつけるな」というのがあった。
マタギと熊との根比べだが・・・熊は冬至の10日まえあたりから冬眠に入る、

穴に入る熊の足跡を追って 槍で一突き仕留めようと思っても、
熊は穴には入らないぞ…というマタギの言い伝えだ。
熊を追う人間の方が寒さや雪降りで「根負け」するまで 
熊は 穴に籠もらずグルグル逃げ回るという。
なかなかの知恵者である。
マタギたちは 知恵者として熊を「温かい目で見ている」そんな感じだ。

もう一つ、マタギには
「四つ熊にあったら 一つは残せ」という絶対の「掟」がある
クマは、初夏の繁殖期に受精卵がすぐに着床しない。
11月頃、秋に木の実が豊作でたっぷり脂肪をためこんだ冬に受胎する。
凶作だと着床せず、流産する。
これは母子共に倒れるのを防ぐためだと言われている。
そういう風に受胎の仕組みができている 野性の適応性だ。

冬眠し春を迎える2月頃になると、巣穴で子をを2頭産む。
体重は300~400gと小さく産み、冬眠明けには体重が10倍になるという。
翌年夏まで親子連れ、これが「三つ熊」、母1頭 子2頭で三つ熊。 
たまに子を3頭産むことがある、これが「四つ熊」。

マタギたちの間では この四つ熊を全部討ち取れば・・・
「祟り」が末代まで起きるという。
熊の乱獲を押さえるためのマタギたちの言い伝えで 絶対の掟だ。

こうして マタギたちによって「熊の種は守られてきた」 
という事実があるのである。

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さて、私個人的には「熊の今後」をどんな観点から、いかに捉えるべきか?
その考え方を学ぶことが目的。
マタギ発祥との関係もあって…それらのヒントを得ようと 東北歴史博物館に出向いた。

結論から言うと 
残念ながらマタギ発祥については一般的なものばかりで、
「既知」であり「論外」だった
 
新しく 具体的に 解ったことでは 
崇められた動物に”熊”と”狼”とがいたこと。
山神様からの「授かりもの」としての熊と 
神の「使い」としての狼とである。

狼には、イノシシなどを駆逐する「益獣」の面と 
家畜を襲い人をも殺める「害獣」としての面と両面あり
 「狼に馬や家畜が襲われた」「子どもが狙われた」
などの「訴え」が古文書に多く記されている。
神の使いではなく「害獣」としての狼

古文書に遺された事例に興味を抱く… 
夜半に小便しようとする際 子どもは「槍」を持って外便所に行く
夏前に繁殖する狼は、人家に入り込んで幼子を襲ったと古文書に書いてある。
 
さらに 江戸時代の古文書に記された「駆除嘆願」の数が多いのに驚いた。 
結果 明治時代に国家という概念がつよまり、警察制度が確立され
”狼”は滅亡へと進む。

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奥山に棲む熊は、もともと人間との棲み分けができていた。
近年人間が里山を放棄することで、その空いた領域に出没しはじめたのが
現在のトラブルの元。 

ココからが重要なことであるが・・・
「熊も…狼と同じ道を人間によって歩まされてしまうのか?」
「熊は…人間に駆逐(絶滅)されるのか?」という問題があることだ。

同じ論理で考えうる「争点」は人間社会に うず高く積み上げられたままだ
人種差別も 少数民族も 沖縄基地も 原発立地も イジメも ヘイトも モリカケ問題も
「絶対者」が生んだ「対立者」を抹殺するという人間社会の日常。
(戦後70年…変わらない 論点を避けて暮らしているからだが・・・)

駆除と駆逐…
今後のテーマになるわけだが どう考えるべきか? 山好きな皆さんも考えてみてね。

前記事でも指摘したように
「害獣」一般をペットに接する目線で、または動物愛護の論理で、
同一次元に持ち出して論じるのは間違ったアプローチだと思うので この際、無視しますね。
「人間上位」…人間社会が滅亡しない限り コレが根底に流れてるんだけど)

この後 記念講演会が2回組まれている。
大まかに言えば 人から見た”熊”と 熊の生態からみた”人”と 2つの観点。
第1回 10月15日「旅マタギを検証する 出稼ぎ狩猟の実態は」
第2回 10月28日「人を襲う熊 十和利山の熊襲撃事件の全貌」

どちらも楽しみであるが 好天日と重ならない保証はどこにもないwww
まあそうはいっても滅多にない機会 
大脳の延び切ったシワに ピリ辛を振りかけることにする(´艸`)




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今日の訪問で 僕の興味を惹いた…罠(ヒラオトシ)


秋田:阿仁の罠「ヒラオトシ」も 小国:古玉川や金目川の罠も 村上:三面の罠「クマオソ」も 
只見:伊南伊北の罠「オトシ」も すべて同じ作りであることに 驚きを抱いた。
「ヒラ」はアイヌ語で「雪崩が起きる急な所」を意味する。

さらに驚いたのは・・・
船形山の麓・升沢でも同じ罠「シャア(オッツ)」を作り 仕掛けていたことだった。
一つ違うのは「重し」で、石か木材かの違いだけだ。
升沢の猟師は罠の「重し」に木材を用いて「ヒラ」を落とした。

ココから以下は ボク個人の研究科目になるのだけれども・・・

これら「共通の罠」が持つ意味は、「秋田マタギ」が蔵王や吾妻、会津までものし歩いた行動範囲
「狩猟の猟場面積」を表しているんじゃないか? ということに繋がってゆく
・・・大きな興味を抱いた。実際には面積ではなく影響度合いだろうけど。

次に、彼らマタギの行動範囲を推し量れば、

天皇から菊の紋を授かった「木地師」たちの行動範囲と重なる。
つまり木地師とマタギとがどこかで繋がる糸を互いに紡いでいるのでは? 
ということを想像させる。

以前 会津金山の三条集落と関連して 
木地師は天皇から授かった「山野跋渉の許可」を受けたこと。
それとマタギの「巻物」とが「古来天皇からの許可制であった」こと 
それらに気づけば…即ち話が早い。

マタギも、木地師も、「流浪の民」から「土着」という居住形式を選んだ 
その変遷に次から次と興味が湧いてしまう。

さらに

平家ゆかりの温泉地といえば全国各地にあるが じつは「平家の落人」ではなく 
それは木地師たちに与えられた「菊の御紋」と「揚羽蝶の家紋」という
「御しるし」ではなかったか?

全国どこでも山野跋渉ができるという「御しるし」だった 
平家の落人とは無縁…という推論で修まるが 果たして真実は・・・どうか?

この老いた頭に付き合うのは 自分で言うのもなんだが 実に困ったものだ(笑)










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by tabilogue2 | 2017-10-12 19:41 | アラカルト | Trackback | Comments(0)

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八幡平の草紅葉を味わいたくて 数日ほど彷徨ってきます 

北方面を先に味わっておかないと 南方面の紅葉も始まっちゃうので 
少しだけ 焦っております 

「すーさんの山日記」によれば 源太森付近の画像が黄色になってる
八幡沼も焼けてるし 草紅葉… 始まったんですねえ   

リングワンデリングをしでかした黒谷地で・・・
化かされた お狐さんにも逢いたいし(´艸`) 

冬季は数度も行けてるのに 夏季(秋?)は初めてで、、、ドキドキします

八幡平の次は「裏岩手」。
「稜線通し」の大深岳から三ツ石山までの裏岩手(残り半分)を往復したい
前回の夏道「続き」を歩き通したい
東北ではなかなか味わえない、頂上Pで車を降りたら岩手山までずうっと
スッキリくっきりの「稜線歩き」。。。その気分を味わいたい

一日で歩けるコースを3日もかけて 味わおうと思ってます
急ぎ足、日帰り山行では気づくことのない山の妙味・山旅というものを味わいたい

熊ゴロの足跡に出会うのも 楽しみです
それにしても 酒が多いぞ??? 今回は ボタニカル ジン 香りがいい

観光バスもマイカーも紅葉シーズンで渋滞するそうで、、、
ツェルトも用意して 避難小屋難民にならぬようにせねば(笑)





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by tabilogue2 | 2017-09-21 22:56 | アラカルト | Trackback | Comments(0)

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いやなに、、これって、、、普通なんだ… って
分かっちゃいるんですがねw

墓参りで実家に向かう途中、、、
大笹生あたりの奥羽線踏切の遮断器が降りて 一旦停止
何が来るかな??? って カメラを構えて 待つと

でっかい顔が ニュ~っと出てきた、 ビックリしたぁぁぁ(笑)


じつに「悪気」はないんですがね
やっぱ、違うんじゃないかなぁぁぁ… って
思ったりするんですよ 

福島の市街地手前の踏切で出くわした”ミニ新幹線”
違和感たっぷり 感じちゃいました

県境を時速130キロで? そりゃ… 熊だって… 撥ねられちまうわ




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通過中

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サッと通過。。。



それにしても 
ガンメタにグリーンのラインが入っていたヤツ(E3系?)
アッチのほうがカッコイイと思うのは… 私だけ?







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by tabilogue2 | 2017-09-20 17:54 | アラカルト | Trackback | Comments(2)

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いつだったか・・・ こんなことを書いてた自分
いまも 似たようなことを書いてたりする

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今や 一人ではあっても 独りではなくなった

SNSで繋がることは便利になったけど、
旅の途中の孤独な夜に 携帯画面を開いて
誰かへ何かのメッセージを送ってる

誰かと繋がっていたいと思う 
人の淋しい部分をじっと見る
人と繋がることの意味を深くとらえてみる、、、



内面宇宙と向かい 語り 「自分」を考える・・・
ということがなくなった 
それを 悲しく 怖い感じがする、、、って 
ある著名写真家が吠えてたっけ

君はどこから来て、そして どこへ行くのか・・・
若きソクラテスの時代から今日まで 
永遠なる「存在」の哲学

その根本も考えず 
隣人と見かけ上のコミュニケートを繰り返す
それは 悲しいほどつまらぬ時間を送っているわけだが・・・

それにしても一体、少なくとも自分は、、、
真人間とつきあっているのだろうか
いや、そもそも 自分はつき合える人間なのだろうか・・・

せっかくの孤独な時間 もっと自分と語り合おう

考えると 
過ぎる時間が止まる 
捨てていた時間が拾える

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秋になると・・・ 
急に冷え込んだり、霜が降りたり、風が吹いたり・・・
防寒対策、濡れ対策に抜かりないように。

コンロのガスを冬季用に換える。
インナーウェアは冬用に切り替える。
食材はカットしてジップロックに詰め、調理時間を短縮する





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by tabilogue2 | 2017-09-10 00:06 | アラカルト | Trackback | Comments(0)

愚痴になりそ… w

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湿気っぽいから 羽が重くて・・・ちと休憩 (´艸`)




さて、今年も 田舎の墓掃除をして、「終戦の日」を迎えることができた
例年通りなら 「終戦の日」前に 山で過ごすんだけど
今夏は 実家の墓参りに出向いただけだ

「ヤマセ」みたいじゃ 山に行っても愉しいわけがない
夜は寒いし… 昼はジト…って? 夏なのにどうしようもない 
晴れ間を追って 秋田内陸に向かっても 登りたい山じゃないし 

なんだかんだ言っても 登る地元の山は、、、ずうっと雨だし
このまま”夏”を感じず ”秋”に浸りこんで 終わりそうだ 
こういう年が 昔あった・・・ 「寒さの夏」 

賢治の時代ならイザ知らず 当世、おろおろしてもしょうがない
「冷夏」だ「冷夏」だ って大騒ぎしないようだけど???
どうみたって「冷夏」だよ 消費は上らない⤵ スカっと登れない⤵


が、、、孫も帰ったことだし そろそろ山に行くかな?w
雨の似合う山・・・ えっへっへ,,,,, 温泉も・・・ 
んな? (´艸`)





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by tabilogue2 | 2017-08-16 14:27 | アラカルト | Trackback | Comments(0)

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仙台神室の「ダンコ平」が、最近は「だんご平」と濁って呼ばれる。
「ダンコ」より「だんご」のほうが親しみやすい、
安易に「だんご」が市民権を得てしまった。

さらに ネットでどんどん間違ったまま 
無制限に拡散されていく。
YMCA山岳会でも 歴史や史実に興味のない会員は「だんご」と呼ぶ。
私自身も いちいち面倒なので
相手を選んで諭すように話していた。

ネット伝播が真実味を帯びるようになると
「無理が通らば道理ひっこむ」の喩えどおりになる。
民俗学的な「検証」が頭をひっこめてしまう恐れがあるので
きちんと解説しよう。

秋保・馬場の古老に聞き取り調査を行なった際、
「ダンコ馬」の言葉を採集したとある。
荷駄を「駄んこ」、それを運ぶ馬を「駄んこ馬」といっていたようで、
仙山の峠となる平らかな地に荷駄を一旦集めて、
荷繋ぎ中継所のようにしていた(駄んこ平)
というのが「民俗学的考察」であろうか。

「荷駄を駄んこと呼び、駄馬を駄んこ馬と呼んでいたことに依る」
と口語検証が深野稔生氏によってなされている(「神室岳」・深野稔生著)。

駄んこの「んこ」は
犬っこ、どじょっこ、女ごこ(メゴコ)、野郎こ(ヤロコ)、どろんこ
 語尾につけられた愛称。

いずれ 「駄んこ平」「段こ平」が「だんご平」と変化するのは 
口語伝播の陥りやすい「罠」である。



歴史に興味を持ち、
地名と歴史との相関関係を紐解いてみようという気持ちがなければ、
否、山を単に「スポーツの対象」として観ているようでは、
「だんご」はいつ迄経っても「だんご」のままで終わる、
けして「駄んこ」にはならないものだ。

世の不思議さに
何故?どうして?と振り返り見る観点を持たないと、
何事も深く捉えることはできない。


山を始めてから10年前後の方々の特徴だが・・・

50名山、100名山、それに飽きると200、300・・・と 
横っ飛びにピークハントする。

「山」を深く味わおうとしない、
上辺だけのネット情報、ハウツー登山情報を求め、
それをコピーし鵜呑みにする。
これは、、、便利なネット情報、ガイド情報、トレース情報に
たむろする「ネット民」の共通点であり、
「他人の登山情報」を疑わない「コピー登山」指向の典型である。

ネット情報という他力情報を「疑わずに絶対視」し済ませる、
さらに引用先を明示すれば
「引用文の責任は自分にあらず」と意思表示したのと同じで 
こんなところにも 
責任を取らずに済ませる
ネット民たちの「軽さ」が現れ出ている。

いつまで経っても「山の妙味」に縁遠い存在である自分自身に気づかず 
今日も横っ飛びに山に向かうことになる。




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by tabilogue2 | 2017-07-28 01:10 | アラカルト | Trackback | Comments(0)

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なぜ 世界谷地などとオーバーな名前を付けたんだろう?」


もう28年も前のことになるが…、
YMCA山岳会では「栗駒山の全流域・踏査」を行ったことがある。

その頃、深野さんから以下のように教わっていた。
なぜ 世界谷地などとオーバーな名前を付けたんだろう?」
という会員の素朴な疑問に、
彼は既に答えを持っていたようである。

もともと湿原のことを「臍下」「谷地」(セイカ、ヤチ)というようだ。
「谷地」はともかくとして、、、”臍下”、、、?
彼は既にその「古い時代の一般的表現」を文献上で拾っていた。

ただ、地元としては「臍下」という呼び名では
栗駒観光には活かせない、「格好」が悪い…と云うので
「臍下谷地」がいつの頃か(戦後、第1次登山ブーム時代?)
「世界谷地」に転化した。

なぜ「格好」が悪いのか?といえば、
”臍下丹田”などという言葉どおり 臍下とは「ヘソの下」のことで
「湿地」「谷地」を指す。
淫語ではジメッとする「女陰」「ホト」を意味する。

きれいな湿原が”女陰”じゃどうにも「格好」が悪い、
観光の妨げになる…ということで
「臍下」が「世界」になったようだ。
これには会員一同納得したものだった。


こんな淫靡な話は山ではよくある、
例えば二重山稜の地形ゆえに尾根上に湿地を持つ山…
例にあげれば、南会津の黒谷川沿いにある二重山稜の山
といえば”火奴山”(ひどさん・ほどやま)が有名だが、
まさに「女陰」の淫語”ホト”がそのまま山名になっている。

他に 会津志津倉山では「細ヒド」コースがある。
或いは七ヶ岳の「程窪沢」とか・・・探せばたくさんある。
会津では「ヒド」といったり、福島では「ホド」とよんだりしたが 
一般的には「ホト」と読む。

とまあ「臍下谷地」から「世界谷地」への転化、
その成り立ちを、今じゃ珍しい言葉を使って当ブログに書き遺した。
インターネットとしては「初公開のネタ」になる。

初めて眼にして妙に納得のいった方も居られたろう。
このネット時代にブログにしたためておかないと
「因を含んだ言葉」が闇から闇へ葬り去られてしまう。

50年も歩いた中で、
山に関する些事や言説はこのボケた頭にほどよく備蓄されている…、
でも呆けて取り出すのに少し手間取るのが難点か?(´艸`)。

また、「世界谷地」は古くは「八ツ頭原」ヤツガシラハラ 
といったそうである。水芭蕉を里芋の葉と見做したのかな? 
これも付記しておく。



仙台YMCA山岳会というのは徹底して「沢遊び」をし、
単にフィジカルに登るだけじゃなく「総体」として山をとらえ、
山を「学び」の場にしていたんだなぁ…と、
今さらながらに思った次第である。

人間性はともかくも 深野稔生さんには学ぶ所が多い
私も 彼に学んできた一人である


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by tabilogue2 | 2017-07-26 18:20 | アラカルト | Trackback | Comments(0)

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120cmのスリングで作ったチェストハーネス 
結びは本来8ノットだが この写真ではオーバーハンドノットに末端処理を施したもの



山や自然は美しく、登山は楽しいもの しかし、いつも平常、平水とは限らない。
日陰のトラバースで凍っていたり、崖崩れで道が無かったり、橋が落ちていたり、
融雪による濁流があったり、雪崩などにより登山道の崩れ、路肩崩落があり夏道の道形を失うことがある。
残雪と岩場の間に潜むシュルンド(隙間)、稜線上の雪の亀裂などに足がすくむ場合もある。

経験的に、岩場や雪渓の下りなどで不慣れな方・新人さんをけっこう見受ける。 
残雪が例年より多いので、、、山に入る前にロープ スリング カラビナをザックに忍ばせよう。
そんな危急時の対応が覚悟できていて、装備が準備できてさえいれば 
心に余裕が生まれ 大いに自然は楽しめるもの。 

**********  具対策  **********

リーダーは…8mm✕30mのロープを1本 安全環付きカラビナを2枚 装備しよう。

新人さんには…20mm幅の120cmテープスリングと安全環付きカラビナ1枚を持たせよう。
入山前、チェストハーネスをしつらえ 装着してから登ろう

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テープスリングがあれば…チェストハーネスが作れる。 
チェストハーネスをロープで確保&補助すれば 
新人さんも安心して危険箇所を通過できる。危険箇所の脱出に役立つ。

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エイトノット(8の字結び)・・・上記のチェストハーネスとロープを繋ぐための結び 
ボーラインノット(もやい結び)・・・直接、人の体や立木にロープを結えるための結び
これらの結び方を片手でもできる、目を瞑ってでもできるように 徹底して 覚えよう。
高校山岳部程度の経験があれば 当時の”ブーリン結び”(ボーライン)は片手でできるはず。

クローブヒッチ(ロープ固定)、イタリアンヒッチ(ロープ制動/流動)も覚えると便利。
ノットは「結ぶ」という意味 ヒッチは「チョイと引っ掛ける」という意味。ココ重要。


簡易チェストハーネスの作り方




毎晩練習。徹底して覚えておく。登山や災害時におおいに役立つ。






ネットで知り合って意気投合し、北アルプスまでやってくる…
気楽な「仲よし」登山が増えている。
しかし 互いにどの程度の技術があるのか?皆目不明で、
確認するのも失礼かな?…というケース。
 
ロープ技術も判らぬようでは疑心暗鬼が生じるのも当ぜん。
”暗黙の了解”で登る場合もあるかも。
上高地に集合してから相手の技術レベルを聞くこともできないし、
まして確認する術もない…というケース。
そんな時、自分だけでも「ロープの結び方」は覚えておくべき。








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by tabilogue2 | 2017-05-10 21:58 | アラカルト | Trackback | Comments(0)