d0347140_16215489.jpg
今年 とても重宝しているアルミ製のバスケットリング 
パウダーでも潜らないのだ ピッケルにも装着している

d0347140_20220628.jpg


今冬3回目の面白山東面は 早くも 解けやすい雪質になってしまった。 
宮城から山形への横断計画は 冬期/厳冬期にかかわらず 降雪量、積雪量の勝負になりそう。

結論から言うと 東面からのアプローチは降雪量に大きく影響を受ける ということ
なので、山行への影響を考慮すると、自分の案=山形から登って宮城に下る・・・これが正解みたい。 
雪の少ない宮城側を下りに使えば、、、重力を利用して、藪を漕いで下山できます。

南沢も北沢も、どの取付きもグズグズって、藪がでて、土が出て、腐れ雪はワカンでも踏み抜く。
こりゃあ今年の雪解けは 超特急で進むんじゃないだろうか? 

雪山を楽しもうと思ったら なるべく解けないうちに山に行くか? 
それとも もっと標高の高い、奥深い山に行くか? どちらかになる。
とりあえず解ることは、早い雪解けになるということだ。

グズグズの雪の下は硬い氷結層になっていて その層も20cmあるかどうか? 
その下には 既に空洞ができており その上面にはシャーベットの雪。。。
氷結層が薄いので直ぐに踏み抜くだろうし、足場が崩れてきてどうしようもない。
 
登るなら・・・夏道のある山を選ぶべきだ。さほど問題もなく 間違いも少ないだろう。
踏み抜いたその足下に 道があるのとないのとじゃ雲泥の違いだから
それこそズボッと首までハマって、下は空洞で足が地につかず、笹薮ブラブラじゃ
・・・そんな感じになってしまう。おまけに誰も通らない藪山じゃ 救出もない

北沢林道から牛追沢を過ぎて取り付いたが 2週前と違い、もうグッサグサだった。
20m上部の旧林道に出るまで 一歩登るたびに踏み抜き ワカンが枝に絡まった。
諦めて南沢林道に回って緩い尾根からとりついた 北沢方面よりさらに雪解けが早い。

グッサグサのグッサグサ! 宮城側の新川岳、標高1000mまでこんな雪質が続いた。

d0347140_16241669.jpg
牛追沢左岸の取り付き尾根は ご覧の通り もう雪がついていない
d0347140_20333433.jpg





[PR]
by tabilogue2 | 2017-02-28 17:49 | 面白山 | Comments(0)

JR通勤登山も終盤だね

d0347140_13410911.jpg

”縞男”simao  縞男本舗 提供

-----------------------------------------------------------------------

お硬い話をすれば・・・

今まで此の方、「里山を歩く」という概念を 自分は持ちあわせてこなかった。学生時代から「山岳指向」で 今もって頭の中は 標高でいえば4桁以上(出羽丘陵など例外はあるが)、高低差なら00m以上、時間で言うなら 登り2時間以上。それが 自分にとっての「山岳」であったし、それ以下は意に適わぬ山だった。いわゆる「山の深さ」を尺度にあてがっていた。その尺度以下を「山」と称する感覚が自分には ない。福島育ちだからか、学生時代から山は「飯豊、朝日、吾妻…縦走一本」だった。社会人になってからも南会津の雪山だったし、仙台では「沢登り」ばかりで・・・里山といえば泉ヶ岳ぐらいだったろう(泉ヶ岳は奥山に分けられるけど)。逆に… 僕にとっての本当の里山は、所詮、焚き付けに拾う「芝刈りの裏山」だった。会津じゃ 芝刈りでさえ「山止め」を決めて入山できなかったもんだが。。。

幸か不幸か 体力的に登れるうちは「山岳指向」でいたい 今もそう誓ってる。飯豊、朝日、南会津…、テント山行が主体、小屋泊まりも多くなる。朝晩の「空気感」を身に着けずには 公然と「山に登ってきた」とは言い難かったし 山が深かったので野営は必然だった。逆に言えば、それができなくなった時、「自分の山」という概念を捨て去ろうと思っている。その頃からでも 里山歩きやスポーツ登山をしたいとも思っている。しかし いつまでも「自分の山」に未練タラタラ…ってのが一番よくない 一応、わかってはいる(´艸`)

---------------------------------------------------------------------------------

さて、いよいよ2月も終盤になってきました 

冬は走れる車がない 「泉ヶ岳」も凍結するうちは登れない ム~リ~ かといって 自分の考えを曲げてまで 低山や里山を徘徊する気もないw 結果 淡々とJR登山を重ねてきた。 仙山線沿線が雪崩れ始めるまであと2、3回は、、、「雪稜」に対峙するのは可能だろう。 というわけでこの冬6回目の「JR仙山線」登山、3回目の東面。まだグズグズと潜る雪w ツライ 3月の堅雪まであと少しの辛抱。堅雪となれば、いよいよ春山解禁 いよいよ「厳冬期」の面白山ともオサラバ まもなく仙山線ともオサラバか? ちょいと 寂しい けど嬉しいw 春山は そこまで来てるもんね♪ 行かなきゃ 春山! 残雪と霞む空♪


d0347140_18315798.jpg
沢内から真昼山へ

d0347140_17002286.jpg

d0347140_17025967.jpg
枯木山にて 私とチャウ  撮影者:A山



[PR]
by tabilogue2 | 2017-02-22 13:44 | 面白山 | Comments(8)

さて、東面だが…

d0347140_14372017.jpg
面白山西面の吊尾根


だいたいのルートも頭に入れた 予測できる支障箇所も認識した。峠の歴史や人の流れ、物資の流れも、歴史とともに下調べを終えた、復習もした。面白山東面の沢・・・ 北沢の右・中・左俣の記録も、、、南沢に関しても 金剛沢、矢盡沢、金井沢、西岩象・中岩象・東岩象沢、大丸沢・小丸沢、四ノ沢、三ノ沢など YMCA山岳会、一高山の会の遡行記録をこの1週間で一通り眺めてきた(南沢右岸の支流で遡行価値のあるのは西岩象沢のみ) 万全とまではいかないが ほぼ頭に納めた。

そろそろ 面白山の東面に乗り込みたいと思う。それにしても、この歳で?ワクワクするものだなぁ 近場の山で、厳冬期に空白域があっただなんてw 厳冬期の面白山東面、東尾根の稜線を歩くのは山岳会時代を通しても初めてのこと。二口・面白山の夏は人臭い谷で遊び、冬には人を寄せない雪稜を歩く、、、こんな複合ができるのも 地元の山ヤ・沢ヤとして、二口の山に興味を注いできたからだろう。夏、沢に遊び「タメ」を作っておかないと、勢いもないまま、平凡な冬を過ごさざるを得ない。



このあと、、、 栗子山に尾根ルート、大杭甲山雪稜からのアプローチもしたいし、 車もないのにw番城山にもグルッとフスベまで循環で雪稜を歩きたいし それから 安田くんから提案のあった関山から面白山への白い県境も、ね。標高3桁なので(自分の線引きは4桁以上)、積極的に登らない山に該当はするけれども・・・w

山ばっか・・・と、なんかまたイヤミをいわれちゃいそう(´艸`) だが 自分たちの登る山は「名山の修飾詞をもたない山」。地元の自分たちが登らないで、いったい誰が登ると云うんだい? 南会津、飯豊、朝日、吾妻に蔵王、鳥海、さらに栗子も二口も得て、今後は船形にも立脚点ができそうで…、じつに地方に暮らし、地方の山にこだわってきて、良かったなぁとつくづく思うのだ。


d0347140_14373546.jpg
大杭甲山 1202m



[PR]
by tabilogue2 | 2017-02-06 14:38 | 面白山 | Comments(0)

d0347140_17332164.jpg
972mピークにてさらに上を窺う安田君 とにかく速い男だ


完全JR登山 の part2・・・今日も面白山(´艸`)。。。 片道840円の山旅w いつもと違い、現役会員:安田くんに先導されての「大名登山」でした。

今までと同じ電車で、同じ装備で、同じスタート時間で、堰堤脇から迂回してのカモシカ尾根です。初っ端、堰堤からの「迂回コース」では、ラッセルは深いが モナカではなかった、雪がしまってきてること カモシカ尾根上は雪が重くて 固まっており ワカン無しでも行けそうであったこと もうひとつ、このダイレクト尾根の2ヶ所の急登が 深い腰下までのラッセルだったこと それでも 結果は・・・ いつもより30分早く長左衛門水平道に至ったこと 

自分でも早い方だと思っていたんですが 現役はもっと早いんですねえ。いつでもどこにでも、上には上がいるもんです。 自分の鈍足さ加減に嫌気がさします とはいえ 30分のスピードアップができましたけど。。。鈍足なのに時間短縮 って、いったいどーいうこと? それはつまり・・・、お茶しない 一服しない ミカン食べない 珈琲のまない 撮影しない ・・・単に休憩3回。おそらく・・・景色は後ろへ流れるもの、そんな哲学めいたものが彼にはあるんじゃないのかな?w もっとも 行動食などは 文字通り歩きながら摂っていますけどw

昔の俺みたいなことを安田くんはやってるw 笑っちゃった それって伝統的?で山岳会らしいか?w おかげさまで・・・圧倒的な雪を、すべてヤツに、彼に、安田様にラッセルして戴きました ラッセルして戴いたというより 速すぎて追い付けなかった というのが真実!ですけどね。。。 さすがは山岳会の現役会員! 体幹が鍛えられており重機みたいなラッセルで狙ったラインを直上していきます。今の僕にはできそうもない 夢物語。20年前は・・・大学出たての黄色いお口のヒヨッコだったのにぃ。。。(´艸`)


d0347140_20265089.jpg

高度700mのピーク 


ハイクは始まったばかりだというのに すでに「ズーム」で追いかける状況?(笑)いちおう 面白山のコース取りを道々説きながらいくつもりが、、、逆に提案されてしまった。「奥新川駅から 中面白へ行きませんか?」 ですと。。。厳冬期の深雪にタイムオーバーで断念していたらしく その雪辱をやらないか?ということらしい。現役組も「厳冬期」に面白山を心に据えているという点が 地元の山岳会らしく誇らしい限りだ。僕の考えていた、面白山高原駅→奥新川駅と逆パターンだが ワカン走破で何処まで行けるか?まるで見当がつかないけど、逆コースなら斜度もないし、延ばす「距離」勝負ということらしい。

けっして「南沢林道跡」や「小山田新道跡」を使わずに行こうとするのは山岳会らしいこだわり方で、好ましい。一般登山者であれば、林道に、即刻食らいついちゃうだろうけど、、、「人工的」なので冷静に避けたい。会津の山々と違って、宮城県は山が浅いせいか林道も山自体も人間臭くて「奥山に入ってる」といった実感がまるでない。目標は、新川川(にっかわがわ)の北沢と南沢のどちらも眺められる地点、1069mピーク(船倉岳の対岸、東船倉岳というのかどうかわからないが?)とした。ま、手前の新川岳1013mでもよかったが、高差で60mも上がれば東尾根に上がる、なんともないラインだ。もし一泊なら、矢盡(やつくし)手前で野営し、南峰からの吊尾根をコンテで進み、頭を取ってからカモシカ尾根で下ろう。現役:安田くんからの逆提案だが、現役から一緒に行こう♪だなんて、、、くすぐったいお誘いなので いちおう疑問符付き?「体力には自信があるのか?」だがw でも断るわけがなかった (´艸`) イツデモウケルヨン


d0347140_20365831.jpg

740mピークで ケロッとした風で休憩する、イヤミな?安田w
こっちは汗だく 鼓動ばくばく やっとやっと追いついたばっかだっつーのに

d0347140_20391298.jpg

地図読みで地形を頭に入れている。GPSで現在地を求めるなんてことはしない(持ってはいるが…)

d0347140_20393707.jpg
いつもの850mピーク 中面白展望台は前回同様 まっ白な雪景色 

常緑樹林も、、、「アスナロ」から「ネズコ」に変化すれば 長左衛門道は間もなくだ。

d0347140_20400489.jpg
長左衛門水平道には 30分ほど早く着いた 
この積雪状況で・・・30分のスピードアップ いったいどうなっとるの?


-------------------------------------------------------------


「駒新道」いわゆる「長左衛門道」  コンタ880m

仙台市在住で「ゆうゆう館」に集うベテラン、Sさんから戴いた貴重な資料によると・・・宮城県側では「長左衛門道」を「駒新道」と呼ぶ記述も出てきますが、これについて 山形県側の道は奥新川峠から長左衛門平を経て「長左衛門道の途中から現在の面白山高原駅の北側斜面へ下る道」と記されており、廃道となって久しく歩くことはできない と書かれておりました。30年前は、現在の堰堤沢沿いから天童高原に登っていたものだが お花畑の斜面は比較的ゆるく長命水に至っていた。また 山寺千手院に繋がる道を駒新道と呼ぶ説もあるようだ、とも記されていました。

駒新道は現在、ササダニの道w、崩落で一部道形がなく尾根にあがる覚悟をしないと歩けない。初小屋-大すど-よもぎ平(八森山南面)-追越-腕腰(大笠山と円子山の鞍部)-高倉山北面-三ノ沢登山道-猿倉山-奥日川峠まで

明治15年に関山トンネル開通により衰退し今や廃道となってしまった。当時 三島県令はトンネル掘削の新技術を試し、その実力を知りたかったようす。また、こういう話は各地に多く残っていて、、、、明治になって、三島県令が出した新道開墾令ゆえに 廃道になった旧道は数多くあります。「勝てば官軍 負ければ賊軍」で旧会津藩領が故に「会津三方道路」は鹿児島藩士三島通庸によって振り回された感があります。


-----------------------------------------------------------


さてさて、、、長左衛門道からの上部斜面ですが、今日はフッカフカの深雪で斜面が埋まっています 一歩踏み込めば「当たり」を感ずることなく、そのまま ズズズッと沈み込んでいきます(笑) 沈む前に次の一歩を踏み出すのがコツですが つまり「体重を両足に分散させる=沈まない」です。でも、、、急斜面で一歩を出すというのは難しいかな? 勢いで上がっていかないと…。

話は変わりますが、、、まあ、2000mクラスの雪山は春5月、残雪の季節でしょうから「パウダー」は関係ない話ですが、例えば朝日連峰清太岩尾根・ゴロビツ手前あたりを参考にイメージしてみてください。厳冬期の「深雪パウダーの急斜面」を登るにはコツが要ります。

ピッケルを水平に構え、胸あたりの雪を腰下まで崩し、上体が前傾し易いようにシャフトで雪面を削る 崩した斜面をヒザで固め打ちし、固めた雪に片足ずつワカンを蹴り込んで、一段ずつ上に登ります その際、ピッケルを深く刺し身体を持ち上げる時、ピッケルの助けを借りて、グイ~っと足場を崩さぬように上がる 刺したピッケルを抜いて 再び水平に構えて 胸元の雪をシャフトで膝下に崩す ヒザで固める ワカンを蹴り込む ピッケルを刺してグイ~っとステップを崩さないように上がる・・・この繰り返しです。

これが深雪の急斜面を直上する登り方のコツです。頭でわかっても練習しないと身につきません 練習あるのみ! 最初は、急斜面でワカンを蹴り込んでも崩れない程度の雪質で練習スタートします。(実戦ではもっと崩れやすいですけど)スノーシューでは不可能な急斜面を登る際に…、「ワカンの蹴り込み」が特に威力を発揮します。


d0347140_20403607.jpg
972mピークを越えて 空身で先を偵察する (ここはテント張れますね)
未だ、、、雪稜はできていないようだ これから2月いっぱいが山

群馬県では「アブラチャン」というを曲げ木し「輪かんじき」にしていたのをテレビで観ました
安田くんは 軽い木製ワカンを使用している 最近はスノーシューが在るが、やはり急な細尾根はワカンに限る
パーティを組む時に足前の統一は意外に重要なのだ 仮にスキーとワカン混成ではパーティが2分する
スノーシューでジグザグに進むときでも 輪カンなら直登できる、、、この場合もパーティが2分される


d0347140_20410310.jpg


P972m いつもより圧倒的な積雪なのに 30分も早く到着する

下山も早いのなんのって、、、夏道タイムとほぼ一緒、972m地点から1時間半で駅に着く(前回は長左衛門道から2時間だった) この分だと山頂からでも2時間? ほぼ 夏と同じだ(笑) おかげさまで、、、列車待ちに1時間も余すことになる その間 ボケっとすることにもなる?(笑) これなら 山頂を往復してくればよかった。 仮に遅くなっても、下り列車の山寺駅行きに乗って 山寺駅から16時台の上り快速列車に乗り換えて仙台に戻る方がゆっくりできる、いいかも(´艸`)

さらに彼からの提案、、、「関山峠から北面白山まで」の県境尾根、やりませんか? 既に船形まで冬季は踏破済みで、残す関山以南は冬季記録の少ないコースだったので、笑って即決 約束した。あそこは「山ヒル」がたかるので、夏場は遠慮している。冬場なら願ってもないチャンス。山岳会の観点で「小山田新道」を掠め、さらに争奪地形(水分)を確認し、最後の急斜面を山頂まで。そうすれば 面白山を起点として放射状に放たれた各支稜をほぼ歩き通したことにもなる。いかにも山ヤらしい(笑)

普段はいつも無口な彼だが、今日はもう一つ提案があった。。。 南会津・三岩岳から丸山岳を経由して会津朝日岳までの縦走はどうか? だって。。。昔、自分は「会津駒ヶ岳-会津朝日岳」の完全踏破を狙っていたけれど、大幽朝日山(三角山)からの「激」藪、カモシカの糞から大量の羽虫が一斉に発生したのには閉口し、完全に果たせていなかった。
 
思い出した!、、、じつは現役の頃、彼とは南会津の坪入山まで 偵察を掛けたことがあったのだった。安田はそのことを知っていたようだ、15年前の俺の「夢」。。。彼は共有してたのか・・・。というか 南会津デビュー戦の彼には申し訳ないことをしたのだった。あの日、登山中に僕は仕事のことを考えていた。

ありがたく提案を受け入れた。問題は車の回送。本数の少ない路線バス利用で どうするか?だ。黒谷からタクシーか?、町営バスを乗り継いで山口に戻る、山口からバスで内川に出て、乗り換えて小豆温泉へ移動か? 車の回収に一日を費やすのか?、それともマイカー2台でいくか?、または郡山の「カーネルおじさん」に回送を依頼するか?ちなみに 黒谷のイワナの里から小豆温泉までタクシーなら13000円也・・・4人なら安いか?イワナの里に有線電話があるので それを借りると朝日タクシーに通じる。20分ほどの待ち合わせ中に山の荷を解けばいい。現実的には、「カーネルおじさん」に 日帰りで山に付き合ってもらえれば・・・すべてが御の字だが(笑)

今でこそ現役・OBという間柄だが、、、安田くんは現役時代、私とロープを結んだパートナーでもある。 頓挫したままの その「とある完全踏破計画」、その雪辱戦ということだろうか? 雪辱の極み?wそうなりゃ話は早い、、、4月ならいつでもOK!(5月じゃ雪が腐って踏み抜いてしまう)


---------------------------------------------------------


安田くんが入会したのは 今から18年前、1998年の年末の朝日連峰でした。当時の山岳会発行の季刊誌「やまびと季報」を眺めていますと・・・いろんな思い出が蘇ってきます。そのページをめくると・・・朝日連峰日暮沢から清太岩に向かっていた時、初めて安田くんに出会ったと記されています。11月末、異常なほどの雪降りに驚き、思いの外進まないラッセルに焦りを感じていた頃 冬装備の我々の前に、夏装備の青年が単独で この大雪を駆け上がってきていました。 ショック! それが 安田くんでした。 今や YMCA山岳会のエースとでもいうべき 立派な御仁にお成りにあそばしましたw


d0347140_10474273.jpg


安田くんが入会したその一ヶ月後、もう冬合宿参加です。朝日連峰・清太岩付近での写真
新入会員はこの当時8名ほどいました、皆さん 先輩方に可愛がられていましたね
前列左から・・・太田さん、岸さん、そして幡野
後列左から・・・私、新入会員:安田、野口、小関、新入会員:太田

YMCA山岳会というのは 昔から山岳関係のリーダー養成所みたいな特徴がある
あらゆるジャンルで揉まれてきた集団だから 何処へ出しても通用する













[PR]
by tabilogue2 | 2017-01-22 17:38 | 面白山 | Comments(0)

d0347140_22071718.jpg


山岳会の会員であればこその”厳冬期”計画・・・「面白山県境を横断する」 



冬、、、山岳会では厳しい山域、厳しい山行ほど入念な山行計画を立てます。なんだ あたりまえじゃん? と思われるようなことですが、まず一つは思いつきの発想など入り込む余地がありません。厳しい山域・厳しい山行に対し、具体的にどんな対策が必要か?というと・・・厳しい山域ほど、夏に合宿が組まれた時点から その山域・流域を実践的に研究し 秋に荷揚げをしながら下見をして 冬に再びとりあげて冬合宿の計画をたてる・・・一つの山域を、一年というタームで考えていきます。厳しい山域には多重で構えていくのが安全対応だと思っています。その基本線上で日程やパーティ各メンバー構成とその役割分担(各自の能力とそれに対応する負荷の度合い)を決めていきます。特にチーフリーダーCLやパーティリーダーはルートの困難箇所を地形図を見ながら何度も机上登山を繰り返し問題点を洗い出し対策を立てます。その上で計画会議に臨むわけですが、、、各ベテランリーダーからの指摘されるであろう問題点に既に応えられるように、例えば・・・、慣れ親しんでいる面白山の例で計画を練る場合は 以下の観点で「実行計画」をたて準備して会議に参加します。

--------------------------------------

横断計画作成にあたって問題点を探ってみました。パーティが奥羽山脈の脊梁を進み、野営し、横断するのに どんな支障が出るのか?
①行動予定時間の推量 ②幕営地の検討 ③ルートの検討・稜線からの下降ポイント ④メンバー構成などを考えてみました。

行動予定・・・6時間か8時間か?
面白山駅からカモシカ尾根(アオジシ尾根)をとって 初日どこまで行けるか? 昨年末の降雪時、年長の私でさえも単独ラッセルで水平道まで3時間半の実動でいけた。とすれば、山頂までプラス2時間 、5時間で稜線に立てるとみていい。これは夏道タイムの約2倍であるが、初日に北峰での幕営は充分に可能とみる。さらに吊尾根を南へ下って続く登りを1時間で頑張れば南峰を越えることができる。計画通りに北沢への尾根を下降してテント設営予定地点まで1時間で行けると見越し、行動時間を約8時間とすれば 矢盡(やつくし1205m)直下まで行ける。3月の硬雪ならできても 2月は厳しいかな? ま、問題はラッセルの持久力だが、連続5時間と南峰までの1時間がもつかどうか?である (´艸`) 次に 稜線の風(風を避けた適地選び)それと、この寡雪が影響しそう。安全マージンという観点なら 初日の行動時間は稜線まで5時間 設営に1時間 都合6時間としたい。 条件が全て好条件なら(体力 気象 積雪 パーティシップなど)8時間ほど行動できるはず。

幕営地・・・北面白山東部直下か? 矢盡東尾根鞍部か?
積雪量次第で幕営地を何処にするか?がポイントになりそうだ。雪が降ったとして ラッセルワークで遅れた場合でも北峰山頂東面・雪庇下の鞍部に張れる。ベストは順調に進んで「矢盡直下の平坦地南面」にも幕を張れる。(中面白付近は風が強く適地がない)次に もし悪天であれば?エスケープを考慮して稜線手前か、あえて長左衛門水平道に戻って、計画変更・好天待ちの幕となる。あまりにも雪が少ないので、大藪小藪が出ていて設営サイトに戸惑うはずだ。2月の連休までに 雪が降り積もって固まることに期待をかけよう。最悪の場合は4人用テントを2人用テント✕2張に変更し装備する。幕地は当日に判断決定する。

下降ルート・・・矢盡からの下降ルート
矢盡南面の600mに及ぶ断崖と雪庇を避けて、矢盡山頂の手前を北沢への支尾根を高差150mほど下降する。下降尾根から東側の谷へトラバースし、スッカスカの深雪が積もる谷を若干遡上すれば矢盡下の東尾根鞍部に出る。この山行で最短でベストなコース採りを迫られるところ。灌木が密生する間をトラバースするので繰り出すロープはシングル50m、灌木を縫うようにロープを這わせトラバースする。ルートファインディング能力が最も問われるところとなる。此処を「夕闇迫る中でやるか?朝陽の中でやるか?」は当日のお楽しみとなる。

エスケープ・・・
①カモシカ尾根上でかつ脊梁稜線手前であれば、そのままバックする。 
②南峰に進んだ場合は 南尾根を下降し紅葉川を渡渉して 面白山高原駅に戻る。 

次に電車・・・
当日参加・・・面白山高原駅下り07:09着 上り06:52着で集合。
前夜集合・・・登山口で幕営し宴会するのがもっとも良さそうだ。
下山後、奥新川駅発 上り仙台行は17:29 下り山形行は17:44

装備(厳冬期)・・・ 
共同装備・・・ 30mロープ ゴアツェルト コッヘル バーナー  ランタン 鍋食材 ちり取り たわし 雪取袋 
個人装備・・・ スワミ 8環 環付きビナ スリング スコップ ピッケル アイゼン 水1㍑ 防寒着 テルモス 赤布 GPS


幕営予定地について(足並みを考えて)事前に一度 試登をしておくことにしよう。
参加の現役・OB諸氏は 私案①、②、③を練って連絡ください。(「同人」の場合、日程調整が面倒だな)


-------------------------------------

以前にもYMCA山岳会ではこのルートを計画したことがあった、しかし実現されなかった。コレとは別に最近では2006年に「奥新川-駒新道-中面白山-トンネル尾根の冬季横断」をワカンで実行した。ただ残念なのは厳冬期外の3月頭であった。さらに当時の記録も調べた。二口山塊は沢の遡行記録ばかり 冬は蔵王からの縦断山スキー踏破記録ばかり。「一高山の会」「東北大ワンゲル部」の記録も調べないといけないが、おそらく(当会に記録がないということは)「厳冬期」の県境横断は未踏なんじゃないか?と思っている。今冬に実行されれば「厳冬期」の初登記録となるはずだ。少なくとも YMCA山岳会での初登となる。

記録の「落穂拾い」には違いない が、やり残しを片付けたいという気持ちだ。奥羽の脊梁を縦断ではなく横断するというのが「厳冬期」のオツな雪稜かな。現役会員 後輩たちよ、、、「楽しい」山スキーばかりに興じていると、「冬山」「雪稜」、山ヤのDNAが消えてしまうぞ(´艸`) 以上が、机上での試登で考えられる問題点だ。これを片付けて 3月は栗子山塊だし 4月は南会津が待ってるし・・・沢が始まるまでは雪稜に行こうかな。


d0347140_00002570.jpg


d0347140_23562221.jpg




ここで何故か・・・US-5 (笑)



[PR]
by tabilogue2 | 2017-01-10 22:29 | 面白山 | Comments(0)

d0347140_19282354.jpg


今日も面白山・・・って ちょいと自虐的な表現ですがね、、、www
ただ いつもと違って、完全に家からJRを乗り継いでドア・ツー・ドアで登山でした。

昨夜 雪が降って路面がツンツルリン・・・すでに 駅まで歩くことを覚悟したんですが、、、
早朝6時、自宅から完全武装で徒歩通勤ならぬ「通勤電車登山」。

滑る歩道をクリアし、仙石線から仙山線に乗りかえ、時刻表通りに動けたことは
「JR登山」実行者にとって 小さな慶びw
本音を言えば、、、計画と結果が一致し「素直に」嬉しいのだ( `ー´)ノ カンペキ
マイカーなら寝起きの顔をさらけ出さずに済む…が、それだけでも電車とじゃ大違いなんですよ。
東京なら電車移動が当たり前だけど、車社会の仙台じゃ「変人」に向けられる視線が心に刺さりますw


仙山線東照宮駅ホームにわずか5cmほどの積雪、女子高生が雪を持ち込んだ車内はツルっと滑ります。
皆さん「車内の雪」を踏まぬようヨチヨチとペンギン歩きですw 動作が面白いw 失敬!

愛子駅から乗り込んで来た山形勤務の公務員風なオッチャンから 話しかけられました。
「山ですか? ここでこの程度(5cmの雪)、面白山なら2倍程度でしょう」…5cm×2=10cmだそうですw
「駅周辺」を登るんじゃないんだから…10cmってこたぁアンメ?、、、登る先は冬山なのだ ナンダカンダ

面白山高原駅に2分遅れで到着。積雪はホームで20cm? 愛子駅の4倍?でしたw 
しっかし ブッシュを覆うほどの積雪にはなってない・・・もう一降り欲しいところだなぁぁぁ。
やむなく、やむなく、夏道通りに進む、、、でもここの登山口って、
駅を降りて直ぐに初っぱなからトラバース道なんですよネ 冬は危険なんでお勧めじゃないんです。

僅かな流れから左岸へとりつきます。足形の幅ほどを残し夏道は崩れたまま、そこに20cmの雪。
補助ロープ伝いに15mほど進むのだが、ロープの途切れた区間が5mほど残っちゃってる。
これをストックだけで行くのは運を天に任すようなもので、自分が一番嫌う「運任せ」になる。

高さ10mの崖、雪は20cm、崖に刻まれた道は雪が被さっている、これを行くには小道具が必要になる。
さらにそこから続く崖の中腹にトラバース道が切り開かれていますが これもまた曲者なんです。
雪が積もれば「斜面」と化します。(帰り道はデブリがゴロゴロでした)

登山口に着くなりアイゼン装着、ストックはザックに括り付け、代わりにピッケルを出した。

15mを無事通過すると 次は・・・ 
仙山線の岩崩防御ネットがトラバース道下部の岩場に張られており
そのネットを牽引するフックがトラバース道に敷設された路になります。

5本ほど牽引ワイヤーが横切ってるんですけど 雪に隠れてそれが見えません。
先ほど 履き替えたばかりのワカンが引っ掛かって小転倒!
先日に歩いたばかりなので いちおう用心しておりましたので事なきを得ましたが
じつに要注意な個所です。



d0347140_19545462.jpg


トラバース道から駅をズーム
ホームを除雪していてくれるオジサン、藤花山荘さんかな(民宿)? 
でも、降りたのは私だけ・・・ごくろうさまです

d0347140_19544523.jpg


トラバース道終点から30分ほど支稜をあがって、カモシカ主尾根に出ると・・・
いきなり膝上までの「雪の吹き出し」にあう、これには苦戦。僅か1m弱の吹き溜まりですが。
さらさら粉雪ならいいんですが 吹き出した雪は「重いのが常」、固まればシュカブラに。

d0347140_19541232.jpg


コンタ742m高点の左折地点にある二枚の赤布。
短くなってました

d0347140_10081146.jpg


これは昨年2月時撮影の真新しい赤布、同じもの。。。
真っ赤っか! あるべき赤布の姿、頼もしいこと!w


d0347140_10373053.jpg

C700m辺りは まだ樹肌が凍てついておらず 茶色が強めに出ている

d0347140_19534303.jpg

C800m、、、折れた枝にも華が咲く 冷えてきた

d0347140_19533171.jpg

c850m地点 ここまで3時間近くかかってしまう

d0347140_19540215.jpg

そこから中面白が見えるはずです この斜面の奥の方に・・・

d0347140_11404442.jpg


晴れていれば・・・中面白山、、、こんな感じ


d0347140_19531462.jpg


ブナの枝先についた氷の華


d0347140_19585249.jpg


いつもの水平道 ここまで3時間半かかりました 夏道ならとっくに山頂についてますがw
今日はここまでで タイムオ―バー! 
こんな時は余裕で30分のランチ(パンと紅茶、リンゴ、ミカン)で休憩。
リスが飛び跳ねた小さい足跡、うさぎの足跡が水平道の向こうまでYの字が続いてる 
熱々の紅茶が美味しい 甘い物を口に含むと元気が出る

13時 下山開始! 還りは駅まで飛ばして2時間丁度。 それでも夏より30分オーバーでした

今回、行動食に「糖質分」=「でん六豆の甘納豆」を持ち出さなかったので 少々バテ気味でした
ミカン6個、リンゴ半分、ラスク4枚、醤油煎餅2枚、葡萄パン3枚 以上の行動食を消費しました。 

新・旧テルモス2本に熱湯を入れてきましたが 
旧いポットには保温用ネオプレンゴム製のカバーをしたので、熱々の珈琲・紅茶に向いてます。
カバーしなかった新しいポットは飲料水代わりに白湯を飲みながら、、、ここまで半分に。

寒いので、一手間かかるドリップ式コーヒーは止め、溶かすだけのスティック式顆粒にしました。

次回、この水平道にテントを張って、「雪稜」に臨みたい。単騎なら好天日に限るけど。

パーティを組めるなら いつか縦走したい。厳冬期、体力と経験が優先されますが・・・。
今まで山行記録がありそうで、じつは、ない? 未知・未踏のルート・・・?
中面白山と矢尽の頭をとって急斜面をロープで確保しながら降り、
1069、1013両ピークを踏んで奥新川駅に下山する。

来春 日本海側から太平洋側に脊梁横断したいんですが、どなたか?、
「同人」組んで行きませんか? もう一人募集します。

今日背負った荷物は一泊装備でしたが これに食事・酒・ロープをプラスするだけ・・・?
単騎ラッセルが続くと いいとこ5時間ぐらいしか体力が保たないw これが目下の悩みです。
下界では好きな酒を断ち、、、来たるべき日に備えようと思います( `ー´)ノ ホンキデイッテルノカ? w


JR仙石線小鶴新田駅6:47 仙山線仙台駅7:09 面白山高原駅8:07
料金840円 仙石線180円を含む

ちなみに 
仙台市バス・地下鉄を乗継いで泉ヶ岳に行った時より
往復で1000円ほど安かった、仙台市営が高スギるのだ!

-----------------------------------------


とまあ なんだかんだ言っても、今季は面白山に限定するしかない事情もあるので
3月まではこんな山ですが、今冬のお楽しみはこれ一本なんです(´艸`) 

問題は・・・、「電車でGO♪」す。

完全冬装備の自分と 朝7時の仙台駅、、、ものすごいコントラスト(笑)
どういう状況かは?新幹線通勤をしていた時分から心得ておりますが。

通勤ラッシュ、ドドドっと吐き出される乗客の列、黙々と改札口に移動する波
仙石線車内から仙台駅のエスカレーターまで・・・この区間、異空間です、、、
どうしたって 浮いちゃう(笑)
 
とくに、長いエスカレーターを順番守って並ぶのですが・・・
ジロジロ、ジロジロ、値踏みされるような視線の集中砲火(´艸`)
こんなカッコウで~ 失礼しまぁすぅ♪、、、そりゃ、サンデー毎日の前期高齢者が単騎で、
赤いアノラックにピッケル?、ワカン装備で?、プラブーツ姿じゃと?・・・
視線が刺さる ごもっともでしゅ・・・、あ~ヤダね 
耐えられないほど、人間やわじゃないけど、お手柔らかに(´▽`) 


決意(´艸`)

次回は5時に家をでる♪ 6時の始発にする♪ 目出し帽を被ってやる♪ ヒヒヒ










[PR]
by tabilogue2 | 2016-12-12 20:04 | 面白山 | Comments(2)



d0347140_17221463.jpg

850mピークからみたガスのかかった山頂方面 中央手前が972mピーク
これらを指呼確認して登り上がると やがて水平道に至る

今年の雪稜訓練部分を事前に知るためにUPしておきます

d0347140_16491277.jpg


「駒新道」 いわゆる「長左衛門水平道」  コンタ880m

明治12年山寺千手院の後藤長左衛門さんがその昔よりあった奥新川へと抜ける間道を
荷馬車が通れるほどの道幅に切り拓いたのが いわゆる「長左衛門道」の謂れである
せっかく切り開いたのだが明治15年に関山トンネル開通により衰退し今や廃道となる

d0347140_16494994.jpg
長左衛門平 方面 進行方向右手
d0347140_16493416.jpg
天童高原 方面 進行方向左手


d0347140_16515460.jpg
今日の積雪

カモシカ尾根「冬季雪稜部分」を撮影しました
今日は 無積雪状態です
d0347140_20043230.jpg
赤いマークが972mピーク
d0347140_17082426.jpg
最初の細尾根 左崖っぷち ここに雪稜ができます
d0347140_16550370.jpg
ピッケルを差し スノーリッジ左側面をトラバースします
雪が積もらないときは ただの細尾根ですけど
d0347140_23190789.jpg
再び・・・際を回り込んでいく  
d0347140_17054341.jpg
上部から 急斜面を振り返る 右手は崖です


この一連を 順を追ってアップしていますが 
ちなみに 一昨年は以下のように
d0347140_17494863.jpg
コンタ1050mから振返って下部を写し撮ったところ。 

972mピークは画面右上。足跡の横はクラック。5mほど前・後端2ヶ所に入っていた。

雪庇の反対側は谷の落ち込みが激しい(写真に向かって右側) 落ちたくない。
いくぶん緊張すると 目の前にスノーリッジが10mほどが 待っていた。ナイフでなくて助かった(笑) 
スノーリッジ部分はピッケル処理とサイドステップとでの練習にはピッタリ。
シャフトを縦に刺すべきか 横に寝かせて*ピックを打つべきか? その時の雪質で決まる。

d0347140_17052560.jpg
1130m付近から先を見る もう崖は消えている
d0347140_17050986.jpg
1180m地点直前 この先がプラトーだ
d0347140_17045858.jpg
プラトーから眺める 左手:矢盡 中央:1210mピーク 右手:中面白山
d0347140_17043505.jpg
プラトーから振り返ると大東岳
d0347140_17041855.jpg
頂上付近を仰ぐ
d0347140_17040675.jpg
C1230m 中面白山への分岐
d0347140_17560565.jpg
次は、この尾根だな… 3月初めの雪庇がスンゲ~の

d0347140_00004675.jpg
これが「矢盡」だ こっち側の斜面を巻いて降りる

d0347140_23544612.jpg
確実なテン場は北面白の東面 写真の右部分




d0347140_22380410.jpg
青い線が訓練ルート



[PR]
by tabilogue2 | 2016-12-04 17:58 | 面白山 | Comments(0)

d0347140_20423878.jpg


「冬季プログラム」をスタートさせる日になりました(*´▽`*)

冬に、、、山に登れること自体が楽しい、
今から3月まで「面白山だけで」遊びます。
「といっても」、愛車がミニじゃ 何処にもいけません(泣)
JR仙山線に乗って 面白山をグルグルするだけです・・・(´艸`)
駅待合室にテントを張って・・・? 仕方がないすね。

でも 面白山は楽しい! けっこう負荷がかかるし
左右スパッと切れた雪稜が発達するし、
登攀具を整えたら 経験者とペアを組んで臨むには「適度な所」です。



カモシカ尾根(アオジシ尾根)の長左衛門水平道と交わる地点を越えたら、、、
「冬季プログラム」の始まり。コンタで880mから1180mまで。
水平道で装備を整え、アンザイレンして972mピークまで 約100mの急斜面を登っていく。
この急斜面は ピッケル使用でのバックステップ・クライムダウンの練習にも適地。

972mピークからは細尾根です。
スノーバーや立ち木でアンカーをとり、ランニングをセットして
ピッケル、アイゼンで ロープを繰り出しながらスノーリッジを通過します。

スタカットで前進する手順を覚えるには丁度いい細尾根ですし、
コンタ1180mまで チャンスがあればリードの手順も覚えることができます。

というわけで、今年で3年目の面白山「冬季プログラム」の始まりですw

毎年、毎冬、毎度、毎回、同じこと(訓練)をして 
冬季雪稜技術の確認と 自分の「体力の度合い」を確認しています。
そうでもしないと 南会津の雪山は登れそうにもないですから。


d0347140_20495109.jpg
左、大東岳 猿鼻山、南面白山、小東岳

山頂手前です、中面白山分岐地点は白いプラトーになります 
雪稜を抜け出た喜びをヒシと感じるところ


d0347140_20481488.jpg
最後の緩い登りです


11時位になって やっと日が差してきた
天気予報通りですがね
冬は暗いんですよ このコースは・・・

d0347140_11054753.jpg
左に矢尽 1206m峰 右に南峰の中面白山
d0347140_17282174.jpg

d0347140_20453337.jpg
間もなく山頂、、、 面白山高原駅から3時間かからず登れましたw
d0347140_20460712.jpg
山頂に出ると風が強まるので・・・この下、藪の中で休憩

さっそく 細尾根の状態を見てきましたが・・・
雪が無く 肩透かしをくった感じ
下山は三沢山(ラクダのコブ)経由で、、、普通の循環登山となってしまいました


d0347140_11074669.jpg
三沢山から北面白山を撮る







[PR]
by tabilogue2 | 2016-12-03 20:53 | 面白山 | Comments(0)

南面白山 探春 

d0347140_22410355.jpg



12時に なったと思ったら・・・

どうだ!?

一斉にブナの枝という枝から 

霧氷が溶け出し

嵐のような景観になったではないか 

標高900m、 春 そこまで・・・




d0347140_22504395.jpg



漢詩に 春を探し歩いて・・・
という詩の記憶があって
 
調べてみたら
「探春」という漢詩だった


「探春」   戴益 

尽日尋春不見春
杖藜踏破幾重雲
帰来試把梅梢看
春在枝頭已十分


尽日(じんじつ)春を尋ねて春を見ず・・・


幾重にも重なる雲を眺めながら

ひがな歩き回ったが、

春を見ることはできなかった


家に戻り庭を看たら 

なんと 梅が咲いているではないか 

そうか・・・、

春は我が庭先に在ったのだな



d0347140_22514932.jpg


[PR]
by tabilogue2 | 2016-02-19 19:00 | 面白山 | Comments(0)

南面白山 心の旅

d0347140_17363134.jpg

ゲレンデ最上部から仰ぎ観る 南面白山



二口山塊は 過去に何度でも 何回でも ことあるごとに登っているのだが・・・またかよ とか また? とか 他にないの? とか 言ったためしがない。いつ行っても変化があり 沢も 山も 夏道だって 同じだったためしがない。仙台YM〇A山岳会のホームグラウンドと自負するだけあって四季をしゃぶりつくしてきた。

そうはいっても いつだったかの新人訓練の会山行で 大行沢~樋ノ沢で南面白の稜線夏道に上がった時があったが てっきりここで打ち切り そのまま急いで引き返し 樋ノ沢の小屋で「新歓」宴会突入とばっかり思った時があった。当のリーダー氏 「これから小東峠を経由して小屋に戻る」と 宣言したものだから えーッ? そりゃないぜ! となったもの。だってね、ザックには酒が入ってるわけで・・・それなのに これから大きなコブを2つ越えるという このショックは大きいのよ、だから 我儘を言った( ´艸`) 「俺ここで戻っていい? 焚火の準備しとくから・・・」とやったもんだから 無視された ゲッ♪ その夜の飲み会で リーダー氏に指弾された 標的だ(笑)

仙台YM〇A山岳会はそういうところを妥協しない だから 世間から「厳しい山岳会!」と言われちゃう( ´艸`) スノーモビルが走っていれば その轍を歩こうとはしない。ラッセルせずに済む 助かった・・・などとは思わない。むしろ スノーモビルで山を荒らすな! と抗議しちゃう勢いだ。

これほど アイデンティティの確立された山岳会はない そう思う。昔から、山のリーダーを養成する塾?みたいな 趣がある。わらじの仲間、ぶなの会、浦和浪漫、徒登高山岳会などと交流し、山岳会としてのレベルを維持してきた。「わらじの仲間」のかつてのチーフリーダーは当会出身者でもある。

しかし残念ながら 時の流れというか いまは会としての哲学、その面影すらない。ごく普通の、「山岳会」になってしまった。遭難事故を起こすと しのびないほど組織は落ちぶれる。早熟な会員によってもたらされた遭難事故とそれへの対応、対応の不味さが目立つようじゃ 当面 再生機能は働かない。再生には 会が確固たる哲学をもたないと ダメだ。


d0347140_17545673.jpg

懐かしい ロッジカモシカ



昔、ここ面白山スキー場は深雪滑降にはもってこいのスキー場だった。ターンのチェックで首が鞭打ちになる?ほどの深雪だった(意味わかる?)スキーの先しか見えない深雪、雪面で視界に入るのは崩れ散る雪だけ 膝から舞いあがる粉雪に ゴホゴホッ咽びながら滑ってた。

うちの末娘も ここのリフト終点パノラマコースの急斜面で深雪を楽しんでいた。ドルフィンコース専門、当時、彼女は小学4年生だったろうか?どんな斜面でも すんなり飛び込んでいく 負けん気の強い子供だった。赤い競技用のヘルメット、ゴーグルつけたら サーッと滑っていってしまう 筋肉パンパンの父が滑りおりてくるのを 平気な顔してロッジカモシカ前で待っていた。ほとんど直滑降、ターンするのは人垣の手前とリフト乗場だけ(笑)当然、微妙なギャップはジャンプで済ませてしまう

さらに15年ほど前、まだ独身バリバリ、27歳ごろだったろうか? そこのロッジカモシカは 某スキー部のたまり場だった。毎週 ポールをたてて練習しており、私も参加させて貰っていた。

「腕、前!」 「肩、前!」 「腰、前!! コーチから大声で何度もチェックされる

「山腕 山肩 山腰」の位置、アンティシペーション!、 遅れないように山腕は常に前!

予見でミスれば タイムになって表れる。ヘタッピは 2ターン先も読めてない。考えながら滑ってるから 対応が遅い 見透かされる。速い人はインスペクト時に 旗門を全て頭に叩き込んでる。競争相手は 自分の出したタイムレコードだけ  



d0347140_17571360.jpg


誰もいないゲレンデ 

この辺りは 今でも誰かが滑っているバーンらしく
ラッセルは浅い

d0347140_12105195.jpg



この感触は・・・シュプールの真上だな。。。こんなに潜るんじゃ・・・シュプール外しちゃったかな?・・・とか独り言を言いながら ラッセルの浅いと深い 雪の固いと柔らかいを読み分ける。スキーヤーならここでターンしそう てなコースをバーンに描きながら ラッセルする。スキーヤーの心理を読むと・・・コースが描け ラッセルが軽くて済む このエネルギー消耗と備蓄は大きい=ヨ。新雪が被っていても ターンした場所は固くなっていてラッセルしても 潜らないんだ。覚えておくといいよ♪
だから、コースの端寄りをラッセルするのさ




d0347140_17594429.jpg


d0347140_17404933.jpg


ゲレンデ最上部
仙台勤務の頃、この第3リフトの迂回コースはなかった。
フラットなバーン、初中級には滑りやすく設計されている


このスキー場 勿体ないなあ ここに 温泉でも湧きでてるなら 複合リゾート っぽく できるのに・・・美味しいラーメン屋さんの日曜出店なら 長蛇の列ができるだろ それに ここ南面白を越えて樋ノ沢に滑り込めば 避難小屋が使えるのに・・・誰も行かないのか? アウトオブバウンズ、ゴルフで言えば OBだけど (アウト)バックカントリーと どこがどう違うの? 単なる藪か? 創造性をくすぐられるチームはいないの? 山スキーもブランディングかな?有名ドコ狙い?( ´艸`)ぷぷぅ


d0347140_17405848.jpg



d0347140_17401904.jpg


いちおう 南面白への細い尾根にでて
その後 バックすると決めておいた
まっすぐ進めば 急傾斜50mが待つのだが


d0347140_17421185.jpg


d0347140_19433883.jpg

先週の北面白カモシカ尾根と中面白南稜


[PR]
by tabilogue2 | 2016-02-18 19:35 | 面白山 | Comments(0)