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鳥海山クラシックルートを登下降してきました
これで 全コースに足跡を残したことになります

とはいえ
肝心の 本家本元な山頂には いまだ立っておりません…って20数年 オイオイ
そのうち気が向いたら・・・いや? ないかもしれないなぁ(´艸`)
鳥海は「眺める山」「崇める山」と思っています


今回は いかにも「山ヤ」らしいルートです
ここ最近は車で5合目、8合目までいくよな お手軽登山がふえておりましたので
リフト完備の名山歩きに慣れた、体たらくな頭を鍛え直すため ( `ー´)ノ
山ヤらしく「山小屋泊まり」して 不便さ、難行苦行を好んだルートにしました(笑)

やっぱり泊まらないと山の深みは味わえない。そこが日帰りとは格段に違うのだ。
できれば野宿・・・、百歩譲ってテントの夜がいい。
不便さ難儀さを乗り越えた向うに 奥深い楽しみに触れるチャンスがある。
山小屋で 宴会してちゃダメよ 味わえない! 一人野宿が最も良いのさ。



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仙人平のようす




掲載した写真は 自分で感じた、印象の深かった順に掲載しております。
ガイドブックのような登った順序に書く「絵日記スタイル」のブログではありません (´艸`)ゴメンネ

ガイドブック風に書いちゃうと、読み手の驚き、感嘆、感動の度合いが
登山の際に、小さくなると思いますし 余計な先入観を与えちゃいますので・・・
ガイド的表現は最少にしてます 時計・記録もありません そんなレポにしています

登ってみたい! やる気の出るよな?写真配列ですゾ ( `ー´)ノ ジガジサンw



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深田久弥はその著書「日本百名山」の中で こう述べている


東北地方の山の多くは、東北人の気質のようにガッシリと、重厚、
時には鈍重という感じさえ受けるが、
鳥海にはその重さがない。颯爽としている。
酒田辺りから望むと、むしろスマートと言いたいほどである。
それは鳥海が連嶺の形をなさず、孤立した一峰であるところにも基因する。
標高は東北の最高とはいえ、わが国の中部へ持ってくると、
決してその高さを誇るわけにはいかぬ。
しかしその高さは海ぎわから盛り上がっている。
山の裾は海に没している。
つまり我々はその足元から直ちに2240mを仰ぐのであるから、
これは信州で日本アルプスを仰ぐのに劣らない。
鳥海山は登ってみて ヴォリュームのある深い山という感には乏しいが、
年経た火山だけあって、地形の複雑な点に興味があり、
優れた風景が至るところに展開されている。
頂上火口の険しい岩壁、太古の静寂を保った旧噴火口の湖水、
すぐ眼下に日本海を見下ろす広々とした高原状の草地・・・
これだけの規模の山でこれほど変化にとんでいる山も稀であろう。
高山植物にも、チョウカイフスマ、チョウカイアザミその他、
この山の名を冠した種類が多い事を観ても、その多彩豊富が察しられる
とまあ、こんな感じで、、、山は重厚だが、東北人の気質は「鈍重」だなどと比喩して、
東北秀峰、鳥海山を上げたり下げたりしてw 評価している(´艸`)

大事なことは、、、深田久弥の山を見る眼である。
地質、地形、気象、森と花、水と農耕、信仰と風習・・・
多岐にわたって山を観わたすセンスに 僕はいつも感心させられる。


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風渡る 鳥の海へと果てもなき 草の波寄せ つづく草群れ

 夏風に 草むら揺らぐ鳥海の 果てることなく 草の波寄せ
                       


千畳ヶ原の一角 このコースのメインディッシュ
山を「テッペン」だけで、「登頂欲」だけで 考えては・・・いけないよぉ
原っパだって りっぱな山の一部なんだもんね (^-^) エヘヘヘ



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仮に 湯ノ台コースにしても 
昔は 蓬莱山から登ったものですが、今は・・・???
鳥海を 単に春スキーの対象として捉えてる御仁は多すぎるのが現状かな?
深田久弥の一文にも値しない そんなスキーヤーじゃ・・・いけないよ(´艸`)

登頂の際に高効率を求める・・・のを「悪」だとは申しませんが 
でも 表と裏を知ってこその山 ということで。

最近 山を始めたばかりの人には
おおよそ 抜けている観点ではないでしょうか?

「結果」や「ヤマレコのレポ」を先に求めるようでは 
貴方にとって けして いい山に出逢えるとはいえませんよぉ


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ドッタリから仙人平に上がってきたところ



小舎からドッタリに出るまでが 倒木の嵐で難儀したところでした
それを越え 箱庭のような「ドッタリ」に飛び出ると 
いよいよ このルートの醍醐味が味わえるぞ って感じがします

写真は仙人平への途中、100m進むのに20分もかかった所です(´艸`)
カメラを「亀ラ」と翻訳した方が いいんでないかい?って


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今回は、、、前日が湿度が高い日で 当日はさらに暑さが加わりました、、、
慎重に スローペースで登りました 行動食 水もきちんと。
途中で 熱中症や転んで怪我でもしたら 誰にも会わずにチョンです

そういえば 鳥海山頂に 山形県警のヘリが飛んでいましたね
あとで 地元の方から聞いて知ったのですが 
前日、ガスに捲かれて 行方不明になっている登山者がいるそうです



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鳥海湖への最後の登りから 千畳ヶ原の木道を見下ろす
木道の左端が「蛇石流れ」とぶつかり、さらに萬助道と合流する
沢中の三叉路・交差点風なところが見えてきます



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鳥海湖への最後の登り きつく見えるけど階段の段差は小さく 歩きやすい
頭上に こんもり扇子森がみえてくると 鳥海湖はもうすぐです



コースで出会った人は・・・ 萬助道の渡戸にて たったお一人でした
対岸の笙ヶ岳コース、長坂道から降りてきた人、いわきから来られたそうです。同好の士!

ただ このルートは鳥海湖周辺と笙ヶ岳近辺とで
たくさんの人たちが憩いますから その賑やかな方々と交錯しますので 
そこだけは「盛夏登山」の雰囲気があります


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ドッタリの上部 仙人平の原にて



あまり人ケのないクラシックルートですが、萬助道と長坂道は・・・
鳥海の森、千畳原、蛇石流れジャイシナガレ、鍋森の裏、笙ヶ岳からの下り・・・など
見どころを押さえた素晴らしいコースだということが解りました

朝日や飯豊にもない 日本海の裾野から一気で登る山
クラシックルートは 常に日本海が背中と行く手とにありました


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蛇石流れ


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チョウカイアザミ

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右からの並びは 岩峰、三の峰、二の峰、笙ヶ岳本峰

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笙ヶ岳山頂 二等三角点?




縦走と変わりがないほど 長いルートですが
森の中の湿気、、、汗が噴き出るのにはまいりました
何度 沢で体を拭いたか・・・


あっ それから!
 
憧れであった「萬助小舎」に泊まってきました
ランプの宿を独り占め 最高でした 至福の極みですね


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笙ヶ岳二ノ峰から  池塘を挟んで鳥海山、真ん中に千畳原、右手に月山森

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笙ヶ岳 一の峰と二の峰
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東竜巻からの眺め  眼下に萬助小舎


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ランプの小舎


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苔沢の清水とデワノタツナミソウ


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ジャングルのような絡み合い 十字分岐手前









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by tabilogue2 | 2016-07-25 23:55 | 鳥海山 | Trackback | Comments(4)

萬助小舎の夜

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沢登りでご一緒する山形の大江君 いや女子高の先生様なのだが、、
以前は 酒田某高校山岳部の顧問をされていた
顧問だった彼に推奨され 小舎のことは知っていた でも泊まったことがなかった
なので、今山旅ではその「萬助小舎」を尋ねること、それを目的にした



外観は木造とブロックでできており 
クリーム色のブロック壁に赤の窓枠が組まれ
宿泊者をメルヘンの世界に誘う とても安心感のある姿である

清水の湧く水場に通ずる裏庭には 足の踏み場もないほど 
ハクサンフウロが咲いている


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薪ストーブがあり アルコールランプが2基 
流しが据え付けられ 水道が湧き水の沢から引かれ
蛇口からはキンキンに冷えた湧き水が流れ出る・・・はず

この日は出なかった(笑)
備え付けの大ヤカンをもち 湧き水まで水汲みに出た



内部はきれいに片づけられ 
整理された備品もきちんと並べられていた 


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この日の夕食は素麺だっ ネギを刻んで ワサビを付け、トマトを添えて・・・と、
そのまえに キンキン冷えた湧き水で 麺を晒すのだが
指先がジンジンときて 辛かった 冷たすぎなのだw

ビールを飲みながら じっくり…と 柱に下げられた小屋日誌をめくる

高校生たちが その時その時の想いを この日誌に書き上げている
青春の一ページをめくってみた けっこう素直にジ~ンとくる 青春の香り

ついつい自分も・・・書き込んでしまった
「素敵な小舎 素敵な夜を ありがとう・・・」


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気づけば 時計は8時を回っていた・・・ランプが部屋の隅を淡く照らしていた

扉を開け 外に出てみる

動物の啼き声も鳥の鳴き声もしない夜だ 
月明かりで木々は見えるが 星は見えない
こんな夜はきっと森の中を餌を求めて
動物たちはポクポク歩いているに違いない

ブナの葉が月光で白く照らされている
ランプの光が窓から洩れていた

小屋に戻り 壁に背を当て
少し重くなった?ウィスキー瓶をカップに注ぎ
ギンギンに冷えた清水で割った
ゆっくりとそれを傾け 日誌を閉じた


山旅のこんなホッとする時間が 贅沢で、至福で、自分にはたまらない

日帰り、多人数、焼肉の香り漂う小屋では、とても味わえない 
この日誌を書く人も この日誌を読む人も 
状況的には一人旅の感覚だろう 
しんみり 心に入り込んでくる

だから、おじさん連中よ そんな山旅の「時間」を忘れないでおくれ

酒を飲み、焼肉やいて、ガハハハ、、、と大声出して
仲間で騒ぐばかりが山小屋じゃないんだよ
ちょっとは反省しておくれ


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窓から笙ヶ岳のラインが見える 東竜巻あたりか?



酒田市内の高校山岳部の部員たちが 
荷を背負って 小屋のメンテナンスをしに通い続けてきた

そんな写真なんかを見ると
この小屋が愛され大事にされてきたのを知りえる

青春のただ中で 
想いや 悩みや 恋や 人生を語り合ったのだろう
意気軒昂な青春を育むためか・・・ 
小屋の名には学舎(まなびや)の「舎」が名づけられている


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by tabilogue2 | 2016-07-25 10:36 | 鳥海山 | Trackback | Comments(2)

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クルマユリ


山に登るんですから・・・

夕方は7時過ぎまで撮影し、朝方は4時から行動開始して 
昼はテントで居眠りというのが、、、 いわゆる「至福」なんでしょうね。


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チョウカイアザミ


花が撮れて ズームでアップされても 
結局は 高価な「図鑑」には敵わないわけで(´艸`) 

空が撮れても、、、青空ばかりが空の色じゃないわけで、

何事も形どおりに、、、には ウンザリします
キマリキ〇タマじゃ しょうがないですよね


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ミヤマホツツジ



人生、波乱万丈だというのに 何故?ネットに見るブログは平坦なの? 
生きる「本音」を書かないブログなんて、
人生がつまらんと 道半ばにして 述懐してるようなもんだよね 
危険信号!だ



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アオノツガザクラ


ブログというのは 結局 トドノツマリ
末を見据えると思惑が働きすぎて 「難しい」、「欠陥」だらけかな? 

必死で書いてる人には申し訳ないけど
「本音を隠し」たままの、「楽しいだけ」のブログなんて・・・読む人にとっては ヒネた酒と同じ


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コウゾリナかな?


自分の生き様を隠し どんなに体裁を整えても
面白味なんて これっぽッチも伝わらないんじゃないの?

そもそもブログは「自己顕示欲の現れ」でしょう?
 
でも、自己が隠され人間性が表に出なきゃ・・・無味乾燥って感じにならんの?
中高年になって 絵日記を見せつけられても・・・そりゃ 困るでしょう?

歳を重ねると・・・いつのまにか それに気づくもんです。



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モミジカラマツ
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オオバキスミレ キバナノコマノツメかな?

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ハクサンシャクナゲ
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ミヤマダイモンジソウ
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ヒナザクラ

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数日前の若熊か?

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これは・・・今朝がたの 生々しい爪跡 
デッカイ熊だ スーパーK か?

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トウゲブキ と ハクサンシャジン
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ミヤマリンドウ
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キンポウゲの群落に道が奪われた
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チングルマ
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デワノタツナミソウ
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小舎裏のハクサンフウロ群落








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by tabilogue2 | 2016-07-25 09:20 | 鳥海山 | Trackback | Comments(0)

花飾る、笙ヶ岳

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笙ヶ岳から見る鳥海山 
なにやら龍神のように昇る雲が湧き立つ

8月の盆前のような盛夏になった

この天気を読んでいたからこそ
昨日から登り始め小舎に泊まって
待っていたのだ

長い、長い、長坂道を下って 二の滝まで降りるには
もってこいの天気だ

花をめで 日本海を眺めながら
笙ヶ岳の草原をおりる


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見下ろす八幡・酒田方面

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いつの日か・・・? 
草が枯れる秋に また歩こうと思っているが、、、



この写真で 月山森から左斜めに 幸治郎沢が見えている
そこから木道が延び 千畳ヶ原にでれる
そして二ノ滝に降りる分岐となり 
それを写真の左方面に分けて進むと 御浜に進む
そうだ 秋の日 河原宿の小屋にテントを張ろう 
早朝に伏拝岳に登り 外輪を下って御浜に降りて
御浜から千畳ヶ原にでて幸治郎沢を登り戻るような
そんな循環を描こう



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あらためて、笙ヶ岳の並び
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笙ヶ岳の手前
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二ノ峰の手前
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三ノ峰の手前
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岩峰の手前
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鍋森を背に アオヤギソウ

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オオバギボウシ
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団体登山者が 賽の河原から登ってくる
好い観光コースだ
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御浜から笙ヶ岳まで ずうっとニッコウキスゲが咲き続く
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三ノ峰と岩峰  大平口分岐の手前付近
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日本海を見下ろしながら
2日間の山旅もいよいよ下山にかかる

ずうっと草原につけられた路を歩むだけ
長坂道とはよくいったものだ


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途中で大きな、灰色がかった鳥を観た 
悠然と 風に乗り鳥海湖の方へ飛んで行った
あれがイヌワシか・・・大きい鳥だ


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天狗岩からは 斜度が増す下りとなる
笙ヶ岳から ガラ場の分岐まで 約1時間

ガラ場分岐から左へ 藪の被り始めた路をいく
渡戸まで30分ほど・・・昨日の道に還流する

最後の坂を四つほど登り 最初の水場である苔沢につく 
ここで顔を洗い体を拭いて…水割り用の水を汲んで帰還した

沢から陸に上がって夏道歩きを初めて5年になるが
こんなコースを歩きたかったんだと
飢えた自分に納得している


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天狗岩  遊佐村と吹浦村との境と彫ってあった



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by tabilogue2 | 2016-07-25 08:35 | 鳥海山 | Trackback | Comments(2)

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椎名誠が民主化宣言したばかりのモンゴル国を訪問し、
その大地の匂い、移動式住居グルを生活の中心とする民の暮らしを
書に著したのが ルポ「草の海」
1991年に著したもの


ちょうど単身赴任を終え 仙台に戻ってきたころ・・・
椎名の本は すでに20冊ほど読んでいた
この本も 書棚に加わった


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この鳥海の中ほどにある「千畳ヶ原」の草っ原を目の前にし、
ふとそんなことを思いついていた

鳥海は深いブナの森に囲まれているが
ティンバーラインを境にして むき出しの溶岩大地を積み
天からの雫が年月をかけ それを幾筋にも沢筋に伐り込み、
その沢と沢とを 草の海が繋いでいる

ずうっとこっちから、ずうっとあっちの月山森の裾まで
青々と サワサワと 草の海がつづく


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もっとも モンゴルの草原とじゃ、
規模の比較に無理があり 喩えて話すのもしんどいw 

鳥海のそれは草丈が高く、サワサワしている
風が向こうから渡ってくるのを 視覚的に感じ取れる

いわば「しなやかさ」がある


顔を日本海にむけて立ち、光景を眺めていると・・・

草の波が 草の照り返す光とともに渡ってくる
渡る風がやってきて、頬を撫で、袖を揺らし、背後へ移る

風は中段の丘にあたると さらに勢いをつけ 
鍋森や 扇子森の斜面をギューンと速度を増し駆けあがってゆく

手に取るように解り その様が面白い


いやいや、、、
これだから 山は止められない ( `ー´)ノ


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ここは ちょうど 風が草原に入り込んでくる、窓のような地形だ


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吹きあがった風がぶつかり 種を落とす仕組みなのか?
カラマツソウの大群落が 森の頭にできていた





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by tabilogue2 | 2016-07-24 10:32 | 鳥海山 | Trackback | Comments(2)

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さてと、、、次は どの山に登ろう、、、?
昨年は、、、熱中症対策で お盆過ぎまで登らなかった
今年は、、、木陰のコースを選んで登ろうか


夏休み前に 自分の夏山を登っておかねばぁ
先日は鳥海山に登ったけど 未踏の山頂が残ったまま・・・
まあ 山頂以外に興味深いコース立てができるのも鳥海山の魅力

それと 世間がお盆や帰省でごった返す時期を避けて
静けさを取り戻したお山にも行きたいなぁ・・・
となると・・・8月下旬か? 
人波引いた、静かな徳本峠を避暑感覚で歩きたい
 
どっちも もう20年越しだぜ ったく、、、



さて、、、次は どの山に登ろう、、、?
かつて登った山 再訪したい山、、、夏山らしい山
山懐に泊まって もう少し朝夕を味わってみたい山
季節ごと数回登ることになるだろう山



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by tabilogue2 | 2016-07-21 06:45 | mount | Trackback | Comments(0)

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湯の台登山口から イヌワシの舞う鳥海の森に出向きました 
鳥海の山小屋は三連休前とあって混み合うものと思っておりましたが 
じつにラッキー、悪天が幸いして?連休前は閉店ガラガラ

それでも翌日、三連休となれば登山者も多く
ほとんどの人がガスの中を心字雪渓を経由し外輪山へと向かいます

午後に雨が降る予報なので それじゃぁ…と
午後2時下山となるよう ガスの薄い月山森へ 
千畳ヶ原の下見ができることを狙って 進路をとりました

充分な遠目が利き 正解でした



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クルマユリ



大台野高原に車を走らせⓅ最上部に停めた。 普通なら連休激混みのⓅのようですけど・・・。
8時半、ガスの中、、、石畳を登りはじめ 荒木川を渡るとすぐ滝の小屋
小屋からは 高原の花街道を楽しみながら(今回は時間的に余裕あり) ノンビリいきます
八丁坂、急な坂道をこれでもか!と 凸凹の大岩を食らいながら 河原宿小屋に向かいます
この途中 斜面一帯が花畑となるようです

オコジョの棲む河原宿小屋で大休憩し 
多くの登山者を右に見送った分岐を左へと、人影まばらな月山森へと向かいます
道はほとんど木道の上で なんとなく 尾瀬っぽい感じ???
途中、雪が溶けかかったボタ池を右に見て、すぐ左に折れて山頂へ 

月山森山頂から眺める霧中の外輪山は威圧感があり ガスで掠れながらも堂々の姿
薄いガスが涌いたり消えたり、、、風光明媚な鳥海の懐で少し早いお昼です
🍙と漬物、トマト、味噌汁、それに美味しい景色を味わいました


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シシウド?ハナウド? & ハクサンシャジン



かつて厳冬期に三度 鳥海山に挑んだことがあります

すべて 追い返されてきました
なかには登頂できたパーティもありましたが・・・それは好天と運が味方した時

挑んで、いとも簡単に、数パーティを一度に跳ね返す厳冬の鳥海
凄い 素晴らしい山だなぁと 畏敬の念をもって見ていました

日本海からの烈風に耐風姿勢を強いられ
ピッケルも刺さっていないかのような堅いアイスブルーな斜面
氷の飛礫が斜面を駆けあがって 体や顔にぶつかってくる

「蒼氷」と呼んでいましたが、表面は白く氷の折り重なったところ、
氷塊の芯の近くは鈍いブルーに見えましたっけ

ツァッケもやっとかかるような氷上で いつ吹き飛ばされるか不安のなか、
長い時間 耐風姿勢を強いられ 指先の感覚がなくなるころに撤退の指示 
アンザイレンして蓬莱山手前、横堂の窪地に戻ってくる

吐く息で繊維の淵がすっかり白くなったウールの目出し帽を ヤレヤレと…
その時だけは生きた心地がして 悔しいんだけど 反面嬉しいよな? 
そんな安堵感が仲間たちの顔をクシャクシャにさせてましたっけ



その鳥海山に数年前 初めて夏道で登りました

春スキーでさえ月山を越えて北上したことがないので 夏道の登山口さえも全く不案内(笑)
冬山でしか登ったことのない男が 20数年ぶりに この山の行く夏、花を味わいました
とくに御浜の鳥海湖で新鮮な花畑と岩の均衡を見ていました 
つい 数年前・・・とは、 2012年の夏


今回わかったこと・・・「氷の山に 花が咲く」とは このことを云うんですね 
今頃になって 歌詞の意味が解りました



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ハクサンフウロ



斜面の花は ニッコウキスゲのオンパレードですが、
八丁坂は紫のハクサンシャジン、白いシラネニンジン、ミヤマセンキュウ、
黄色いトウゲブキ、ピンクのハクサンフウロが薄霧の中のアクセント 
橙のクルマユリが 時々その存在をアピールしています

霧の中でこれらの花が咲き乱れるさまは 南斜面が全て、下から上まで花畑に包まれたかのように思えてしまいます

他に ミヤマハンショウヅル、ベニバナイチゴ、トウウチソウ、イワイチョウ、ハハコグサ、マルバシモツケ、
ホツツジ、ヨツバシオガマ、キンポウゲ、ハクサンシャクナゲ、ネバリノギランなど
月山森への途中は、チングルマ、ヒナザクラ、イワイチョウ、バイカオウレン、イワカガミ、ミヤマリンドウなど 

滝の小屋から河原宿小屋の登山道は諸々の花が咲き乱れており
月山森までの木道沿いは湿地の花街道となって 観る者を厭きさせませんでした 
丁度よい 花の時期の訪問になったと思います。




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キンポウゲ
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シロバナトウウチソウ
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ミヤマハンショウヅル
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ベニバナイチゴ



今回は雨予報だったので広角レンズを持たずに出かけておりました
近景の花だけを防水100㎜マクロレンズ一本で撮る! そのつもりでしたが
ガスは薄く 充分に広角レンズのほうがこの場に合っていたようです
レンズを間違えた口惜しさ・・・ 充分 思い知らされました
 
ズームアップされた写真ばかりで 下手な植物図鑑にもなりません 失敗(´;ω;`) 
それに派手な鳥海アザミが小さな蕾で 数枚しか撮れなかったことも悔しい
もう一度 行けるだろうか?・・・

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月山森へと向かうのは数名だけ 
逆行の幸治郎沢からこちらに登ってくる者も 数名だけ
緑の中に木道が敷かれ いい雰囲気でした

もう少し天気が良ければ 幸治郎沢を降りて
ミソガワソウも撮れたはずだけど・・・欲張りかな( ´艸`)

今日は背景に 青空のない写真ばかり
こういう時もあるんですよ ( `ー´)ノ アルノダ


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チングルマ
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ヨツバシオガマ
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ミヤマセンキュウ シラネニンジン トウゲブキ シャジン
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トウゲブキ
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トウゲブキ & ホツツジ
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by tabilogue2 | 2016-07-16 21:59 | 鳥海山 | Trackback | Comments(0)

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チングルマ



問題は 今後 これからです

平和憲法を変える「必要性」が一体どこに?「アリ」なんでしょうかね?
「押しつけられた憲法だから」?、ムードや雰囲気で「なんとなく無防備は不安だから」?
そうではなくて、、、
国防・軍備の問題だけで憲法を論ずることは危険だ、と結論を先に述べておこうかな

北朝鮮がドンっと一発やれば? 中国が領海を犯すたび?・・・国防論者が雀躍する
これじゃ もはや憲法論議とは言わない 旭日旗を掲げた右翼と同レベルのガス抜きだ 
争点を世論誘導されずに、先ずは「純粋に日本国憲法を知る」べきです

第二章「戦争の放棄」と 第一章「天皇」の関係、天皇が日本国の象徴とされる歴史的意味は?とか
第三章「基本的人権」とは具体的に何が人権として保障されているの? それは何故なの?とか
第十章の憲法が日本の「最高法規」であるとした定義づけについては「立憲主義の基本」となるもので
より深く知り、再度学び、これらを理解すべきで 無知を無知のままやり過ごすのが一番よくない
一人一人がネットや本で、憲法で護られた「平和な国家像」を条文から学ぶべきです
 
武器には武器をもって制す・・・ これはもう20世紀風な 旧い考え方で 野蛮そのものです 
人を殺せば憎しみを生むだけ、ISISの自爆テロとなんら変わりがないです
そんな考えで日本の国防を模索するのは たいへんに危険です
小学生の孫たちに聞いてもわかる・・・「戦争はイケナイんだよ」と。 

 平和憲法9条改正をひた隠しにし、争点を避け選挙戦を戦わざるを得なかったのが 自民党の実態でした
つまり、「仮想敵国前提」の国防論議では 改憲の大義は成立しないことを彼らは知っているわけです
であればこそ、私たち市民は基本にかえって 憲法立憲の精神に触れておくことはとても意義深い事 
憲法9条「戦争の放棄」を謳った真の「平和な国の姿」を頭に描くことこそ とても大事です

過去の歴史を学ぶ すると平和憲法の条文一字一句が生まれ出たその背景が解ってくる
なぜ太平洋戦争に突入したのか その時 軍部は政治をどのように操ってきたのか 
軍部は天皇はどのように担ぎ出したのか? もちっと知ろう、調べよう と問題意識が芽生えます


世界唯一の戦争被爆国、その日本が「核の傘」によって護られる?・・・って どういうこと?
一方で ノーモア ヒロシマ・ナガサキって主張しておきながら、他方で 核の傘は必要悪だって???
おかしくないか? どう考えたって説明つかない矛盾、8月15日は式典で終わりか? おかしいじゃないか? 
世論操作を仕掛け 日本史、歴史教科書を偏向編集してきた、不気味な公安の国家戦略が窺える

兵役義務 徴兵制は考えていない、でも「経済的徴兵制」はある! それはあくまで「志願」だから 
・・・って昨年、言ってたアレね 
貧乏人は軍隊に入れ! 自衛隊に入れば奨学金は返還無用だから って問題発言だった
その一方「武器には武器を」「どうせ戦うのは軍隊なんだし」・・・老齢層と若齢層とに安易な考えが蔓延してる
これじゃ・・・いつまでたっても戦争禍から脱け出せない 平和的外交なぞ空論になる 



原発再稼働も 福祉切り捨ても 防衛軍備も・・・問題山積み
21世紀に生きる孫子たちへ 少なくとも「禍の源、禍根」を遺してはならないと思う 
あらためて・・・中高年なオヤジたちよ
「平和憲法下での国家像」をイロハのイから考えてみようじゃないか で現在、何が欠如しているかを知ろう

そのために オヤジたちよ もっと政治に関わって生きようよ 「ヤマレコ」ばっかり見てないでさ(笑)
今以上 ポリティカルな生き方をしようよ 生涯、憲法を学習し いまの政治に関心を持とうよ( `ー´)ノ
76歳 ガン手術4回の鳥越さんを すこしは見倣え! ってなもんで

もっと考えようぜ!・・・これだけは 譲れない。





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by tabilogue2 | 2016-07-13 07:49 | 朝日連峰 | Trackback | Comments(0)

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イワオトギリ



それはそうと 

今井絵理子、「沖縄問題はこれから考えます」 ですって???
 このあり様で国会議員に? しかも神奈川選挙区から? まったくもってありえません。
戦前の「八紘一宇」、死語復活発言で脚光を浴びた「過去の人」、三原じゅん子同様(笑) 
中身のない、名前だけで地方区当選だなんて、、、不思議です!

それに引き換え わが東北・・・明確な争点と白熱の接戦 すごかった


(もう住めない土地に・・・)生きる希望を託せ!と 再稼働派の政治屋ごときにいわれても・・・ね? 
何といっても 世界に嘘をつくほどの男ですから(´・ω・`) 
国連での弁論大会は恥だった! あの時は驚いた! 東日本の人はみんな驚いちゃったでしょう? 
国連まで出かけていって なんと自己陶酔したかのように? 嘘八白をならべ 
下手な英語で「アンダーコントロール!安全宣言」を世界の前で 勝手にヤっちゃいましたから・・・
国民の前ではできないのに あの人 イイカッコシ~だね~ お坊ちゃん宰相!



福島一人区は 増子輝彦さん! 当選おめでとうございます
  何といっても福島は原発問題があるんで
「アンチ再稼働の杭」は打っておかなければいけない

山形一人区もTPP問題で 舟山康江さん! 当選おめでとうございます
今まで自民党の大票田だった「農協」をアンチに切り替えた > 民は動いた。

そして宮城一人区も接戦を制し 桜井充さん! 当選おめでとうございます
早くから野党統一候補に名乗りを上げ 組織的に戦う基盤を築いて ゆうゆう選挙戦に入った
全国に宮城在り!の意気を示す、一県民として「日本の良識、宮城」を誇りに思います

原発と暮らしと安保とTPP、どこにも 景気浮揚「オリンピック」というカタカナなんかない、、、
南東北では「争点」が明白でしたし その上で大接戦を制し堂々の勝利でした

北東北では 秋田が 博多もつ鍋チェーンのオーナー&スラッガーに 敗れはしたものの 
青森 岩手と保守勢力を破ってきた 北海道も複数当選の快挙でした 
統一候補の意義は大きい 西日本に向けて良い鏡となるでしょう

保守王国の東北が 今まで割の合わない「日本国の犠牲」を強いられてきた 
対立点・争点、それへの解答だった・・・と思います
激変を興すに充分な「怒り」が蓄えられた結果 ともいえます



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by tabilogue2 | 2016-07-13 07:48 | 朝日連峰 | Trackback | Comments(0)

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マツムシソウ(開花前です)



さらに工業界なら、製品の輸出先での関税がかからないこと を望む、、、
これは暗黙知、常識なわけで 
見返りとして 外国農産物を関税無しに輸入しろ! と圧力がかかる
それが輸出工業製品とバーターだ という所が問題なわけで
日本の農業者、農協は 日本工業会の犠牲になれ! と言われてるのも同然で
とうてい呑める話ではありません 考えれば解るでしょうに?

減反、減反で凌げば・・・今度は輸入農産物のオンパレという追い討ちですか?
TPP問題で ようやっと農業従事者は政治的に目覚めたんじゃないかな
でも「農業労働者」ではないけど・・・(笑)

マルクスが かつて資本論で述べていますよ 
農家は土地という資産を持ってるから労働者「階級」にはなりきれない・・・って


あとは・・・サービス業も含めて 労働者が自分を労働者だと自認できるかどうか?
一種の「踏絵」みたいな問題が 厳然として日本の下層階級には残っています

高度に発展した工業国日本であっても「経済的カースト」は現実にあるわけですが
なかなか自分を貧乏人だ、下層階級だ、と人は認めたがらない。そういう自分もですが(´艸`)オレモダッタw

つまり 「似非貧乏人」が多い、「中流意識」生活者?なのでしょうね
政治的に発達しない=未熟な国民像 を 選挙のたびに多くみるのは 
仕方ないんでしょうかね?

マルクス「資本論」を読まなきゃ 永遠に「階級」という言葉の定義を理解することはない・・・のかな?
でも それでいいかも。 
高度に発展した資本主義社会でそれを理解するのは困難だとも思うから。。。



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今月末には開花します また行かなきゃ・・・







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by tabilogue2 | 2016-07-13 07:46 | 朝日連峰 | Trackback | Comments(0)