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下界じゃ猛暑が続く それに梅雨明け前なのに・・・ 
蔵王のお山では 秋の兆候が見られた


秋花の「ミヤマシャジン」が 
粘板岩の岩地で咲き始まった

この花を見るころには 
秋風が立ち 花が紫系に変化してゆく

「秋のイメージカラー」 
僕の場合 この南蔵王に咲くシャジンの薄紫色

ソバナ ギボウシ サワギキョウ エゾリンドウ
みんな秋口は紫色から始まる

初夏の名残は?といえば…
 ハクサンシャクナゲが遅めの花期を迎えていた

蔵王の夏花を追いかけてきたのに 
湿原もキンコウカが咲き始め 秋の準備だ



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そういえば… 

杉ヶ峰の登路、瓦礫地帯には足手まといになるほど
ミヤマシャジンがたくさん咲いたものだが

ここ数年、登山者の増加で 
登山路の瓦礫さえ端っこに押しやられ 

それに伴い それに倣うように
ミヤマシャジンも 藪に咲くようになった

そればかりじゃない

ミネウスユキソウも 登路の邪魔にならぬよう
路端に控えて花期を迎えている

どうしたことか…
登山ブームだから仕方がないのか…

季節を味わう心は… 
ブームでは滋養されないものなのか…?

山も… 登られるだけな ”消費”の対象なのか?



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登山ガイドブックには
自然を愛でる表現 楽しみ方の「色々」が
不足している
 
「書き手」の一面的なガイド文 って
なんとかならんものかぁ 
書き手のセンスというか 「感覚」が古すぎて 
読む気もそそられない

教えてあげよう的な「上から目線」がありありで
楽しく山を味わうには どうすればよいか? 
行ってみたいと思わせる 
期待感でワクワクするような
「妙味」がない

「消費登山」や「コピー登山」に満足させない、
未知を既知に変える発意の促し?表現の一工夫が欲しい


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ミヤマシャジン



北屏風岳に向かえば… 
木々の間から一斉にトンボが舞立つ

山の頂へと向かう僕に 並び沿うように 
ズンズン進めば ”キラキラ”が盛り上がる

空がトンボの曲技で一杯になる
愉しいw

時折の風に 
ヒンヤリとした空気が混じっていた


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平らかな頂きは 

幾百幾千ものアキアカネが 舞い蔽う

まるで 雲母のような

きらやかさの浮楊だった




(山を偲び、友を偲ぶ  虎毛沢遡行(下)より)



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チングルマの華穂

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芝草平の湿原







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# by tabilogue2 | 2017-07-19 19:52 | 蔵王連峰 | Comments(0)