「ほっ」と。キャンペーン

日程が組みにくいなぁ

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春山縦走の日程が組みにくいなぁ・・・
雪解けのタイミングがまるで読めない 困った (。´・ω・)?
雪が無いのは分かってるだけに タイミングを早めようにも
なかなか・・・ゴメンゴメン(´;ω;`)

おそらく5月連休じゃぁ アプローチで雪を掴むのって遅すぎだろ
夏道がないので 雪がないと登れな~い
早めに設定して・・・4月18日の週ならアプローチは
のっけから残雪歩きができそうな気がする。


というわけで 

いつもより2週間早めて 檜枝岐に向かうか?
今年の檜枝岐は 除雪で押しやった雪壁が全くないそうだ!

今月1日から渓流釣のため 左惣沢出会いまで通行可能になったし
前情報では その左惣沢も水流が顔を出した との事(´;ω;`)
沢割れも半月ほど早い となると 12日から15日あたりが最終なのか?

25日以降の場合、雪が駄目なら 次の手・・・???(。´・ω・)?????
そん時はアプローチに 夏道の使えるコースにしようかな・・・?
踏み抜きが 今年はもっとも怖いからね
 
三岩小屋停泊3日間で ソチコチ遊んで過すか・・・ソチコチドッチ?
でもなぁ昔と違って スキーヤーが増えたし 
自分の滑りばかりに目が行くよな(?)スキーヤーたちと同宿しても
良い結果は 得られないだろう・・・さてさて 


てことは

計画通り、長須ヶ玉山-孫兵衛山を稜線歩きで3日間を終えるか ( `ー´)ノキメタッ!
お願いだから第3週まで 雪よ残っててくれ~!!!
前回歩いた、紫紺の田代と七兵衛田代を孫兵衛山から眺めてみたい!
幕営地は成田さんに敬意を払って 駿台田代にしたい!!!


前夜泊 舟岐キャンプ場 
1日目 左惣沢分岐入山-1651P-長須ヶ玉山(1914P)-1908P-駿台田代停泊地
2日目 駿台田代-1901P-1878P-1948P-孫兵衛山(2064P)-七兵衛田代-山犬田代-駿台田代
3日目 駿台田代-長須ヶ玉山-1651P-左惣沢分岐下山-燧の湯-かどや-只見-喜多方-土湯峠-仙台

こんな感じすか? 
A アイゼン ピッケル 赤布 テント コンロ ガス ノコギリ
B アイゼン 赤布 ライトツェルト コンロ ガス2
 
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by tabilogue2 | 2016-04-03 17:15 | mount | Comments(2)

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只見町と檜枝岐の役場に電話しました

どちらの行政区も雪が無くて 
林道アプローチには好都合な状態だそうです

消雪の時期も早まるので
黒谷・倉谷からのアプローチに希望の灯が点りました

山岳会現役時代に一度試みたのでしたが 
黒谷川の激流と残雪の多さに予定変更し
大幽山のピストンで我慢せざるを得なかった、

そんなコースが記憶に残っており
それの再挑戦が 今年なら 叶いそう・・・
いかがです 会津丸山までいきませんか?









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by tabilogue2 | 2016-03-09 17:14 | 会津・越後 | Comments(0)

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チョットした事情で・・・、過去記事を旧サイトから引っ張り出しました。当時者なら このコラムをお読みいただければ私の云いたいこともお解りいただけるかと。

ワカンのテープが切れないように、よくよく噛み具合いを見ながらアイゼンに重ねて装着するのは基本のキです。途中でワカンのベルトやアイゼンのテープが切れたらどうなるか?考えなくとも解るからです。人に迷惑を掛けぬよう妥協せず取りつけます。でも、点検も自分でするとなると・・・意外や!、横着極まりないのが人間。まして一般の単独行となれば、点検せずとも「後でやりゃいい」という本音が潜むのではないでしょうか? おまけに単独行だから休憩も採らずに山頂まで一直線、アイゼンの緩みに気づいても、締めなおすのは後回し、自分は大丈夫だっ!って、、、傲慢ですよね。悪いことだらけですが否定もできないでしょう。そういった人間の性格や見識を平準化して、山岳会はケアレスミスを無くそうとします。そこに組織のありがたみ、会員としてのメリットがあるわけなんですが・・・。

今回は無事に下山できました。登る途中でワカンのベルトが切れ、下る途中で気づいていたアイゼンの紐の緩み、あげく脱げて紛失・・・一日に2度も「命のやり取り」をしておきながら やり過ごしたんですから、、、傲慢ですよね。どこからそんな自信が出てくるのか・・・。一般登山者だから許される? 山岳会の名前が新聞に載らないから遭難しても恥をかかすことはない、迷惑かけることもない? どこのどなたがそんなことを考えつくのでしょう? 世間体、見栄などの裏返しですか? 

仮にそれで 谷に滑落して戻れなかった際には、計画書は誰が管理しているのかも含め、一体どうなると考えたんでしょう? 山岳遭難の捜索費用200万程(50名体制×@20000×2日間)、民間ヘリを一度飛ばせば100万ほど・・・ これって危険との背中合わせ、綱渡りでしょう? 安全に向けての想定問答みたいなものですが、仮にこのケースでは 山岳会員であれば危険回避・忌避行動をとるように促されています。山行途中で下山命令が出るか? 即、山行中止です。一般登山者は どうにも危険回避の回路が違うらしい・・・。

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貴ブログでは先駆者に助言を求めておられるけれど・・・、実際におやりになってることが「傲慢」で「低レベル」です。元遭難対策本部長から悲惨な事故例を聴いている?、某山岳会の副会長を存じ上げてる? だからそれが何です? 威を借りて自己弁護をしても、先人に頭を下げて教えを乞うことができない もしくは 自尊心を捨てきれないようでは 他人からの助言なんて無意味です。実際、表では先駆者からアドバイスを求めていながら 裏では重大ミスをする・・・単に、自分は間違っていないと?その正当性に同意して貰いたいとでも??? どういう了見、魂胆なんでしょう?「アドバイスをうける」ことの意義を教えてください。理解できません。 

会は会員に対して会則というルールを作って組織を守っています。逆に言うと(会員によって守られた)組織が会員一人一人を守っているわけです。なので フェイルセーフやセルフレスキューの観点からも危機回避のアラームが鳴り、脳内の安全スイッチはかなり強く機能するよう厳命されております。だからこそ 山岳会県連として遭対訓練を毎年繰り返し実践しているわけです(訓練の日は個人山行禁止です)。命を守るための専門的な実践訓練です。

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山岳会としての遭難事故の例ですが・・・ 
海外遠征隊が5000mを越えようとする朝を迎えたとします。パーティ員相互に今朝の自己診断を問診チェックリストに則って報告し 相互に体調を点検します。一寸でも頭が重い、おかしい?と思えたらテントキーパーか、行動を中断しベースを一段下げるか?リーダーが決断をします。遠征隊というのは高度障害や遭難の危機と隣り合わせなので「あいまい」だったり、「独善的な個の登頂意欲」などは基本的に排除されて然るべきです。疲れ 食欲 精神状態など「真実のやりとり」が毎朝交わされます。

18年前に当会でも高山病(脳浮腫)で会員を失いました。特に高度障害は突然来るものではなく、数日前にベースキャンプ入りした時点で既に高度順応に馴れずに、平地とは違う「異常」がシグナル出力されていたはず。それを見抜けなかったのは、リーダーに「経験」という力量が不足したからで、そのことだけでも遭難が発生してしまう。 遠征先はアラブゲリラの戦闘渦中である中央アジア・・・、これには最後まで苦しめられました。慣れぬロシア語(ペルシャ語も)の前にあまりにも無残。
この山行計画の直前、いろいろ点検していく中で問題点が浮き彫りになり そもそも何故中央アジアなのか?についての根拠が薄く、単に旅行代理店のプランに乗っかった形で山が用意されていたわけで、会内部からも実力不足が指摘され、会としての支援を取り下げられ、ついに個人山行になってしまった経過がありました。それでも計画を敢行させたわけですが 遭難と遺体回収の2つの大問題が残されてしまいました。

この当会のケースも リーダーに「傲慢さ」があり、事故を起こす人間の共通項である「不遜」な態度、自分の腕を過信する、実力を背伸びして捉える傾向にあり、旧い言葉で言えば、当時の彼は”青二才”そのものでした。事故報告書にも「反省めいたもの」が記してあるけれど、いずれにせよそれに気づいた時は事故後であり、虚しさの中です。山岳会員でも先鋭的であれば事故例は増える。やるべきことを順序立てても事故は起きる、登りたいという思いだけでは遭難を避けることはできないなど 事例でお話ししました。

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また、別途党派性の問題を論じられておられるようですが 畏怖の念からか、自尊心が邪魔をしているからか?、山岳会に対して遠慮気味でおられるようですが・・・?、基本的に会員が党派性を背負うという「大上段に構えた考え方」では決してありません。会員に会則を守る義務を持たせ、その一方、組織の力で未知の山に挑むチャンスを会員に公平に与えている、と一般的に考え捉えてください。むしろ党派性やパーティシップは 本人が望まずともゆっくり後から身に着いてくる、そういうものです。

これらが 目的を持って集まった集団・山岳会会員と 好きな山を求めて登るだけの一般登山者との大きな違い、それと権利と義務です。入会すれば 素人の世界では全く「想いもよらなかった別世界」が四季を通じて味わえるようになります。毎年 毎月 毎回 鬱陶しい?ブログを書いて過ごしても・・・9年目ともなれば、素人レベルで成長を得るものは少ないと思いますし、先ず人生という時間がこれまた勿体ない。

上を目指すには組織系統だった訓練を受け、技術を上げることが必要になってきます。 最近は山の専門家と一般登山者の区別もつかなくなった などと馬鹿げた屁理屈を垂れていないで(笑)、トラッドな地方山岳会の門戸を叩いてみてください、自尊心を捨て、扉を開けてみてください。冬山はその白さを厳然と示すだろうし、夏山縦走も山脈を幾重に重ね、素人には味わえぬ世界がその日その時から待っているはずです。

8年も山に通い続けていたら、「素人の単独行」の無知による怖さ、限界点は否が応でも理解しているはず。そのうえで 今まで通り、一般登山者としての悩みをブログにつらつら書き綴っていたほうが身の丈に合っているとお思いならば そうなさってください。「命のやり取り」をも含む未体験ゾーンに一歩でも足を踏み込みたいなら 真面目に山岳会の門戸を叩いてみてください。どちらも貴殿のご意志です。

ここで述べたことが 最後のアドバイスになります。



山岳会会員であること

◆「組織の壁」、一見 邪魔くさい壁ではあるが・・・

じつは この壁が組織を護ってくれているということにお気づきだろうか? ココが山岳会、組織の人間にとって特に重要な問題なのである。楽しいネットは命や組織を護ってくれるのか?と言い換えてもよいほどの問題でもある。

山岳会はある意味「趣味の蛸壺」。覗けば・・・伝統ある会組織であればあるほど基礎をきちんと学びかつ遭対訓練もキッチリやっているのが窺える。彼らは組織原則を護るという不文律な壁を等しく心に持っている。組織原則を護ることは自らの命を護ることと同じだ。会員が少ないと嘆く弱小山岳会であれば、組織原則の壁をガッチリ組んで会活動を絶やさず個人山行を増やし未組織者を堂々と「勧誘する」この原則的活動・行為が肝要だ。

既に分かっていることは、、、ザイルを結べば結ぶほど パーティを組めば組むほど「党派性」への理解は深まること。反対に未組織者にはそれが何故なのか?理解されることは恐らくないだろうということ。突き詰めればそこが山岳会組織と一般登山者との境界線だということ。

「冒険」と「危険」とは隣り合わせだが、夜を徹して歩くことも、自分の限界に挑むことも、冬山も、谷も滝も・・・、「冒険心」を抜きにして語れはしない。それがあるから 僕らは山岳会の門戸を「意を決して叩いた」のだった。山行の経験を積めば積むほど、安全対応へ技術も上がる。もちろん遭難などしたくない!から 春と秋と遭対訓練もするし登攀技術も雪山技術も高め合う。会の事業活動・事業目的にもそのことは謳われているはず。

一般登山者にそれらを理解して!とは言わないまでも、何のために?命のやり取りまでしてリスクを冒し山に入るのか?って問われれば、、、それは貴殿よりも「比較的に冒険心があるから」、 貴殿よりも「比較的に探求心が強いから」、 そして「より高度な自己実現のため」、 まとめて我らは「山岳会という組織の一員だから」としか言いようがない(笑)

「個人では不可能なことも、仲間がいれば可能になる」 組織の力で自己実現を得る。会社であってもどの組織であっても集団のパワーで困難を乗り切り目的を果たすものだ。山岳会とて同じである。

同じ釜の飯を食って寝食を共にし深山幽谷に入らない限り、日帰り・夏道山行の一般登山者にはとうてい理解されないだろう。未知の面白味があるから沢登りに興じるわけだし、難しい滝がクリアできたらそれだけでも楽しいものだ。夏道しか歩かない者に沢登りや藪漕ぎの楽しさがどうして解りえるだろうか。

山岳会という「目的を持った集団」とそうじゃない一般登山者とでは埋まらない溝、彼我の違いは厳然としてある。もしかすると 理解されることは永遠に無いかもしれない。

ただ、少なくとも僕らが一般登山者に言えることは「毎月の会費は伊達に支払ってるわけじゃないんだよ」「組織の大義(事業)、その目的のために僅かな会費を支払って結束し活動しているんだよ」ということぐらいか(笑) 毎月例会に出て会費を払うというのは山岳会員としての義務であり、組織集中・自覚の証である。目的を持たない未組織登山者とは イロハのイからして違うのである。



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by tabilogue2 | 2016-03-02 20:03 | mount | Comments(6)

インシュレーター的役割

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さすがに 皆さんにとって・・・ホワイトアウト リングワンデリング
この2つの話題は 得体のしれない、多くの謎に包まれた、不思議な、興味ある現象なんでしょうネ
昨日のアクセス数は 一段とハネ上りました
 
知りたいんですよね 未知なる不思議な状況を 
身近に耳にする、この2つの現象について 語れる人が少なくなりました 
好天悪天に関係なく 冬山に登っている山岳会じゃないと なかなかネ
好天時しか登らない皆さんには ブロッケンとか 彩雲とか?でしょうから


***


ホワイトアウト・・・
前々回の記事で体験談を披露しました。参考になりましたでしょうか?
この言葉を耳にしたりはするけど その体験を生々しく語る先輩方がいない
山岳会に入っていないから 先輩方から伝承されるわけでもないし
 ネットでしか情報が取れないし 
だけどそれを発信する経験者、先輩方というのは老齢で 
残念ながらネットが使えない 
想像にたよった?リアリティのない「のような?」気象現象を
ついつい「ホワイトアウトだ!」と口にしてしまうことになります
真のホワイトアウトは 歩くこともできず、バランス保持さえも困難だということ


***


ガスに捲かれることと ホワイトアウトとは似てるけれど まるで別物
決定的な差異は 濃密なガスに「平衡感覚・バランス」を失う この一点! 
荒天には起きにくい気象現象 いや むしろ「荒天の前兆」だったりします
だから皆さん、奇異に思って これらを検索なさってるんでしょうね
ネットに書かれている答えは概括的であり、公式的でリアリティに欠けています


***


リングワンデリング
一つ前の記事にて 披露しました

平坦な地形で起こりやすい一種の「事件」Σ(・□・;) 急斜面では起こりません
ある意味、心理現象ゆえ 
何故か?、下り一方の地形が頭にインプットされている場合に 
登りを含むリングワンデリングは はなから否定されているから です

冬山に登る人なら誰でも 遭遇するチャンスがあります(´艸`)
不思議な現象なので ぜひ一度味わっていただきたいものです 

だけど 用心深い人は掛かりにくい心理的マジックでもあります
もちろん GPSに頼った登山では 不思議現象には出会えません


***


まあ いづれ 
当ブログは 伝承』メインに綴っています
いってみれば インシュレーター的立場です

せっかくなので 前号① 前号② 前号③ からお読みいただけると 
お探しの何かが 見つかるかもしれません
ネットの上では「ふるい山の先輩」という立場で書き込んでおります


***


>さぶさん 
貴重な安達太良での体験談をご披露いただき助かりました
長い山人生ですが ネット上に経験を書ける人って少ないですね
コメント書き込み 誠にありがとうございました
4月 お会いできることを楽しみにしております










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by tabilogue2 | 2016-02-26 11:10 | mount | Comments(6)

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横道にそれるが、例えば「ホワイトアウトの中、銀嶺を進んだ」という記述が 某ブログにあったとします。。。

んが、、、「真の」ホワイトアウトという状況を 書き手は知らずにいるなぁ、”ガスに捲かれた程度” を想像でホワイトアウトという「言葉」を書いてる、使ってみたいのかな?この人・・・と 書き手の心理を探っちゃうし、冬山の経験度合いに関しても ピン!ときてしまう。

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「真の」ホワイトアウトというのは・・・? 
自分の目先は勿論、自分の足元も、手も、隣にいるはずの仲間も全てが見えない天候状態を言うわけで、実のところ「進めない」「歩き出せない」というのが「真の」ホワイトアウトという状況です。なので先述の「ホワイトアウトの中、銀嶺を進んだ」という件りはその厳しい「現実を知らない」矛盾に満ちた記述ということになります。


何故、進めないのか・・・?
理由は、ミルクの中に居るという表現がピッタシ。平衡感覚を奪われ、一歩踏み出すごとに宇宙遊泳する、自分の正常な意志とは関係なく、雪の斜面に倒れてしまう状況になるからであり、悲しい事故を招くからである。


「真の」ホワイトアウトに遭遇すると・・・?
「まっすぐ立ったはずなのに」「意志とは無関係に」「眩暈がしたように」身体が斜めになって 重いザックを背負ったまま、特に斜面の下方に向かって「頭から」ダイブして バッタバッタと倒れ込むことになる。何をしようとも鉛直に立てない。まるで酩酊状態、立ち上がろうとして 跪く間にもズッデーンと反対側に倒れてしまう。酒に酔った経験のある方なら分かるはず。

頭から深雪に突っ込んだ者もいた。姿勢を立て直そうと 通常では考えられない方向に立とうとする。通常なら「反る」「反り返る」という言葉があるが本人は鉛直と思われる方向にビンと立とうとする、傍から見れば仰け反るように。本人は真っ直ぐに立つつもりで 反対側に頭からズッデーン!と倒れる。本人はそれで正常に直立しようとしたのである。頭から突っ込んだのは予期せぬ結果だ。傍から見れば異常だと見えるだろうが、本人は正常に戻すためにわけもわからず前転後転し もがき続ける。

実際にスキーは停止している。が・・・本人はまだ滑っている感じがしている、既にスキーは停まっているのだが頭の中は滑ってる。本人が脳内で停まったと思いきや 身体だけが慣性の法則?のようにズッデーン!と倒れてしまう。しかも大袈裟に。 その様を「ホワイトアウトの渦中」とでも云おう。もがけばもがくほど 体力を消耗する。覚えておくとよい。


「真の」ホワイトアウトで行動するのは危険だ!
理由は、以上のことによる「体力消耗」と「疲労凍死」。 一瞬 ガスがとれて 視界が効いてくると・・・ おや!?そんなところで そんな恰好で(笑) ザックを捨てて? 必死に雪風呂でもがく? 天地逆さまになった男たちがゴロゴロバタバタしてる・・・面白い光景が見れちゃうわけだな ( ´艸`) 人間は視覚から入る情報で 姿勢(垂直、水平)を得て、保っている ということがこのことから判る。


脱出方法を教えよう、、、
「ホワイトアウトの渦中」から脱出するには 濃密な白の世界に 例えば一本のロープを投げること。 ロープがない場合は 真白な斜面に飛び出している小枝のたった一本でも見つけること。冷静さが大事!たったそれだけ! 視覚から情報が入ることで直ぐに平衡感覚をとり戻せる。これも覚えておくとよい。実際これで幕営地まで前進できた。皆一様にホワイトアウトを実体験し、渦中のもどかしさなど話の花が咲いた。

ついでだが・・・赤いロープは雪面に投げると黒く見える、青いロープも黒く見える。蛍光ピンクは???何が言いたいのかというと・・・明るい色のロープは雪とのコントラストが悪いので効果的ではないということを思い出したので追記しておく。

山岳会なら、冬山に行く際には20mほどのロープをハンマーに結んで リーダーが秘かに用意している。雪稜を攻めず、山スキーオンリーの会もあるので何とも言えぬが いずれリーダーは覚悟して臨んでいる。ホワイトアウトの際には コンパスで定めた方向にハンマーを投げながら前進するわけだ。何故、ハンマーなのか って?、 そりゃぁ 冬山の烈風をたっぷり味わうとお分かりになりますよ(笑) 


過去に、「山スキーばかりに興じていると山を見失うよ」と言ったのは、「雪山の本来の姿」を味わおうよ という意図からだった。

基本、自然の恐ろしさに立ち向かうには GPSなどのデジタル機器の効力だけでは補えきれないもの。生温かい無風の日、濃霧が発生するということを予測できるかどうか? 午後から冷たい空気が入って温かい地上との間で濃密な霧が発生する って予測できるかどうか? その経験も含めて「判断」が生存のキーとなる。アナログ的な「判断」「経験」がものをいう。脱出か、停滞か、自分たちの居る高度や地形、体力、天候悪化の予兆などの要素で意思決定される。

ホワイトアウトか リングワンデリングか いずれかを経験すると自然の怖さが分かってくる。つまり雪山に臨む覚悟が違ってくる。 月山、八幡平、どちらでも味わってきた。どちらかというと 平坦地形で危険に遭いやすい。まあでも稜線歩きでも遭遇する。飯豊や朝日の幅の広い稜線上でもホワイトアウトになるから。


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さぶさん の体験談を転載します

Commented by さぶ at 2016-02-26 19:18 x
ホワイトアウトは一度だけ3月の安達太良山の山頂直下で体験しました。乳白色に包まれ雪面と空間の境が見えずスキー板がぼんやり確認できる状況で、滑っているのか止まっているかも分からずめまいがして2度昏倒しました。いや、気がついたら雪をつかんでいたというのかな。 水平か垂直の基準が見えていないと、脳内信号が錯綜するのか三半規管が正常に働かないのですね。
上り下り4回目くらいのコースで谷の下まで様子が分かっていたので、斜滑降の角度を見当つけてゆるゆる滑り「峰の辻」へ誤差内につけました。
初めての場所では見通しが利くまで待たないといけませんね。ビバークの準備をして。



















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by tabilogue2 | 2016-02-25 11:23 | mount | Comments(3)


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今年の課題の一つ、ワンダーフォーゲル的登山(ワンゲル的登山)を実践しようと思っている。

いまどき 他人様のブログのコピーと お手軽な GPSとにナビゲートを任せてしまえば 
登山の面白味は 限りなくゼロに近くなってしまい、体育会的な体力勝負の登山になってしまう。
そこは 使い方を制限すればいいのだろうか? 

事前に地形図で何処から何処までのルート線をひいていくか?が 登山道のないワンゲル的登山には
重要なわけで、、、予行演習をしようと思っている。地形図にルート線を描いて模擬登山をする。
「想像の世界」に浸るわけだw

実際に 背丈をはるかに超える笹藪の中で、方向を定めるには手持ちのコンパスをふるしかないので 
アナログのそれに頼りきる遊びというのも 不安さがあって面白いと思っている。
考えてみれば・・・GPSを後輩から退職記念に貰って一年が過ぎようとしている。が、以前は総てが
アナログだったのだ。地形を読むという直感的な勘が冴えてないとワンデリングは難しかった。

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実現時期は 湿原がワタスゲに支配されていない、ヒオウギアヤメ ニッコウキスゲの花の咲くころを狙いたい。
残雪のない6月下旬から7月上旬かな?コースはいろいろ考えられるけれど 以前に歩いたコースを引き継いで
いこうと思っている。以前は くびれ(大丈)田代 紫紺の(山犬)田代 七兵衛田代とを巡ってきたので、、、
その延長で まだ見ぬ赤安田代と花沼湿原とを訪ねようかと思う。となれば、尾瀬から入って鬼怒沼に抜けるか? 
またはその反対か? 単純にピストンか?

御池を発って尾瀬沼、小淵沢湿原を通り、赤安山手前から笹藪ワンデリングをしながら赤安田代に至り 
またシラビソの森をさまよって花沼湿原に至り 黒岩山を経由して戻るか?これは藪が凄いワンデリングになりそうだが、
欲張りすぎないように赤安田代だけにするか? 少し悩みどころだ。

日光沢温泉からは 前夜に女夫淵温泉駐車場に車を置いて 翌朝から歩き出し鬼怒沼湿原まで急登を進めて、鬼怒沼山を
経由し黒岩山に至り、黒岩新道(廃道)を孫兵衛山方面へ進んで肩から下って花沼湿原に下る。
笹藪2mのワンデリング。帰路は再び鬼怒沼経由で 素朴な日光沢温泉を楽しんでワンダーフォーゲル的登山が成立する。

2回も行く羽目になるのも ちょいとしんどいなあ。連泊して一度で済ませられるといいが・・・。


KSさん
いづれ 5月には決定しておかないと・・・、夏の登山計画がオジャンになるね。
今年は 全く、まるで雪が少ないので 早めに残雪の山をスケジュールしないと・・・!


ツキイチ登山
3月 栗子-七ツ森
4月 稲子-梯子沢、吾妻・谷地平小屋泊
5月 長須ヶ玉山-孫兵衛山
6月 朝日連峰・以東、秋田駒-大白森、二口山塊の沢・YMCA山行
7月 尾瀬・湿原ワンデリング、鳥海・萬助小屋泊、帝釈-田代
8月 飯豊連峰・朳差、(弁慶山地の沢・YMCA山行)
残るは 秋の山行(平ヶ岳 朝日縦走・・・)


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by tabilogue2 | 2016-02-23 15:52 | 会津・越後 | Comments(2)