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鳥海山 Classic Route 萬助道&長坂道

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鳥海山クラシックルートを登下降してきました

これで 全コースに足跡を残したことになります

とはいえ
肝心の 本家本元な山頂には いまだ立っておりません…って冬も夏も未踏のままで30数年 オイオイ
そのうち気が向いたら・・・いや? ないかもしれないなぁ(´艸`) 人込み嫌いだしさぁ
鳥海は「眺める山」「崇める山」と思っています いつも周辺ばかり散策程度でグルっとします


今回は いかにも「山ヤ」らしいルートにしましたですよ
ここ最近は車で5合目、8合目までいくよな お手軽登山がふえておりましたので
リフト完備の名山歩きに慣れた、体たらくな頭を鍛え直すため ( `ー´)ノ
山ヤらしく「山小屋泊まり」して 不便さ、難行苦行を好んだルートにしました(笑)

20キロまでは背負う必要ないけれど やっぱり山は泊まらないと山旅にはならない 
山の深みも味わえない。そこが日帰り山行とは「格段に違う」のだ。
できれば野宿・・・、百歩譲ってテントの夜がいい。単身の夜がいいのさ。
山は、不便さ難儀さを乗り越えた向うに 奥深い楽しみに触れるチャンスがある。

山小屋で 宴会してちゃダメよ 旅情を味わえない! 一人野宿が最もいいのさ。



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仙人平のようす




掲載した写真は 自分で感じた、印象の深かった順に掲載しております。
ガイドブックのような登った順序に書く「絵日記スタイル」のブログではありません (´艸`)ゴメンネ

ガイドブック風に書いちゃうと、読み手の驚き、感嘆、感動の度合いが
実際の登山の際に、小さくなると思いますし 余計な先入観を与えちゃいますので・・・
ガイド的表現は極力しないようにしてます 時計・記録もありません そんなレポにしています

登ってみたい! やる気の出るよな?写真配列ですゾ ( `ー´)ノ ジガジサンw



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深田久弥はその著書「日本百名山」の中で こう述べている


東北地方の山の多くは、東北人の気質のようにガッシリと、重厚、時には鈍重という感じさえ受けるが、鳥海にはその重さがない。颯爽としている。酒田辺りから望むと、むしろスマートと言いたいほどである。それは鳥海が連嶺の形をなさず、孤立した一峰であるところにも基因する。標高は東北の最高とはいえ、わが国の中部へ持ってくると、決してその高さを誇るわけにはいかぬ。しかしその高さは海ぎわから盛り上がっている。山の裾は海に没している。つまり我々はその足元から直ちに2240mを仰ぐのであるから、これは信州で日本アルプスを仰ぐのに劣らない。鳥海山は登ってみてヴォリュームのある深い山という感には乏しいが、年経た火山だけあって、地形の複雑な点に興味があり、優れた風景が至るところに展開されている。頂上火口の険しい岩壁、太古の静寂を保った旧噴火口の湖水、すぐ眼下に日本海を見下ろす広々とした高原状の草地・・・これだけの規模の山でこれほど変化にとんでいる山も稀であろう。高山植物にも、チョウカイフスマ、チョウカイアザミその他、この山の名を冠した種類が多い事を観ても、その多彩豊富が察しられる
とまあ、こんな感じで、、、山は重厚だが、東北人の気質は「鈍重」だなどと比喩して、
東北秀峰、鳥海山を上げたり下げたりしてw 評価している(´艸`)

大事なことは、、、深田久弥の山を見る眼である。
地質、地形、気象、森と花、水と農耕、信仰と風習・・・多岐にわたって山を観わたすセンスに
 僕はいつも感心させられる。


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波頭のように見えるかな?草の海だ




風渡る 鳥の海へと果てもなく 草の波寄せ つづく草うみ

 夏風に 揺らぐ草うみ鳥海の 果てることなき 草の波寄せ
                       


千畳ヶ原の一角「仙人平」 このコースのメインディッシュ
山を「テッペン」だけで、「登頂欲」だけで 考えては・・・いけないよぉ
原っパだって りっぱな山の一部なんだもんね (^-^) エヘヘヘ



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仮に 湯ノ台コースにしても 昔は湯の台温泉から蓬莱山へと登ったものですが、
今は・・・なんとなんと、ダイレクトに滝ノ小屋にいけちゃう。冬道で4時間近く短縮されたようです
鳥海を 単に春スキーの対象として捉えてる御仁が多すぎる・・・のが現状かな?
深田久弥の一文にも値しない そんなスキーヤーじゃ・・・いけませんよ(´艸`)

登頂の際に高効率を求める・・・のを「悪」だとは申しませんが 
でも 表と裏を知ってこその山 ということで。

最近 山を始めたばかりの人には おおよそ抜けている観点ではないでしょうか?
「結果」や「ヤマレコのレポ」を先に求めるようでは 
貴方にとって けして いい山に出逢えるとはいえませんよぉ


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ドッタリから仙人平に上がってきたところ



小舎からドッタリに出るまでが 倒木の嵐で難儀したところでした
それを越え 箱庭のような「ドッタリ」に飛び出ると いよいよ このルートの醍醐味が味わえるぞ 
って感じがします

写真は仙人平への途中、100m進むのに20分もかかった所です(´艸`)
カメラを「亀ラ」と翻訳した方が いいんでないかい?って


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今回は、、、前日が湿度が高い日で 当日はさらに暑さが加わりました、、、
慎重に スローペースで登りました 行動食 水もきちんと。
途中で 熱中症や転んで怪我でもしたら 誰にも会わずにチョンです

そういえば 鳥海山頂に 山形県警のヘリが飛んでいましたね
あとで 地元の方から聞いて知ったのですが 
前日、ガスに捲かれて 行方不明になっている登山者がいるそうです



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鳥海湖への最後の登りから 千畳ヶ原の木道を見下ろす
木道の左端が「蛇石流れ」とぶつかり、さらに萬助道と合流する
沢中の三叉路・交差点風なところが見えてきます



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鳥海湖への最後の登り きつく見えるけど階段の段差は小さく 歩きやすい
頭上に こんもり扇子森がみえてくると 鳥海湖はもうすぐです



コースで出会った人は・・・ 萬助道の渡戸にて たったお一人でした
対岸の笙ヶ岳コース、長坂道から降りてきた人、いわきから来られたそうです。同好の士!

ただ このルートは鳥海湖周辺と笙ヶ岳近辺とで
たくさんの人たちが憩いますから その賑やかな方々と交錯しますので 
そこだけは「盛夏登山」の雰囲気があります


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ドッタリの上部 仙人平の原にて



あまり人ケのないクラシックルートですが、萬助道と長坂道は・・・
鳥海の森、千畳原、蛇石流れジャイシナガレ、鍋森の裏、笙ヶ岳からの下り・・・など
見どころを押さえた素晴らしいコースだということが解りました

朝日や飯豊にもない 日本海の裾野から一気で登る山
クラシックルートは 常に日本海が背中と行く手とにありました


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蛇石流れ


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チョウカイアザミ

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右からの並びは 岩峰、三の峰、二の峰、笙ヶ岳本峰

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笙ヶ岳山頂 二等三角点?




縦走と変わりがないほど 長いルートですが
森の中の湿気、、、汗が噴き出るのにはまいりました 何度 沢で体を拭いたか・・・

あっ それから! 

憧れであった「萬助小舎」に泊まってきました
ランプの宿を独り占め 最高でした 至福の極みですね


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笙ヶ岳二ノ峰から  池塘を挟んで鳥海山、真ん中に千畳原、右手に月山森

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笙ヶ岳 一の峰と二の峰
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東竜巻からの眺め  眼下に萬助小舎


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ランプの小舎


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苔沢の清水とデワノタツナミソウ


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ジャングルのような絡み合い 十字分岐手前









# by tabilogue2 | 2016-07-25 23:55 | 鳥海山 | Trackback | Comments(4)

今年もお世話になりました まままっ、一杯いかが?_d0347140_16333641.jpg

右のお酒は徹頭徹尾、安定した旨さを醸す塩釜「阿部勘・純米吟醸 かすみ」 甘く呑みやすい酒です。
阿部勘酒造さんでマジ旨いと思う、酒呑みの酒となると・・・「純米辛口」であろうと私は思います。

左のお酒は今から30年前、宮城県産米「美山錦」で搾った純米酒ブームを宮城に広めた火付け役の一本。
一迫の金の井酒造「綿屋・特別純米」(今回は 冬綿)、当時は「浦霞」が高級路線で走りだしてましたけど
この「綿屋」、市内の利き酒屋さん「きゃりっこ亭」で地元の酒飲みたちを唸らせ日本酒ブームに火を付けたのでした。
当時は、、、山形・十四代 会津・國権 津軽・田酒 岩手・南部美人 秋田・雪の茅舎 などが
旨い純米酒を出してましたね。純米酒ブームのハシリ 火付け役となったお酒たちです。
そういえば最近 毎月の酒代がふつうに15000円を超えてますねえ 現収入の・・・?%! ゲゲッ
普通の暮らし向きが縮小傾向にある中で 酒代が拡大傾向って??? 内訳はビールとワインが増えました
これって「コロナに負けた生活」をしてるからですよね? ひきこもり生活リズムへの端緒・顕れかも?

社会生活そのものが縮小しており飲み会もなくなってるはずなのに? 一人飲み会が増えてるってこと?
サラリーマン時代の月に4万、5万円に比べたら3割程度にもいってないけど にしてもレシート枚数が多すぎw
まあ尤も まとめ買いしないからだけど、もし?まとめ買いしていたら こんなもんじゃ済まないはずw
からだ壊してまで飲むもんじゃないんだから すこし酒は控えておこうかな 娘に怒られちまう(´艸`)


ええと・・・年末のご挨拶
働く皆さん コロナ渦中、感染に留意しながらの勤務 お疲れさまでした。
医療従事者の皆さんにとっては コロナシフトで正月休みも御屠蘇気分もないのでしょうけれど
皆さんのおかげで 私らは安心して暮らせています ありがとうございます。
自棄を起こさず 勤め上げてくださいね お願いいたします。

読者の皆さん 今年一年 お世話になりました。これから三日は正月準備 男の仕事です
雑煮 セリ鍋 イカニンジン 白菜漬け 年越しそば 私がやります。コロナで静かなものです

できる人から 自宅で 新年を祝い、そして味わい下さいませ。
年金生活者は一足お先に歳の暮を地味に過ごしております
また来年もおつきあいのほど よろしくお願い申し上げます。

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# by tabilogue2 | 2020-12-31 16:51 | アラカルト | Trackback | Comments(0)