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草の海  萬助道仙人平にて

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椎名誠が民主化宣言したばかりのモンゴル国を訪問し、
その大地の匂い、移動式住居グルを生活の中心とする民の暮らしを
書に著したのが ルポ「草の海」
1991年に著したもの


ちょうど単身赴任を終え 仙台に戻ってきたころ・・・
椎名の本は すでに20冊ほど読んでいた
この本も 書棚に加わった


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この鳥海の中ほどにある「千畳ヶ原」の草っ原を目の前にし、
ふとそんなことを思いついていた

鳥海は深いブナの森に囲まれているが
ティンバーラインを境にして むき出しの溶岩大地を積み
天からの雫が年月をかけ それを幾筋にも沢筋に伐り込み、
その沢と沢とを 草の海が繋いでいる

ずうっとこっちから、ずうっとあっちの月山森の裾まで
青々と サワサワと 草の海がつづく


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もっとも モンゴルの草原とじゃ、
規模の比較に無理があり 喩えて話すのもしんどいw 

鳥海のそれは草丈が高く、サワサワしている
風が向こうから渡ってくるのを 視覚的に感じ取れる

いわば「しなやかさ」がある


顔を日本海にむけて立ち、光景を眺めていると・・・

草の波が 草の照り返す光とともに渡ってくる
渡る風がやってきて、頬を撫で、袖を揺らし、背後へ移る

風は中段の丘にあたると さらに勢いをつけ 
鍋森や 扇子森の斜面をギューンと速度を増し駆けあがってゆく

手に取るように解り その様が面白い


いやいや、、、
これだから 山は止められない ( `ー´)ノ


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ここは ちょうど 風が草原に入り込んでくる、窓のような地形だ


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吹きあがった風がぶつかり 種を落とす仕組みなのか?
カラマツソウの大群落が 森の頭にできていた





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Commented by andanteeno at 2016-07-24 22:57
まさに草の海・・すばらしい処ですね!
そこに辿り着いた者にしか手に入れることのできない、天からの贈り物ですね^^
Commented by tabilogue2 at 2016-07-24 23:15
> andanteenoさん
こういう人が訪れない場所って、結構目にするものですが それは沢登りの際がほとんどです。
夏道歩き専門の登山者って 不便なところ マニアックなところって歩きたがらないんですね。
だからどんどんヤブ化し標識は朽ち廃道になってしまうんです。木道があるのはまだ良い方です。 
実際に 歩いてるのはほとんど地元の方々ばかりでして しかも高校時代から最近まで歩いてる。
昔から山を愛している人たちが多いです。笙ヶ岳であったお爺ちゃんも 毎年歩いてるって!! 
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by tabilogue2 | 2016-07-24 10:32 | 鳥海山 | Trackback | Comments(2)