本元飯豊山(闇川)と山都の飯豊山・・・山の妙味について考える ③

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本元飯豊山(闇川)と山都の飯豊山(昔噺)



何百年もめえの話だかぁ 判んねぇわし 
地夜ヶ嶽(ちやがたけ)さ、姉と妹 昼寝しに行ったんだど
起きたどぎ、自分の胸さ蓮の花が咲いていだら、
その娘が闇川(くらかわ)の飯豊山へ
咲いてながッたら、山都(やまと)の飯豊山へ行ぐ
と約束して 昼寝したんだど

そうしたら、妹はかしげぐって(ズル賢いという意味) 
途中でそおっと起ぎで 
自分の胸に咲いでいっと思って見だら 
姉の胸さ咲いでだんだど、
なんじょしても闇川の飯豊山さ行ぎっちくて、
我がの胸さぁ蓮の花を持って来て、
また寝だんだど

二人が起ぎだっけが 
妹の胸にたしかに蓮の花があったんだげんちも
動かしたもんで花が萎れっちまって 
姉の胸から取ったのがバレたんだど
それで 嘘っこきは家に置がんにぃ と、
妹は山都の飯豊山さやって
姉が闇川の飯豊山に行ったんだど 

それがら闇川が本元飯豊山になって、
姉と妹が昼寝して どっちか考えた山を思案岳(しあんだけ)と
呼ぶようになったんだど


この話 私ら子供の時分から年寄りに聞かされでいるし 
ここいら辺の人達は皆知っていで、
まるっきり でたらめな話ではねえと思うなぁ



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by tabilogue2 | 2017-07-28 01:09 | 会津学 | Trackback | Comments(0)