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山旅 八幡平から裏岩手 ②

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八幡平・稜雲荘にて

お湯を大鍋に沸かし スパゲティ100g(茹で上げ5分)をこしらえ
クリームソースをからめ 添付されたスパイスをまぶせばペペロンチーノは出来上がり
ペペロンチーノ、たらこスパゲッティなどはYMCA時代にヤスダ君から教わっていた
これが手早く 山行中の晩飯にピッタリなのだった それに美味しい
ヤスダ君に言わせれば 味は日本製がおいしいんだそうで 
ただ「安全・安心」ということに関しては本場イタリア製が良いんだそうだ。


問題は…夕食を済ませても時間が余ること あれとこれとそれと・・・などと計算しても
6時には片付いてしまう計算だ 早く寝床に入ればいいんだが 疲れていないし…
というわけで 一つ仕事を作ってみた ヒマだから小屋内にツェルトを張ることにした。

じつは 軽量化のためザックに積んだのは「シュラフカバー」のみだった
朝の冷気を思えば この小屋内にツェルトを張ることが必要とおもえ
誰も来ない時間帯なので いそいそとツェルトをはった。ヒマだし。。。

これで ツェルト、シュラフカバー、雨具、ニットを着て 今山行の防寒対策。



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明日以降の軽量化のため「ビール」と「ジン」を片付けなくちゃいかん。
ビールのアテは熱々の「おでんパック」「鶏の唐揚げ」。田沢湖駅前のタカヤナギで買ったもの。
もうこれらで 2キロ近くは減量できるはず。

それでも 山小屋の夜は長い・・・ビールでおでんをつつくのに
ツェルトの中で ちゅるちゅるチビチビ呑っても仕方がないので? 
というわけで 備え付けの薪ストーブに火を熾すことにした。

焚き付けがなかったので ストックに巻き付けておいたガムテープをはがし
くるりくるり、捩って焚き付けとし 薪を組んで焚き付けに点火した。
ガムテープは勢いよく燃えるので 焚き付けには最適だっ。

大きな 南部製鉄器を思わせるストーブは すぐに火がまわり明々燃える。
薪を10本ほど横に用意し おでんを温めながらビールを開けるタイミングを待った。
いよいよ ひとり飲み会である 瞑想の時間でもある。 
8時まで2時間ほどをチビチビ潰りすごせば やがて明日になるはずだw

ビールの次は ボタニカルジンである たった100ccだが
糖分の強い甘さ、フルーティなジンなので呑みやすい。反面 消費も早かった、30分もたずw
というわけで 予定通りにザックの軽量化目標の初日分は貫徹w 2キロはいったべ?

だけど それでも時間があまる・・・することがないと不安になる(´艸`)ビンボウショウニモ コマッタモンダ
小屋が暖かくなってきたみたいで ようやく雨具を脱いだ。

ザックにはウィスキーポケットサイズも 首尾よく忍ばせてありw
さらに 黒谷地の”熊の泉”で採取した冷たい水で水割りを作ってさらに30分耐える?
一度読んでしまった本に手が伸びそうだったが 堪えた。一人耐久レースだ。。。

これって「二日目割り当て分の酒」だったが 蛇の道は蛇とはよく言ったもので 
売店で酒が販売されているのをチラ見、掌握済みだw じつにコンビニエントな山頂だ。 
これだけ充実してるなら「孤独さ」は まるで感じないだろう。どっかな?

というわけで 夜風も吹かず 風きり音もなく 霧に包まれた静かな小屋で
ストーブの前で横になりながら、薪の弾ける音とともに「水割り」に親しんだ。
ストーブの熾きがか細くなるのを確認して 9時に床に就いた。よい「山旅」初日だ。

車中泊が定番スタイルになりつつある昨今 この小屋は穴場的存在だ。



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きれいな避難小屋・稜雲荘。 バイオトイレだからか全く匂わない
濃さを増す夕霧だが、、、明日は…晴れ予報だっ。




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by tabilogue2 | 2017-09-26 19:39 | 裏岩手 | Trackback | Comments(0)