今季一発目 楽しい沢登りでした

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梅雨入り前の今日 今シーズン初の沢登りでした 足袋に冷たい水が浸透してきて ああ沢だなぁ。。。とw
 一年ぶりの感触なので 気持ちよかったぁ♫ 

今日はMさんと二人だけ あれこれレクチャーしながら、16:30まで何度も挑んでいただきました。
熱が入り過ぎて下山は19時前(笑) 一人前にリードができるように突っ込んで講習&練習でした。

覚えが早いと云うか 岩や沢に対する臨み方が意欲的で、数段上位にあるようです
彼は予習をすでに済ませており 懸垂も何度かこなしている風です 飲み込みが早いのに驚き
右手を制動手にする狙いからでしょうね、スリング類はギアラックごと左体側にまとめて臨んでました 
基本ができてる証拠です この理由が解らない人はヒタスラ勉強してくださいw

クライミングの基本は「スタンス」 ホールドは細かくヌルっとして外傾、ガバはほとんどない
なのでスタンスを重視し、さらに2つ先、3つ先を読み切って進むようになれば余裕
不安定・不確実なホールドはバランスを保持する意味合い程度で済ませる 基本はスタンスです

今までの初心者と違って一日で覚えるのが早く課題もどんどん進むんで リード役させてみました
ノウハウ、セオリーの真髄を話せば、理解してくれたようで…「何故そうなのか?」まで
実践のレベルを数段上げることが出来ました さすがですね よほど予習なさってますね

これなら次回 葛根田川支流で実戦リードができそうです
お疲れになったとは思いますが、これに懲りずに「花の湿原」探索にでかけましょう 


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二段の滝はハーケンの初打ちをしてもらいました 二口の沢に有効なアングルハーケンを打ち込みました
がっちり効いて 上段の滝のランニングビレイが採れ とっつきの一歩目が出やすかったですね
気持ちよかったかな? ハーケンの打ち込みってw 音が変化したのがわかったでしょうか?

上段の滝はクロモリのナイフブレードや波ハーケンの一枚刃では薄すぎてダメ。2枚重ね打ちでもダメ。
やっぱりここのクラックには クロモリのアングルハーケンがピッタシですね💡 

上下二段の滝も簡単なレクチャーを済ませ、インスペクション後にリードしてもらいました
ドキドキだったと思いますが?w これで最初の「厄」は払われたかな?(´艸`)
やっぱり滝はリードまで、「完全自立」でやれないと 面白くはないですよね

 懸垂下降も フリクションノットでバックアップを取りながら懸垂すること(基本)を確認
鎌倉山のゲレンデではセルフビレイを採るだけで「確保」を終えてしまうパーティが多いようですが
下降中でもブレーキが掛けられるように「フリクションノットで補助する」のが 最近の自救力UPの流れです
下降中にスズメ蜂の攻撃にあって…手を放したりしたら? グランドフォール間違いなしですからね。

プルージック結びは テンションが掛かりすぎるとその真中から折れてしまう性質があり
メインロープが90度にキンクしてしまうことがあります 空中でそれが発生したらお手上げ状態です 
なのでクレムハイスト、オートブロック(マッシャー)で補助し懸垂下降するのが「現在の流れ」です

その他事項として
懸垂下降時に2本のロープを繋ぐときは 「エイトノット」で繋ぐことに統一して臨みました
懸垂下降前に セルフビレイ フリクションノット 細挽きなどの整理 落石を起こさない
2本のロープは常に「赤を引く」・・・など 事前に「約束事項」も確認しました





「懸垂降下」は自衛隊用語 
パラシュートは「降下」です
「懸垂下降」は沢用語です 
ここ間違えてませんか? 読者のマロさん(´艸`)


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ビレイの基本
常にフォロアーの動きが ロープを通して察知できるように注意・配慮すること
フォロアーのロープテンションは弱めながらも 常に一定に掛けておくことが大事です
かといって、「釣り上げ」といってガンガン引き上げることはフォロアーの立場からすると 
スタンスも決まらないうちに ドンドン引き上げられる のは「タマッたもんじゃない」ので 
フォロアーの技術レベルに合わせながらテンションをかける ことに留意しましょう


今回 ビレイして貰いましたが 立ち位置とATCまでの距離の問題もあって
ATCでのロープ引き上げがスムーズに行かず苦労してたようです
支点をビレイヤーに近づけた時には スムーズに引揚げができたので
「ATCにテンションがかかった状態」でビレイ位置(距離)に留意してください

右手でフォロワーの動きに合わせてロープを引き上げて・・・
ロープテンションが少し緩んだところで ATCのロープ通過がさせ易くなるはず・・・ 
即 左手で確保の手繰り寄せをする 右手と左手のリズムなどは「慣れ」です
 

下段の滝ではビレイ支点が取れないので 滝の淵で肩絡み確保をしてもらいました
ロープでの肩絡み確保に まず重要なことは、多めに抵抗を作る…という点

ロープを脇の下から通し 背中を這わせ 肩越しに確保すれば 手、脇の下、背中、肩、手…の順に
ロープの摩擦抵抗が多く発生するので 墜落の衝撃は幾分でも緩衝されるはずですね

それと 下段の滝に「残置ハーケン」が2本ありました 有り難く使わせて貰いました


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今回、初打ちです 打ち込んだのは…black diamond社のアングルハーケン#4です
これが ガッチリと岩に食い込みました 
#4は大きいので 打ち込んでからもステップとして使えます 値段も大きいけど(笑)
ハンマーもそれに合わせて ヘッドの重いものに変更して臨みました 正解でしたね 

沢用の軽量バイルじゃ アングルハーケンを打つには打ち戻されると云うか跳ね返されちゃいます
アングルハーケンがクラックに入り込む時に アングルのヒシャゲによる反発力が発生しますが
軽量バイルの場合 それに対して反発を抑え、さらに打ち込みきるのは困難だろうと予測できます
ヘッドが重く、力のモーメントが強まらないと、最初の一打でアングル#4は打ち込めません
理屈から言うとそんな感じです

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Black Diamond社 アングルハーケン#3と#2です


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ヘツリは もう少し「水際」を行くように! 
水中にも「棚がある」場合があるので 其の場合は簡単に進むことが出来ます
上に追い上げられた分 次は 降りなくちゃいけない (動線が上下してしまう)

 河原歩きも同様ですが 多少の遠回りであれば 岩を迂回し、up&down を避けるように
岩に上がれば体力もいります 省力! 楽に! なるようなコース取りしてください


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裏磐司が見えます。新緑が気持ちいいいいいい・・・

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京渕沢の梯子滝です 水量が少なく、迫力が足りませんでした

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二口林道が工事立入禁止のため、北石橋経由で帰還しようと思いましたが それができず 
というか はっきり言いますが遠慮しときました。。。

時間も余ったんで すべて訓練に費やしてしまいました 
お昼ごはんは「Mさんお手製ジャジャ麺」でした、その味噌は自家製肉味噌☆ 旨かったです
そしてスープがこれまた凝ってました まさに ”嫁入らず”ランチでしたわ(´艸`)

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僕の沢用ザックは20リットル。
50mロープ、ギア類、救急、めし、水、バーナー、カッパ、ツェルトなど、重さは12kgぐらい
泳ぎの入る沢には ゴアテックスのインナーバッグをザックに忍ばせ それに荷物を入れます

沢登りでは腰のベルトは外します。腰ベルトを外す理由は・・・
淵に落ちた場合、背中のザックが浮き輪と化して頭を小突くので 頭をあげられず息継ぎができなくなります
なので、水中でザックが外せ 浮輪のように胸に抱えて 泳ぎに対応しやすくする必要があるから(ラッコ下り)です


おつかれさま~ 夏はやっぱり 沢だね~
次、葛根田川と麝香熊沢に行くよ~ お花見~♫…日帰りだけど(T_T)
吾妻大滝沢で「初級」講習会は卒業にしよ~ぅ


もう こちらから言うことはありません 基本はできています あとは実戦のみですね!
質問が有りましたなら 後ほどメールでお返しいたします



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19:00 けっこう遅くなりました  今日はおしまい(笑)

ブーリンノットの確認を忘れた episode 1


 

「沢登りブーム」の憂鬱

滝のクリアに夢中になってばかりで 基本的な沢の歩き方、高巻きや沢の狙い目、滝の弱点などを軽視するパターン
沢登りのカッコだけはイッチョマエなパターン、滝壺ドボーン?楽しさ追求だけのパターン
「沢登りブーム」に呆れます。

近年の登山ブーム インドアクライミングブーム 沢登りブーム 冬山ハイキングブーム・・・なんでもブームw
メーカーや 山岳雑誌や ショップや ツアー企画など 山を取り巻く環境/媒体に踊らされてばかりの日本人 

「本質との乖離」はどんどんすすむ





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Commented by repertum at 2018-06-09 22:19 x
6月8日は大変お世話になりました。

初めての沢登りでしたが、ルーファイ、立ち方、装備等、実地で教えて頂いて、文字や写真より何倍も良い経験になったと思います。ただ今、忘れないうちにと教えて頂いた事を急いでメモしているところです。

私信にて当日の写真、及び次回に向けての課題を送信しましたので、コメントを頂ければ幸いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
Commented by tabilogue2 at 2018-06-09 23:10
> repertumさん
遅刻するなんて最低なことやらかしました、ごめんなさい。
それにしても お疲れ様でした 充分リードできますよ。 コメント?赤ペン先生ですね?w
あとは回数をこなす、そのために山岳会の門戸を叩くのが課題になるでしょう。
Commented by repertum at 2018-06-14 00:09 x
リンク先を読みました。もしかして今ではブーリンは余り使われないですか?片手で結んで自己確保できるなんて便利だなあと思っていたのですが・・・

ついでに腰絡み懸垂下降も調べましたが、昔はこんなやり方していたんだと今との違いがちょっとした衝撃でした。こうした技術や道具の変遷を体験していると、今の形に行き着いた必然も理解が深まりそうですね。
Commented by tabilogue2 at 2018-06-14 08:43
> repertumさん
そうなんですよね こんな便利な自己確保方法が埋もれてゆくなんて信じられないでしょ?テンションが頻繁にかかると結びが解けてゆくから危険だと言われてるだけに過ぎないわけで 末端処理をきちんとやればとても便利な結び方だと僕も思いますね。しかも片手でできますからね。肩絡みはおすすめしません。こればかりは失敗するとダメージが大きいんでね。

登攀の歴史 具体的には小川登喜男の時代から先鋭的になりかけたロッククライミングの黎明期に色々と日本でもあったわけですね。その後に「沢登り」という日本独自のジャルピニズムが日本の登山史に加わるわけですね。面白い登山史が記されていることに気づくと書物が楽しくなります。登山史という深みにはまるのも悪くない、それも登山の一方向ですね。
by tabilogue2 | 2018-06-08 22:41 | 二口山塊 | Trackback | Comments(4)