人気ブログランキング |

(再掲示) 蔦 温泉  いい旅館だべさ♫

d0347140_08533973.jpg



浴衣の君は すすきのカンザシ♪
熱燗徳利の首つまんで
もう一杯いかが?…なんて
 妙に 艶っぽいね♪



云わずと知れた吉田拓郎「旅の宿」の一節
昭和43年、学費闘争終焉のころ、よく謳われた曲だ
その歌詞のイメージモデルになったこの宿


作詞家の泊った部屋を とくべつPRするでもなく、
今もごく普通にその部屋は使われている
じつは 前回も今回も その部屋を予約したのであるが・・・
中高年に人気のある部屋だそうだ

その理由が なんとなく 分かる ような?
おそらく、、、
雨風に晒され艶を失った窓の手摺を見ていると 
清貧な時代も 憤怒の時代も 
じっとその移ろいに耐えたであろう姿に、
老い行く己が身を つい重ねてしまうからだ 
・・・と思うにいたる


蔦温泉は2度目の訪問
何度尋ねても「癒される宿」として心に残るに違いない
何といっても「弘安の湯」がいい
源泉の上に湯小屋が立つ 感触がこれまたいい
なので リピーターで泊まる客が多い

うちらも前回は蛍のころ、今回は紅葉の宿だ
従業員の皆さんは やんわりと方言で包んで
時々タメグチで冗談など ゆかしく話してくれる

客が来館するたびに
番頭さんたちが駐車場から玄関まで案内してくれるし 
玄関に上がれば 
仲居さんたちが親切に接待してくれる


d0347140_08535841.jpg


山斜面に造られた登り窯のような別館への階段、
約70段ほどを喘ぐことなく登りきり、
宿帳に記帳を済ませて部屋に案内される

予約した部屋の前を通り過ぎ、向かいの部屋に通された???
仲居さんの案内をさら~っと聞き流していたが、
徐に 彼女はガムテープをとりだし・・・ 
壁やガラス戸で蠢く何やらを指差しながら

「カメムシを生け捕りし 潰さず 密閉状態で屑かごにポイ!ねがいます」

極意をレクチャーし始めた
いきなりの実演に驚き、手際のよさにも感心した

捕まえる時に潰したり、悪戯したりすると 
お腹から何やら分泌液を出す これが臭いので
「カメムシ生け捕りの極意」が
仲居さんから宿泊者に伝授された というわけである

この時ばかりは主客が逆転するが、
この極意なしで 一夜を過ごすのは至難であることが 
翌朝 屑籠のガムテープの山を見れば 
黙って納得するようになる

サプライズではあったが 
実際に大量発生とはありがたくもない
生温かい天候のせいだった
前回と同じ角部屋を予約したのだったが 
珍客来襲で北向きの山側の部屋に変更を余儀なくされた

「カメムシ発生の少ない部屋なので、変更させてもらいました」

宿の計らいだったが、、、
それでも一晩に100匹以上も捕獲できたわけだから 
南側の日当たりのよい部屋なら さらに凄かったに違いない
お陰で予算は4000円も値引きと相成った
1匹あたり40円?(´艸`)ウハウハ カメムシ様さまだ(笑)


夕食は7時からのんびりと戴いた
名曲に倣い 熱燗を注文し美味しく戴いた
相方に促されるまで気づかなかったが
給仕する中居さんは 津軽美人だった

夕食の部屋食が取り止めとなり 朝夕2食とも食堂だったことは
旅する者にとって非常に残念

経営も大変なのは百も承知だが 
宿代に色を付けるやり方もあろうというものだが、
これしか方法がなかったものか?

次回は 部屋食ありの「本館」に泊まろうと思う



d0347140_09042601.jpg












トラックバックURL : https://tabilogue2.exblog.jp/tb/26923454
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by tabilogue2 | 2018-06-20 08:15 | 山の宿 | Trackback | Comments(0)