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夏の新庄神室 花紀行   キヌガサソウ・コバイケイソウ

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暑かったですねえ 
夏の暑さは 身体を壊すんじゃないか??? そう思うんですけど、、、
貴殿はいかが?( ̄ー ̄)



TIA(一過性脳虚血発作) Yahooニュースより
一時的に脳の血管が血栓で詰まるものの 短時間のうちに自然に溶けて回復する状態
脳梗塞と同様の症状が現れるものの、多くは数分から数10分で回復するため、
もういい、と放置することが多く 脳梗塞に症状を発展させる要因となる。


くまぷー氏によれば 「ふくらはぎの運動」に 効きめアリ!と 記してありましたね~ ( *´艸`)
さっそく やってみよーか  (あ、俺 スキップできるしw)


血栓飛びまくり? 脱水症状に気づかぬ ”がんばる登山”も、
休憩なしの”セカセカのソロ登山”も もう止めようぜ
休憩や 水分を 充分にとって…
”のんびり ゆったり” 登山に この夏は切り替えようぜ!

もし、暑さでボーっとするようなら 木陰で休んで水分とって 
首や脇の下を濡れタオルで冷やし 暫く動かない 
それでも足元がフラフラするようなら 
脳梗塞をも疑って 即時下山しよう!

で、、、下山したら「体調は普通で、何でもない」ようだ??? 
としても 直った、治まったと勘違いしない! 
睡眠不足が誘引して一時的に症状が表に出ただけ??? 
としても 隠れてる症状は検査しないと分からない 

素人判断はしないこと 
とりあえず 近くの循環器科に行って 先生にこれらの事情を話そう!

虚血性疾患に罹らないために 先生は詳しく検査する日を指定し 処方箋を出してくれる
血管を広げ血圧を下げる薬 血液をサラサラにする薬 
場合によっては次回から高脂血症の薬もあるかも

この早めの検査と手当が今後の登山人生を保証してくれる 
だから 下山したら即、循環器科に行ってくださいね!
この「隻眼の男」が言うんだから まちがいないですよ 後悔先に立たず です



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残雪があって 花が一斉に咲いて 山の緑が濃くて 木陰に夏鳥の声がして 
「地方の山」好きにはたまらない「東北の夏」! 
お盆まで、、、たった2ヶ月だけの 魅力ある季節「東北の夏」は短く 足早に過ぎ去る
凡てが一度に燃えるよな だからこそ 魅惑的な季節なのだ


この夏、北アルプスに行けない熟年登山者はw
今日「東北アルプスw神室連峰」に…って なんだかオイオイ
3000mの連なりを いきなり1000mにスケールダウンさせるっつうのも あれですけどw
「みちのくプロレス」的な情感に訴えるキャッチで 
「北アの代替」って?格落ち感フルだな(;´∀`)



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天候は「おおかた曇り時々晴れ」 

で いつもの通り 会津田代山にしときゃ良かったなぁ…とか、
浅草岳のヒメサユリィ~とか、会津朝日岳に、燧ヶ岳にでも…って迷うわけでw

でも結局 近場で済ませてしまう安易なパターンを「普遍的にやってる感」満載(´;ω;`)
シャコタン車で「どうやって登山口まで行くの」的な?現実問題は頭に置かずw

””夏は沢登りにかぎる”” と豪語してきた男には「あの頃の体力」が衰えているにもかかわらず 
未だに ””夏に夏道を歩くなんて…愚の骨頂だ”” とか臆面もなく口にしておりm(_ _)mスンマソン
まあ尤も そんな気も起きない歳ではあるのだが そう 口だけ 口だけw

とはいえ 往復12km 高低差950mの循環登山に向け 
朝5時半にやっとこさ家を出た、、、普通、3時には自宅を出ると思うけど・・・



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ココを 左折!  直進すると…道は削れて消える




登山口に8時着 駐車場は溢れていた 
他の登山者は6時にはスタートしていったのだろう 
車のボンネットは朝の空気に冷えていた

この時間帯なら どう考えても 
最寄りで 近くて 早い 三拍子そろった「役内登山口」をチョイスとなる
 
さらに木陰の沢沿いを歩く
「西ノ又コース」を優先的にチョイスで「沢沿い=涼感体力温存コースとなる 
実際に 冷や汗以外の汗はかかずに「不動明王」までいける


9時、、、一つ目の吊橋を左岸から右岸へ渡る 
揺れる…後ろを振り返るが、、、アチラ、揺れには滅法強い仕様のようだ(´艸`)

沢沿いの右岸道は流されたらしく 
案内板通りに一段高い迂回道に左折し 進む



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直後に 鉄骨が折れて、傾いた、
いつ壊れても不思議じゃない、二つ目の吊橋 
ここを揺ら揺ら”タテノリ”しながら 再び 左岸へ

おそらく ここの折れた橋骨は重大事故が発生するまで 
予算措置は採られないだろうな 
地方自治体には金が回ってこないもんね 

はたして?誰が犠牲者になるのやら…
呼び込む観光案内パンフやガイドブックに 
「苦情」や「現状」は書きこまれないし



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順調に 涼し気な沢沿いのブナ林、カツラの古木の森を歩く♫
””老いて猶かむろの道に汗流る”” だったか? 句を詠んだ白い看板をみやって進むと
 足元不安気な「左岸へつりトラバース道」へと道は続く…

最後はトラロープが懸かる崖の道へ 
ここのトラバースは「要注意」 チョッピリ冷や汗がでるかもよ

崖を過ぎ 小沢をわたって小休憩…
安全登山のための「tension & relaxation」だ 

坐った石の横にオオバミゾホオズキが咲き 頭上のタニウツギもあり 
白い花が多かった沢沿いのコースだったが この辺から色彩を放つ花が咲き始まる

ということは、この先からの上部は 直射日光に当たることを意味している



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オオバミゾホオズキ


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ノビネチドリ


ノビネチドリに足を止められ しばらく花を眺めていた

一尋は「両手を広げた長さ」約1.8mらしい 三十三尋の滝は落口から60mみたい
実際は…20mくらいかな? どうだろ目測で 15mか?

前回 バシャバシャしてしまった西ノ又川を無事に渡り 
10時50分「不動明王」の台地に上がって大休憩 
ここの清水は冷たい テンバにもなる



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メインイベント「胸突き八丁坂」がきつくて、40分の所が1時間チョイかかった(´;ω;`)

坂の途中 東京からの団体さん、70歳以上な20名とすれ違った 
毎週山を歩いてるよな(´艸`)? 達者な爺さん婆さんたち

ガニ股で歩く、お腹の出ているよなオッサンは一人もおらず シャキッとされてる
あんなスラリとした山姿って 見ている者には頼もしく映る
達者で急坂をサッと下っていく

ああいう”スマート感のある年寄り”になりたいものだ 
田舎もんには 田舎もんの悩みが…ある
、、、いや ないわけじゃないw

坂を抜け出ると広い湿原に出た 「御田ノ神」に鎮座する祠に手を合わせる


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「御田ノ神」の祠に何故か地蔵さんが2体 軒を借りた格好が面白い


急登を終え 湿原にて一服する 
「休み 休み 頑張りました おつかれさま」ですかね

原が風に揺れ 咲く花に心も軽くシンクロする 
暫らく眺めていた
花名をひとつひとつ口にしながら 
脳内で彷徨う花の名をサルベージするw

午前立ち話 馬鹿モノ ハクサン千鳥足 裏白ヨウラク 日航機スゲえ 古葉イケイケソウ 



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「御田ノ神」から見る「前神室」の雄姿 かっこいい山だ
帰りは あの左からの登りが待つ

もう少しで キヌガサソウが出てくる

 
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出てこないw その前に白い花 ミツバオウレンだった


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 梅の花のような姿は バイカオウレン
いよいよ キヌガサソウだw


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ちがった サンカョウだw 
これら早春の花、、、雪渓が消えたばかりで今が盛りのようだ


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キヌガサソウ   
ヒロシマカープの鉄人、衣笠が好きだったなぁ…南無


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次に 数10メートルに亘って モミジカラマツとサンカヨウの群落が出て
其の一段上に キヌガサソウの群落があった 

前回よりも感動は小さかった たぶん2回目だから…かなぁ?
でも相方にすれば 今回初めての光景に違いないわけで

「うわ~!」 ビックリするほど興奮したらしい 
「こ~んなの 初めて~!」 来てよかった 喜んでもらえたようだ

それにしても ちっちゃな喜びだよなぁw
ちっちゃい ちっちゃい 庶民の喜びだから「手のひらサイズ」だw

2014年 キヌガサソウの群落  リンク

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10枚の花弁?ガク?それと10枚の葉っぱ、ジェットエンジンのブレードみたいだなァ

もっと面白いのは葉っぱが開く直前の姿 
そのトルネードスピン感が面白い フデリンドウみたい

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キヌガサソウを初めてみたのは…鹿島槍の冷池山荘じゃなかったかな? 
玄関前のちいちゃな池に ミシッと咲いてた もう25年は過ぎてるけれど…?w

この花は湿潤であればあるほど 見応えがあって 興奮は格段と違うようだ
次回、霧の日にでも来ようかなぁ…って? ナイナイ、あるわけないだろ この坂だぜ?w 

未開花の株も多く、暫くは咲き盛っているだろう 例年、7月上旬までは咲いているようだ


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12:50 「窓くぐり」を抜け パノラマに歓声が上がった
「うわ~!」… 
の後が続かない、あっそうか 語彙に富んでないんだっけ? ひんこんか?(笑)
「うわ~!」… 
珍しく連発、興奮する相方w 態度で表現されたほうが
案内したコッチには解りやすいw
「稜線歩き」には めちゃ興奮するようだが、その気持ちが分からないでもない

今年は コバイケイソウの当たり年なのかな?
前回は2013年だったが、、、ならば次は 吾妻の栂平へGO!だな 特有の匂いがイヤだけど

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神室本峰がみえる 小屋も見える 
ココからの稜線を見ていると 思い出されるのは当時の冬合宿のこと


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鳥海山が ボーっとみえている


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カラマツソウ


神室山頂が13時半 朝の8時から5時間半かかったことになる 1時間も余計にかかった 

つか この季節だからこそ「花に時間を割く」 これも山の楽しみ方だ 
その分 山を多く味わったことになる そうプラスに考えようw
現代人は無感動、全て合理的に捉え過ぎる よくない! 
✖効率  ○充実…そう考えようか?w 

貴方は 効率的 合理的に人生を歩んできたが、
ある時ふと気づいて山にやって来た… わけですよね?

時間が余ったところで 人様より裕福か?と云うと 
日本人にはそうじゃなかったわけで
時間が余った分だけ、さらに別課題に突っ込んじゃって(よくある話)
そこで再び アレもコレもと…マルビな嗜好に嵌るだけ 
忙しい「だけ」の人生ね? 

「勤勉な日本人」と揶揄され、「余裕なんて無駄」、、、
そんな概念的捉えが脳裏にあったのかも?
貧乏性とでも言ったらいいのか…私も含め チョッピリ負け惜しみだがw

たとえば効率化、合理化の極めつけ「カップラーメン」を
ズルズルヤッて終わってた日々の登山
山で手作り弁当を味わう お茶を啜る なんてことに…
今日はちょっと感動する 

そう 非日常性に触れたわけだ 
脈(やまなみ)を眺めながら ゆっくり30分のランチを楽しむ 
旨かっ 筑前煮!  よかっ 景色!  よかっ 余暇っ! 
… なのだ(笑) 

軍沢岳がみえる… 
「オイ元気か?」と カビの生えた記憶が頭をもたげる 
足はパンパンだが 眼前の根ノ崎尾根を眺めていると元気が出てくる 不思議だ

山頂で一枚も写真を撮らなかった それほど 手作り弁当が旨かったのだ


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14時に下山を開始すれば登山口着は17時半ごろになるかな? 
靴紐を最上部のフックにかけて締め直した 
山頂の祠に手を合わせ無事を祈念し 下山開始だ 14時10分 

右も左も 山々山、花々花 まさに稜線歩き パノラマコースの冠どおりだ
途中10名ほどの小屋泊と思われるパーティと交差した 
明日も好天だ いいなあ小屋泊まり 縦走するのだろうか?若さが羨ましい
 
順調に 有屋分岐 水晶森分岐 前神室 にいたった 
飯豊や朝日や北アと同じ ロングな稜線歩きはやっぱり気持ちがいいものだ


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気楽な下山だったが、、、伏兵「ざんげ坂」が出て 途端にスピードダウン 
これにはヤラレたなぁ この後も長いし
 
やっと 思い出多い第1ピーク通過 むかし 深雪にテントを張った場所だ
役内からの深雪ラッセルに励めば 丁度この辺りが初日のテンバになる

ざんげ坂から膝の痛みで 我慢の下りが2時間ヒイコラ
登山口の沢で塩の吹いた顔を洗って 生き返り
車に戻ったのは18時 予定の30分オーバーで済んだ…
「上出来」だっ! 無事下山すれば凡てがOK

「キヌガサソウを見せてあげる」 
数年前に口にしたこの”朽ち約束”も この山を選んだ動機だったが
””口約束ほどいい加減なものは無い””
そう思ってるだろう相方には 今回のコースはキツカッタことだろう… 

さすがに格上の山だったか? 花に魅せられ過ぎたか? かなり反省もしているw

さあ 急いで秋宮山荘ジャグジーに浸かろ
塩っ気を洗い流し 足の疲れをとろう(20時まで600円)

安全運転! 次の山を…帰り道に話しながら 具体化して帰ろう。
次はいよいよ朝日デビュー? 南会津の山? 涼しい北アか?… 高原に立つ自分を想う。。。

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「ざんげ坂」で出会った名前のわからなかった花 
ヤマハッカ属 カメバヒキオコシの「若造」ですかね???
どなたか? お教えくださいませ



新庄神室 冬季合宿の思い出

晩秋になると冬合宿の偵察に数度登る その際、渉外担当会員は地元民家を尋ね駐車場借用を依頼するわけだが ここでは役内最終集落の世話役さんに酒を持ってあがり冬合宿計画を話した上で駐車場借用をお願いする 特段苦労することは無いのだがあっさり受諾して貰えるのは「会の伝統」「過去の実績」がそうさせているのだろう
旧鬼首峠から軍沢岳を踏んで神室本峰を目指す一隊は根ノ崎尾根の左右切れ落ちたリッジを進み神室主脈尾根に合流し さらに本峰への尾根を辿り向かうが 冬はこれが凄まじい角度の登高でしかも総てリッジで出来ており ヤセ尾根のリッジと雪庇の恐怖に耐えながら本山に向かうという筋書きだった 「冬季縦走のクライマックス」だ 
25000図を見れば解りやすいがリッジが続く尾根筋をたどり、行く手に見える「白い三角」が実にシンドイ ロープを繰り出し ピッケルを手にして 深いラッセルをシャリバテ気味にヨロヨロと上がるw 全然カッコよくはないのだが でも達成感だけは「大迫 半端ないって」 山岳会に入って良かったなぁと想う瞬間だ 合宿まで数度、試登を繰り返し、その後に本番に臨むわけだが 鬼首のハゲ禿同様にとてもシビアで辛い山なのだ

今の自分があるのは…南会津や飯豊、朝日の白銀の世界・厳冬期主脈縦走、幽谷のお陰だ 「厳しさ」「限界」「底」を見ない男には その経験程度の「器用な生き方」しかできないものだ 新庄神室 ハゲ禿 朝日 月山 鳥海 八幡平…「冬季合宿」は山岳会にとって次期リーダーを形成する重要なファクターを持つ


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by tabilogue2 | 2018-06-24 23:34 | 新庄神室 | Trackback | Comments(0)