冬を、”基礎”から学ぼう

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秋になると思ってしまう、そして体力の続く限り、実践しよう、、、と思っているのですが

世の現実とその対応で、自分はどうすべきか? を考えて、少し実行していこうと 
昨年から実践し始めている案件です。


山への畏敬の念を養わず、怖れもせず、学ばず、今だけの楽しさを求め、追いかけたとして・・・、実力は早々には付かない。生活技術、観天望気、危険予知、危険回避、自救力UP、自己脱出、山への畏敬など精神も含めての「総合力」は付かない。まして他人様のブログに記してある通りにコースを選び、コースタイムの載った昭文社の地図しか読めない実力の程度で、木道完備の尾瀬や ホテル並みの山小屋が揃った北アルプスや 登山者の列が山頂まで続く富士山など 人の流れに乗って標識の指し示す道を歩いたとしても「登山の凄みや醍醐味」は味わえない、ましてや「GPS地図に誘導されて登る」ようでは 実力などつくものではない。


自分という主体もなく、他人の結果に身を任せるという心配(事故の元)は今後も増える一方のようだ。それでいて 自分は登山界のセオリーから逸脱しているだろうか?と半信半疑になる。長年山をかじってきた私には「連れられて登る・・・」「他人の結果のコピーをあてにする・・・」「学びもしない 変化を起こそうとしない独善的な自分・・・」などの考え方、済ませ方がどうにも分からない。この年齢だから尚更 自分を過信するほどの体力はとうにない。 だから 好きな山が2つ、3つ程よくあって 季節を変え ルートを変え 年中登れたらそれでいいじゃないか とピークハント欲の無い者として 素直に思う。


さらに 無目的な登山者は深田百名山のような「価値基準」「既成の目的」、他人の「行為の結果」に寄ってすがろうとする。発想に豊かさが消え、代わりに「ヤマレコ」「YAMAP」など他人の記した「トレース」をこよなく愛す。そんな登山者が闊歩する時代。基準は「標準タイム」より早く歩くこと。他人のトレースを追うだけの登山。オリジナルな山の楽しみ方なぞどこ吹く風。一般生活の中で「コピー文化」を愛し、山に登っても「トレース文化」を愛す、ネットでさらにインフルーエンスを極める、、、この現象がどうにも受け容れられない。


昔は 「三人寄れば山岳会」と揶揄されながらも山岳会に入会するのが向上心の礎だった。 経験が人から人へ伝わる手段、いわゆる「空間」(インシュレーション・中間の機能)が存在した。だけど今は違う。若者の登山ブームも老齢者の独善的「トレース登山」ブームも、どちらも危険回避を経験として積む「集い」「時間」「伝承」などの手段(空間)がない。

PCを開けば手軽に教えてくれるが、だがネットでは「知識」しか手に入れることができない。知ってはいるけど実践では試せないし活かせもしない、そもそもそれらネットで拾い集めた知識をあてがう「現実」や知識を活かす「状況」との「ヒモつけ」が理解されていない。


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山岳会に入るには「勇気もいる」し 「組織に入るのは面倒」で「自由にヤって」いきたいw そんな現代人の「安近短な」ワガママ安直指向w。。。この風潮に一助にでもなれば、実践的にお役に立てれば、「残りの人生」を自分らしく貢献できる。 方法としてこれ以上ないとも思っていて、、、昨年から個人的に若手を連れて「山に行くプログラム」を組んできた。今年の冬も、安全に雪山を楽しむ「基礎を実践で」お伝えできればいいかな?…と思っている。 希望する方はコメント非公開でどうぞ!テント2張分ならご一緒できます(私入れて8名、 あと3名)。

「体力の差」はあって当然、、、でも 「知識の差」があったのでは 登れる山も登れない。
これが冬山・雪山の壁。乗り越えるには 恥を捨てて「知識と経験」を持つ これしかない。

冬山の道具を揃えてもらわねばなりませんが、出費が嵩む代りに「冬山 雪山の何たるかを知り それが安全に味わえる」のならこんな素敵なことはないと思っている。ピッケル/アイゼンでの実践 雪山ラッセルの実践 ルートを読む&タクティクスを持つ ロープワークの実践 スノーリッジの実践 ロープ確保による実践 雪洞ほりの実践 雪洞での生活技術・・・、数名で雪山を基礎から始めてみようかと思っている。そして このまま「沢登り」レッスンへと繋ごうと思っている。

追記です

ピッケルは持っているがきちんと扱えない ストックを使っているが急斜面でヒヤッとし、ピッケルが重要だと認識した 使い方を教わっていないから使えない 学者さんや、先生方に多い…「人前で恥をかきたくない」「人に教わることができない」「教えてもらわなくとも自分でできる」「教本で理解する」タイプ、、、 こんな使い方で良いんだろうか?聞ける相手が居ない? 持ち方や滑落停止やピッケルでの三点支持など実践的に教えるスクールがない? アイゼンの装着、知らずに歩くアイゼンの引掛け ワカンの紐が緩まない?、脱げないような紐の締め方? ラッセルの歩き方? ラッセル交代って? テント設営の適地? 雪洞の掘り方?など 雪上での「普通 あたりまえ」ができない。 自分は「我流」なので自信がない。 今さら聞けない。。。

いわゆる雪山の常識を伝えていこうと思います。コツ、セオリーが「自分には未だ降りてきていない」とまあwそんな場合でも イロハのイから実践し自信を持って道具が使える、「一人じゃできないけど パーティを組めばできる」というケース、さらに新たな技術を学びましょう! できれば 「山岳会に入ろう!」という考え方です。

どうぞHITOIKIさんも、読者のみなさんも 遠慮なさらずご参加ください。明日から 違う目で冬山を捉えることができますよ( ^ω^)


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Commented by HITOIKI at 2018-11-14 22:44 x
HIOIKIです、またコメントさせていただきます。「自分は登山界のセオリーから逸脱しているだろうか?と半信半疑になる。」とここまで読んで、登山界のセオリーとはなにかと疑問になりました。それから、最後まで読んで、プログラムのお話があって、登山界のセオリーとは「つなぐ」ことかなと思えてきました。しばらく前の僕の暴言の底には「党派性」に対する距離感があって、それはそれで、解決されていないのですが、登山界のセオリーは単独行であっても、そこには「相手」がある、そこを外しては誤ると思いました。近年のトレース文化には「相手」はいなくて、そこには虚構、模倣、偽装、つまり、自分がないと思えます。相手のない自分は危うくて、長らく登山についてのブログを書いて来た私にとって、書くことはセオリーの追求であって、その問いの答えに巡りあえたようです。
Commented at 2018-11-14 22:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tabilogue2 at 2018-11-14 23:28
> HITOIKIさん
たぶん何年も登山していても、党派性という点で 技術的にも思想的にも半信半疑に陥るんです。何故って「基礎から学んでいない者」にとって、自信の裏付けがないからです。たとえば 会のメンバーはたかだか3年であっても冬山のセオリーをきちんと学ぶことができているわけで 其の差はいかんともし難いのが事実でしょう。セオリーには何十年と代々語り継がれた各種の事例のワケが秘められています。会員は知り得ても 非会員には知ろうとしても及ばないことばかり。上には上の理屈があります。

トレース文化の分業化といっちゃなんだけど、、、知りえずとも済ませるのはありますよね。たとえば八十里越えは僕にとって踏破さえすればよかったわけで それ以外の歴史なんざ無用の長物。でも、それがないとブログを書いてる者として「人間的な魅力にかける」わけです。セオリーの成立過程にも「あの人が言ってるから」・・という影響因子はあるんじゃないでしょうか?もっとも万人が言ってるから セオリーなんでしょうけど。興味のないものにとっては 昨日も今日も明日も トレースのままで良いわけですが。

ブログを書き続けた結果の十年がどんな変遷だったかを記録したその時点で それがセオリーになってくる。もうそれは厳然と見えているでしょう。。。相手が必要でしょうか?前回への問ですが・・・相手が読んでくれなくともブログで言い続ければ それもまた10年後に確かめがあって セオリーに転じていくんじゃないでしょうか?
会員でないということは 即座に検証ができないんで 結果 他の意見が入ることも覚悟ですよね?でも 自分にとってはいつかはソロとしてのセオリーになるのだろうと思います。
Commented by tabilogue2 at 2018-11-14 23:32
鍵コメさんへ 

了解です うまく会との関連で日程調整願います。基礎は毎年やらないといけません。
2週目 3週目 プラス 補講は個人山行で! よろしくです。
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by tabilogue2 | 2018-11-14 17:19 | mount | Trackback | Comments(4)