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会津歳時記 小栗山の道祖神

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会津の野辺の旅に、、、私が呼ばれたのは
「こんな風景に出会ってみなさい」と、
そろそろの御教示?お告げ?だったんじゃあなかろうか (´艸`)

それにしても 
「カップラーメンをすすりながら」…って 老いの悲哀を嘆くシーンではない(笑)


あと何年 健康でいられるのだろう? 
誰にも分からない。でも命の終焉に近づいていることだけは確かw
いつかは「野辺の旅に立つ日」がやってくる それは生くる者すべてに公平に

気負ってばかり、息まいてばかりいては「老後の残り」をちゃんと生きられない
だから素直に生きよう♪

山や、車や、酒に、意を注ぐだけでなくw 
残りの人生を広く捉えて暮らすように との御沙汰かもね。



金山谷の太郎布(たらぶ)集落への峠道、
小栗山(こぐりやま)の路傍に石仏群があった

八重桜が植えられピンクの桜花がこんもり盛っている 
これぞまさに田舎の光景、、、 いや、憧憬かな?

よく見ると 中ほどに立つは男女の像が彫られた道祖神像
男神・女神を顕している
その男神が手に持つのは「盃」 
女神が手に持つのは ふつうに考えて「徳利」だが・・・

道祖神は男女の交わり、生殖を司るもの、子孫繁栄を願うもの
、、、なので
男神の手にもつ盃は・・・女性の陰部を手にかざすことになり 
女神の手にする徳利は・・・男性器を両手に秘める形態となる 

真昼間から?、、、
そんなことを講釈して いったいどうしようというの?w



道祖神は道中の安全を司る神でもあるが 
五穀豊穣・子孫繁栄の神でもあるわけだ。
会津では道祖神を「道陸神」(どぉろくじん)と呼ぶ。

ついでだが 朝日連峰に道陸神峰(どろくじんぽう)がある
ダムに沈む以前、三面(みおもて)集落の方々の崇める山であり
五穀豊穣 子孫繁栄を願う山ということになるわけだ。



即座に 「神」の存在を信ずることができずとも
自然神を敬い続けた昔人のその精神性・祈りは 
誰もが信ずるところだろう
そんなことを 今日は学んだようだ 拝




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供えられた「男根」の夥しさに、こっちが怖気づく、、、でもまあ 撮影は済ませたけどねw



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帰宅してから調べました 
建立年は安永三年(1774年)でした 250年も往来を見てきたわけですか





道祖神と言えば、信州安曇野の畦道を思い出す。
それに似て、いいんだよなあ この光景
心が すうーっとあらわれるように 落ち着くんだよなぁ

四角四面に捉えた ”山だ 海だ 川だ” ではなく、、、単に野辺で、、、
こんな出会いのある旅が今の自分には合っているようだ

18歳からずうっと山を歩いてきたので 
もう あの山、この山、登りたい山が いっぱいあるわけではない
さりとて 別に山に厭きたというわけでもないのだが 
こういう野辺が安らぐ 。。。 
老いたのさなw

せっせ、せっせと登山する意味って何だろう? 
ピークハントする意味って何だろう?・・・と考えた時に
「神が宿る山」という観点を抜きに 単に山を求めれば 
それは「味わいのない行為」ということになるのだろう、、、と 
初登山から50年を数える今にして そう思わされる。

古くから、その地に根付いた民話や信仰との一本の繋がり 
それさえも見出し得ないで 単に山に登るだけって?
 山を含めた情景や 人々の祈りが浮かんでこない 
単に山に登っただけ・・・
それで終わるのは いささか、?だよなぁ。

つまりは 
日常を味わうことなく、平坦に生きてる貴君が
己れ自身の人生を「単調だ」と嘆くようなもの 
それに気づかないだなんて・・・、実に もったいない

Change の意志 強い意志は誰しも我が内にあるわけだが
・・・山に何を求めるのか? ここが問題。
にしても 
なかなか重い腰を上げられないで今日まできたわけだよな 
互いに…か?w

過日 遠野に出かけた時に「足りないモノ」に気づいたのだが 
それがこの日、会津の野辺の旅、、、
「目立たぬ」「歴史に埋もれた」ものを探しに出かけること 
それらが現代の我らと繋がっている と気づかされる。




こんな旅が来年以降 死ぬまでずうっと 続くのかもしれない?

そうするうちに 
死への恐怖もだんだん小さくなり、自分に「死」が受容され、
やがて野辺の露となるのだろう。





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石ヶ森峠の道祖神 
この峠の上には大きな石がたくさんあって 
それで石ヶ森峠と呼ばれたらしい
別名 石上峠とも言ったようだ 
この峠路の先は太郎布集落で 沼沢湖に通じている。

いつまでもこういう光景が大事に残されますように
・・・と願って止まない











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by tabilogue2 | 2019-05-06 13:17 | 会津・越後 | Trackback | Comments(0)