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蛇ヶ岳  自然に親しむ・自然の中で遊ぶ・・・って

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おいっ いくら足が長いからって そんなに大股にすなっ! www




船形山のブナを守る会 自然観察会に参加してきました (総勢27名)
今回の自然観察会は「蛇ヶ岳」(じゃがたけ)1400mです 
残雪の尾根に ブナの緑が目立つようになりましたね


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左、三峰岳  右奥、後白髭山


さて ここで「問題」です。。。 

今回 なぜ? 蛇ヶ岳を観察会の目標にしたんでしょうか??? 

船形山の本峰が すぐ目前なのに 登らないのは何故だろう?
・・・って 不思議におもいませんでしたか? 参加者の皆さん

平均コースタイムで到着してるんで 体力や脚力の問題ではないようです・・・

考えて・・・そのワケをお答えくださいw





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これについては、、、

さすがに 「山」を知っておられるからだなぁ 
と思わされました・・・

それは 
この蛇ヶ岳に立つと分かるのですが・・・





























船形山が 見れちゃう(笑)



















と、誰かさんのブログ風に大きな文字で・・・
意味もなくフォルテッシモでwww



・・・て??? それかよ (。´・ω・)?



そ、そうなんです!(´艸`)ヒエ~
当たり前ですが 

船形山に登ってしまえば、船形山は見れないんです、、、ポイント1
これは道理だw 
そんなワケですから この疑問にはこの答えですね
「納得するしかない」(笑) 

富士山に登る人 富士山を眺める人 
この二人が 同時に自分の体にいればいいんですがw
分身の術! って そうはいきません(´艸`)



それと もう一つ
 


ここは 「三叉路に立つ山」 であるということ
このワケも この見学会に仕組まれた「罠」だと思ってるんですw

これは私だけが そう思っておるわけでして・・・
東を見れば三峰岳 南を見れば大きな山体の後白髭山 北を向けば船形山が眺められる
 
そう ここは どの山をも見あげられる 
けれども どの山からも見下せる場所なんですね

こっちから見れるということは あっちからも見られているということ 

つまり 

どっちか一方が正しい見方じゃないよ 
ものの見方は一つじゃないよ という「教え」
ここ大事。。。  ポイント2です


主観的に想うことができるのが山 
客観的に観ることが重要になってくるのも山

美しいと思えば写真を撮ったり 憎々しいと思ったら?ブログに「裏口入学」と書いたりもしますがw
一方 コンパスをふったり、GPSなどで現在位置を観たり、客観視する必要があるのも 山なのです

 山に登って・・・主観的に観ること 第三者から見られてること 客観的に観ること
山に来ると その両方ともがバランスよく感性に取り込めるわけです 
これら正常な感性は山を観て養える? ある意味 山のおかげでありましょうか?


こんな「仕掛け」があったんだ と思わされますね
さすが「親分」、小関さんです 

山を眺める、その眺め方を我らに教えてくれている。
「ピークハントに意味はないよなぁ」。。。ボソっと語ります

そうなんでっす! 
登る途中の苦しい時こそ 一輪の花が愛おしく覚える 
山頂に登ると どんな苦しさも忘れられる

登って下りるまで、どれだけ自然の中で 自分を解放できたか、
わが身を漂わせることが出来たか? 
これこそ 登山の大事なポイントなんですね 

「裏口入学」とか「安近短」とか? そんなのどーでもよろしおます!
一人で思ったとしても・・・
ブログに書くことじゃない 「自然」とは関係ないですものw

小関代表からの「問いかけ」 いたみいりました
さすが「親分」

いまごろ 彼、、、田植えしながら クシャミしてるんとちゃうw




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この会はとてもユニークで・・・


山は登るだけ & 登ったら とっとと下りるだけ 
山は山小屋で宴会するだけ 酔っぱらったら…迷惑をかけるだけ?(笑)

こんな現代人の、「表っ面でしか山を見ない」傾向や 
元来、「登山のあるべき姿」を我らに示し 山の捉え方を変えてくれたりもします

さらに この会の常連さんには 
山野草の得意な方 木々に詳しい方 野鳥の囀りに詳しい方 
和熊の生態に情熱を注ぐ方 民俗や宗教に詳しい方 歴史の得意な方 
オカリナ演奏を趣味とする方 唄を歌うお姉さま方 親父ギャグ研究会など、、、
他趣向な人が集まる、38年の歴史ある会なので、
「様々なジャンルのチャネラー」が在籍されておられます

おかげ様で 山行中、その方々の周りに「輪」が出来て 解説があったり 
歩きながら 鳥のさえずりに鳥の名前を確かめたり
葉っぱの葉脈で 種類の分別を教えてもらえたり

山行中 飽きることがありません (ノートするのに いとまがないし…)




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今日も 博学家:柏さんから新エピソードが紹介されました・・・

何故、「蛇ヶ岳」という名になったのか・・・??? 
との 山名の由縁噺


船形山も例にもれず修験の山でした 修験の起源は奈良時代からという話ですけど
・・・それはまあ置いておきます

今日の話は升沢コース登山道脇にある小さな仏像の話です
新しい鳥居ができましたが その下方、岩に彫られた浮彫りの薬師如来像があります
殆どの方はそれに気づかずに 「石の堂」を通過するだけですけど。。。

この岩にまつわる話でもないのですが・・・なぜここの岩に薬師如来が彫られたのか?
ということにもなります 

昔 修験道が華やかなりしころ 
船形山も出羽三山に倣って、「三山信仰」がもてはやされた時期があったわけですが

その船形三山には 船形山 三峰山 そして蛇ヶ岳 があげられたそうで
この三山、いわゆる修験道の「稼ぎ処」だったわけで そんな時代が近年に在ったわけです

そういえば、南会津でも「飯豊講」「出羽三山講」が組まれていたわけで
江戸中期以降、明治・大正・昭和初期の現代期に至るまで「講」が組まれたと思われます




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*この写真は昨年の11月 升沢小屋の「屎尿下ろしの日」に撮影したものです




思いっきり ここで 脱線します(´艸`)


江戸時代、南部藩でのお話・・・
お伊勢講に関する面白い「お達し」がありました。思い出したので書いておきます

古文書に載っている実話です

南部藩の藩士たちも「お伊勢参り」で伊勢までお参りして帰ってくるという倣いがあったそうです
 あるとき 藩士たちが伊勢に行ったまま帰藩しない 
藩の仕事(今でいう地方公務員ですわな?)にも穴をあけたまま・・・

そこで「お調べ」したところ・・・
 
とある藩士は京都上方までいって「先斗町」(って?当時からあったのか?ですけどw) 
太鼓持ちに騙されて、浸りきっちゃって、余興や芸者どもに現を抜かす、さらにもう10日も入り浸り

可愛い娘ん 指名してたんとちゃうやろか? あれ…とか? これ…とか? うえ…とか? した…とか?
酒と薔薇の日々、、、藩に戻れば?、、、針と棘の日々 ( *´艸`)ヒヒヒ…w
いずこの世界も同じようで マジなヤツほど・・・道に迷う ほんとか?w 
上方ノーパンしゃぶしゃぶ じゃん(笑) 「艶け」に狂っちゃった
酒飲むヤロって、たいがい怪しもんだw 放蕩三昧だぞコラ

のちに きっつい?お達しが出るんですね 御上から、、、
殿さま 怒っとります

あいまかりならん!  

でも 「お達し」の内容がいい 
こう下知されました

近在にも伊勢神社を祀る社があるので 
お伊勢参りは盛岡市内にてあい勤めよ。 して、「用」を済ませよ。

・・・というわけで
途端に 伊勢路は近くなっちゃったw 路銀も掛からんし・・・
それ以降 お伊勢参りは盛岡の外れにて
一泊二日の短縮バージョン ついでに「用」は済まされた

・・・なんだと(´艸`)



話はっ 急遽、ふたたび戻って(笑)・・・ 

で 山伏たちがいうに・・・
「蛇ヶ岳は釈迦ヶ岳に通ずる、神のご加護の厚い山だ」
こう説くわけです 

「蛇ヶ岳」が「釈迦岳」
ジャガタケがシャカタケ ジャガタケはシャカダケ となれば・・・
村の人たちばかりか 近郷近在から「講」が組まれ
信者や物見遊山でたくさんの人がやってくる
つまりは「実入り」が多くなるわけ
で、山案内に立つ日も多くなる、「御札」が売れる、「火伏せ」もある

修験者たちの糧は 五穀豊穣 家内安全 巳待(みまち)供養などの祈祷料と御布施でしたから
胸算用したんでしょうね
 
そういうわけで・・・
「蛇ヶ岳はもともと釈迦岳だ」という「密教説」によるもの


いっぽう 民俗学的考察から言えば 

山に白い蛇が見える残雪のころ
色麻町からながめると 

船形山の左裾から山頂にむかって白蛇がニョロッとみえるわけで

ソレが見えたら・・・?

山にも春が来たとなり 田植えの季節だとなるわけ
それゆえ 見上げる船形山に「蛇」が現れたら 
いっせいに「田植え」だったんでしょう

こういう 民俗学的な「白蛇説」によるもの 
以上 二説が紹介されました

この升沢コース登山道、薬師如来のすぐ脇で
こんな話をされたら・・・
誰であっても 信じますよね?

そうですよね 
やっぱ 信じちゃいますよねぇw


柏さんの講釈でしたw




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「足の長い人」たちでw お昼休みにはオカリナが奏でられました


オカリナ愛好者は5人ほどですが 今はさらにもっと
 増えたかもしれませんね




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カメラの露出が狂っちゃいました(´;ω;`) 

そんだけ 雪の反射が強いってことなんでしょうね
設定は三段ほどアンダーにしたのですが 
この機種はちょいと甘かったかも







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Commented by mt1500funagata at 2019-05-14 00:08
昨日はお世話様でした。冷えた○ー○美味かったです。
山名の由来のくだり、上手く纏められましたねえ〜流石だなあと思いました。色々な考察を重ねて仮説を立てる作業って面白いです。修験は滅私もひとつの道とする訳ですが、本当に自分を殺し人々の救済のために命を賭けた修験者もいただろうし、腹黒い者もいたのでしょうね。人間くさい部分も垣間見えて、ナカナカ面白いです。
Commented by tabilogue2 at 2019-05-14 09:41
> mt1500funagataさん
ちょいと小噺にしすぎました。「救済のために命を賭けた修験者もいた」・・・まさにその通りでして 村のために加持祈祷をされた修験者がほとんどでしょう。そして終にはその村に崇められ定住なさる行者もおられたでしょうね。先日の鮭立村の修験者はその典型でした。天明・天保の大飢饉で死者が路傍にバタバタ倒れ、死にゆく姿。その骨を集め荼毘に付した坊さんも居られたわけです。
Commented by torasan-819 at 2019-05-17 12:53
露出オーバーの画像がかえって、晴天で眩しいほどの照り返しの雰囲気がよく表れててイイですね!
ご無沙汰です。いろんな意味でやっと戻ってきました。
Commented by tabilogue2 at 2019-05-17 16:33
> toraさん
おかえりなさい。。。年度末になると、、、消える人? 座敷童し???
たいへんお疲れさまでした 体力も落ちたとかってブログってましたが?ご冗談でしょうw

露出オーバーなんすよ 注意してたんで、、、3段もアンダーにしたんですが?
まあフィルム時代の男ですから 撮った後に画像を確かめたりしません 敗因です(笑)



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by tabilogue2 | 2019-05-13 12:10 | 船形連峰 | Trackback | Comments(4)