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沢登り初級講座 実践

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撮影は くまぷースマホにて済ませました




今年も・・・初っぱなの沢登りは新緑のなか、初夏の雰囲気のいい大行沢(おおなめさわ) 
現役の頃 シーズンインはいつも大行沢でした そういえば 沢納めもココでしたね 
大行沢以外でシーズンインを迎えることはなかったと記憶してるし 今後も勿論ありません(もう後がないw)

昨年と今年、沢の状態が変化しておりました
二段滝の上部と その上流部からの流れ込みが変わっていました

ビレイするのに上段滝の最上部、樹木の裏に回って「一段上がらないと」、ビレイ点が確保できないようです 
今回は 岩石にスリングを懸けてビレイ支点をとりましたが
まあ渓相なんて 毎年変わるものなのでほぼ気にしません 肝心なのは応用ですから



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下段滝に取り付きます 

「登りまーす ビレイお願いしまーす」

昨年の落葉を清掃しながら あともう2段上がります


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1本目の残置ハーケンにランニングをかけています

トップが1つ目のランニングをとったら、、、ビレイヤーは壁際に寄って 
墜落(予測)距離を縮める・・・立ち位置を考える。



「右眼失明」から 10年が経過しました・・・

 岩壁に向かって右方向を見る際、
首を45度ほど正常な人よりよけいに右へ捻らないと 進路が見えません。

車の運転ではもう慣れましたが、
沢は…(当然ですが)まだまだです 感覚的に…かな?(´艸`)



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このトラバースは 「進行方向に上体を向ける」と ほぼイケマス

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右手付近に 2つ目の残置ハーケンがあるはずなので それを弄ります 
ウルイの草の中を手探りすると、すぐに金属のソレと分かります
この時点(1つ目から2つ目に移行する間)、ランナウトする距離が最大になります 要注意です

ビレイヤーが 緩くロープを構えていてくれるので 動き易かった
初心者の場合 けっこうテンションを張り気味にしてビレイするものですが・・・
今日は goodでした

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2つ目のランナーをとりました(一安心)。とった後、ロープが左足に絡まっています 
右手を付いてゆっくりした動作で左足をあげ ロープの絡まりを外します

ビレイヤーはこの場面、ヤバイと思ってくれたようで?テンションを張り気味にしてくれました
それが 見ずとも左足甲部に感じられて安心できるビレイでした どうもありがとぅ♪
でも 緩めてもらったほうが 外れやすいのだよ コラコラ

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上部の溝はヌメリがあるけど ほとんど滑りません

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今回はじめて滝登りをした4名 それぞれ体つきが違うので一概には言えませんが、、、 
ただひとつ バランス感覚は全員上出来でしたね しかし そのバランスの良さをもってしても
難しいのは やはり下段滝の斜上部分でしょうか?

ガバっと「手」にできるホールドがありませんから、上半身を岩に寄せたくなっちゃうんですよね?
でも 身を岩に寄せ過ぎると…岩に縋りつく格好になり、足元が見えずらくなります
さらに重心が岩寄りになったせいで、腰から下が外側(滝下側)に滑ってしまう危険が高まります
 
なので、スキーで言う「くの字姿勢」のように上半身を起こして 上下のバランスをとり
岩棚や溝に「足」で立って(?笑)トラバースしますが 初心者はこれがけっこう難しい出来んのです

初心者ほど「手」で縋ろうとするので、(実際に「足」で立っていても)ホールドがないと不安になりがち
ロープで確保・結ばれていることさえ 忘れてしまうほど 焦り出しますw 
落ち着いて、まずは足場を確認し 次に 岩寄りの上体を起こし直し 上下のバランスをとる


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今回の沢登りでは 細かく指示を出しておりません

入渓地点の指示と入渓方法 滝場での登る順番 ラスト者への指示 高巻き地点の指示 肩絡み確保の構え方・・・
これだけでしたでしょうか

あとは・・・4人があだこだやって 互いに助け合ってルートをこなすわけです 
冬季訓練とは違っていて 自分たちで解決する方向で「経験知を高める」方法です
考え方の基本、「実践こそが学習」なので とにかく沢に入って進む。。。僕は楽でしたけどw




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ヤマツツジのトンネルを懸垂下降。反省はそのあと… 先ずはやってみる 経験することが大事




昨年来の冬山講座を拡大し さらに今夏の沢登り講座
京渕沢から懸垂下降で入渓し 二段滝の上部までを実践的に学習しました

初心者だから・・・って「天国のナメ」を歩くだけ・・・なんて差別的?勿体ないことはしません 
「沢遊び」ですんで 初心者であってもキチンと指導・学習すれば、「沢登り」ができるはず




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ジジイは上がれない(笑)   段差を避けて沢へ、、、洗濯にw



腰まで浸かった時のあの冷たい感触 靴への侵水感 岩の滑りぐあい 手のヌメヌメ感 沢床の安定感 深みの不安
沢靴のフェルトの感触に 信用をプラスできるかどうか? などを 実体験で学んでもらいました

まあこれらの感覚が 先ず あって・・・
そこにロケーション、岩魚の魚影・ツツジの花の華やかさ・なごみ・瀑布の音の緊張 などが加わります

青空 陽射し 新緑が加わって心に余裕が生まれ 水遊び 岩を越える 子供の頃に持った
何とも言えない解放感がある・・・と感じましたね



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ハーネスの安全環付きカラビナにお助けスリングを装着するまで じっと待つ・・・




お助けロープは・・・ハーネスの安全環付きカラビナに必ず通して補助する

滝場では安全確保に余念がないのに、、、意外に見落としてしまいがちな「お助けスリングの出し方」
これを面倒くさがるパーティは 事故や怪我を起こしやすい・・・に通ずるわけだ



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いやあ まいったなあ また 登っちゃったよ、、、俺・・・(笑)




あいかわらず「高い所」がお好きなようで・・・約1名 岩に上がっていますがw

沢のコース取りはなるべく岩にはあがらず、沢水伝いに次を目指します 
腰の動線を上下させない、イコール 疲れさせない、 これこそトップ役の仕事です


今夜以降・・・

あそこを・・・ バランスで・・・ 溝の部分に沿わせて・・・ ジワジワ斜上して行く・・・
今日 滝の怖さを知ったので、思い出すたび 手に汗を感じるようになるのですがwww

それが思い出されて実感できるのは 今夜以降になるんでしょう きっと
思い出しながら体や、筋肉に力が思わず入る・・・ と思いますけど
 
夢見で布団を蹴ったり 仕事中に机を蹴ったりするんじゃないかな? 周囲が驚くぞ~(笑)



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「ヘツリ」は 岸の近く、水没したところに岩棚があったりして 濡れずに通過できたりします 



沢登り教室の実践編なので・・・ロープの結び方について教えるのが普通ですが
 冬季にやってきているので、、、「ロープの結び」はお手の物・・・かと思っていたのですが 
なんと! 約1名まるで覚えていませんでした 「忘れた…」だって(´艸`) 

ジョーダンすよねw あれだけ吹雪に耐えてやったのに 覚えていない? どーすりゃいいんだろ???w 
たぶん・・・体躯に自信がある人だから・・・なのかな?
「個人の肉体的優位な特質に頼ってしまい、道具に頼る意識がない」 だから、こうなるんだと思います

交通法規は万人に等しく、沢登り教則も全国共通でやってるんで、自分だけのオリジナル???
”オンリーワン”は 歌の世界だけにしてください 沢では通用しませんよ 

ジャンプでガバを掴む???冗談だけにしてねホント  インドアクライムじゃないよ、ココは
怪我されたらパーティが困る 「個人行動と団体行動との違い」を自覚してください 
一社会人としても恥じないようにネw

日常で ロープに触れたりして慣れてもらうしかないね



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ロープに関しては・・・
50mロープを半分に振り分けて 不要な半分をザックに入れて・・・というのと
50mロープの途中で ロープを立木にビレイするのに便利な仮固定、ミュールノットとを
沢で使えるようになれば もっと時間が短縮されるはずだなぁ?


まあそれはともかく、、、初めての沢登りで 青タン赤タンのオンパレ
肘 膝 スネ・・・今日は一日ヒリヒリすることだろう ね(笑)

大行沢は長くて 中流域で巨岩帯が続くので 意外に体力が奪われ疲れが出ます 怪我もあるし
アレンジ次第では 上級コースの難しさもあり 初心者向きの楽しい沢でもあり・・・ますが 
下部からの遡行を貫徹するには 体力的にシビアな沢だということを お忘れなくネ!



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ラショウモンカズラ クルマムグラが ずうっと ずうっと先 奥の奥まで咲いていました

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シャク(山人参)の咲き乱れる裏磐司登山道 清楚な白花がきれいでしたねえ















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Commented by toto4543 at 2019-05-20 16:02
実は土曜日にここに入ろうかなと思っていたんですが、午後から用事が出来たので小荒沢にしました。
だいぶ前に、最初の滝から入渓して、この2段の滝を越えましたが、何の装備もなしで苦労しなかった覚えがあります。やっぱり年々変わっていってるんですかね。
水量はもう落ち着いているようですね。休日は沢やさんパーティに譲って、平日に入ろうかな。
Commented by tabilogue2 at 2019-05-20 16:19
> toto4543さん
小荒沢でしたか? そりゃ惜しかったね 訓練中に岩魚を焼いて戴けたんでしょうけど(´艸`) 
京渕沢のあたり イワナの走る姿が見えました ほとんど小型でしたがね
水量もいつもの感じです 渓相ですか?そりゃ毎年変わっています けっこう埋まってるし。。。

Commented at 2019-05-22 11:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tabilogue2 at 2019-05-22 12:53
夏はやっぱり沢が一番いいですねえ。。。
私から発した質問なのに、、、当サイトでご回答下さりありがとうございます。
葉っぱの葉脈が付け根から放射状になって見えるので それが特徴かと思っていました
それでも 花期が終わり大きくなってからの区別がいまいちわかりませんで 
またお伺いに行きます すみません
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by tabilogue2 | 2019-05-20 08:43 | 二口山塊 | Trackback | Comments(4)