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「翌檜」・・・福島じゃ「ヒバ」って呼んでた




また来てしまった。前回敗退のリトライ。奥新川駅から前回同様コースで行ってきた。

なんか…北面白山や南面白山と違って なかなか目的地まで到達しない山だなぁぁぁ。
積雪期の北面白なら、、、3時間もあれば水平道に達するだろうが 
ここ新川岳は 湿った重い雪のアプローチだけで なんと3時間もかかる 
やれやれ…と この辺でこの山を諦め、河岸を変えるのが普通なのだろうが?


今日の奥新川駅前は除雪車が入っていた。たった2世帯でも活気がでるんだなぁ
とても歩き易い、しかも粉雪、犬もワンワン哭えて あいかわらず元気そうだ。

サラサラ粉雪が新たに30cmも上積みで降ったのだが、陽があたる時刻までなら
ワカンの抵抗は下地の旧層のみ。今のところは歩きやすい。

だけど この粉雪も陽が当たって解け出せば?俄かに重くなる。午前9時前までが勝負かな?


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600mまでは翌檜だらけの林


先述通り いい山だが 難はアプローチにある。
林道を3kmもズブズブと「ワカンラッセル」というので 敬遠される傾向にある。
誰も来ない、見向きもされない、そんな山。たった1000mだけど 遠い。

頑強で 体力に自信があって 一番列車で向かったとしても 
取り付きから750mの平地まで登るのは…おそらく大変 と ひそかに思う。

やはりここは 小まめに荷揚げしながら、2泊3日の行程をたてて 
ゆっくり楽しむ「真冬のコース」だと 自分で納得する。
それこそ自分の山旅だから、自分さえ善ければ?すべてが好いはずと思うが。。。


今日もいつものように進むと… ヒザにピキッと電気が走るw 頑張りすぎたみたいだ。
結果 前回より30分短縮して「取り付き」に到着した。今日も新旧ともに雪が重かった。

前回 標高625mの 自称”ニッカワBASE”に進めたので 
今日はそこにテントを張ろうと目標を定めている。基地ができるんだ…、この歳で夢を見るw

そこはまっ平らな地形だ 凹むでいるので西風は当たらない テンバには最高なところ。
こうやって”極地法”のように毎回300mずつ じわりじわりとBASEを上げてゆけば
いつかは目標は達成できる、「矢盡尾根」に立てる。 2泊3日の山旅…「叶わぬ夢?」を見る。

他人と違う時って…こんな時? 「叶わぬ夢」に向け、既に助走をはじめている時 だろうか?
初めから他人任せで、他のパーティに組み込んで貰う…、他力をあてにしないと夢が見れない、、、
それが不可能なら諦めてしまう…ような 「呟くだけ」で人生が終わっていいの? そうも思う。

僕が他人と違うところは…たぶん 諦めの悪いところ、しつこいところか? 
時間は在るんだ、、、天候を読んで 実行すれば? 何度目かには「思いは叶う」はず。

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画像左の625ピーク直下の雪庇を避けて

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 右手から620mテンバに向かう


ダイレクトに625ピークを目指さずに 右から迂回し620mの平地を目指した。
アルバイトが楽になる。雪庇を避ければどうしたって迂回になる ゆっくり深い雪を斜上する。


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テンバ 真っ平らである。向うが625ピーク。
翌檜、楢、ブナの他に 太い赤松も生えていた 珍しいところだね

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この白い山は白髭山と右隣の尖がった山が楠峰? 北東側に見える

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この白い山は後白髭山だろうな 北東側に見える

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赤布を前回よりコース上部に移動する

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デポしたものを回収

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自立式ツェルトは2分で立つ 冬場は便利だ

今日はテント泊。
まっ、こういう「余裕」を設けないと 新川岳という山に馴染むことができないんだろうなw
まっ、こういう一日を設けないと 冬山って 仲良くできないところがあるけどね。
先日持ち上げていた日本酒四合瓶を雪の中から掘り出して、凍結防止の荷解きをした。
新たに本日のビールを追加、宴会前にあっという間に一本を明け喉を潤した。うまい。

勢いづいて 水づくりに励んだ。今夜は「鍋もの」なのでけっこうな水量になった。
テント内の煮炊きで暑い。首から上、汗が噴き出まくる
それと明日のために 700ccほどを保温ポットに冷水のまま備蓄した。


芹、春菊の野菜を適当に切り しらたきも小まめに切って 舞茸を小分けし 鶏肉も小まめに切って 
豆腐の小パックを8等分に切り 準備完了って? その前に?
ギン冷え「萩の鶴」純米酒を口明けで戴き 調子が出てきたところで味付けキューブ2個投入した。

鶏肉 舞茸 しらたき 豆腐の順でいれ 最後に沸き出したら 本場「仙台せり」をいれる。
春菊は 味が変わるので せりが片付いてから食す。
 
最後の締めに といってもまだ7時だが・・・豚肉と饂飩を入れ 本日の締め、、、旨かったぁ。
テント内が湯気で撮影できず、残念w 夜は 湯気が天幕に結露しまくり。朝はバリバリ凍結だった。
ダウンジャケットも持ちあげていたので大助かりだ NANGA冬季用シュラフ+カバーで+ほぼOK
目出し帽とウール手袋 足元は合羽のズボンにプラブーツインナー 完全防寒だった。

無駄なく計画通りに荷揚げして 計画通りに酒が呑めた すばらしい一夜だっ。
物思いに耽る静けさだ。 こんなに満足したのは久しぶり 狙い通りだった。

電車が鉄橋?を通過する、、、 ゴーって音を遠くで聞きながら・・・想像するも 
またすぐ 夢に堕ちていく 映像が横シマな光に 崩れていく zzz



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地形争奪の複雑な610m辺りから650ピークを撮影する


4時起きして 朝食を摂り さっそくアイゼンを履いて 雪が固い時間帯に遊んできた。
625m周辺は翌檜の30~40cmクラスが多い その右手 北沢に沿う斜面は杉の植林帯

そこから二重山稜になって その中の窪に翌檜の太い倒木が横たわっていた 無念だったのか?
雪原の中で珍しい光景に出あったので 興奮しながら撮影しまくった。山は一瞬、見えなくなった。

一旦 5mほど下ってから 650mまで大きい登りがあるけど、、、すべてブナの二次林
ここを凌げば この尾根の登りはほぼ解決する。

まもなく3月、、、冬山の終わりがやってくる。 新しい春山シーズンの始まりだ。
次は「750m台地」だな。 また行こう。


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いい天気だ

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保線区からの受託工事で入っている車両が5台

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ここから駅前まで除雪が終わっていた 

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愛子郵便局から「集配」のため 毎日一回電車で通うおじさん
ハイ、ぽーず



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# by tabilogue2 | 2018-02-23 17:35 | 面白山 | Trackback | Comments(0)