カテゴリ:面白山( 24 )

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「翌檜」・・・福島じゃ「ヒバ」って呼んでた




また来てしまった。前回敗退のリトライ。奥新川駅から前回同様コースで行ってきた。

なんか…北面白山や南面白山と違って なかなか目的地まで到達しない山だなぁぁぁ。
積雪期の北面白なら、、、3時間もあれば水平道に達するだろうが 
ここ新川岳は 湿った重い雪のアプローチだけで なんと3時間もかかる 
やれやれ…と この辺でこの山を諦め、河岸を変えるのが普通なのだろうが?


今日の奥新川駅前は除雪車が入っていた。たった2世帯でも活気がでるんだなぁ
とても歩き易い、しかも粉雪、犬もワンワン哭えて あいかわらず元気そうだ。

サラサラ粉雪が新たに30cmも上積みで降ったのだが、陽があたる時刻までなら
ワカンの抵抗は下地の旧層のみ。今のところは歩きやすい。

だけど この粉雪も陽が当たって解け出せば?俄かに重くなる。午前9時前までが勝負かな?


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600mまでは翌檜だらけの林


先述通り いい山だが 難はアプローチにある。
林道を3kmもズブズブと「ワカンラッセル」というので 敬遠される傾向にある。
誰も来ない、見向きもされない、そんな山。たった1000mだけど 遠い。

頑強で 体力に自信があって 一番列車で向かったとしても 
取り付きから750mの平地まで登るのは…おそらく大変 と ひそかに思う。

やはりここは 小まめに荷揚げしながら、2泊3日の行程をたてて 
ゆっくり楽しむ「真冬のコース」だと 自分で納得する。
それこそ自分の山旅だから、自分さえ善ければ?すべてが好いはずと思うが。。。


今日もいつものように進むと… ヒザにピキッと電気が走るw 頑張りすぎたみたいだ。
結果 前回より30分短縮して「取り付き」に到着した。今日も新旧ともに雪が重かった。

前回 標高625mの 自称”ニッカワBASE”に進めたので 
今日はそこにテントを張ろうと目標を定めている。基地ができるんだ…、この歳で夢を見るw

そこはまっ平らな地形だ 凹むでいるので西風は当たらない テンバには最高なところ。
こうやって”極地法”のように毎回300mずつ じわりじわりとBASEを上げてゆけば
いつかは目標は達成できる、「矢盡尾根」に立てる。 2泊3日の山旅…「叶わぬ夢?」を見る。

他人と違う時って…こんな時? 「叶わぬ夢」に向け、既に助走をはじめている時 だろうか?
初めから他人任せで、他のパーティに組み込んで貰う…、他力をあてにしないと夢が見れない、、、
それが不可能なら諦めてしまう…ような 「呟くだけ」で人生が終わっていいの? そうも思う。

僕が他人と違うところは…たぶん 諦めの悪いところ、しつこいところか? 
時間は在るんだ、、、天候を読んで 実行すれば? 何度目かには「思いは叶う」はず。

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画像左の625ピーク直下の雪庇を避けて

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 右手から620mテンバに向かう


ダイレクトに625ピークを目指さずに 右から迂回し620mの平地を目指した。
アルバイトが楽になる。雪庇を避ければどうしたって迂回になる ゆっくり深い雪を斜上する。


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テンバ 真っ平らである。向うが625ピーク。
翌檜、楢、ブナの他に 太い赤松も生えていた 珍しいところだね

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この白い山は白髭山と右隣の尖がった山が楠峰? 北東側に見える

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この白い山は後白髭山だろうな 北東側に見える

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赤布を前回よりコース上部に移動する

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デポしたものを回収

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自立式ツェルトは2分で立つ 冬場は便利だ

今日はテント泊。
まっ、こういう「余裕」を設けないと 新川岳という山に馴染むことができないんだろうなw
まっ、こういう一日を設けないと 冬山って 仲良くできないところがあるけどね。
先日持ち上げていた日本酒四合瓶を雪の中から掘り出して、凍結防止の荷解きをした。
新たに本日のビールを追加、宴会前にあっという間に一本を明け喉を潤した。うまい。

勢いづいて 水づくりに励んだ。今夜は「鍋もの」なのでけっこうな水量になった。
テント内の煮炊きで暑い。首から上、汗が噴き出まくる
それと明日のために 700ccほどを保温ポットに冷水のまま備蓄した。


芹、春菊の野菜を適当に切り しらたきも小まめに切って 舞茸を小分けし 鶏肉も小まめに切って 
豆腐の小パックを8等分に切り 準備完了って? その前に?
ギン冷え「萩の鶴」純米酒を口明けで戴き 調子が出てきたところで味付けキューブ2個投入した。

鶏肉 舞茸 しらたき 豆腐の順でいれ 最後に沸き出したら 本場「仙台せり」をいれる。
春菊は 味が変わるので せりが片付いてから食す。
 
最後の締めに といってもまだ7時だが・・・豚肉と饂飩を入れ 本日の締め、、、旨かったぁ。
テント内が湯気で撮影できず、残念w 夜は 湯気が天幕に結露しまくり。朝はバリバリ凍結だった。
ダウンジャケットも持ちあげていたので大助かりだ NANGA冬季用シュラフ+カバーで+ほぼOK
目出し帽とウール手袋 足元は合羽のズボンにプラブーツインナー 完全防寒だった。

無駄なく計画通りに荷揚げして 計画通りに酒が呑めた すばらしい一夜だっ。
物思いに耽る静けさだ。 こんなに満足したのは久しぶり 狙い通りだった。

電車が鉄橋?を通過する、、、 ゴーって音を遠くで聞きながら・・・想像するも 
またすぐ 夢に堕ちていく 映像が横シマな光に 崩れていく zzz



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地形争奪の複雑な610m辺りから650ピークを撮影する


4時起きして 朝食を摂り さっそくアイゼンを履いて 雪が固い時間帯に遊んできた。
625m周辺は翌檜の30~40cmクラスが多い その右手 北沢に沿う斜面は杉の植林帯

そこから二重山稜になって その中の窪に翌檜の太い倒木が横たわっていた 無念だったのか?
雪原の中で珍しい光景に出あったので 興奮しながら撮影しまくった。山は一瞬、見えなくなった。

一旦 5mほど下ってから 650mまで大きい登りがあるけど、、、すべてブナの二次林
ここを凌げば この尾根の登りはほぼ解決する。

まもなく3月、、、冬山の終わりがやってくる。 新しい春山シーズンの始まりだ。
次は「750m台地」だな。 また行こう。


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いい天気だ

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保線区からの受託工事で入っている車両が5台

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ここから駅前まで除雪が終わっていた 

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愛子郵便局から「集配」のため 毎日一回電車で通うおじさん
ハイ、ぽーず



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by tabilogue2 | 2018-02-23 17:35 | 面白山 | Trackback | Comments(0)

時間切れ敗退 新川岳

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昨年、雪山単独登山の目標
「新川岳1013m 仮称:船倉山1069m 自称:矢盡ヤツクシ尾根」を選定した 
これもJR仙山線沿線登山の一貫  最寄駅は奥新川駅 仙台からJRで片道580円
*訂正 赤文字

机上登山・・・今回のルートの危険予測、注意個所が2つ。
1.”下の細尾根”の状態(添付地図 750mから上部。雪次第だが細尾根かリッジになる)
2.”上の細尾根”の雪庇(添付地図 新川岳1013mから仮称:向船倉山1069m手前まで)


呼称問題
「仮称:船倉山」について、私自身が古地図に載っている「正式名称」を確認すれば解決するのだが。

北沢を挟んで向かい尾根に 登山体系に載った西船倉958m 中船倉969m 東船倉山980m がある。
 東船倉山の向かい側という理由で仮称:「船倉山」としたがその理由づけが胡散臭いので仮称のまま。

新川岳の奥に位置するので 奥新川岳でも良さそうだがw 現実に奥新川岳(853m)という山は
奥新川駅の南に別に存在する。名称使用は不可。裏、後」新川岳と呼ぶのが 当たらずとも遠からず

元となる「東船倉山980m」、昔は三角点名「和津倉」と呼んだ。古地図を探して調査する必要がある。
「袖泉」の一件や「駄んこ平」の変化や「呼称」にはナイーブになっている 時間をみて調べようと思う


登山体系
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昨年の経験から 
9mmロープとスノーバーとランニングを用意 雪の多い今年、細尾根通過に集中する

山行は「荷揚げ」も兼ねている、登攀具を背負う。 けっこうな重量だ。
750m細尾根の雪の状態を「調べる」 「ガチャと酒の荷揚げ」 等が今日の目的。

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使用前の体はピンピンしてるけど・・・

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ここから湿雪のラッセルアプローチ開始 山スキーなら労力、時間ともに半分だよなぁ
目標点を決めて、30分ずつラッセルを続け、休憩する コレの繰り返し

道々 いろんなことを考えながらラッセルする 無心になれないw 
頭が邪魔くさい問題に直面すると… ラッセルに集中できない もう マイル

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南沢。昨年の秋、「沢で道迷い?」した”甘ちん”がいた。彼 反省したのかなぁ? 
そもそも「地形図を読めない」人が、「沢」に入っちゃイカン 事故の元だ。
 
問題は、なぜ左岸鞍部の乗越をしなかったのか? 行動心理に全てが含まれている気がする。

がんしょ沢の下降に不安が過ぎったか? それを避けるため「駒新道を下ればいいさ」と
気持ちが入れ替わったか?「合理化」というが… だから左岸鞍部を越えずに南尾根に進んだ。
さらに「林道が見えたから それで下ればいいさ」と また気持ちが「合理化」される
合理化する人間に「計画」なんてあるわけがない そもそも「計画書」は出したんだろうか?

次の問題は、「駒新道」の道形に気づかなかったこと。これが2度目のミステークだ 
もし地図が読めていたら、廃道を伝って奥新川駅に戻れる でも タラレバは無い・・・
神経を集中して「駒新道」から旧登山道へのルートを探すはず

さらに「パートナーは林道に気づいていた」。これが何を意味するか?ココが3つ目のキーポイント
パートナーが いま「流離」ってる??? という現実を認識していない。幸か不幸か?

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ここが今日の実質上の出発点 「南沢・北沢の分かれ」

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南沢林道はしっかりしている 路肩がコンクリだ 
雪は 昨年の2倍は積もってるなぁ

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カーブミラーは4本とも埋まっていた

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ノリウツギ

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この山の陰が作並温泉だ

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タニウツギが雪に押されて・・・

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奥新川駅から4時間 やっと取り付き点についた ああ(´Д`)疲れた
時速1km/hで、黙々と3Km 休憩入れながら重い雪をラッセルしてきた 

心情を吐露すれば ここで帰ろうかと密かに思う自分がいたりして…(笑)

ヤマザキの葡萄パンの小さいヤツ3枚入と インスタントコーヒーでランチ
福島のあんぽ柿とアロエヨーグルトのデザートをつけて…と

萎えた気力を回復させるw

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ずうっと重い雪に悩まされた
一旦、ワカンが潜ってしまったら その足を引き抜くのに一苦労だった。

しまいには 歩行リズムに合わせたワカンの抜き差しができずに 
体だけが前のめりになって 倒れ込む 何度?膝間づいただろうか
コレが3km、4時間も延々と続く 体力は勿論、気力さえ奪われてしまう

急斜面は分荷して持ち上げるしかない 今の自分は体力がないから(´;ω;`) 
次回、できればもう一度 「雪の状態を下見する」ことが必要だ

デポ荷の分だけ軽くなるはずだから、
細切れ休憩時間は半分に減るだろう 次回の荷揚げ時に試してみようw

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じつは・・・グループ登山とソロ山行との大きな違いが「ココにある」
「まあ いいや…」と 自分に負けてしまうと ソロは何事も達成されないで終わる

振り返れば・・・
受験勉強も まあいいや 就職だって まあいいや  人生だって まあいいや(´艸`)
そうやって生きてきたんだ、、、

それが山だからといって? 180度変わるわけがないさ 山はソロだから、意志決定は自分。 
結果がどう出ようと他人の所為にすることもない

日ごろ「連れてって登山」に慣れきってしまうと…
意志の弱いものや、体力の劣るものは 「自活登山」に戻れなくなってしまう

厳密に言えば、、、自活か? 依存か? の違いだが 
「自活登山」と「連れてって山歩き」とでは「似ても似つかぬもの」、、、ということか?

それでも、 まあいいや・・・ か?(笑)

山は 一人で感じるもの 得るもの 目指すもの・・・ 
達成感はまるで違うのだ ホントはね。


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リッジ対策で ロープの他 装備のほとんどがスリング類だ 
今日はロープスリング4本+ソウンスリング2本+テープスリング1本
スノーバー ピッケル バイル スコップ ロープマン ATC

リッジの通過には5m置きにランニングをとるつもりでいた 
滑落しても 最大10mだ 難所は小まめに打っていく
これから尾根を登るぞ と「覚悟」して、、、「武装」するw



スプーンはヨーグルトの専用武具www


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12:40 後半スタート 取り付きから大きなブナをめざす

高差40mほど 斜面の雪は解けだしており ワカンでもスッカスカ抜ける
今冬はまだまだ雪が固まらずにズブズブ潜る 「安倍」な天気か?(´艸`)
 
ピッケルを横に寝せて シャフトごと雪に食い込ませて登る 
体重が四肢に分散され 深く潜らず とても効率がいい

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ウサギがいた 
20mさきで 何やら口を動かしている

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ウサギが目の前をピョンピョン飛び跳ねてゆく
けして ”脱兎のごとく” ではない 僕が追いつくのを待って 
赤いお目々でこちらをチラミしてから 先の斜面に駆け出す 

雪庇を避けながらの道案内が上手い


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尾根はずうっと ブナ ナラ アスナロがつづく

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こちらは雪庇である



2時になった。。。 標高650m手前で時間切れとなる 
750mまでならいけるだろうと踏んでいたが
深雪アプローチに4時間もかかってしまい 当初の目論見は大きくはずれた
あと1時間 つか 電車1本分のスピードを上げないと。。。


とはいえ テン場に最適の場所を得たし 荷揚げも済ませた。 あとは また次回。
6時間かけて登って 1時間半で転がるように降りる。

見切りをつけるのに 迷っちゃダメよ。 サッと引き返す 後々 これがプラスになる。  

ここからバックし 奥新川駅へむかう。 電車は3:31発。
上り電車に間に合うはずだが???

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山で ”タコ”と出会った 
雪の斜面でもがいていた 救助せずw

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奥新川駅が見えてきた



先の取り付き点から ショートカットで杉の植林帯を沢溝に沿って下降
「北沢・南沢の分かれ」に直接下りた 

杉林の雪は昨年より柔らかく 潜ってしまって「尻セードできず」(泣)
列車時刻の関係で コレが時間計算に狂いを生じさせた

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駅についた と同時に 列車がやってきた 間一髪!

3時31分の電車に ぎり間に合った
此れに乗り遅れると 次は5時半まで電車がない 


車内で装備を解除し 愛子、落合駅から高校生に挟まれ 帰ってきた。











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by tabilogue2 | 2018-02-17 16:06 | 面白山 | Trackback | Comments(0)

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作並温泉の一つ先の駅、奥新川。先日アップしたばかりだが、駅前はこの写真の通り。
いきなり無人地帯。今は3軒 2所帯しか住んでいない。

そのうち一つが奥新川食堂 もう一つが「犬の家」といっていいのか?飼い主の老夫婦宅。
そしてもう一軒が奥新川自然振興会の「岳山荘」。ボランティアの皆さんたちの土日だけのアジト。 

この雪道に 車の轍がないことにお気づきだろうか???

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それ以外 民家もうすで空き家。朽ちた家もある。
生活は減退し、住民はこの地を離れた。
ほとんどの家が玄関まで雪かきが為されてないので空家とわかる。

集落最下部の民家前で、毎度毎度、犬に吠えられていたが 
今年はその犬も吠えない、どうした、オイ犬! なぜ出てこん?
飼い主もいない。 住んでる生活の気配や匂いはあるけど 車がない。
(翌週、訪問時に車は在った 住んでらっしゃる でも犬はいない)

そういえば先日 三連休の大雪以来、仙台市の除雪車が入ってこれなくなっていた。
鉄道があるから 車を作並に置けば電車で通勤はできるが、
老夫婦だから 身内宅に寄食しているのだろうか? 気になる


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車の轍が消えた一本道 
犬の散歩で歩かれる道 郵便屋さんが車を降りてやって来るだけの道

それ以外は 僕のような登山者だが それも冬だけw
もはや生活路じゃなくなった

昨年 観光旅行者が 駅舎でポツネンと暇つぶししていたことはあったけれど
「奥新川ライン」という仙台の観光パンフで立ち寄ったとか・・・ 
「何もない」のと 「2時間も電車待ちがある」というのに驚いていた

たしかにココは仙台の観光案内に載っているが
「実情」なんて市職員 生活振興課には関係ないのだろう
民活で再生なればいいが・・・

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ここを歩くのである 少し不気味
パンフを見て 観光旅行者もココを歩くんだけど・・・市職員さん解ってる?

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毎回 通過のたびに吠えていた犬が 今日いなかった
 
というか もう除雪が追い付かないで
奥新川トンネル(北沢隧道)からの坂道、、、除雪車が登れないで ユーターン
奥新川まで積もり放題になって 完全に車は入れない。

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by tabilogue2 | 2018-02-17 15:04 | 面白山 | Trackback | Comments(2)

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寒仕込みの生。いい酒です。開栓すると炭酸が発泡します。自分には少し甘すぎ。
含むと同時にヨーグルトの酸味。のど越しは高級な味わいを伴いながらスッとおさまる。
酔い知らず、あぶない酒ですw



雪が降ってキャッキャッって騒ぐのは スキーヤー、ボーダー、子供たちばかり。雪が降れば、不問律で、朝6時ぐらいから町内一斉に「雪かき」。 降ったら、ソレっ! て?我さきに山に向かおうものなら町内会から突き上げを食らっちゃう。「地域社会あっての地元民」、4時間もの雪かき労働が終われば近所の皆さんに「おつかれさま」と挨拶して あとは骨休みだ。仙台でさえ20cmの雪に大わらわ。肘折4m 五味沢3m弱 米沢2m? 山形は除雪の毎日、県民は この冬 たまったもんじゃないだろう。 

雪が降ったら、即日のうちに山に行かないと・・・? 仮に、行かないジモティなら?「そいつは欲がない」風に 雪と無縁な都会のオバサンには映るらしい(´艸`) もともと地元にとって雪は「かたすもの」「寝かすもの」であって「楽しむもの」ではないんだけどなぁ。まあ だからこそ大雪降る旧正月に「雪祭り」をして、年一回のお楽しみを地域皆で楽しむわけだが。地域に根差さないマンション暮らしの東京人にはこの「祭りのありがたみ」「雪の辛さ」は分かるまいよw 

つうか、話しは変わるけど、、、真面目にソロという身を考えるようになった。体調はいいし、ヒマ、、、だけど 考える日々。早朝マイカーに乗ってパッと勢いで山に行っちゃう ってことがもう無い。雪道を走れる車がない(笑)残りの人生やるべきことが定まって、今それに集中 山どころじゃない。山どころじゃない我が身だが 今冬5年目のJR仙山線沿線登山。山の雪が締まってきたんで 5年越しの「計画」をやらかそうと虎視眈々www 奥新川では50センチの積雪 先日まで14センチだったんだけどね。

冬至から立春まであまりに朝が暗く、車のない身、決意しないと出そびれることしばし。先日こんなこともあった・・・早朝5時半、暗い住宅街を駅に向かって歩いていると 突然、右手の暗闇から飼い犬に吠え掛かられた。心臓が飛びだすほど(;゚Д゚)っ。右側面から吠え掛かられると隻眼ではもう防ぎようがない。慌てて 飛び出した心臓を押さえたが やっとだ(笑)

でも 好いこともあった。テント泊装備を背負い足馴らしに徒歩で東仙台駅へ、そのまま東北本線で仙台駅へ。はじめて仙台駅構内の立ち蕎麦処で朝飯を済ませた( ̄ー ̄)。満腹状態で仙山線に乗り込むことができた。暗く寒い冬の朝、毎度列車内で人目を凌いで済ませていたオニギリ朝めし。これを駅構内の立ち蕎麦屋さんで湯気ホワホワの汁麺に代替えできる。このメリットは大きい 大助かり。

かき揚げ天ぷら蕎麦+いなり寿司2個で430円。朝の気忙しさから解放されただけでも大助かり、隣りのパン屋さんで美味しいアップルパイも買えるし。自分はお湯をポット2本に詰めるだけで朝の支度がOK。電車時刻に集中しやすくなった。朝昼2食分のオニギリとおかず・・・、これが立ち食い蕎麦とパンにとって代わりザックも軽くなって、一石二鳥って、5年目で気づいた? だなんて あまりにも遅すぎだよね(笑)


話かわって・・・奥新川

駅前はいきなり無人地帯。閉店した食堂がカーテンを閉じたまま。淋しい、なんせ今は3所帯しか住んでいない。他の民家はもうすでに空き家。朽ちた家もある。生活は減退し、離散し、100mの通過は気もちのいいもんじゃない。玄関まで雪かきが為されてないので住んでないのがわかる。が?視線を受ける コッチが視られてる感じがするんだ 考えすぎかなぁ。さらに集落最下部の民家前で、毎度毎度、犬に吠えられる。それが苦痛といえば苦痛w。先述の一件があったせいかな? 放し飼い…ピッケル構え武装して通過予定。いちどヤッタロか!(戌年ですけど)と思うほどすごい剣幕で哭く。何の怨みがあるんだか?朝に夕に毎回吠えられ・・・やんなっちゃうなぁ。。。((+_+))

もっとも一昨年と違って、昨年あたりから月2回この地区に居住者が増えた。奥新川の清流が流れる公園を「昔のように復活させよう」と奇特なボランティアのアジトが1軒、電灯が灯るようになった。「ゆうゆう館」での知り合いSさん。酒に釣られて引き込まれそう。山菜天ぷらなんか作られた日にゃあ寄らないわけにはいかない どうなることやら?この春、、、どなたかお助け下さい 身が保た~ん。

奥新川駅で下車し、ぐるっと回り込んで標高1000メートルまで 酒と食材の荷揚げ(´艸`) 雪庇の細尾根通過が2ヶ所。でも暖かくなってきたんで楽になったぁ。デカオモの厳冬期用シュラフに潜ってダウンを着て、チビチビやってりゃ夜が明ける。昨年、寡雪に悩まされたが、今年はテン場に困ることはない。この尾根で見た星空がきれいだったぁ、仙台方面の街灯り・・・、また夜明けを迎えるぞぉ。

で?そうまでして?毎回?飽きもせず?何の特徴もない「ヤブと雪」の小さな山に通い続けて・・・今冬で5年目?(^-^)イヤハヤ 何が魅力なのこの藪山?…って自分でも笑っちゃうんだが、えっ、そんなのが理由なの?つう低レベル。じつは 尾根に泊まって、セリ鍋で酒をやる!これが楽しみなんだ。誰も来ないから 夜はヒマだから 鍋も酒も大いにヤル。大声で寮歌・猥歌を歌う。尾根で詩を朗読する。叫ぶ、、、男だから仕方がない 山旅だから仕方ない 何もないから仕方がない・・・ 春だから もう 仕方がない(´艸`) 

沢登り以外で、この駅から山に発つなんて…20数年ぶりですよ。北沢、南沢の各支流を詰めてまた別の沢を下って循環して駅前に戻っていた。それはさておき、昔はここ奥新川と隣りの八森臨時停車場に芋煮会のために電車が停まったのだ…って言っても分かる人は60代までか? 奥新川駅前の食堂で薪を買い、賑やかに数十人もの人たちで芋煮会をし、フォークダンスも踊ったりしたものだが…、、、で、二口渓谷と違って安心して川の水が飲める所でもあったなぁ ここは清流なのだ (*´Д`*)懐かしい。


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名前は・・・「ボサ」 ぼさぼさ頭だから「ボサ」 よろしく。
常温で呑めます 安くて、うまい酒です
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冷は勿論ですが、温めの燗なら「山廃 日輪田」ふくよかな酒になります。





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by tabilogue2 | 2018-02-13 10:54 | 面白山 | Trackback | Comments(4)

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いやあ、面白かったねえ、7時前に夕御飯を済ませて「陸王」最終回とdigest版 3時間半を楽しんだ。 私のようなテレビを観ない男でさえも 毎週釘付けにしちゃう( ´艸`)んだから このドラマがたまりません。 TBSさん これからも面白くて子供たちも楽しめる「日曜劇場」を作って下さい。

『雪壁ラッセル』・・・イメトレする方のために・・・数年前の記事ですが、表に引っ張り出しておく。 


●ピッケルワーク…深雪・尾根ラッセルの場合
利き腕にピック部、反対腕に石突部がくるように、ピッケルを両手で水平に構える。深雪急登の尾根を登る際にシャフト部で胸から顔あたりの雪壁を削るようにガシガシ落とす。雪を落とし壁の角度を緩くする、と同時に 上体が前傾しやすくなるよう「前壁を削って上体の可動範囲を確保する」のがコツ。

●固める 蹴り込む ジワ~と上がる
落とした雪は膝を押し付けて固め、足で踏んで固め、そこを踏台にして上がってゆく。踏台の「上部辺りの壁を狙ってワカンを蹴り込む」で一段上がることがコツ。反動つけずにジワジワ~ッと大腿筋で上がる。粉雪サラサラの時は固めるのは難しい。雪を崩すばかりで非効率的。その際はとにかく自分本位でw「蹴り込んでジワジワ~」っと上がる。ピッケルを上部雪面に差し込み動作の補助に使う。反動をつけて上がろうとすればステップを崩壊させてしまう。削り落とした粉雪の下に「湿雪層」があるはず、それに蹴り込むだけで立てる。この技術を知らないと、尾根ラッセルでもがきにもがくだけで高みへは前進できない。

●要領をまとめると・・・
強く踏みすぎると固めた土台ごと崩してしまう。 後続のステップを崩さない。 「崩さないため…」ワカンをズボっと壁に蹴り込む。 反動つけて上がらない。

最近、ワカンも昔のフルフラットタイプが復活し販売されてきた。蹴り込みやすいタイプ。また ワカン装着をキッチリしないと蹴った時に靴だけ前にずれてしまい「ワカンで立ちこみ」するのが上手くできない。靴底、かかと部の顎にワカンの帯がきちんと懸かるようにセットすべし。ワカンやアイゼンのストラップは「最後のリング」を通す際に下から上へ通すのではなく リングの上から下へ通すと「緩まない」念のため!(ラチェット式のワカンを購入するのも選択肢)。

●個人装備の統一
ストックとスノーシュー VS ピッケルとワカン
ピッケルを雪面に差し込み、それを頼りに体を持ち上げるのが雪山での常套。ストックの場合はバスケットが邪魔して刺せなくなる。実戦では、雪庇を切り崩して稜線に抜ける際や急峻な尾根筋の深いラッセルなどにピッケルは有効な道具。

緩斜面はストックで急斜面はピッケルで!という場合は ピッケルを「佐々木小次郎スタイル(アルペン差し)」で(右利きの人なら)右肩越しにピッケルを背中とザックの間に差し込み、挟んでおく。パーティに迷惑がかからないようにサッと背中のピッケルが取り出せるので有効。但し、ピッケル表面の金属バリは除去しておく。ヤッケが鉤裂きになるかも?

パーティを組む場合、スノーシューのメンバーが居ると…労力の割に効率が上がらない。「急傾斜 尾根ラッセル」にはスノーシューは不向き。 なので、個人装備は最低でも「全員ワカンで統一」しておく。その上でスノーシューを持参するのは可。

●習うより慣れろ!
風の通り道となる「鞍部」では雪壁によく出会う。背丈の3~5倍になっているのは普通か。5月の連休時さえ 南会津でも6mほどの垂壁になっていたし、3月の泉ヶ岳、ヒザ川上部で厳冬期は4mほどに。雪壁は風上側から風下側へ斜上すると登りやすい、風下側の雪庇に気をつける、以上追記。いずれにせよ「習うより慣れろ!」で雪壁や急傾斜な尾根を見たらとにかく向かっていき練習する。「技術習得済み」…が冬山に登る暗黙の参加資格になるのだから。

●冬山に挑むなら?
ピッケルワーク アイゼンワーク ワカン(歩行)ワーク を習得することが大事になる。「滑落停止技術」は是非とも習得すべき。練習の際には中途半端なバーンを選ばず、ハーネスとロープで確保して急斜面で練習すると理解が深まる。

ワカン歩行は単純にただ足を前へ踏みだすのではなく、深雪斜面では「花魁(おいらん)歩き」という歩行技術で歩くことがコツ。上体を左右に揺らしながら、ワカン装着の「膝下を後方から抜き 横に回しながら 前へ出す」のがコツ。深雪の必須技術になる。「雪の重み・抵抗」を少なくし「雪を掻き分けない」で歩くのがコツ。疲れない歩き方を目指すと自然とそうなるはず。これだけやっても深雪ラッセルでは夏場の半分しか進めない。厳冬期の経験がないとタイム計画も建てられない。


余談です、、、
一般的なものの見方・捉え方ですけど、、、 「ピッケルを持つ」のはそれなりに講習を受けている方…かな? 山岳会に入っている方は「滑落停止」と「深雪ラッセル」は訓練しているし、仮にナンチャッテ山岳会員でもw一度習えば体は覚えているのでピッケルに違和感はないでしょうね。

問題は一般登山者・・・。 残雪期にはアイゼンを装着するのだから雪山の危険性は実感しているはず。ピッケルがない…ストックだけではクラストした斜面や氷結した雪庇の尾根には行けないだろ? 道具はあったほうがいい。特に驚いたのは「滑落事故が多発する残雪期」、雪渓でピッケルをザックに挿したままストックで縦走するパーティを見受けたこと。急傾斜な尾根でも ゆるい斜面でも どこでもストックを使う・・・どうして?って思うし ”ヘン”に見えます。 飯豊の御沢、カイラギ沢石転び雪渓とかで…アイゼン履いてもピッケル持たずに登るのって「滑落停止」とかは考えていないのかな? 不思議だ。凍ったら、ストックじゃ止まらないし だいいち立てませんよ。

じゃあ 何故?ピッケルを持たずに雪山に入るんだろう? …の疑問には「ピッケルが不便だから?」「使ったことがないから?」 いや、誰か教えてください。何故ピッケルを使わない…? 「なんとなく来ちゃった」という感じ? ピッケルを購入して使い方の「レッスンを受けたい需要」ってどれほどあるんでしょう?もし 受講希望が多ければ 山岳会や県岳連でも残雪登山のレクチャー、市民教室を開く必要があるんじゃないい?

残雪期には勿論 場合によっては正月でもピッケルを持っていく。新雪登山でもピッケル用のバスケットリングを装着している(下図のようにストックと同じ使い方)。軟雪で、スポッと雪に潜るのは困るので「ピッケル用のバスケットリング」は便利だ。
若い頃は冬山には竹ストックを1本もつか、それを持たずにピッケル1本で行くか、向かう山岳方面や新雪か残雪か季節によって使い分けていた。でも今風に「2本のストックを いつ、どんな時も用いる」・・・ということはなかった。ほかに道具がなかったし使わないと勿体ないので一つの道具を大事に使っていた。

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軸受が楕円になっている「ピッケル用 楕円形軸受」バスケットリング

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軸受が正円を描く「ストック用 正円型軸受」バスケットリング
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by tabilogue2 | 2017-12-24 17:11 | 面白山 | Trackback | Comments(4)

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冬至の10日前、、、今ごろ 冬眠に入るんだ 
秋田マタギは「おさまりジジ」といってたなぁ
なぁに 熊のことだぁ

穴に収まる頃合い… ってこと 
今年は 雪が早いから 尚さらだぁ

春の 餌場に近いどこ 
意外と 里山に近いどこ
南向きの斜面な 
岩や土手の裾の藪が被った窪に入るんだぁ

こうなってくっと 山も安心して歩ける
その代わり 
日の暮れるのが早いんで 
目の悪い者にゃあ、ちょいと厄介だげんと


はて 南面白からの景色がイイもんだ
大東岳がこんなにも でっけえもんだって
なかなか気がつかねで居だった


北面白のカモシカ尾根も歩いてみっかなぁ
雪の積もり具合を確認してくっぺ

50センチは 積もってっかな♪
わかん用意して登っぺ 雪のヤロ 膝下だべなぁ

にぎり飯とお茶っこ ビールと富有柿もって 
仙山線で面白山に行ってみっかなぁ?
また 一段と寒くなったべ~

今日は12月12日 山神様の日
今日は終日 山留めだ

あと2回も登れば、、、 んだぁ 正月だなぁ♪


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by tabilogue2 | 2017-12-12 12:54 | 面白山 | Trackback | Comments(0)

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南面白山から見た小東岳「こあずまだけ」



呼び名だけど・・・小東岳って コアズマダケって読むの? ショウトウダケなの? どっちなの? 
迷っちゃうなぁ。
「大東岳」を音読みでダイトウダケと読めば 必然 「小東岳」も音読みでショウトウダケになっちゃうよね。
でも 正しくは 
訓読みでコアズマダケと読ませてる。ならば「小東峠」もか?というと、こちらは音読みショウトウ峠 
かなり複雑だね。
 
--------------------------------------------------------

何故 大東岳はオオアズマダケではなく ダイトウダケと読ませたんだろう? 
由来は時代とともに変化する… 言葉や名称も変化する… これがいつもの答えになるんだろうけど? 
調べてみようか? 

平安時代 坂上田村麻呂の東国(蝦夷)征伐に関連し、歴史的には「オオアズマ」と読むべきものだろうと 押し付けず 婉曲なとらえ方をなされて 「一高山の会」の柴崎先生は説いていたね。*柴崎徹:仙台神室岳のパイオニアとして宮城の登山史に名を残す、揺るぎない「宮城の岳人」の一人

平安時代 関東以北は東の国アズマノクニ 黄金の国 棲んでる人をアズマビトと読み権勢があったようだ。アズマビト、蝦夷(えみし)…とは 私たち関東や東北人のご先祖ね。阿弖流為(アテルイ)の支配は下野(シモツケ)下総(シモウサ)…辺りまでだそうでだからけっこう遠大だよね。黄金で栄えて、政治も軍武も統率力があったといわれ、大和朝廷への納税を拒否していた、対抗できる実力もあった。阿弖流為の征服過程、朝廷軍の東進北上に連れ「四阿山」「東岳」「吾妻山」「大東岳」とアズマ アヅマが点在していった…と考える、、、”ニュアンス”的に柴崎先生は著書で簡略に記しておられます。

音訓重箱読みの「ダイアズマ」とは読まないので オオアズマダケと訓読みしたんだろうなぁ。深野稔生さんは「東、吾妻は地名学でも難しい分野に属する」に留め、地元野尻での呼び名オビス岳を紹介していた。多賀城に国府が置かれるまでは 広瀬川を挟んで長町郡山の地に大和朝廷軍が砦を構えていた時代に西に大きくどっしりとした山容は否が応でも目に入る。「オオアズマダケ」と征夷軍が呼んでも何ら違和感を持たないわけだ。

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左が大東岳 右が南面白山 カモシカ尾根より撮影


上州「四阿山」に似て台形の山で、これを蝦夷国(エミシノクニ)のオオアズマと呼ぶ…これが起源か。征夷軍の中には戦に破れ「俘囚」となった関東勢が含まれもしたか? 大東岳を見て上州の故郷を懐かしんだのだろう 

眺めれば東側にある山だから…と 西側(山形)の何処から眺めていたんだろう? 山寺から観て?・・・などの疑問も付随しがちだけど?、 仮に例えば、船形山の呼び名を「御所山」という山形の呼び名がそのまま宮城側に入ってきて、宮城でも「ゴショサン」と呼ばれていたというなら納得もするが。宮城では「フナガタヤマ」であって「ゴショサン」ではなかったわけで ここ大東岳に於いても山形の山寺側での呼び名を秋保5村側に持ち込むことは『納得の行く説明』が存在しないことになる。

というわけで 「東」という字には「アズマノクニの征服」「征夷の意図」が隠されており、なかんずく「黄金の国」の奪取という大きな「狙い=支配」が込められていたのだろう。こんな自説である。それほど大和朝廷は 黄金の国である東の国に利権を馳せていたわけだ。征夷軍が東進北上する路に「アズマ」「アヅマ」が遺されていく。アズマ アヅマが増えるたびに黄金に近づいていく。そう考えると凄いスペクタクル映画を思い浮かべるね。「えみしの国」という誇り、先祖の偉大さを改めて感じます。

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秋保の里の稲刈り風景 左に糸岳 右に大東岳


話を現代に戻して 地元にダイトウ村やダイトウ町があったのだろうか?という点だけど 長袋・境野・湯元・馬場・新川の旧秋保五村に「ダイトウ」の文字は見受けられないようだ。なので、どうして音読みのダイトウダケになったのか 変遷過程が分かっていません。庶民は由来、伝記などの物語には興味が無いだろうから 解りやすい読みやすい方に流されやすい。仙台神室岳の「駄んこ平」がネット時代の現在「だんご平」と濁り、誤って呼ばれるようになったように・・・ね。 この「伝播」に関しては・・・以前、ネットで「自称:宮城の岳人」さんが「袖泉」と書いていた、あの一件を思い出します。取り巻き連が各自のブログで「袖泉の伝道師」となってネットで普及・伝播した そのパターンなのかもしれませんね。

呼び名の変遷で結論は出なかったけれど 山の呼称から民族の歴史を識ることは、山を「総体」として捉えることの端緒だと思うし 横っ飛びに100、200、300と名山を追いかけるより どれほど知的好奇心を深耕させうるのか計り知れませんね。山や自然に目覚めるきっかけにもなり、登山者としては基本的な心構えであるとも思うので
特に付け加えておきます。

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で、「オオアズマ」の出ドコを諦めかけていたところ、当家次女の彼氏が秋保に実家があるので 聞いてみました。なんと!驚いたことにw秋保小学校校歌には「ダイトウダケ」ではなく 「オオアズマダケ」という歌詞がありますよ というじゃあ~りませんか! しかも作詞が土井晩翠だっていうんで さらにびっくりしました。びっグリコ。

旧名取郡の秋保地区小学校三校 秋保 馬場 湯元 これら3つの小学校の共通校歌として1947年(昭和22年、ちなみに青葉通りの拡幅工事は昭和25年)に晩翠は献歌したというのですから 再び 気を取り直して調べ直しましたw 戦中の「秋保国民学校」、戦後市町村制の発布により名取郡秋保町立秋保小学校になった。1947年(昭和22年)のこと。校歌一番は ”おうあずまだけ しせんじゃく~♪”(四千尺1200m)で始まるんです…、嬉しいじゃありませんか 唄も聞きました 確かに「オオアズマ」です

土井晩翠は「国粋主義」な歌詞を各地各校に残していたようで 現代にそぐわない歌詞が目立つようですが それもこれも「売れっ子作詞家」、戦前、戦中に全国各地に校歌を遺した土井晩翠であればこそ とは思いますが 少なくとも 旧名取郡秋保町地区住民 東北大学関係者 学識家 文檀 新聞報道関係におかれては「ダイトウダケ」ではなく「オオアズマダケ」と呼んでいたのでしょうね?…秋保一帯では 校歌を口ずさむほどパブリックだったのかもしれません その 一端が窺えました。もし、これが虚偽であるならば、鼻にもかけず 晩翠は校歌として書かなかったことでしょうから。

歴史を軽んじるな!と言われているようです。歌詞なので、曲に合わせて訓読みもあるんでしょうけど まあ そういうわけで、、、この件は ここで一応オシマイです。( ´艸`)ゴメンナチャイ 旧名取郡秋保町で「オオアズマダケ」と読んでいたのなら 俄然「コアズマダケ」も成立しますね。これは納得です。

東 あ「ず」ま・・・「ス」にテンテン 四阿山 東岳  大東岳 
妻 あ「づ」ま・・・「ツ」にテンテン 吾妻山 吾嬬山 吾妻屋

言われてみれば 岩手県の胆沢城下、東山から千厩に掛けて大東町(ダイトウチョウ)って町があったけど こちらは下閉伊郡に点在する町や村が合併されできた新しい町名なので・・・ 征夷軍には無関係と思う。現在は平成の大合併で大東町は一関市に編入されていた。
 

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岡田喜秋著 「青春の山想」より


追記 12/01
 
岡田喜秋が仙台市民に向けて「山想会」の発足と会員募集を河北新報で呼びかけたのが1947年。ちょうど 土井晩翠が秋保小学校に校歌を献上したのも 1947年と同時期でした。

これは何を意味しているのか?

これを考えましたら 戦後の民主化と時が一致するわけです。占領軍が支配していた時代ですが それまでの軍国主義の圧政のもとでは知り得なかった・・・ 憲法 主権在民 国家と国民 機会均等 自由 民主 権利 男女平等と言う言葉が生まれでて「市民文化」が花開き 歩みだしたことを意味しているのだ と、無頼漢な私が 登山史をパラパラ捲っただけでも感ずることができました。

そこのところで 下のコメント欄で ”ばやん老人”さんから ナイスな情報を戴いたわけです。山想会の起草者である岡田喜秋が かつて「大東岳の呼び名」をその著書「青春の山想」にて書きとどめていていたことを 新たに知ったのです。やっぱり 秋保地区では「オオアズマダケ」と読んでいたのです。あぁ、よかったぁ、地域には地域なりの文化がある、その通りでした。これぞ カルチャーショック! 部外である強い文化圏が地域の文化を 地域の誇りを考えずに押し退けてしまったようです。じつは、こうして名前は「変化させられる」んです。「文化の南北問題」まさにそのサンプルのような案件です。これで失われた言葉「大東岳」の一つの結論にしたいと思います ご協力ありがとうございました。



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少々頭を使ったので疲れました。この程度のことで???w エネルギー補填しようと(´艸`) 日吉台の「とがせ酒店」まで愛車ミニを走らせてきました。空気が冷えているので キャブレターの被りが目立ちますけど そんな時は…一旦シフトダウンして 高回転域で吹け上がらせシフトアップしてしまえば 何の問題もありません 
京浜キャブがチリチリチリチリと鳴いて もっとアクスル開けろ、もっと開けろ、ほらもっと開けろ と囁くw たまりませんなぁ 小型車でこその一体感www 

さて 昨夜から慣れない古代史に踏み込んだので 日本酒が恋しくなりました(´艸`*)カンケイナイダロ 古代万葉の里:大衡の酒を望んだのですが 大衡産酒米の該当なし。てなわけで中新田町の酒でキマリ。こちら、米の香りが最初の一口にかすかに残ります 酸が切れ味鋭く吟醸酒となればスッキリ感が。。。夏場にギンギン冷やして飲むなら最高でしょうね 冬場の鍋、食中酒でもきっと楽しませてくれるでしょう。どちらかというと女性向け ここのところ華やかなお酒ばかりを店主に勧められてる感じw
どれも売れ筋だそうですけど アミノ酸が前面に出た「九平次」や「磯自慢」が20年前のトレンドならば この爽やかな味が当世のトレンドでしょうか。 

中新田町 山和酒造 山田錦100% ”山和” 純米吟醸 Pulito

お値段3割UPでしたが 美味しい味が楽しめました。しっかし これも女性向けだなぁ ぶつぶつ… 今日まで塩釜の”阿部勘”辛口純米を越える酒には まだ出会えていませんねえ。日本酒度6前後、キレのある酸度を持ち ポン酒好きな男の脳天にガツンと来る酒、なかなか現れません。日本酒度 酸度で男らしい酒とあれば 澤の泉か 日高見か くどき上手か いやいや会津の… 答えを言ってしまいそうなので この辺までにしておきます あえて。

山形の十四代、 ”本丸” を温燗でやりながら  暫く次を待つとしますか。。。あ、そうそう 「本丸を 温燗で!」とお願いしたら 怒り出した飲み屋の店主がいましたよ 昔。 「十四代を燗して出すわけにはいかない」 ですって おどろ木ももの木さんしょの木です。そういう思惑が 清酒にプレミアを付けてしまうんですよ ネットで観ましたか?獺祭の一面広告。。。「当店のお酒は希望小売価格で買ってください」「お客さん 2萬円も3萬円も出してお酒を買わないで!」って

たかが「十四代」w、本丸は国分町「きゃりっこ亭」で昔も今も 温燗で戴いておりますが・・・ なにか? 「きゃりっこ亭」といえば日本酒愛好会「蔵元見学会」の奔りでした 十四代や綿屋や於茂多加など月イチで蔵見会を開催してました 25年前です。懐かしい 皆さん元気かな?


追記:開栓二日目なら 酒が甘く感じるものですが この酒は酸が強く表に出てきます。これは開栓して2日目から呑んだ方が旨いんじゃないでしょうか。天婦羅や肉料理に合います。そういえば酒屋の店主が云うには この酒はヤブタで搾リに搾って(専門用語でセメ)最後に出てきた酒で作られてます 酸が強い酒ですと 言っていたのを思い出した。 なるほど!





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by tabilogue2 | 2017-11-27 12:11 | 面白山 | Trackback | Comments(6)

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今朝は冷えたけど山は暑くてアノラックなしでもいいくらい。  晴天は午前10時まで。ご覧の山は南面白山から眺めた「大東岳」。雪は多いんですが先週の凍てついた感じはない 雪も解け 重くて重くて さすがに北西側=山形側は湿雪になる。霧氷は10時を過ぎたあたりから カラカラと氷の音を立てて解け落ち始め、都合の悪いことに登る歩調(標高)に同調し 解けた霧氷がアノラックにあたる音に 1時間以上付き合わされた。自然の中、枝から落ちるチリ雪と氷が シャワーのように降り落ちる、雪煙る白の世界に彷徨ってきた。登山道がないってのも 自由でいいもんだ


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面白山って 近いよなぁ・・・ 仙台駅からたったの1時間だ 電車の中で装備を整えてりゃトンネルに、、、抜け出たと同時に面白山高原駅に着く。仙山線は「自動ドア」じゃない、ドアの「開ボタン」を押してドアを開けるんだけど ホームに下りたら 即、前も…後も…横も…全部で4つも! オール登山口だ。感心 感心 考えてみりゃこんな高効率な 登山者のための山は他にないのだ♪ (あ?、あるか?そういや南会津の七ヶ岳も駅に接続していたような? 接続登山口は2つ) それに面白山高原駅の待合室で仮眠も テント(泊)だってできるんだ 最高だwww


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熊もいたぞ 数分前? ゴロゴロ石の沢を南へ渡っている


さて、せっかくの「初冬」。 感触を忘れないうちに その初冬の雰囲気や状態を午前中の晴間に この眼で覚えておこうと 金曜日に続いてやってきた。 二度味わう?・・・ じゃなくて 再確認のために登った。


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ローリングストーンの登路、先週のベルグラはすっかり消え 重い雪が岩に乗っている。気持ち良いほどソールパターンがくっきり。LOWAのビブラムソールがバッチリ雪面に食い込む。あ、そうそう 前回は軽登山靴で指先が冷たかったが さすがに今日はプラブーツなので指先が温かい。



さて・・・今日のリピートの課題だが いちおう隻眼でも見えているんだけどw 心眼が「まだ見てない 見たい」といっている? 初冬というものを 心眼が覚えきれていないと言ってる。とまあ こんな自分だけの課題。そんなアホなことってある? と誰しも思うんでしょうが でも 隻眼になってから見えてるんだけど 見えたことを自覚し切れていない…感じがしている、言葉にすれば変だけど。沢登りもイケてるけど 脳が復習して…見えた部分に気持ち上の「納得」がゆっくり追随する 8年前まであり得なかった症状? 右脳で捉えていても左脳が捉えきれていないという いや 逆かもしれないけど・・・ 私の眼と脳の認識のチグハグがあって行動が鈍る そんな感じだ。

「右眼 眼球動脈閉塞症」っていう病気。。。解りやすく言えば 「右眼 失明」。でも ロッククライミングも 沢登りも 残雪の山も 厳冬期の山も ヤル気一本で行けてます。8年前までの経験が活きてる、老いの一言で甘えさせない。サーキットも ツーリングもいける 慎重だけど。

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帰り道に振り返ると なんとなく理解が深まる


一度お会いしているのに お名前が…パッと出てこない?仮に貴方を利き目の左眼で見てるんだけど じつは右眼では見えていない。ボケ老人みたいに思われちゃう…かもしれないけど、違うんですよ。 認識しない、見えてない右眼の情報量ゼロを左脳が「情報をくれ、よこせ!」と言ってる。今まで60年間、右眼の信号を普通に受け続けてきた左脳が 8年前の発症時から「信号不足分」を補おうとしている感じで2度3度、見て聞いて、名前と顔とを一致させてる このようになりますですぞ 失礼多々ですが・・・。納得しきれていない「左脳」が「リピート行動」を右眼にさせている(?)

他には、、、 心眼が追いついてこないんで じっくり見ているうちに・・・あ、この人嘘ついてる って 意外に分かっちゃうもんなんですよ あ~こわ(´艸`)

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ここまでくれば 多少の凸凹もさして気にならない


まあ慣れてきてはいるけど 右眼と司っている左脳神経との関連で 「認識して納得したい」>「納得」というプロセスを 左脳が右眼に要求している たぶん左脳の方で 今まで何事もなく見て感じて過ぎ去っていたものがワンシーンワンシーン、納得しないと前に進めない?みたいな ガンコな所が出る。勿論 ソロ行動なんで 納得のためのリピート行動はいつでもできるんだけど。なのでまた南面白山へ 前回ガスだったので 今日の晴れ間を狙ってきた。見えなかったものが見えて納得できたので下山してきた。左脳が認識できたら もうそれでいい。

雪が藪をひれ伏せ 消えてしまった夏道や 雪で見えない段差や ゴロゴロ岩のガレ場の通過や・・・いろいろリピートして ああこうなっていたんだ・・・と左脳に納得させてきた。もちろん かつて何度も経験済みの風景だけど、「左脳の悪戯」とでもいうのかなぁw そんな自分、「隻眼な山びと」の現状。晴れていれば何ともないことなのに・・・「認識すること」、、、そのためにリピートするって なかなかメンドイ。片眼が見えない人ってけっこういるんだけど 現実 静かにキッチリ登って居られるんだ。生きてるんだから、人間の理性をつかさどる脳の働きには とうてい逆らえない。

伊達政宗なんか どうやって間合いをとり、斬り合いしたんでしょうかねぇ??? 遠近感がないのに不思議だな・・・彼は幼少の頃から失明したんでしょう? 還暦から失明した自分とはだいぶ落差があるが少年時代は悩んだろうね。大人でさえも悩むんだから。

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登りはここまでくれば大丈夫 反対に 下りはここからが緊張の連続
転んだりしたら 必ず 岩角にぶつけて青タン赤タンか出血だね


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北面白 中面白 矢尽(奥新川駅から見える頂点)

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中面白と矢尽をアップで
奥の白い山が船形山 右へ蛇ヶ岳 ▲の南宝森 三峰 左に大倉川、右に矢尽沢の川筋を抱いた後白髭山 


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矢尽1205m 1025m峰 1010m峰、奥新川峠、1040m峰、権現様峠
中ほど、チョンと頭を出した1043m峰 船倉山仮称:1069m) 新川岳1013m 
奥に北泉ヶ岳 泉ヶ岳

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白く登路が浮き出た「猿鼻山」 この山をYMCAでは「中東岳」(チュウトウダケ)と呼んでいた。
中央奥の黒い山が後烏帽子 その右が屏風岳 最右手に熊野岳

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左手前に中東岳 右手前に小東岳 中央どまん中に山王岳 秋取峰 糸岳の三連連荘
蔵王熊野岳との重なりに仙台神室 その奥に雁戸山だが 拡大しないと判別不能?
中央奥の小さい尖りが山形神室 右手奥の黒い山が蔵王連峰の瀧山

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手前中央右寄り、雪枝の上に小東岳(こあずまだけ 通称 ショウトウダケ)
左手奥の小さい尖りが山形神室 中央奥の黒い山が蔵王連峰の瀧山

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がっしゃん

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朝日連峰 、、、 湿度が高くてコンデジは限界だった

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ほんでもって 今日は計画通りに 6時に自宅から徒歩で駅に向かい仙山線。 
さらに 行き帰りとも徒歩で歩き通したので自分で自分にご褒美w。 

三本木町の新澤酒造店 おりがらみ「あたごのまつ」 純米吟醸 ささら 旨いす
食中酒として綺麗でさわやかな味 でも僕には甘すぎるかな? 女性向け!!!
「伯楽星」という酒の名前ならご存知だろうか? 日航国際線で出されていたそうだが
そこの蔵元で造っている酒。 今は286号線 川崎町の新工場で生産中ですね

僕は「あたごのまつ」よりも 清酒「愛宕の松」の燗酒が好き。
仙台生まれの土井晩翠も 晩酌に愛飲したと言われてます 

”匠の技”という意味でなら 「伯楽星」が最高なんでしょうか!
魚料理にはぴったりの酒、上品。適度に酸があってボディはしっかりしている。

一度は飲んでみて欲しい でも 一度飲めばもういいかな やはり日本酒度の問題だろうか?
僕には スカッと頭に記憶し難い味だ 弱いんだね、酸の出方を押さえた味
これなら「山和の吟醸」のほうが自己主張している と評ずるけどなぁ。酒は難しい 好みだからね。

酸度、日本酒度については 別のお酒購入時にお話したいと思います。





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by tabilogue2 | 2017-11-22 20:01 | 面白山 | Trackback | Comments(0)

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南面白山はガスの中



雪慣れ(初雪)山行
「 JR登山 」 仙台発7:07-面白山高原8:07


今日のお山は 昨日からの雪が降り続いて 
10~15cmふわっと積もっている

雨降り後に急速に冷え 岩に氷の被膜が張りつく 
初冬や、春先の氷爆によく見られる 

”ベルグラ”

でもなんか 新鮮だ まさに初冬って感じだなぁ


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いちおう登る前に 携帯電話の電波は確認してるけど
それでも ソロの心理は… まあ 揺れる

時に 風雪の際には極限状態まで追い込まれたり
休憩を取らずに 必死に動き回る傾向もあり 
我を忘れ 自制不能らしい > 蓄積疲労で落ちる


でも・・・こんなことブログには書かない 自虐の笑いで終わる
”強がり”と”結果オーライ”のみ記述 それが当世流だ

危険性の「真実」は秘匿されたまま ネット上の誰にも知られない 
それが 今風のネット民・ブロガー心理だ(´艸`)

インスタ映えのカッコイイ、ウケのいいところだけ 切り取るのが上手い
反省なんか するもんかw(半分当たってるかな?w)

でなきゃ、冷蔵庫に寝転んでピースなんか ネットにアップしないはず
 表面で笑いを繕って内心を隠そうとする 自爆ネタなら大ウケけっこう 

50歳越え 60歳になってもこの心理は普遍だと思う
人間心理てヤツは…おぞましい

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ガチャガチャ重なった岩だらけの登路
ここじゃ転びたくないぜ

南面白山の急斜面トラバースの登路 岩がゴロゴロのガレ場
ローリング・ストーン状態の岩の重なり
ベルグラの岩にふわっと10cmほどの雪が被ってる

ここで足を滑らせ グキッとやったら? 
それこそ??? 
たぶん 登山者は…悪天予報の土曜・日曜は…こない
発見されずに? ココで終わることになるw

そんな ”ソロ”のリスクを承知で登る
だから対策を十分にして ”ソロ”に臨むわけ


この急斜面なら アイゼン先端部にツァッケが欲しいのだが
6本爪でも 履かないよりはマシ(下山時は大助かり)

アルミ10本爪アイゼンでなら もっと楽 
滑って 立てない 手も足も出ない… ベルグラ対応
いい「山行テーマ」になった(´艸`)

雪に馴れてこその「雪山」だ
コタツに入ってばかりじゃ 雪にも冬山にも馴れないままだぞw


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人生は「ローリングストーン」 
分かりやすく言えば今日のガレ場だ。 ん?余計わかんないか…(笑)

「苔も金も身につかない」ロックンロールな人生観から観て
晩年期に骨折するよな「破天荒」さは 案外 歓迎されるかもw

「ローリングストーン」…その成り行きと、結果は甘受せねばならないw
となると
ベルグラこそ ロックな人生に関係がありそうだ ( ̄ー ̄)bグッ!


だが? 
自分はロックな人生を歩めない。。。つか 性格的に無理
その証拠を以下に挙げると…

なんせ 首尾よく 軽アイゼンをザックから取り出したじゃないか

「準備万端」「用意周到」「予定通り」・・・って ロッカーにはありえないw
なんたって 全国でもその名が知れた山岳会のOBだからw
至って 普通ジン 極めて オジン で済ますだろう。


沢を一本見落とし…あらぬ方向に下りてしまい、「遭難」同然。道行く車に救助されたり
超激込みの山小屋にツェルトを持たずに「漂流」同然、ブルーシートで野宿したり・・・
一般登山者のほうが よっぽどロックンロール人生やってる♪

「擬似遭難?」「結果オーライ?」「永遠の笑い草」 
なんと素晴らしい人生だろw
怖いもの知らず 実力不足 興味本位 展望持たず 無計画で物事を進めちゃう 
いちかばちかの人生観バンザイw

でも、、、いつかは…大きな事故を起こすぞ、、、マジ( ̄ー ̄;;
山岳会員であっても一般登山者であっても 事故発生パターンはいつも同じなのだ


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隻眼になって8度目の冬 相変わらず斜面がフラットに見えたりする
天候が曇りの時は最悪だ 突然、崖が出現するのにはビビるw

ストックで斜度や凹凸を探りながら 慎重にクリアする 
ガレ場の上部、、、じつは今日 「夏道」の道形が判別できなかった

藪の少ないところを狙っていく そこが「夏道」のはずだが? 
どこも…白くてwわからん つまりは雪慣れ不足だとは思うのだが 
初冬の山、、、藪が覆い被さり道が不鮮明だ 
初冬の山、、、ルートの判別が難しい

岩のあるところは盛り上がっているので 避けることができたが
雪が中途半端に積もって藪が道に被さっていて 判断が厄介
枝が跳ね返るんで 直登も敵わん


雪の降りはじめ、積もりはじめ、初冬の雪山、、、意外にコレが厄介なのだ
何度も経験したはずなのに 老いぼれソロとして
あらためて良い経験をし直したと思う また来週しつこく行こうなw
 

次回は ラッセル訓練山行だな
札幌で一気に積雪29cm はたして ソロでどこまで行けるか?
ヤッてみなくちゃわからない
同じ山に数度通って、心技の不得意をなくす! コレが一番の特効薬だ。

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今日のチェックポイントは 「雪」
●昨夜どっちにすべきか迷ったあげく軽アイゼンを選んだ
「初冬だから…軽アイゼン」って考え方は間違いと再確認 
これもいい勉強になった つい甘い判断をしてしまう
●降雪用パーカ&降雨用ヤッケ2枚 冬季は降雪用になる
●ウール目出帽 ウール手袋予備 (軍手は炊事に使う)
●ホームセンターで買った「防寒テムレス」は暖かかった
●ウールシャツを2枚、いづれも正解で全然寒くなかった
一枚はスマートウール社のメリノウールの肌着サイズS
一枚は7つボタンの厚手ウールシャツ 休憩時役立った
●冬シーズンに入る前に 毎年ソックスを買い足している
●シュラフカバーをどんな山行でもザックに忍ばせている
●自立式ツェルト一人用は常時携帯する 安全安心登山!
●面白山は携帯(au)のアンテナが立っている 使える安心

まだ11月だが、「完全冬装備」で安全登山に心がけよう!


11月17日 南面白山装備一覧(セルフレスキューに基づく)
①登る前に「安全圏」を確認して・・・GPS電源 携帯電話電波状況のチェック 予備バッテリー
非常用救急袋の中身・・・GPS用予備乾電池単3✕2本(充電済) 赤布10枚 テーピングテープ
 ラジオ ランタン ナイフ 包帯 膝用テーピング 洗濯バサミ2 細紐 スパッツ用ゴム予備
③セルフレスキュー・・・手袋 バーナー コッヘル ツェルト シュラフカバー アルミ泊シート
防寒衣料 アイゼン スリング 環付ビナ2 呼笛 (ロープ ピッケル わかん のこぎり)
④食糧 湯水 おにぎり 行動食(かりん糖、甘納豆、煎餅、キャラメル、酢昆布、梅干)カップ麺

「ソロ山行」…一般登山者よりセルフレスキュー意識は高い。
その分、携行する項目は多くなる 決してロッカーじゃないw
 
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北面白山はガスの中




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ゲレンデトップで10cm






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by tabilogue2 | 2017-11-17 16:25 | 面白山 | Trackback | Comments(0)

山形 北面白山

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台風一過だが水蒸気で霞んでいる この急斜面を積雪期に越えようとした
200m下降して200mトラバース たった400mだが されど400m




昨日のことですが、選挙の結果、、、議席獲得という点では不満足な結果に至った??そんな総括を散見できますが(むしろ多いかな?)、、、本来なら もっと、もぉっと深刻な問題があるわけです。共闘という「1+1=2」、、、或いは「2以上」の力を生み出せるはずなのですが、本来の共闘という姿とはかなり違うのが 今選挙なのかな?と思っています。各組織 各党がそれぞれ100%頑張って、共闘でさらに150%や200%できた。民進も 社民も 自由も 共産も、、、各党が伸びるというのが本来の共闘のはずですが 今回は本来の姿とは大きく違います。
 
共産党が 少し「シールズ景気」の昨年の余波をまともに捉え過ぎたな と思っています。昨年夏からの情勢が「弱まっている」にも関わらず「共闘を大前提にした」選挙協力をしたわけです。昨年の参院選で北海道 東北ブロックは大当たりしましたから野党共闘の実績は大いに評価できたわけですので。

本来 民進が100%の力を発揮できれば 自由党や社民党の力が少し弱くとも充分に戦えたはず。共産党が「反安倍」という旗印に「一本化」に固執せざるを得なかった、、、ともいえるのかな? なんせ昨年の参院選からの「野党共闘」言い出しっぺ政党ですから共産党は…必然今般も「野党共闘」を追及する路線。ン・・・投票結果は共産党議席の減少。「野党共闘」の「1+1=2以上」にならなかったこと。国会で質問時間が今よりもさらに短くなるのは 共産党にとって辛いですよね。国会で舌鋒鋭く疑惑を追及する、国会議員団が少なくなるということは質疑の持ち時間が不足することを意味します…これが国民にとって凄く残念です。



選挙前に希望の党との数合わせ 捕らぬ狸の皮算用になってしまった。リベラル潰し…それが今衆院選の全てです。”緑色の希望”という「党とも言えない集団」に残念ながら淡い期待を寄せてしまった。思惑が見えみえ、前原代表の情勢読みが凄く甘かった結果だと思っています。

いや むしろ だからこそ立憲民主党が「アンチ安倍の受け皿になった」わけで まともに希望と合流していたら、いづれ希望が絶望の「保補」色に変色しもっと悲惨な目に遭っていたんじゃないか?と。ものは考えようですが 希望の党?のお陰で「立憲民主党」の立ち位置・集約力が出たんだと思っています。

できれば 共産党がグッと比例区で伸びてほしかったのですが 残念な結果です。安倍政権にとって最も目の上の瘤は共産党のはず。 ビシビシと東北大出身の小池議員がテレビ中継で追求する姿は視聴者として頼もしく映ります。さらに今回、「立憲民主党」という期待を寄せられるリベラル党派ができたわけですから、国会は共産党と合わせて期待できるんじゃないでしょうか? 議席こそ あれ? ですが。。。


しかしながら かつて小選挙区制をひいた自民党の魂胆が 今になって大当たりしているということは・・・、自民党にとって「背水の陣」(小選挙区制に頼らざるをえない情勢)が近いことを物語っているのでは? そのように僕は思っています。 

友人、知人、仲間との情勢討議を欠かさず、耐えてがんばりましょう 次回は…同じ想いの仲間を「投票」という意思表示の場に誘えたらいいですね( `ー´)ノ 



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藪が凄まじくて行けなかった 矢尽岳 
ていうか 目的を持たずして貫徹は有りえない

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長左衛門水平道の様子です
ブナ ナラ イロハモミジ ウリハダカエデ イタヤカエデ コシアブラなど
黄色い葉っぱのトンネルだった


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面白山の帰り道、、、 
シャコタン・ミニ号で柳沢小屋まで走れるかどうか 確かめてきました。
今までランドクルーザーでしたからどうということもなかった。 
が、シャコタン・ミニ号じゃ???

ジャングルジャングルスキー場のアスファルトが切れ
ダート突入後の最初の左カーブ、波打っている砂利に底を擦った程度で
小屋まで無事に行けました チョー嬉しいです

これで 山形側・御所山ルート側を気兼ねなく通うことができそう
 沢登りでは こちらがほぼ下山口でしたからね。。。



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僕のミニは インジェクションをキャブに換装してあります
ミニのキャブレターはお決まりのウェーバーでもなく
少し前に定番だったSUキャブでもありません デロルトでもない

バイクの世界では定評のある京浜気化器のキャブです
超珍しいのですが そのため チョークを外してしまっています
冬場はもう大変 アクセルを踏まずにスターターを回し
超低速回転でエンジンを5分ほど回します 回転力が不足の場合は
エンジンキーを回して セルで回転を補助しないとダメw



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いい思い出の 一つもない黒伏の岩壁
仙台で山岳会入会当初に 会員が先行パーティの落石を
頭に受け即死した

ヘルメットの脇を スッ! と小石が飛んでいくだけでも
当たれば致命傷 大きな石をグラつかせたもんです

船形山塊では二人 逝ってしまっている 
新人は いとも簡単に石を落としてしまう 困ったもんだぜ







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by tabilogue2 | 2017-10-24 20:56 | 面白山 | Trackback | Comments(0)