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今日は 愛車だった MINI を ドナドナしました。

このミニは当家2台目のミニで ジムカーナ仕様。
 クルマ好きな「後輩」に引き取られ…それだけが救い

少し落ち込んでしまったが 
いつものトマト&ナス炒め”ミートソース”を 
これでもかっ!ちゅーくらい作って
『赤』で、気分転換 + 慰みの一献w

飯豊山の麓 喜多方では
7月に入ってから一滴も雨が降っていない
この台風で期待するも パラっと降っただけ
今日も天気だそうで・・・

日本列島の西半分は 
亜熱帯性気候になったんだろうか?

此の冬 
どうなるんだろうか?


「偏西風のいたずら」と解っていても
情報を知らぬ老人のように一喜一憂するw

知ったかぶりな「コピペ老人」よりは
ましか?w





ああ、、、でも ウィスキー梅酒割り って
けっこう? 捗りますなw
酔ってもたぁ








by tabilogue2 | 2018-07-29 16:55 | 自活する | Trackback | Comments(0)



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三ツ石山とキンコウカの湿原



「これなら次回 葛根田川支流で実戦リードができそうです「花の湿原」探索にでかけましょう」・・・と、
前回大行沢での沢登り訓練で repertumさんの優れた素質を見たわけですが 

その2回目の基礎訓練を岩手の葛根田川支流で確かめることが出来ました。
今日の課題は 滝の「安全なリード」 というわけです。
前回の基礎に 安全な 安全に という「安全」という2文字が加わります。

場所は花の湿原に抜ける『松沢』、滝が2、3箇所あります。急なゴーロ帯もあります。
そこでリード役として前と後ろに目をつけてwリードできたら かなりの「素質」だと思えます。


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葛根田の地熱発電所付近一帯は 
沢内部に「温泉」が湧き出るといったとても不思議な地域。虎毛山域の赤湯又沢より規模が大きい。
足元が熱いし 手を添えればアッチッチだし 登る 歩くルートに配慮が要ります。

左岸も右岸も ゴボゴボ ンゴゴゴゴ シューシュー を繰り返しており 斜面全体で何やら地鳴り音を発している。
おどろおどろしい、、、まるで「風雲タケシ城」な?(´▽`*フルッ 地雷がソチコチにある。

”爆裂地熱”に脅迫されている感じで焦ってしまうけど でもこれがケッコウ面白い マゾ的状況だ(笑) 
赤い析出物が滲み出る岩ほど熱い。 硫黄の匂いも相まって 通過スピードが自然と速くなる( ´艸`)
ちょっと慌ててルートをとると ソチコチに噴気孔の穴が待ち受ける アッチッチ アーチーw


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釜を持った2段滝、、、訓練なので、インスペクションに5分ぐらい掛けて様子を見ます。

で 直後に 「どこを狙う?」と 聞いてみます。ここで素質の差が出てくるわけ。
左壁トラバ 下段の滝7m直上 上段の滝5mへの移行 右から・・・納得の行くルートを意思決定したようだ。

彼はリーチがあるので 僕みたいな短足の人間と スタンスの置き方、選び方、足の運び方 がまるで違う
 唖然として 左側壁を通過してゆく彼の動きを見ておりました(笑)

オイそこ行くんかい? それ登るんかい? いっちゃったんかい ああ、そーかい( ̄ー ̄;・・・てな具合

あっという間に・・・ 軽々とクリアしてゆく 身のこなしがとてもスムーズ。 それだけでも大したもの。
短足な僕は正面ルートを選び 釜を腰まで濡れつつへつり 岩壁に取り付いてシャワークライムだった。

「見極め」的には神経を些細に払う必要のある「リード役としての注意点」が3つぐらいあるようだな。
まず、登る前に 最初のビレイ支点を作ること です。今現在の課題①


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7m+5m 2段の滝


上段の滝は右の「フェース」を登るんだけど 彼は足が長いので、コッチのスタンスからグイイイっと右足を伸ばし 
凸角向こうの壁にアッチのスタンスを探ったようです 僕には見えない頭上のホールドにも手が掛かり
岩角を跨いで両足ともスタンスを取り それで余裕だそうで・・・見てるこっちが笑っちゃうほど
あっさりと 僅かなホールドに指先をかけグイッと登っていく。 
タッパがあって、リーチが長い、、、持って生まれた才能「武器」って ホレボレしますねw 

途中 ランニングビレイの取れる木の枝が右壁の上に出てくるのだけど、彼は支点を採らなかったようだ。
ここは訓練なので・・・確実にランニングビレイをとれば?…満点のはず。今現在の課題②

途中の右枝にランニングビレイ支点を採らなかったことによる「支障」は もっと他に重要なことがある。

この状態は トップのビレイ位置がセカンドから見て 登るルートの左寄りにロープのラインが寄ってしまった状態。
つまり「危険予知」の観点でみると・・・セカンドはトップに向かって左側の滝にグランドフォールする可能性があるわけだ。
通常通りに右枝に支点を採れば・・・ラインはセカンド-右枝-トップとなり セカンドは右枝の支点を目指す=墜落が回避できる。
狙うルートとロープのライン取りが一致していないと…後続は迷うだろうし 危険に陥ることにもなる。

トップはビレイラインを考慮し支点を採る。ロープがスムーズに流れるラインにも配慮しランニングを採ること。
やることが多くて大変だが、、、滝の突破にだけ集中すればトップが務まると思ったら 大間違いね。
僕は右凸角の僅かなスタンスと頭上ホールドに指先をかけグイッと上がってゼイゼイだw タッパがあればね。。。


さらに、訓練なので、、、上段クリア後にアングルハーケンで支点を取ることも 登る前に指示しておいた。
ここでの問題は ハーケンによる支点の高さと伸びたロープの岩角の高さが 同じレベルであったこと。

セカンドを迎えるロープの高さがほぼハーケンと同じ高さだったので ハーケンのすっぽ抜けに要注意だ。
ハーケンの位置 角度 ハーケンのアゴの向き に要検討課題を与えました。

何でも打ち込めばいい…というわけじゃなく、打つハーケンの向きに注意。今現在の課題③
ハーケンの「ヌケ」を考慮し、ハーケンの「アゴ」と「向き」を決め「高さ」「左右の位置」を頭に入れ打ち込むわけですが 
これについては次回以降の課題。今日は結果オーライなので、、、注意だけ。


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2つ目の滝7mは特に問題もなく フリクションを楽しむ滝でした。
楽勝のようにみえても・・・水線を外れると右壁はとてもアッチッチッ。軍手があればベストだね。

なので水線通しに ビチャビチャしながら登る羽目になります。 
この滝で 吾妻大滝沢のフリクションをイメージして貰いました。吾妻より 沢自体が立ってましたけど。。。

彼は右の水線どおしに、僕はド真ん中の水の被らないルートを選んだ。


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ブルーグレーな激熱温泉です

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沢が蛇行してきた 


水質が変わり、急なゴーロ帯が数百メートル続くのですが・・・巨岩帯での高巻きなしのコース取りはお見事。
後続セカンドを気遣いながら先行していきます。立派なリードでした ごくろうさま!

沢が蛇行し始めた 沢源頭は三ッ石山まで続いてるのかな???水量がなかなか減らない。
どんどん進むと行きすぎ 少し戻ると湿原がバーッと現れてきた。先頭の彼が奇声を上げている。
湿原を見て驚いたんでしょう 声が明るく聞こえる よほど…安心したんだろうw


さあ次回、8月 吾妻大滝沢で「基礎編の見極め」! 

色々な形状の滝を 足裏のフリクションで乗り越え、味わうのが次回の課題。
入渓後10m滝、3段8m、これらの滝で”度胸試し”してw 滑川大滝についたら朝食を兼ね反省会
食後、8個くらい滝が続いて5m堰堤滝、12mシャワー、6m滝の泳ぎで巨岩帯を過ぎれば夏道に出て終了。
ざっと15個ほど面白い滝が続く。小さいのを含めると25個ほどの滝でクタクタになるはずw
ただ一工夫すべき滝…「左岸や右岸から上がったのでは面白味に欠ける」と堰堤滝でのヒントを与えておこうw

次回、アクアノートも忘れずに。「沢の遡行図」を書いてみよう。地形図にある各種記号も頭に入れておくように!
というか、、、「吾妻大滝沢をリードできる」ということは既に「沢の応用編」に入ったと考えても良い。
中級程度の技術と知識が備えられたトップ役…と考えうるレベルだね。経験だけが圧倒的に不足してるけど。
もう初心者/初級には戻れないということでもあるがw

積極的にトップを務め 経験を積み、腕を上げよう。そのためには山岳会の門を叩いてみるのも手。
ぷらぷら夏道、藪山をこの先10年歩き続けるよりも、冬山や沢、岩場の技術を基礎から体系的に学んだほうが
貴君にとって、最も充実した「初動の1年、大成への10年」になることだろう。
しっかり順を追って、基礎から学べば 3年後には一人前のヤマ屋になってるはずだ。

この先も ずうっと山を指向するというなら? 
今の自分に最も適う、確実なステップアップによる「自分づくり」だと僕は思う。入門が楽しみだ。



------------ 反省事項 ----------------------------------------------------------------------------


登り始めにビレイ点をとる、途中のランニングをとる、登り終えたらアンカーを打つ(自己確保し後続を迎える)
それぞれのハーケンの向き 応力のかかり方を考慮して ハーケンの位置(左右と高さ)に注意する
何らかの理由でハーケンが充分に打込めない場合は 予備としてもう一点ハーケンを打って 2つで流動支点をとる。
あるいは 3mmロープでハーケンにタイラップをする時は できる限り岩に近い点にタイラップする。

気がついた注意点を何点かまとめると以上のようになる 次回ノートに整理してご活用ください。

その他として
ビレイの仕方では 自分の立ち位置に注意する。後続が見える位置に立って後続をビレイする。前回も注意したはず。
後続が落ちた時にロープがピーンと張るので そのロープで足が掬われないよう立ち位置に注意する。

ハーケンにカラビナを掛けてプロテクションをとる場合は 必ずドローコードやスリング類と一緒にセットする
実験すれば分かることだが ロープがカラビナゲートに絡んでゲートを開ける場合がある
カラビナに掛かる応力をドローコードが逃してくれているのでヌンチャクのようなセットになる。わかるかな?



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浮島

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ミツガシワの池塘

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モウセンゴケ

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コオニユリ


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repertumさん 自然に触れ 表情が和らいでいる



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キンコウカ

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トウゲブキ

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ヒオウギアヤメ

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タチギボウシ

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が下がっているので… ホソバノキソチドリ かな?

大きな湿原だった。大丈田代の3倍はありそうだった
写真の他にセキショウ ヒメシャクナゲ サワラン トキソウ ニッコウキスゲ モミジカラマツ シモツケ ナンブトウウチソウ
この湿原 いっぱいに咲いていたのは サワラン トキソウ モウセンゴケ そこいらじゅうに咲いてました







by tabilogue2 | 2018-07-22 22:01 | 裏岩手 | Trackback | Comments(2)

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「山らしさ」では連峰随一な以東岳  
手前、オツボ沢左俣が食い込むジャンダルム「エズラ峰」の岩壁がすごい 障子ヶ岳スラブよりも立ってる。


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朝日連峰の「飛車角」 障子ヶ岳 いいね!
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前回の新庄神室登山から半月が経過した、ソロソロのぼりたい虫が騒ぎはじめた。
でも、、、 悪天では「シロウト登山」がままならない 好天予報が出ている三連休に狙いを定めていた。
なんせ、連れは「無人の山小屋」に泊まったのが秋田駒ヶ岳の山頂小屋しかない、、、ちょっとビクビク。
無事に行けたら? ついに” 朝日デビュー ” いよいよ山仲間だ。

いつも体調に気を遣って 山そのものも 歩くコ-スも 中高年に優しいルートを選ぶ。
日陰が多くて ジリジリ太陽に晒されず 急登がなく 比較的に容易で 基本的に体力温存コース
冷たい水場が豊富にあって 景色がよく花もある 「清潔な山小屋」があって「トイレが綺麗」 
小屋は「混雑しない」が選定条件になる。 登るときはピークハントには拘らない」ことがキモかな。

初心者向けの山小屋泊登山は…「長続きしてもらう山登り」がテーマになるんだろう。


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オニノヤガラ


で、思いついたのが 朝日連峰南俣沢登山口 通称「天狗コース」。この道なら裏岩手コース同様だ。
楽しい小屋泊り前提ですよ。木陰以外はすべての条件が揃う。とはいっても コースの2/3は木陰だけどねw 
仙台5時発 8時に登山口。ゆっくり登って、14時ごろに小屋着の予定だ。
どうして朝日連峰に来てまで日帰りするのか? なぜ 里山と同じ日帰りなんだか? ちんぷんかんぷん???だ。

森の木陰、猟師の水場で銀マットを敷いて大休憩しながら、冷茶を飲んで、果物を食べて、お弁当して
(味噌汁、柑橘類を買い忘れた(泣)、、、花畑と草原で花を愛で、、、気持ちいいよ
お気楽登山? こういう のんびり歩く登山が このクッソ暑い夏山には うってつけなんだが。

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ショウキラン

山に親しむ 花を愛でる 急がない 焦らない 時間を掛けて食事をつくる 笑いながら美味しく食べる
小屋で宴会などせずとも宿泊者と和んだり 消灯時までは山のお話ができる、見知らぬ人と話ができる。
疲れた~ お先に~ バタンキュー 自分だけ大イビキ??? これじゃ真の山は楽しめない。

今の登山ブ-ムとの反動で、、、「ピークで山を捉えず、掛けた時間を楽しむスタイル」が今後は大事になるはず。

いかんせん、経験者は ”初心者に 自分の「山」を押しつけがち” であるからしてw
それとは反対に ”初心者に合わせる登山” が重要だ。
なんといっても次回があるので、今日、嫌われたら二度と山には来なくなるので じつに怖いw


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”猟師の水場” にて


焼峰でも銀マットをひろげて20分休憩したけど 猟師の水場でも20分休憩(´艸`)
冷たい水で喉を潤し 敷いた銀マットに足を伸ばし エネル源を摂取し 
森の音 清水の音 小鳥の囀りを楽しませてもらう 

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ミズタビラコ


この小さな淡い水色の花の名前がわからなかった どなたかお教えいただければ ありがたい
ムラサキ科だと思ってましたが ワスレナグサなのか キュウリグサなのか はてさて?

「花・山歩」の g_gさん からご回答をいただきました。 この花は・・・

ミズタビラコ(水田平子)

「ミズタビラコかと思います、希に変種のコシジタビラコ
もあるようです。APG分類でムラサキ科キュウリグサ属でしょうか。

という名前だそうです。 g_gさん ありがとうございました。


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ママコナ ミヤマママコナ



龍ヶ岳からの稜線に上がれば 涼風が渡ってくる 帽子をとって風の渡りを感じてみた じつに涼しい
ここでも20分ほど休憩して 山の涼感を得てみた、、、なかなか味わえない自然のクーラー

この稜線の楽しみはママコナの花だが この岩場にはオミナエシも。それらが咲き始めたばかり
こちらの写真は ご指摘いただきましたが、ママコナではなく ミヤマママコナのようです。

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オミナエシ (コキンレイカ)
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途中、9時半に登山口を発ったというご夫婦に追い抜かれた。 だいぶ 休憩が多かったからかな?w
歩いてさえいればいつかは着く 急いだ所でしょうがない。粟畑の草原に寝転んでトンボの飛翔を見ながら 
風を受け のんびりしよう せっかく山に来てるんだから もっと時間を掛けて今この時を深く豊かに味わおうよ。

こんな時間の過ごし方を望んで、わざわざ朝日のお山に登ってきたわけだから…、やらなきゃ意味がない

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粟畑の石畳に咲くヒメサユリは可憐だ 
大朝日登山道に比べて小株で、茎が細く、株数は少ない、しかもすべて薄ピンクだ 白花もあるという

各氏の写真を見ると… 花も多すぎると花ではなくなる??? …そう思える。 
きれいな花であっても 「きれいさ」が消えるから… 不思議だ 
カメラを向けたがる気持ちは理解できるけど 花と出会った感動そのものが消える
見飽きるほどの花が並べば タダのピンクの塊にしか見えない。撮影もザツになるばかりだ。

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小朝日岳が見える 大朝日は少し雲の中 次回はあの山だな ヨシ決めた!www


粟畑の草原には無数のトンボが風を受け浮揚する 雲母の煌めきのような透明な羽が、透明な風に解けて光る 
ここでも足を伸ばして大休憩w まだ小屋に着くには早すぎる 粟畑と天狗角力取場で休憩すれば 丁度いいかな

休憩だけで1時間半たっぷりとる計画なので 各ポイントでの見どころを事前に勉強してきた( ´艸`)
初訪の相方に”ご披露”申し上げていると あっという間に休憩時間が終わってしまう むしろ足りないほどw


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草刈り中の小屋番 ヤマナカさん 
消音器型草刈機のエンジン音が オウェ オウェ…と 「雷鳥」の声に似ているw

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小屋が見えてきた 羽があれば一直線に滑空するんだけど でもまだまだ 行かないつもり・・・(笑)

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天狗角力取り土俵で相方は 何を?思っているんだろうか・・・ ??? 
” 朝日デビュー ” おめでとう! 今日から「 俺たちの仲間入り 」だな 独り立ちがんばれ!


初めてこの土俵を見たのはだいぶ昔のこと たぶん見附荒沢の遡行時か と思ってる
まことに 相変わらず、不思議な円を描いているんだよな ココ
このあたりの地形が生む?一種の”つむじ風”が 主な原因になっているんだとか??? 
そんな風に言われているが 定かではない

イヤイヤ 困ったことに… 
ここを土俵に見立てて、相撲をとり、、、インスタばってる輩がいるようだ
おかげで マツムシソウや ガンコウラン コゴメグサ ミヤマトウキなど個体数が減少している


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タカセ婦人お手製の「天狗のお面」人形だ 今般、初お披露目 カワイイ出来だった 




なんてオシャベリな男だろ?w、70男にも馴れ馴れしく口を挟んでくる。 
君とはお話してないけどw 話好きなんだね。。。 彼が「すばるぅ君」か、、、ヤレヤレ

最近の山小屋事情。。。
物知り風、巷の噂好き風、山の事情通ぶる? あちこちの小屋でとかく人の世話を焼く男子が増えたw
周囲もアッシー君で重宝してるんだろうけど 本人は何のために山に登ってるんだろうね? 
「小屋泊り」の行きずり者と「うわべの交遊録」を望む? 人間って…極限にないと真実を吐露しないもんだよw


14時過ぎに小屋につく、、、

小屋には上がらず 水場でビールを冷やし 水を汲み 食材と調理器具を並べ 肴をこさえる支度をする
任務分担したので 相方は小屋に上がって寝床を確保しているはずだが。。。 
連休に10名しか利用しない?静かな山小屋。汗を拭い、着替えて身支度する…登山者に余裕を与えてくれる小屋だ 
これが大朝日なら人熱れでムンムン 堪らなかっただろう。 「山の情緒」は登山者数に反比例する。

人参の細切りにサキイカを薄く裂いて合わせ 塩レモンドレッシングと黒胡椒をかけた肴
さらにもう一品、、、きゅうり なす 生姜 茗荷 トマトを刻み かつお出汁をかけ 軽く揉む
”山形ダシ”風味の肴を作って、、、キンキンに冷えたビールを一気に済ませた。 古風な肴だw

いよいよお待ちかねw 保温ポットに入れたままの”仙台市水道局謹製 冷水”でウィスキ-を割った(´▽`*)ヤッタネ
コレが一番 美味しかった 角瓶のポケットウィスキーが山小屋には似合う、、、いや?電気ブランでもいいかな

*今日は「乾き物」といわれるものは持ち上げていないので こさえるしか肴は出ない「縛り」だ


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サキイカニンジン



4年前(2014年)に持ち上げられ組み立てられた、強風に飛ばされない「重い」テーブルを囲んで・・・


タカセ夫妻と一緒のテーブルになり 男同士、酒が進むほどにヤマヤマ話wに興じた
彼らもピ-クハントなしの「小屋泊り目的」登山だそうだ 
我らと同じ趣向だw 気が合うなぁぁ。なんせ 岩やってきた連中は燃え尽きちゃってるんで常に平静だ。

話の途中で、、、「仙台山岳会のシコタ氏がナコウドでした」… って??? ええ???おいっ!
ここで…突拍子もないことをおっしゃるもんだから 急に親近感が持てた…w 
なんせ シコタ氏は仙台遭対協の仲間、平日の深夜3時まで飲み明かした仲…、忘れようにも忘れようがない

ついでに 谷川岳、岩場でのサインまで 思い出してしまった
南陵テラスで 「オッチョーシ」 と叫べば、
取り付いている岩場のどこぞから 「イッポーン キュッキュ-」 と返事が聞こえてくる 

これが仙台山岳会の「岩場用コールサイン」だった
どこのルートに誰が取り付いているかが即わかる、、、酔ってはそう豪語していたシコタ氏
人懐こい顔をして・・・酔うほどに饒舌に成るw あぁ、じつに懐かしい。。。


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ツルリンドウ

”岩歴”25年?のテーブルの彼は 話が弾む中でも 手を休めない 
ハム?ベーコン?のステーキを焼いてくれた さすが山ヤだ、仕事が早い。にしても旨かったなぁ! 
 
自分と同志向、「ピ-クハントを目的としない」彼のヤマヤマ話は面白く、特に岩ヤの話に興味がいく、意見もあう 
長年、山をやってると…コダワリがなくなる? その時の気分でどうにでもなる って感じ
アッチの山、コッチの山と無駄なく動き回る中高年諸君にこの心境がわかるかな? いわゆる「中庸の構え」w

彼から出る話題は かつて昔 呑みながら喧々諤々ヤッてた頃からの旧知の話題だったが
25年以上も、昔? いやはや現役時代にタイムスリップしてしまった。

何を隠そう、むかし話に興じ… 一瞬、心が騒いだ自分が居た。。。ありがとう タカセさん


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暗くなったテーブルに 小屋管理人 ヤマナカ君が加わった 
なんと! エゾ鹿肉ステーキの提供を請け、柔らかいそれをいただき、、、さらに続くヤマヤマ話
今夜は濃厚な昔話 ルート攻略話に花を咲かせた。

「どっか草原の山に行ってノンビリしたい」…って 妙に?ホンネを切出した ヤマナカ君 ( ´艸`)

離森・鍋森がいいよ・・・って答えると 藪が濃いんじゃないの? って聞くんで
泳ぐような木登りのヤブ漕ぎは20分程かな? 目指す向こうに離森の草原が見えてるから…頑張れる とも伝えた
湯井俣川水系茂松沢から入ればアプローチが短い 梵字川の小沢から詰めるより労力は半分以下だとも伝えた

もう25年前の「YMCA湯井俣川水系全踏査」資料を次回に持ってくることにした
八久和川水系のアオ倉 茶畑 平七 葛城 高安 ムカゲ 丸森 湯井俣川水系のオリト 茂松沢 
大檜原 赤見堂 離森へは 小沢 北沢 楢山 シノマタ トッサカ 大桧原 小桧原の各沢を遡上し
全流域を踏査しながら遊んでいた。
当時のYMCAは朝日連峰の西面から北東面に踏査を移したころで、八久和・湯井俣・桝形川流域は得意だった

ヤマヤマ話の途中で、「雲表」なる先鋭的登攀倶楽部の古い名前が出てきた
 その昔 山形クライミングクラフトと 仙台山岳会と 仙台RCC は「5級以上の難ルート」「冬壁」で繋がっており、
仙台25ji鈴木さんや相沢さん、仙台YMCA、「西川山岳会の遠藤さん、成毛さんたち」と 岩、沢、冬山で繋がっていた。
仙台RCCのヤマナカ氏の名前も出た。RCCの記録のほとんどは彼だ。昨年、栗駒千年クロベで同道した。

日本の岩・沢のどこかに足跡を残した連中は今日、こうして…一献。「蛇の道は蛇」なのである。
話に出てくる人物名も とくと存じた方々の名前だった これはこれは じつに愉快痛快!
いいなかま いい話 いい休養日だった。 紅葉時にふたたび訪れ 酒を酌み交わしたいものだ


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ミヤマトウキかな?
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クロヅル
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早咲きマツムシソウが 咲いていた


ところで この暑さで… まいっちゃうんじゃないの??? と心配されたけど 
稜線の風を受けていたら、なんとも爽快になってきてw 虫にも刺されず、快適な小屋泊山行ができた

それに夕方近く気温が下がって8時前に半袖じゃ寒いくらいになり、朝も3時頃に寒さで目が覚めた
もっともシュラフカバー1枚だったがw でもこれだけで 真夏の小屋は充分な装備だ
下界とは感覚がまるで違って、暑かろうはずの山は…想像以上にクール、、、案ずるより生むがやすし ネ!
山は登ってみないとわからない 泊まってみないとわからない そういうものだ。


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朝日連峰での小屋選びだが… 

縦走するなら朝日鉱泉に初泊し翌日は狐穴小屋がいい。午後発ちならば、鳥原小屋に初泊し翌日は以東小屋がいいと思う。
どっちにしても2時間ぐらいは余るはずだ 余った分だけ 山を、行程を楽しめるというわけさ

金・土・日になら、人熱れでムンムンする大朝日小屋は避けたほうがいい。
この日も80人ぐらいの宿泊者で、3階屋根裏部屋まで満員。3階は熱が上昇して暑かったはず。

古寺登山口駐車場が拡張工事中で10月オープン予定。となれば 秋の大朝日小屋はトイレの前まで寝袋の山になる



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障子ヶ岳
ここからの見え方が もっとも鋭鋒に見える

呑み友達と云えば… 磐梯山、次回は岡部小屋へ。 岡部くんに逢いに行こう!








by tabilogue2 | 2018-07-16 14:19 | 朝日連峰 | Trackback | Comments(7)


女優、安藤サクラを知ったのは・・・映画「百円の恋」”一子”役でした・・・、俳優:新井浩文との共演でしたが、俳優らしくない?飾らない?素の?泣きっぷりのいい?「ヒッキー」がアマチュアボクサーに変身してゆく難しい役をこなす?「特異な才能をもつ女優」さんだなと その時に思ったものでした。

この映画の主題曲がまた印象に残る曲で、歌っていたのが「クリープハイプ」というバンドで「百八円の恋」というもの。アップテンポで、それがこの映画にマッチしていて さらにスカッと、心地よかったことも印象に残りました。

落ちこぼれ、無気力で、怠惰で、”女を捨てた”女という役どころが 安藤サクラのハマリ役でした。その彼女がボクサー:新井浩文に恋をする。そこからの展開がとても心に残る映画で、、、厭世な旧知の自分と、その旧知の自分と決別し新生するもう一人の自分という「2つの自分物語」。 

その演技は・・・おそらく、安藤サクラという女優でなければハマらなかっただろうと思えるほどでした。 

ウェストダルダルなヒッキー「はまり役」の安藤サクラがシャドーボクシングで キビキビ、シャキシャキ、ビシッビシッするシーンや、「3回戦ボーイ」デビュー戦で打たれ続けダウンしても必死に戦おうとする彼女に、涙し声援する「真の家族」を呼び戻し、喪失した「自分」を取り戻すためにボクシングを選び戦う姿に、彼の心も揺らします。
再生される本人の未来を指し示すシーンでもあり 今も頭から離れません。素晴らしい演技でした。

それにしても スパーリングやシャドウするときの安藤サクラこそ「決まり役 ハマリ役」でした。(コマオトシ撮影なんでしょうけど…)練習ジムに何度通ったのか計り知れないほどだと思いますが 俳優業というのは凄いんだな・・・と、それほどボクサーの動きをキッチリ体得してましたっけ。

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映画 「百円の恋」 監督, 武正晴. 脚本, 足立紳. 製作, 間宮登良松.
出演者, 安藤サクラ · 新井浩文. 音楽, 海田庄吾.
主題, クリープハイプ「百八円の恋」.







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女優:安藤サクラを次の劇中で観たのは「万引き家族」の映画の中。 6月8日の封切りから約1ヶ月が過ぎたので ネタバレ気味に感想を述べようと思います。長文です。この感想文で「」で書いてある部分は凡て「ニセ」の意味が込めてあります。



映画 「万引き家族」 監督,脚本,編集,是枝裕和 音楽,細野晴臣
出演者 リリー・フランキー 安藤サクラ 樹木希林 


導入部分で遮断器が降りて警報機が鳴るシーン、、、ここで シンコペーションで擬音効果を「旋律」に変えていくのは 細野晴臣さんのワザかな? 映画の終わり部分にも聴くことができる。人生の狂いや凋落を 一種の音や音階、シンコペーションで下げてゆく・・・ことで表している




家族であって家族ではない。この二律背反な家族関係は 言ってみれば、、、「ニセ家族」。

樹木希林が演ずる初枝のシガラミで「ニセの息子 治」、「ニセの息子の嫁 信代」がいる。もう少しシガラミを述べると、老婆:初枝と暮らしているのは 別事件で正当防衛ながらも前夫を殺めてしまった「信代」とそれに関係した「治」。それぞれが「ニセの息子」役、「ニセの嫁」役とで初江婆さんと「偽家族」を構成している。
じつは初枝の生き別れた真の息子の名前が「治」であり、真の息子嫁の名前が「信代」だそうな。この三人のどちらかが、行きずりで、どちらかを「拾った」のであり「拾われた」はずだが、とくに説明はされていない。
初枝はニセの家族を得ることで「ニセの幸せ」と「ニセの老後」を得たし、、、息子もまたその嫁も「ニセ」を貫くことで自分の存立と居場所を得ていた。 

もうこの辺で妙ちくりんなキャスティングだと思うのだが さらに物語は複雑になってゆく、、、関係を覚えるコッチも必死だ。
家族の定収は「初枝」の年金、「治」の日雇労働、「信代」のクリーニング店のパート代。この核構成に 家出娘:亜紀を「信代の妹」と呼ばせ住まわせている。彼女は風俗店で「サヤカ」という源氏名で出ており、そのサヤカは実の妹の名前だという。この辺りも複雑だ。さらに、かつて初枝が別れた旦那の孫娘だそうな。しかも初枝は亜紀の両親から慰謝料という意味合いで”別れた旦那の月命日”にお金を掠めている。さらに頭が混乱してしまうような人物構成だ。
この4人にさらに男の子が加わる。「治」の息子役「翔太」だが、駐車場で車上荒らしをしていて…たまたまそこに親に捨てられた子供が乗っていた。「治」は自分のもともとの名である「翔太」を息子役に命名し「拾ってくる」。不思議な家族関係はコレで終わらず、「翔太父子」がスーパーで一稼ぎした帰り道…DVの実害にあっている娘「凛」をその家のベランダから「拾ってくる」。

この物語は”もともと実の家族ではない”というところが味噌。”貧困の縮図”はよく観ておかないと筋書きがわからなくなる。ここに書いた人間関係が正確なのかどうか?書いてる私本人も自信がない、むしろ不安になるくらいだ。

労災補償も危うい日雇い労働、パートタイマーも解雇される不安定さ、僅かな年金で暮らす一人暮らしの老人、ゆすり・たかり・いじめ、再起資金もなくネットカフェで暮らす若年男性、風俗嬢、生活の厳しいシングルマザー、ドメスティックバイオレンスで崩壊する実親子、実家庭だったり・・・それら問題視された現実が”映画の舞台・人間関係の縮図”となっている。それらが貧困層「ニセ家族」という劇中構成。演じる役柄それぞれが”人生の限界集落的存在”だっ。

生きるために罪を犯す、嘘で身を繕う、嘘を突き通さないと生き延びれない、訪ねてくる民生委員を騙さなければ自分たちが生きられない、およそ世間の常識では論じることが出来ない。そんな世間に隠れた”貧民層”が在ることを…現実に据え底辺の様子が描かれる。必死に生きているけれど、”暮らしている”とはとても言いがたい。区役所も病院も学校も、およそ公共機関との関係は存在しない。明日や未来の計画もなく、ただひたすら日銭で今日を生きる。”勤勉な”日本人に理解できる状況は一つもないだろう。

地上げ”による荒廃がもたらすビルの谷間で 空も仰げない平屋の一軒家に隠れるように息を潜め「ニセ家族」が寄り添って生きている。「実家族」より安心して暮らせる空気感だったり、実の親子よりも心の通じ合う「ニセ親子」だったり、真の親よりも「ニセの子」の行く末を考える「ニセ親」だったり、「ニセの我が子」の前で真実の涙を流せる「ニセ親」だったり、息子との別れに真実の親でありたいっと願った「ニセ親」だったり・・・犯罪や嘘で繋ぎ合ってるだけの「ニセ家族」、それなのに『家族らしさ』が溢れ出て、またそれを映像にボンボンと盛り込む。

『家族らしさ』の映像、、、という点では、一家の団らんめいた食事シーンが映し出される。でも?どこかおかしい。よく見ると…それぞれが自分の好きなものを一家団らんの夕餉の食卓に並べて食べている。さらによく見ると違和感が、、、そう、すべてが「万引き」で得た食料なのだ。一発目からガーンと頭をかち割られる。
劇中、マンション建設現場で働く「治」がコンクリートむき出しの一室で、そこにあるであろう間取りを指さし、子らの名前を呼び、透明なマイホームを妄想するシーンなどは「男」としてのせめてもの償い、家族らしさに対する男の存在と罪滅ぼし的な夢なのか。
「ニセ父子」であっても「翔太」に父親としての愛情を感じ始めた「治」。別れのシーンで「翔太」が乗り込んだバスを「治」に追いかけさせている。そして他人には知られたくなかった「凛」とのいきさつを伏せ 職を失ってでも「ニセ母子」の秘密を守ろうとした「信代」。それは「信代」の幼いときの薄幸、「ニセ親子」の腕につけられた火傷のDV痕がそうさせた。
だが最期まで、世間に証明されなかったのは…貧困であるがゆえに寄り集まったということ。その「実の家族以上の愛と生活がビルの谷間の平屋で育まれ、営まれていた」ということだった。実親に捨てられた子に「ニセ父」としての情を知り、より強く抱きよせたその意味や、、、幼いときに注がれなかった母からの愛をせめて「ニセ娘」に注ぎたかった「ニセ母」、それらのシーンに「家族とは何か?」という重い意味が込められた。
崩壊した世間の実家族の男と女と子らが集まり 新たな「ニセ家族を拾って」暮らす。戸籍台帳にも載らない「ニセ家族」という新単位。それらの事実を受け止めることができるのは「ニセ家族」の彼ら以外には居ない
そんな「ニセ家族」も房総の海にでかけ実家族、実親子のように『家族らしさ』の振る舞いで映し出される。「ニセ家族」ゆえに?より濃い「家族らしさ」は観客に一体どういうわけ?運命?何故?と不思議がらせる。「ニセ家族」の一日だけの楽しさに、海辺での初江はポロッと枯れた言葉を漏らす。「ニセ息子」と「ニセ嫁」「ニセ家族」への感謝の言葉、それはたった一言の”敬語”だった。


場面は急展開する。警察の取調室でのシーン・・・この映画の山場だ。葬式代がないので初枝の遺体を居間の床下に埋めた。それは望みもしなかった”死体遺棄”だったが、死体を捨てるというのは重い罪に問われる…と取調べを受けるシーンで、「捨てたんじゃない 拾ったんです 捨てた人は他にいるんじゃないんですか」と抗う「信代」の言葉。貧乏ではあるけれど「ニセ家族」の初枝を拾って、どの家庭にもある普通の ”嫁としての幸せ” を拾おうとした。ただそれだけなのに解ってもらえる世間はない。ましてや権力に向かって「捨てたんじない 拾ったんです」と訴える「信代」は行き場のない切なさの限りだ。
訴える「信代」がアップされた。その目には拭っても、拭っても涙が滲み出てくる、、、”世界のカンヌ”で感動を呼んだといわれたシーン。安藤サクラの演技に涙が誘われ出る。『百円の恋』で女優:安藤サクラの名演技 涙 泣き声 呻き声を 既に 僕は観て聞いて知っていたはずなのに…。

先日まで住んでいた、誰も居なくなった空家を亜紀が尋ねる。いまでも誰かが顔を出しそうな部屋の四隅を見つめる、、、もう全てが終わったのだ。 この映画の底辺に流れる、どうあがいても抜け出せない『貧困のカースト』という厚い壁。貧困のドロ沼に一縷の藁も投げ込む世間ではない。
劇中のラストをどう捉えるべきか考えさせられた。「凛」が実母の元に戻ったとして実母から注がれる愛情は望めない。その「凛」が握ったビー玉はお兄ちゃん「翔太」から貰った宝物、そのビー玉の数え方は「信代」から教わった。「ニセ家族」のほうが実家族以上に濃い関係を築いていたことになる。反して、それほど実社会はうらぶれた面が強く出ているということなのだろう。 『盗んだのは絆だった』 この映画のサブタイトルの意味はこんなふうに理解すべきなのか?
貧乏は貧乏を新たに生み、薄幸は薄幸を呼ぶ。。。ラストシーンでの「薄幸の定め」におかれた「凛」。その不安な表情。かつてDVを受けた傷跡を「転んだ」と言い張ったほど、幼くして生きる”知恵”を体得していた少女。ビー玉こそは「ニセ家族」との繋がり。
それを手に持ち「凛」ベランダから眺めた視線の先は 一点を指した。 その先に写っていたのは、、、「治」・・・だったのだろう。 愛は見えた。 だが、その未来はとても淡く、輪郭はどこまでも朧気だ。 


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日本社会で、顕著になってきた「カースト化された貧困層」という問題。

貧困という悪循環」にハマって生きている。一度そこにハマったら抜け出せない。「貧困のカースト」…貧乏人は永久に貧乏人という身分から脱出することができない。罪を犯したり 嘘をついてでも生きなければ ただ死が待つだけ・・・それら日本の貧困の問題が今回映像化された。スラム街はなにも巨大なニューヨークや アフリカやアラブの難民キャンプや 東南アジアや中南米ばかりじゃない。堅実で勤勉な国民には到底理解できないだろうけれど この日本にはこの映画が指摘する現実が社会の底辺に渦巻いている。

是枝監督のおっしゃるように「大きな物語」と「小さな物語」とそれぞれの展開で現実を観る必要があるのでしょう。憲法 規範 保障 正義 法律 教育 そして自衛隊、、、「国民を守る」という見かけ倒しの「体裁」は整えているのに「極貧」は平然と忍び寄る。日本の政治がそれを救えないのは実に不思議そして福祉国家 文化国家と呼ばれる国でありながら実はその枠外で切り捨てられ「底辺」を生きている人たちがいる。『貧困な政治』という「大きな物語」の視点。
老婆の年金に定収を得て、日雇い、パート、風俗、万引きとで生きている「ニセ家族」。その家族は『お金』で繋がっている。こんな脚本、構成を考える監督は先日、文科省からの表彰を断ったという。エンターテインメントな映画が多く作られている日本の中で この映画は「小さな物語」の現実を捉えた、かなり異風な映画だ。とても「常識的で勤勉な」人たち、お金持ちと呼ばれる人たちには理解出来ない複雑怪奇な人物構成、現代の縮図。

「美しい日本」を呪文のように唱える政治家に ”底辺に在る” 現実を見せつけ、政治貧困の実態を指摘する。  校了



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by tabilogue2 | 2018-07-07 20:13 | art | Trackback | Comments(0)

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2回目の計画修正版が送られてきた。 まだ沢登り体験がたった1回だけなのに ここまでドロウできるとは…(;´∀`)、、2泊3日の沢登りを実行したことのある人なら「ド素人がここまでヤルの?」ってほど、立案の難易度が分かるはず。誰しも驚く内容だ。飲み込みが早いんだね、多分。 実際、案が面白くてついつい5回もルートをナゾってしまった。一部、非現実的ではあったけど(笑)既成概念で眺めていると、途端にガーンと殴られてしまうほど新鮮だった。ちょっと、公開するには勿体ないので掲示は来年の実行日まで「お取り置き」だ。来年はもっと専門的な集団に入ったほうがいいかもしれないね。同人的遡行集団「YMCA」のメンバーに紹介しておきますが・・・?

しかし、これぞ沢登りの原型だ!といえる「観点」はさすがだ。イロハのイから「沢を研究尽くしていく」地域踏査主体の「姿勢」を思い出させてくれた。計画を作って行く中でコレはどうだろ? この先はどうなんだろ? 等高線の詰まり具合で大きな滝が想像できる と同時に 自分たちが登れるだろうか?と不安が過る。色々試行錯誤が繰り返される。2回目の試案は「湿原の探索」に重きをおいたようだが 考えあぐねたと云うか?一部、予測できる難しさ、不可能さがあったようだw

この「探索」とか「踏査」とかいう言葉自体に「未踏」とか「ログに残っていない」「未知の世界」とかそんなイメージが託され、秘められているようにも思う。他人のコピーじゃないよ!敷かれたレールじゃないよ!という基本的な考え方、それが「沢登りの面白さ」というもの。昔、ネットのない時代に、一つの流域を全員で分担して踏査してきたことを思えば 今の沢登りはその質的満足の度合いは相当に劣化している。すべてが他山岳会の遡行記録のコピー! いいとこ取り! 無駄のない… とでもいうか、合理的すぎている。ゆくゆく「いいとこ」ばかり歩いたのでは飽きが来てしまうだろう。なかには、「無駄な沢登り」があってもいいわけで「ダメ沢」も勉強のうちだと思うが。だんだんと、専門的集団は面白味を求めて奥地へと追い込まれてゆくし また「非公開」「秘匿主義」にもなってゆくんだろうね。

今後毎年、夏の「活動拠点」となるためには まず地域全体を頭に入れておく必要があるので、今回は踏査を主体に湿原をつなぎ合わせて全体を頭に入れることをメインテーマとして具体化しよう。基本は「上図」の通り。 大丈田代ー(駿台田代)ー山犬田代-七兵衛田代-犬田代-花沼湿原-赤安田代 これらを繋いでみようと思う。駿台田代は僕も未踏の地、行ってみたいという思いがあるが時間的に無理かもしれないので今回は省いても結構だ。赤の実線で繋いで置いた。あとは…転戦するので幕営地の指定だね。それと いちばん重要な8月の「日にち指定」で具体化してください これで「課題」も卒業だね。エスケープは実川右岸道へ もしくは 帝釈山脈を小淵沢田代経由で尾瀬沼へ。


----- コピーは、他人の沢登りの「検証」に過ぎない ----------------------------

近頃、とある有名山岳会が歩いた記録を教則本のようにしてトレースする趣向があるらしいw それも日本人特有の「同調指向」からくるものなのだろうか。 地形図を眺めていれば…他人に影響されずともオリジナルなルートは浮き彫りになるはずなのに、手持ちのカードの切り方を変えるだけで…オリジナルな山旅ができるはずなのに、そこを安易に過ぎようとする。時間のない人にとっては合理的な方法なのかもしれないが 先人が生きた時代の苦労など爪の垢ほども理解もせず ただ記された遡行図をトレースするだけ。先人の意図、苦労などを理解したフリをして、租借しているだけだ。

他山岳会の遡行図が元だとか、ガイドブックが元だというなら、その沢登りはコピーそのもの。純然たる自分オリジナルの遊びではない。 それは先人のルートをハウツー的にコピーした沢登りという「スポーツ」にすぎない。どんなに山行を重ねても「オリジナルな沢旅」とは成らない、言わない、ましてコピーだから…言えない。そんな時は 地形図を眺めてオリジナルな沢歩きのルートが頭に描けるようになるまで、「経験の差」を埋め込んで貰いたい。 容易にアレンジすることと 努力してオリジナルでいようとすることとは根本的に違いがある。

ただ、、、それらでもないとすれば…単純に「ブランド志向」なんじゃないかな? 他人の記録が「すばらしく見えてるだけ」だと思う。ネットで見た画像と同じ風景を手に入れて自己満足する・・・まさに「沢登りのブランディング化」そのもの。 夏道歩きのハイカーと同じで、名山の「写真集に載った、その場所」に行かなければ楽しめない…という観光的な要素が反映されるのは 元になる発想が貧困だからと思える。「同調志向」を煽るネットがそうさせているんだとも思う。それ以外にブランディングの動機が見つからない。グループ化 仲間同士のコミュニケーションが進めば ネットで飛び交う画像が否が応でも 何度も同じ画像が目に飛び込んでくる。それが最高なものとして、人の印象に押し付けてしまう可能性は否定できない。インフルエンサー的ブロガーは注意が必要だ。

せっかく臨んだ南会津の沢なのだから 自分だけのオリジナルな行動計画をたずさえ 自分だけのオリジナルな実践で 最期まで楽しく歩きたいものだな。 


岡山の A山くん 時間が合うなら らもイッチョどうだろう?

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by tabilogue2 | 2018-07-04 12:51 | 会津・越後 | Trackback | Comments(2)

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昨夜(今朝?)はすごい試合でした 

にわかサッカーファンの多くの日本人を興奮させた一夜でした
ドリブルで抜けてゆく原口選手のスピードと決めのシュート 先取点は日本
それまで前半は守勢オンリーに立たされ 後半ようやく攻めと守りが拮抗した試合。
観ているコッチが興奮しまくりの素晴らしい90分でした。
正直 ここまで世界とやれるとは思っても見なかった「サムライブルー」 
勝負には負けましたが 日本のサッカー史に残るナイスゲームでした。


というわけで・・・

今夏3年ぶりに「渓流足袋」を購入しました。色は 黒ですが。。。
購入先は「東京 カモシカスポーツ」です。キャラバン社(青)のOEM製品だと思います。

冬季雨合羽も「カモシカスポーツ」製で 冬季の吹雪・耐寒にはとても信頼できる逸品です。
というか「ダンプさん」の店なので山岳テント・エスパースをはじめ冬山用品は信頼して購入できます。

昨年まで「札幌 秀山荘」のオリジナル足袋を使っております 今年も使いました。
現役の頃から 地下足袋にフェルトを張った足裏感覚ビンビンの足袋でした。
地下足袋ですからコハゼ3枚で留めます これがピッタシで気持ちいいんですが・・・ね(´艸`)

しかし「サイズ」のせいか?濡れたまま歩くと割れた足袋の親指の根元が食い込んで 痛かった
我慢してつかっていたのですが ようやく購入の決心がついたというわけです。

ゲイターもカモシカスポーツの製品は 昔使っていたシンプルなゲイター。足袋と同色の黒色です。
いま販売中のキャラバン社のゲイター「渓流」は膝パットまであって 大袈裟すぎる仕様です。
ロートル沢ヤにとっては恥ずかしい代物で とても触手が動きませんでしたw
これでようやく 地味…昔の沢ヤらしくw 思い描いた通りの足袋姿で沢を歩けます。

長時間 森をゆっくり彷徨うことができそうです。




by tabilogue2 | 2018-07-03 15:33 | アラカルト | Trackback | Comments(4)

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さて、、、この夏 「沢遊び」を初歩から、実践的に楽しんで貰うためにある提案を行った。最初にザックリと行動計画を立ててもらうことから始まるのだが 2泊か?3泊か?行程 手段 手法 食料 装備などを白紙の計画図に落とし込んでもらう。そこから夢を実現へと移してゆく。絵に描いた餅を実際に食べようというわけで、そのスタートに立つことになる。

この夏 沢登りを覚えその入口に立った素人肌丸出しのrepertumさん。素質だけの原石だ。何ひとつ要領のわからない素人の彼に「飛躍」に向けた夢を描いてもらおうと「計画作成」を依頼した。目的は湿原を沢から繋ぐ「ワンゲル的沢登り」。キーワードは「流浪」「彷徨」だ。場所は尾瀬沼東部 実川-硫黄沢-赤安沢の付近 町場の匂いが幽かにする尾瀬、その東端が舞台だ。

「計画作成段階から沢を楽しむ」ことを「沢登りの極意」として伝授しようと妄想。 創造力 なんたら?を働かせて計画してもらおうという狙いだ。実践的な沢登りの初歩のイロハのイからまずは楽しんでもらおう。遊び方は色々で、沢を登って黒木の森に至り 森にポッカリ空いた直径100mほどの誰も居ない小さな湿原を巡る。現在地を識るまでの不安に包まれながら「流離い&彷徨う」ことも大人の遊び方の一つ。

人為的な所作が目立つ尾瀬。その東端に ガイドブックにも載らない、もちろん木道など人工物が存在しない、それでいて未知の世界なら未だたくさん残っている。それらを沢から沢、湿原から湿原へ、沢登りのスタイルで、大人の遊び方で繋いでいく。三日三晩、巡ったその先に何があるのか?その答えを実践後に聞かせてもらおうかな… 自分が作成した計画書と実行後にその各項目を比較し、反省する、、、そこに克服と成長の二文字が刻まれる。これが沢遊びの極みw 既知か?未知か?まるで違うこの二つの世界をこの夏、一度に駆け抜ける。 

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と こんな魂胆からだが、今夏で覚えるべきことは何か? まずはそこから。 既に沢登りの経験のある方は別として… 計画の立案段階から 行程 人員 装備 食料 エスケープ 気象 地形に至るまで それらを一人で計画された方って 組織の主要メンバー以外ではそうザラには居ないはず。ここが重要。ましてや沢登りはド素人なので 許されるのは「自由な発想」のみ。逆にそれに期待もする。先週repertumさんから1回目の計画原案が送信されてきた。それを2、3日ビールを飲みながら眺め ニヤニヤする私がいた。

それにしても 初っ端から良く出来てる計画書とは言い難いw。「経験の差」という奴だが添削してお返ししたw 2弾目がまもなく送信されて来るだろう。どれほどの「発想力の飛躍」が2弾目に籠められているのか?楽しみだw 発想が豊かな人ほど柔軟に物事を捉えて突き進むし 何事にも対応できて 飽きが来ることはない。なんせ 自分から楽しいことを進んでしているわけだから。

きれいな碧さをもつ沢 ポッカリ森に空いた湿原 緑濃い針葉樹の森がある。7月まで雪が残るが、消えた途端に水芭蕉やワタスゲやキスゲやトキソウやヒメシャクナゲ 春と夏の花が一斉に咲き出す。。。その中に分け入ってみないことには 答えに触れることが出来ない。そこにはガイドブックにも書かれない「未知」の世界がある。少なくとも沢登りの魅力とは 未知の世界をグーンと現実に引き寄せてくれることにある。一度この山域に分け入ったら 夏になるたび、毎年通い詰めてしまうほど魅力的な山域になるはず。それほど自信を持ってオススメできる山域だ。


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by tabilogue2 | 2018-07-01 13:56 | 会津・越後 | Trackback | Comments(2)