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ううんむぅぅぅ

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陽も傾いた、午後4時・・・今日も歩いたなぁ。。。       撮影者”くまぷー”



偶像


山が好きだぁ!
 って いったところで 暮らし向きに 変化があるわけじゃない

ブログをアップしましたぁ!
と いったところで 人さまと変わり映えのしない 昨日今日明日 

それが「実像」というか実態だ、、、けれども 

何故こうも ネットに『自分』を曝け出したいのだろう・・・?
人間て不可解だねえ 
(KUMAPOO 君のことでもあるぞ じつに愉快な噺ではあるがw)

『他人』と同じことをしていると これが「安心」てやつで 
でもそれじゃ「個性」がないんじゃないか? と
焦って 人さまと違うことをする

結果、目立つのか? 
なら 尋ねるが…、目立ってどうなる? 
そこが わからん。

昨今のアルバイト店員がネットに晒す事件 
企業主に大迷惑をかけ 一時の酔狂が一生涯の重しを背負う???
それで 就職で彈かれてしまうというおまけ付き
自業自得 親にも迷惑をかける損害賠償金付き・・・
「目立ってどうする?」の結末ぞ をかし


ああ、でも…よくよく考えれば

『虚像』だから べつにいいのか。。。
『実像』ありのまま…って? SNSの世界にあるわけがないか。。。
警察に捕まれば犯罪だが ソレ以外は虚像の世界か?
無責任なものどもよ

無価値に人生をかける??? ソレを追求すれば不思議と面白いもんだなぁ
ネットの人間模様、裏模様、虚像、実像、有象無象



だが、   虚像を偶像化し 追いかけた女子大生ぞ
哀れ・・・

これも
「ネット社会」がつくった『虚像』だ
実像はまだわからん マスコミが作った虚像が独り歩きしてる
実像は もっと 醜いんじゃないのかな?







あんた


なに?・・・冬山?
行きたいけど? 行けない って?

トレースあるのに・・・?
仲間もいるのに( ^ω^)・・・?

行かないのかい? そうかい、、、?

風の日・・・冬山は怖いからね?
雪の日は・・・コタツ??? 意気地なしかいw 
夏山専門? そうなんだw 正直だなぁ

でも

てっぺんに 行かなくたっていいじゃん
風を、風さえ、、思いっ切り 受けてくれば?

誰も 何も言わないよ

何? カッコ悪い? めんどいっ?

そっかぁ、、、 じゃぁ 春になるまで 
ぶつぶつ ブログに書いてなよ
昨日と同じ生活 つまんないー って

それも面倒なら
何も考えず 呑屋で一人で呑んでなよw
誰も 何も言わないよ

あんたが 呑もうが 食べようが 温泉いこうが
嘆こうが つぶやこうが 
ついでに 生きようが 死のうが
ほんと 誰も 何も 言わない 

あんたが思うほど 
誰も あんたに注目してないし…

自意識が 強すぎるんじゃないの?
あんた

そこの あんただよ
この つまらんブログ見てた、君だ。


 
ブログでも SNSでも、「非現実的」な様子が目立ってきたら、書いてる本人に病魔が巣くった! と思います。
埋められない心の隙間に、虚しさを感じた者が その「反面」をネットに映し出し 満たされない欲求を充足させてる。
それが、ネット社会だということ。派手さや賑やかさ「非日常性」をネットに載せたら、発症中のシグナル。

考えてごらんなさいよ 身の回りでそんなにそんなに事件は起きていないわけだから・・・それが普通なはず 
自分のブログだけ 突出して 昨日はアレした 今日はコレした・・・なんて「有りえない!」って思うんだけど。 
ブログやネットに面白い日常の一面を描くことはあっても そんなに毎日毎日 「事件」は起きてない。

バーチャルじゃ 生身は生存できないんだから。

ふつうの「日常」こそ大事 ってことだな。



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by tabilogue2 | 2019-01-30 22:06 | mount | Trackback | Comments(0)

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点Aは 2月訓練予定:大東岳の山頂 発生する雪崩の最大長の頂点
点Bは 初日の幕営を模索する地点 設営を模索する場所候補の一つ
点Cは 仰角18度地点 雪崩のデブリが届かないと想定される地点

*一般的に雪崩の到達距離は、雪崩堆積区の末端から発生区を見通した見通し角(仰角) が、
表層雪崩では18°以上、全層雪崩では24°以上となる範囲であることが経験的に知られています。
また安全な幕営地点は・・・ A地点:HA  B地点:HB  標高差:HAB=HA – HB 
 標高差HABの3倍の距離をとればデブリは来ないといわれています=上図では c1050mライン

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毎冬のことだが・・・
雪崩を想定したラインを避け 冬山の「登高ライン」を何処に採るのが安全なのか?
最良を求めて 悩むことがある。


たまたま 次回訓練地が北面だから 雪崩の心配が確率的に低いので安心してはいられるが・・・

これが 東面・南東面を交えたラインならリーダーは前夜まで胃が痛むほど悩むはずだ
いや、当日、雪の斜面を視ただけで ピッと脳裏に走る不安が 
案じた「予定ライン」よりも勝る場合がある。

これまた冬山の経験者なら同じ思いを持つはずだ
いわく・・・「トレースがあればなぁ・・・」、、、 誰しも素っ気なく思う
まあ そんなときに納得させるのは 
自分の経験とそこから分析した「ライン」だけなのだが。


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さてと 今回 「冬山新人だけ」のパーティで大東岳を目指す。冬山経験者は私一人。 

メンバーの一人、”工学博士のくまぷー”に 
デブリが到達しない地点の仰角を18度と仮定して 幕営地選定の判断材料と
さらに雪崩に対し比較的に安全な登高ラインを「微分」してもらった。



危険な斜度は35度から45度 
*出典 
・土木研究所(2010):豪雪時における雪崩斜面の 点検と応急対策事例,土木研究所資料第4167号.
・国土交通省(2006):雪崩についての解説による 



45度以上の角度を持つ斜面は既に(常に)雪崩れていて 雪崩エネルギーは放出されているはず
冬山新人パーティは雪崩ラインを避けるように登高ラインを作らねばならない。


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工学博士の 彼からのメールによれば・・・


3次元のxyz平面が2つあった時にそれが交わる角度、
記憶の欠片にあった法線ベクトルとベクトルの積というやつできちんと出せました。
幾何学とベクトルのお話です。


・・・と すごく 簡素に 書いてあったw


コンタライン10mの間にも 雪の流れを起こすベクトルは
東西南北各々の方位「・点」の斜角と それらを結ぶ三次元な斜角により雪の動きを誘いだす。
つまりは二次元の地図に三次元の要素を絡めないと 雪崩のベクトルは計算されないということである。
分かりやすく、、、裏を返せば 国土地理院の二次元地図(1/25000地形図)では表せない・・・ 
理由は > 10mの等高線の間隔に”まるめ”が入っており 微細な地形が隠れてしまっているから。

冬山経験40年 老いぼれアタマの自分が驚いているのだが
経験で読んだラインと計算されたラインとに ”ほぼほぼ” 違いはなかった

どの山でも言えるのだが・・・たとえば、林があれば? そこは「全層」雪崩がなかったということ
植生を見て、地形を見て、吹き溜まりなど微妙な凹凸を見て、、、
脳裏の「計算通り」に「正解のライン」を信じる。いずれ自分自身を信じないとダメねw

これで当日、斜面を見てビビりが入るようなら 、リーダー失格w、冬山引退なのだろう。


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だが 今回は・・・

コンピュータが弾き出した「解」で 最良ラインを描き 進行方向を10m単位で微調整しながら進む
”電子機器で計算し、さらにパーティがGPSを使って、10m単位の狂いを修正しながら登る” 
先頭がラッセルしている間に 後方で微調整を指示するという新しい試みを「意図して」やってみたい

これなら 経験のない「ド新人パーティ」でも 進めるはず。 

僕は go stop の最終判断をするだけ。「影のリーダー」は天候以外を計算し終え 
スマホの小さな画面で「ド新人パーティに微調整を指示する」・・・
とまあ こういうわけだ、じつに…面白そうじゃないか(´艸`)



さあ あとは天候次第
サンクラストと前日までの新雪、気温、弱層の形成に関心を持とう、、、
当日早朝の判断はリーダーである僕の仕事 ソレ以外、特にない

大東岳の影(影大東)を観ることができるのか どうか?
それと 当日の朝7時30分には コンタ1300のラインに届くような 
前夜のキャンプサイトを確保しなければいけない ということ。

いずれにせよ、裏付けとなる「科学的に登る」というのは まったく新しい試み。
この歳になっても「新思考」にわくわくするほど。
このパーティのお陰で 冬山に登る「楽しみ方」が 一つ 増えたようだ。


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参考
むかし、黒四ダム工事中に1000mほどの斜面を滑落した泡(ホウ)雪崩が発生。雪崩は対岸の尾根を飛び越え隣の沢へジャンプ、工事人夫の寝泊まりしていた飯場を襲った。84名もの大量の人が亡くなった事故があった。それほど泡(ホウ)という富山の雪崩はすさまじいエネルギーを持つそうだ。吉村昭 著「高熱隧道」。。。






by tabilogue2 | 2019-01-21 18:39 | 二口山塊 | Trackback | Comments(0)

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近年、恒例になっているんだそうですが 
今年も 薬来山登山で 2019年 新年を祝いました。

相変わらず 素晴らしい「散居村風景」・・・といっても2回目ですがW
ここから眺める「世界農業遺産」、大崎耕野のスケールは素晴らしい。

あ、今日は「船形山のブナを守る会」、今年で36年も活動する市民団体が
主催する登山会というか、「自然観察会」。25名の参加でした。

ここんところ 毎回欠かさず参加させていただいているのですが 
それがですね 毎回 毎回 楽しみにしていることがあるんですよwww

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それは・・・はじめてこの観察会に参加される方々の 
初心 所信 想いが どういうものであるか? 
この目で表情を窺い この耳で想いを聞くのが 
ここんところ 私自身の楽しみになっております。。。
 

そう、、、
あの時 君は 若かった♪ 
だから、、、
あの時 僕も 若かった♬

・・・てなわけでw

今日の初参加者の活き活きとした「生の感想」を聞いて・・・しみじみ
数十年前、若い日の自分を思い出しております 便乗ですねw


うそ うそ うっそで~す 


真っ赤な 嘘w んなことないんですよw
いかにも 年寄りじみたことを 書いておりますが・・・

実は、、、 
僕らの世代と それ以降の世代、今の団塊ジュニア世代、、、 おおきな違いがあるわけでして・・・
あの頃の僕らは「やらねばならない」という「決意表明」一色だったことを 
今にして 思い出していました。

今は選択肢は一つじゃあないんですね。。。多様な意見があって当然・・・らしいです。


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そうなんです。
「70年代」は 安保反対 民主化闘争 沖縄返還運動 ベトナム戦争反対 それと 自然破壊反対とを
一緒のステージで闘ってきたのが・・・「僕らの世代」だったんですね。
自己主張のないモノは「市民権」もない?ような「情勢がそんな勢い」のある時代でした。

 
それに比較しちゃ かわいそうですが 今の若者の生半可な言葉・私生活・政治的主張を持たない暮らしは 
あの当時で言えば 大ブーイングだったことでしょう。

いまの自分は 参加者の「生の感想」を聞いて ニヤニヤする部分が多いのかな? 
それだけ 緊迫性はありませんですよね?

でも 日本の南 沖縄では「緊迫」してるんですよ。
同じ日本という国家の内ですが 「70年代」がいまだに続いてるよな? 同じ日本なのにこうも違うのか?
国の政権 vs 沖縄県民 どっちがタダしいのか? 県民を捨て去る国家がこの世にあるのか???

アメリカのために 国の予算(税金)を作って アメリの基地に援助を多大に廻して
そのせいで 日本国家が希少、貴重なサンゴ・青サンゴ礁を 積極的に潰しているじゃないですか?
こんなことを許しちゃいけないのに 「起工」されてしまっているわけで、、、 腹が立ちます 許せませんね。

もっとも冷静に考えて アメリカは「グアム」という質量ともに大きい「戦略的基地」があるんで 
日本政府が言うほど 沖縄に戦略的位置づけを特別持たせてはおりません・・・
危急時でも アメリカ本土に影響がない限り どうということはない 現実的なんですね。

どうしてこうも 日本の保守政治は沖縄の基地にこだわり続けているのか 
原発の設置場所と似ていますよ。危険なものを遠ざけつつ かつ その重要性をしきりに謳う・・・わけですから。

日本国民も「意味/存在意義」が 麻痺して分からなくなってるんじゃないでしょうか?
沖縄さえ「日本の身代わり」になってくれたら・・・そんな感情で?
「他人行儀」に沖縄県民を視たり扱ったり おかしくなっていますよ。

狂ってるのに狂ってることに気づかない しまいに 狂ってないと言い出す始末の悪さ。
これが深謀遠慮のなさ 今の大方の国民。 山だ 海だ 川だ 沢だ 岩だ 雪だ って 遊ぶ前にもっと考えようよ。


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おおっと 「話が」大きい方へ転がってしまいました。
この雪ダルマも 最初は山頂の「一ころがり」だったわけですが 
こんなに大きく転がり落ちましたw 怒ってるぞ ( `ー´)ノ
 
沖縄問題だけじゃない 自然と人の営みと その関わり合いは 
私たちの現実生活でも すごく重要なことだと 僕はいいたいわけです。

それに気づかない方は、、、例えば「原発再稼働」問題においても サンゴ礁埋立て問題にでも
Yesとも Noとも 曖昧なわけで

それは日常の 自分の生き方が曖昧だから 
それで 日本の現実に起きていることにも 反応が遅く、さらに曖昧、なんだと思います。

老後の時間は お陰さまでたっぷりあるので 

所ジョージのように沖縄に行って 三線でも奏でて
「基地建設と反対運動」「県民投票のゲンジョー」を傍観者のように見届けてまいりたいとも思っておりますが

彼は 国家の防衛も重要だけれど・・・と唄ってましたね。
支持政党は 公明党らしいですけど? アッチの学会系かな? これも 曖昧ですね。

そーならないで居たいと
個人的に思いつづけて 政治に目覚めてから50年生きていますが・・・
残りあと10年 
清く 正しく うつくしく、 イタイです。 イタタタタ こしがw


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by tabilogue2 | 2019-01-20 20:00 | 船形連峰 | Trackback | Comments(2)

訓練参加者の感想です

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長左衛門水平道とのカモシカ尾根の交差点にて 長く続く登り斜面を見上げ、ルートを読む

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サブを務めたMさん


土日とありがとうございました。 私には二度目のテント泊山行でしたが、
テントを設営する、料理を作る、快適に眠る、全て登山技術の内だと改めて納得した二日間でした。
ビバーク技術の伴わない冬山登山は不完全、場合によっては危険でもあります。
今シーズン中にさらに技術を高めていきたいと思います。

生活技術
「前回、就寝時に足が冷えて睡眠不足の一因になった。」今回は保温性の高い靴下をはき、
使い捨てカイロを足先に入れ、更にザックの中に足を入れる事で解決した。
朝食後にはお茶を出すこと (一日の行動確認をするティータイムは必要だ)




ナビゲーション
赤布は帰路を示す目印なので、戻ってくるときに見える位置に取り付ける事
迷い易い場所(尾根の分岐点やルートが大きく曲がる所など)には並べて二つ赤布を取り付ける。
注意を促すサインになる

コンパスに対する電子機器(雪崩ビーコン等)からの干渉に注意すること。
特にスマホの干渉は強力で60度近くもずれる事がある。
デジタルカメラの影響は意外に小さいが、それでもコンパスを離して使用する事が望ましい。
→ヒトココはどうか?


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地図とcompassの合わせ方を教えて 進行方向と山名の同定法を教えるMさん



歩行技術
ワカンで雪が積もった急斜面を登るときは、
ワカンの爪先を水平や上向きに斜面に蹴りこむと、立ち上がった時に滑り落ちてしまう。
爪先を斜め下に向けて雪に蹴り込み、土踏まずより先に体重をかけて静かに立ち上がること。

それでも足場が崩れるなら、ストックを横にして雪の上に置き、両手をその上について体重を分散させつつ立ち上がる
下りは歩幅が大きくなりがちだが、登りの際に作ったバケツを外さないように歩く
一日目の登りでまだまだ余裕があるからとラッセル交代を怠りがちになったが、失敗。
意外と疲れが溜まっていた(普段かかない筈の自分のいびきで起きた)。

又、斜面で爪先立ちで立ち込むことが多かったため、下山後にふくらはぎの筋肉痛を感じた
降りる時には重力任せになりがちだが、バケツに衝撃を与えて崩さないこと。
※疲れると踏ん張りが効かなくなり、ソロソロと下りられなくなる。その結果バケツを崩す。
頻繁に崩すようになったら、シャリバテの徴候である。

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ロープ技術
セルフビレイをとる時は、必ず自分のハーネスより高い位置にアンカーをとること。
さもないと、落ちた時に自分自身やアンカーに衝撃荷重が加わる。
立ち木を懸垂下降のアンカーにしたが、もっと根元に近い位置にロープをかけられたのではないか?

装備
ザックに装備を詰め込む前に、必要なものすべてを籠の中か床に広げたシートの上に並べ、
そろったのを確認してからパッキングすれば、忘れ物防止になる。

登山靴
靴にSNO Waxを浸み込ませて使ったところ、まったく浸水しなかった。
非常に防水性は優れていると思う。
しかし、下山後確認したらワックスが落ちている個所が何か所か見つかった。
ワックスが落ちる場所は踵周辺なので、次回からはその付近を重点的に防水加工する。

その他
装備をがけ下に落としたり、風で飛ばされたりしないように・ザックは崖の近くに置かない。
又、休憩時に背中から下ろすときには、雪面にピッケルを刺してザックのベルトを掛ける
・手袋を外すときはストックに掛けるか、アウターの中に入れたりハーネスに挟んだりして風で飛ばされないように
・地図はマップケースに入れ、飛ばされないようにゴムひもなどでハーネス、ザック等に固定



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初日の食材の重さから解放され 活き活きとしたAさん



冬山新人Aさん

同一メンバーでの三回目の山行となりましたので、精神的にもかなり余裕が出てきました。
私はこのあたりがパフォーマンスにかなり影響するのですが、
今回は気負いも必要以上になく、いろいろ考えながら山行を進めることができました。

前回学んだ、ロープワークやテクニカル以外の部分。
山行全体の進め方、パーティーとしての行動の仕方もある程度余裕を持って観察できましたし、
さらに気づいた点、教えていただいた点、勉強になった点など多々ありました。

ペースの取り方、赤布の考え方・付け方、行動日程の立て方など、テント設営前後の行動の優先順位、
などなどでしょうか、今ぱっと思い出せるものですが。あとでまたまとめてみます。

紛失無いようにチャックチェック、荷物整理・保管場所記憶、も上手く出来たと思います。
この辺が良かった点。


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ダメだった点は、
・スリップノットを間違って覚えていた。
・そろそろ赤布とおもって (ザックから)ポケットに赤布を移そうと思っていたその矢先に 
リーダー指示で赤布を使うことになったが すぐに出せずに叱られた。
最初から取り出せる位置に保管すべきものでした。

・懸垂で降りるときに、どっちのロープを最後に引くべきか、降りる前に意識すらいってなかった。 
B'nutsでちらっとは話に出ていたのですが、どういうことなのか理解が不十分だった。
 このあたりはやはり実地経験こそ・・・と改めて感じました。

・地図の読みがまだイマイチ。山頂下り。想像していない地形が現れて、
トレースをまたいでいないのは わかっていたのに、判断を間違えるところだった。日々鍛錬します。 
と、同時に、その直前のメンタルというか 余裕が少し不足しました。指摘されて感謝です。

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*「焦る心理」が・・・「靴の歩幅」に現れ出ていたので(大きな歩幅になったことがその証拠) 私から注意した 
雪の「トレース探し」は 心理面で道をロストしたかのように焦燥感を覚える、焦る、疲れる…のだ
一瞬 道をロストしたかのような沢の落ち込みが現れた=夏山では 藪で見えなかったのだろう
マリ山沢源頭が あれほど急に落ち込むでいるとは… 改めて認識しなおした。


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地図読みの特訓 周囲は靄がかかってきている



冬山新人Bさん

同じ枝に2本の赤布を打つ理由を教わり 成る程と思いました。
特に天候が急変した時の下山時に 2本の赤布を見つけたら一度、心を落ち着かせる。
2本有るのは、理由が有るんだ、分からなかったら先ず徹底的に考えてから行動だと思いました。

ラッセルは、10メートル登って一呼吸、蹴り込みは下向きに、漕がないで足を上げて。
年末もチームBさんから同様のアドバイスを受けたが 今回もいつものパワー・ラッセルに戻っていた
直ぐにMさんにアドバイスを受け、落ち着いてラッセルすることが出来ました。

ロープワークとロープの結び方は、復習不足で結び方と結びの名前が一致せず、慌ててしまった。
懸垂下降時も2本のロープを結んで1本にしたのに 
回収時にどちらのロープを引くのかということが頭の片隅にもなかった。

パーティーとは? 例えば テント内では? ・・ということをあまり考えてなかった。
分業制で料理を作る人、食器を洗う人、テントを持つ人。自分が出来ることをやればいいと思っていましたが、
それは違うんだと今回の訓練で理解しました。

雪庇や細尾根に対する危険だという認識が無さすぎると思います。
道中で リーダーがここは危険な場所だと説明をしている時も
あまりにも山が綺麗だったので写真を撮ってしまい、指導を受けた。命に係わることなので真剣に指導された。
面白山山頂手前でも、Aさんから危険だから木の方を歩いてと2,3度注意を受けました。

下山時にバケツを壊すなと言われていたのでしたが 
自分の歩幅で歩いた時が多々ありMさんには、えらい迷惑をかけました。
今回、必要だと強く思った道具は、スノーバスケットとアクアノートです。

僕の課題は、出発の登山口から下山の登山口までは訓練なんだと思わなくちゃいけない ということです。

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*「パーティ」「パーティの一員」って 具体的にどんな事を指すのか わかりますか? 

たとえば パーティの誰かが雪崩に流されて埋まったら・・・? たとえば 誰かが岩場で落ちたら・・・?
さあ パーティなら パーティの一員であるなら 具体的にどうしますか? 
助けを呼びますか? ヘリが来るのを待ちますか? ずうっと声をかけ続けますか?

救助技術がない 道具がない 自分はパーティに対し何ができるのか?
ロープがない プーリーがない スコップがない 雪崩ビーコン持っていない 使い方がわからない
 ツエルトがない バーナーもない 火もない お湯が沸かせない ラーメンしか作れない

・・・これらは いつかは覚えようと思っていた つい今日まで来てしまった 
これらを いつかは身につけようと自覚はしていた 何もせずつい今日まできてしまった

 この状態で 自分はパーティの一員と言えるのか? 
パーティに助けてもらえても パーティを助けてあげられない、、、悪気はなくとも、雪山ならば不信を招く。
 何らかのワザを持って、道具を使って救助できるという「互助の方策」を持たないと パーティの一員とは言えない。

互助」の精神を学ぼうとしない 実践もしないグループは単なる 「寄せ集め」、、、です 
何らかのワザを持たないと 道具をそろえないと まずは…です。。。

明日からでも パーティらしく・・・
しっかり自救力をもち 助け合える「小道具」を持って「使い方」を識って参加しよう。

120センチのテープスリングと安全環付きカラビナで「チェストハーネス」を作って登山する
リーダーは8㎜径-30mの補助ロープ、二人用ツェルトを必携しよう



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by tabilogue2 | 2019-01-16 21:28 | 面白山 | Trackback | Comments(0)

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掲載された画像は 記録係くまぷーが撮影したものです

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繋ぎの結びは スクウェアノット(農協結び)


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赤布は回収するので スリップノットで 結ぶ



いつの時代も 初心者たちが普遍にもっている ” 雪山・冬山に登ってみたい ” という憧れや願望は 
けっこう心の中に、数十年も根深く棲みついていて 

それが いよいよ満たされるとなった時には 溜め込んでいたエネルギーを一気に放出させる
能力を開花させ さらに次のステップを積極的に望む・・・ものだなと 今回の訓練で強く思った次第。
今までの僕の中で 今回は凄く『印象的な二日間』だった。

形にならない、満たされない、カオス状態? もやもやとしたものを もう数十年間も心にため込んでいて 
今回のように、外部からのキッカケで それらが一気に 爆発的に一つの「形になった感じ?」なのだろう。
こちらが思っているほど初心者は「初心者然としたレベル」に留まっていることは無く、
望むバーが高ければ高いほど どんどん髄を理解し 体に栄養分の如く吸収していく。

見ているこっちが楽しくなるほど彼らは生きいきとし 技術を学び実践できた満足した表情も一層豊かさを増すようだ。
山行一週間前からもう眠れないほど 疑問や復習課題が 頭にゴソッとあるんじゃないのかな? 

 

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急斜面の登り 
表層の「粉雪」その下層に「湿雪」が在る・・・下層まで届く「蹴り込み」 

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しかしながら 開催する身としては・・・粉雪も、湿雪も、クラストも、蒼氷も、吹雪も、濃霧も、、、
すべて天候や雪の降り方に関係があって、しかも 相手が気まぐれな自然界なので、
披露/習得できる技術と雪の状況はピタリと噛み合わない。望む条件・やりたいこと等が不可能な場合が多い。

逆にこの雪質と斜面なら、「あの」技術が習得できるのでは?という 雪に合わせる柔軟性が求められるのだろう・・・
だけれども、「事前偵察なし」「出たとこ勝負」なのでホント申し訳ないと思うほどだ。主宰として反省多々。 

近場で訓練するということは「便利さ」の代わりに 望む条件の30%も満たされないことがある。

そのため 11月の第1回目訓練では雪がなく 開催日前日にようやく降ったという有様だったし 
12月の第2回目は降雪があったあとに雪が一たん解けてしまい 幕営も危ぶまれるほど弱り目に祟り目だった。 


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ガスに覆われる・・・中面白


ようやく第3回目を 一昨日から昨日にかけて(1/12-1/13)雪の心配もなくこなせた。 
雪はたっぷりあったものの c1000m-c1100m カモシカ尾根の雪稜発達が望んだ状況にはなく
イマイチ未熟でリッジにならず、計画している「冬季訓練」としては 厳しさが足りなかったようだ。


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972mピーク ここが高さ5m、長さ15mほどのリッジ、左右が切れ落ちる所だ
ルート上の立木は全て埋まるはずだが 降雪が少ないので1本だけ埋まらずに残っていた 
それだけ幹が太く成ったということでもあるが。
ここでは 雪庇の右側は通行不能 左側の縁を 枝の雪を払って進むしかない



とはいえ 二日目の朝、、、雪は程よく締まり、細尾根を忠実に辿っていく
P972から始まるc1100mあたりまでの 西風が造り上げるヤセ尾根は 注意を要する。
雪の状態によっては高さ5m、長さ15mほどのリッジとなり 左右は切れ落ちる。
一本のピッケル 一台のアイゼン これらがないと安全通過ができない場所。 気を緩めてはいけない。

今回の「吊尾根」に至っては 密度の濃いガスが立ち込めてきて 山頂一帯は視界もかすかにある程度
講習内容を端折ってしまうほど・・・なかなか上手く 思い通りにはいかないもんだな。 


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今日こそは「アイスバーンの山頂」を望んだわけで・・・
アイゼンもアルミから鋼鉄に変えて持ち上げ おまけにスノーバーやハンマーまで・・・
いざ、ウィンドクラストの吊尾根に挑まん としたわけだった が?

早朝、小用に出歩く者の雪を咬む音に耳を立てたが、、、キュッキュッとするはずの音がせず 再び惰眠に伏した
ましてや起床後に歩いてみれば ワカンが妥当とすかさず判断できるほどの靴の潜り様に やる気も失うw

初心者の講習会だから 高望みせずにこの程度でも良かったか?とは思うが しかし 
私が望む条件が高すぎるのか? 自然相手とは、、、望む条件どおりに整ってはくれないもの。 


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ブワッ!!! 枝の着雪がタイミングよくドサッと落ちてきた
シャッターチャンスを見事 逃さなかったね というか 落ちるのをずっと待っていたようだったが?w


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アルパインビューイングが最高な幕営サイトだった 
狙い通りのロケーションで計画通り、、、テン場はここで・・・正解だったと思う



ただ今回 少なくとも言えることは、、、2度目の幕営なので いちいち「檄」を飛ばすこともなかった
 作業自体 整地 幕営 炊事 生活 全ての面にわたって彼らは優秀だったと思っている。

この部分が 冒頭に書いた通りの『印象的な二日間』・・・彼らの「劇的進化」を見た二日間だったのだ。


幕営地に到達
テント縄張りを決め 着雪した上部枝の雪を落とし テント面を40センチほど掘り下げて 整地し
テントを張って 西側を高く雪のブロックで積んで暴風対策 玄関口を作って 外置き道具を配備
・・・外回りはオーケー
一人がテントの中に入って 銀マットを敷き 雪をタワシで払って荷物の出し入れ ザックの配置を決め
・・・テント内オーケー 
さらに 竈を作って 食当は煮炊きをする 他は 早朝出発のためにワカンの着雪・結氷を取り除く

こんな流れがリーダーの私から一寸の注意もなく 各自で筋書き通りにビシバシ進められていく 
このベテラン風な働きっぷりは 2回目の彼らにしては「凄いこと」なのだ 結果、時間を余らせることになるのだがw
余暇時間をお茶を飲む工夫があればもっといい だが前回からは想像もつかないほどのスムーズさの結果だった

それこそ 学習と、自立と、進歩との・・・結果だ

たった2回の???冬山テント泊で、これらのこと全てを短時間でこなすとは・・・

マラヂェッツィ! ハラショー!! ポルチーラシ.

とはいえ まあ、コッヘルを滑落させた人には、、、少しアゲアゲだけどw

次回がますます楽しみになる。 どんな余裕が生まれるのだろう?


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屈曲点 ”同じ枝に赤布2枚”・・・ この意味を教える。。。


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雪は 二日間とも 程よく締まっていた
ワカン蹴り込みのデモンストレーションをするMさん さすがに力強いです



初心者が初心者のままで 去年も 今年も 来年も? 変化なく居たりするのは 
言い換えれば、、、引き上げてあげようとしない周囲の「レベルの問題」でもある、、、ということ。

観光登山 連れてって登山 他人のトレースを追うだけの登山 その現状のまま 来年もそのレベルに留まる、
あるいは 留まざるを得ないというのは 個人にとっては「グループでいる」という意味が役立たない、、、ということ。 

言いたくとも言い出せない、、、グループとその中の一個人という間柄には・・・この二つの両面的な問題があるわけで 
今回の「雪訓」でも 腹に据えていた「新人らしい質問」がバンバンと溢れ出てくることになる

この意味するところは、、、人の秘めた「可能性」は決して低くはない、、、ということ 
それはまた「周囲の人間たちの対応次第でもある」ということが 逆説的に言えるのだろう。 


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小池都知事じゃないけど・・・
「今の自分」が成立つ諸要素を否定すれば そこに「新たな自分」という要素の構築とその活路が見出される
それはヘーゲル弁証法で言うところの、貴君らにとっての「アウフヘーベン」なのである。

いつまでも旧態依然 変化のない 現状維持の 仲良しこよし 楽しいだけのグループ・・・
そんな「旧レベル」にいたのでは 今年も成長は決して望めない ということでもあるのだろう。

小記事を読んで ”冬山・雪山に初めの一歩を踏み出したい” と思った方は いかほど居るだろうか? 
躊躇し 行きつ戻りつ ドアを叩く勇気が出ない 誰かに背中を押してほしい! 
・・・っていう人たち、たくさん 居るんだろうなあ??? 

冬山・雪山を味わうために 悩んでばかりいないで 思い切って 
山岳会の例会に顔を出してみてはいかが? 同じ世代がゴロゴロいたりして 意外に刺激になるもんだよ
一人じゃできないことも、集団としてなら可能だ。 だから 山岳会に入ることが 自己実現の端緒となるはず。



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キリタンポの入った「仙台セリ鍋」 美味しかったぁ リクエストがかなって、凄い贅沢な夜だった 
重い!!!と 一言もつぶやかず、頑張って持ち上げた。そこに 新たな君を見たようだった。
鍋用に、豆腐の水気を二日ほどかかって取り除いた・・・てなぁ、、、
お釈迦様でも気がつくメエ ってんだい・・・てえした工夫でい! と 江戸っ子の粋だね。



さあ いよいよ来月、厳冬期最後の登山。ラスト”冬山”
南面白山を越えて大東岳のテッペンまで 標高差350mを早朝、一気に、ピストンする。
最後の急斜度 そのラッセルが問題だ 硬いバーンならスピードも速いけど、、、粉雪 深雪 ラッセル か? 
その後は 雪崩講習会参加。「弱層」の勉強を確りしてきてほしい。 後にフィードバック頼むw

3月になると・・・もう春山・雪山・残雪の山になっちゃうなぁ。まあ でも 一番楽しいかも。。。


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夜明けの大東岳

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早朝の1100mの「プラトー」


唯一 能力以上の力が出せるとすれば、、、朝、ラッセル途上で、日の出が拝めて、併せて 大東岳の大きな影が 
振り返り見る南面白 猿鼻山の白い斜面に映る・・・恵まれし一瞬か?
それにしても 訓練しながら、足並み揃えて行けるものだろうか? 雪山訓練いつもの「課題」だ。


ムリなら? 叶わないなら? 単に「幕営して終わる」かもしれない・・・が 
できることなら、白い霧氷が花咲くブナの樹林帯のなかを 青空をバックに登らせてあげたいものだ。

厳冬期の雪山で、モノトーンの中で、、、凍える白い世界に君の浪漫心を そして夢を たくさん抱えこんでもらいたい 
それらを いつ時かのテントの夜に 仲間と語り合えるような、成熟した大人たちになれるよう・・・ 
その「素材」を君らの体にたくさん蓄えてもらいたい・・・「先人」の枠に入りつつある今 素直にそう思う。

急斜面 深雪ラッセル コレさえ越せば・・・と 不安と期待で歪む顔を また傍目で楽しみにしておりますw   
私の心のどこかに、親ごころみたいなものが? 住み着きはじめたのかも しれないなぁw



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山頂を振り返って 今回も「反省しきり」の・・・ハイ ポーズw

俺 もうすぐ70だぜ・・・いいのかよ これで?w











by tabilogue2 | 2019-01-14 15:29 | 面白山 | Trackback | Comments(3)

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雪山初心者4名パーティ 無事に「雪訓」を終え 下山しました
あした 記録係からの正式「訓練記録」を受けましたら
それ以降 報告風にアップしたいと思います

JR仙山線仙台から片道840円、脊梁の山ですがホントいい山がありますね この辺りは。
宮城山形「県境無名山」シリーズ 次回4回目は南面白山-大東岳です。。。 




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by tabilogue2 | 2019-01-13 21:01 | 面白山 | Trackback | Comments(0)

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今月の訓練域は 北面白山 カモシカ尾根
長左エ門道が交わる地点から訓練開始し 972ピークから始まる細尾根をこなし 中面白山分岐点まで


前回の訓練で、進行方向は解っても何処を目印に選んで進むべきか?さらに、尾根の合わせ目でリード役は悩んだはず。
それに比べて今回の訓練地:カモシカ尾根は一本尾根なので…注意するところは 2箇所しかない。

まず一つ目 地図上740mピーク地点。90度に屈曲する所。休憩予定地点。
訓練なので 休憩する前に進行方向に赤布を打ってから 休憩する。

ニつ目は c1150mあたりから尾根筋が消えていく地点。「プラトー」と呼んでるが雪原になる。
ここでは 地形図で中面白山分岐を選択して、方角を定めねばならない。
ダイレクトに進むか 高みに迂回気味に進むか 自分たちで決めること。
どっちにしても 必ずコンパスを振って進行方向を決め 、赤布を打ってから休憩するように。

冬山では、休憩するにも無駄がない。
赤布を打って 行動食を食べて 水分をとって 地図を見て 現在地を知って 高度補正して メモをとって 
などを・・・10分でこなす。


何のために 赤布を打つのか・・・? 進行方向視認・安全確保のため。

以前、冬季月山で晴天時に休憩した。10分間だが みるみるうちに濃密なガスに包まれ 我々は進行方向を見失った。
コンパスで進むのだが 純白の世界に赤布が有るのと無いのとでは 視覚的にも精神的にも体力的にも差が出る。

休憩に入る前に 視界のあるうち 目視できるうちに赤布を3本ほど打って 進行方向を頭に叩き込んで休憩に入る。
何ごとも事前に対処すべし。ピストンの場合、進行方向・現在の休憩地・後退方向の3地点に赤布を打つ

これは吾妻 安達太良 飯豊を歩いてきた福島の山岳会のセオリー・常套手段。
しかし仙台では「赤布を打ってから休む」という経験則が その当時からなかったわけで、、、
そんな冬山の危機意識の薄さに 転属したばかりの僕は驚いたものだ。やはり「飯豊」は格段にすごいのだ。

(訓練なので・・・)山頂まで赤布を打って進む(2月訓練では竹竿を打って進む)。
このc1150mからの赤布は 2日目下山時に回収する。どのように打つのか?…で本人たちの危機意識が解る。
これら「リードの仕事」を新人Aくんにしてもらう 意思決定はサブのMくんと2人で行うこと。
新人Bくんは「地図読み&勉強ポイント」だ、何故?とその答えを求めつつ 指示通りに赤布を打って済ますこと。


かもしか尾根の「急登と深雪」とで体力を奪われるラッセルが続く。細尾根が短いながらもリッジと化す。
ラッセルとは・・・雪と喧嘩せず 抵抗を腰で受けずに すり抜ける感覚をいう。 

泳ぐようなラッセル?… 登りで泳いでは駄目。 雪と格闘しないこと! 
下りならば、、、腰に雪の抵抗を意図的に受け 泳ぐようにラッセルするのだが。。。
登りでは 雪の抵抗を躱す(かわす)ように ワカンを「抜いて横にまわす」のみだ。

軽量化を図って臨もう。


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はじめての「スノーバー」体験

ランナーとしての使い方と スノーアンカーとしての使い方と
スノーバーの2つの性格を 今月と来月と月を分けて 実践でやろうと思う。

今月はランナーとしてのスノーバーの使い方。
ランニングビレー支点として打つ。これも経験知を上げるためだ。
軽目穴をあけたスノーバーが折れる状況・・・ってどんな状況? 一緒に考えよう

もう一つは 3月の雪訓でやろうと思っているが 
スタンディングアックスビレイ(SAB)における確保者のセルフビレイとしてセットする方法。

どちらの方法も「スノーバーのスッポ抜け対策」を済ませておきたい、、、
富山県警山岳警備隊推奨の「スキーシール」の貼付け加工をする必要がある。
「仙台ゆうゆう館」さんの指導で シール貼り付けの工作をし スッポ抜け対策を済ませた。


新人A  60cmアンカー完成 (コールテックス社のシール)
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スキーシールは・・・
コールテックス社製は グルーが落としにくくて苦労するが シールが柔らかくて貼りやすかった
ブラックダイアモンド社製は グルーは白ガスで簡単に落ちたが 硬くて、90度に曲げると屈曲部分が剥がれて来た




新人B   やりなおし命令 出る(笑)
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以上










by tabilogue2 | 2019-01-07 20:35 | 面白山 | Trackback | Comments(0)

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新年 おめでとうございます
今年も ご贔屓のほど(何をだ?)申し上げます

そー。 そ--いえば。 昨年の正月挨拶にこんなことを書いたっけ。。。

●主客逆転生活、、、
ネットのために、ブログネタのために、山に登っているわけじゃないだろう?
耳が痛いか?w が、ココを主客転倒するケースが増えてるんじゃないのかな?
皆さんはいかが? 一概に否定もできない?(´▽`*) 

普通に自分の生活圏をとらえると、
この冬空にそんなにそんなに「事件」は起こっていないと思うが、違う?w 
いや? 無理して起こそうと努力してるんだったね 君は。
ブログネタのために 三日に上げず山に登ってるんだから。 

とまあ こんなことを書いていたが そういう意味では 自分もネット依存しなくなってきてる。
なんせ 一昨年と比べて14日も山行日数が減ってる 
こんなぺースで行けば 山関連でブログることもなくなりそ ネタないしw

「あらかん」「あらふぃふ」でネットしてる人は ナニが目的なんだろ?
60歳近くなって それでもいまさら 仲間がほしい??? そんなわけない…よね?w

「素養」をブログでキラキラさせたい? 「あらかん」になって???
それもいまさら…かな?w まあ ソレもなさそうだ。。。 

てことは わが半生を「経歴」みたいに書いてる人がほとんど… かな?
でも それって何のためだろう? 

こんなことを以前 おもいつくまま書いたことがある・・・「記憶の標識」


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さて、今年の雪訓・・・、雪がようやく降ってw 「雪訓」にふさわしい厳冬期の山になった。

訓練3回目の山は県境の面白山、なかでも厳しい「カモシカ尾根」で実行する。
リッジを含めた急斜面が3回ほど現れる。 懲りずに 泣かずに 頑張るしかない・・・w 
パーティは4名なので 一人当たりのラッセル時間は少なく済みそうだ。小まめに繋ごうか。


急斜度の「尾根ラッセル」では 眼前の雪をピッケルで掻き落とす必要がある
さらにステップが崩れてしまうと上がれなくなる 力任せにヨイショと上がってはいけない
じわじわじわじわ~っと ステップを崩さずに躰を持ち上げるのがコツだ。

ラッセルは・・・雪と喧嘩しない! 雪の抵抗を腰で受けない! すり抜ける感覚です。

泳ぐようなラッセル???  登りで???・・・登りで雪を泳いじゃいけません(笑)
重要なことは、、、 雪と格闘しない! ことです。 

登りでは雪の抵抗を躱す(かわす)ように ワカンを「抜いて横にまわす」
膝から下を上げ、できるだけワカンを浮かせ 横から回して踏み出す
それを「雪から抜く」と表現しましたが、雪の抵抗を少なくする…という意味合いです。

下り斜面ならば、、、
腰に雪の抵抗を意図的に受けながら 泳ぐようにラッセルします。ブレーキかけるように。

ですから「泳ぎ」は場面を選びますよ。登りでは・・・、泳がない 雪とケンカしない。

バテるんだよ~(´艸`) たのしみだぁ♪ 若いもんが口から泡吹くのって・・・観てて楽しいw

いずれにせよ「習うより慣れろ!」 雪壁や急傾斜な尾根を見たら とにかく練習。
「技術習得済み」…が 冬山に登る暗黙の参加資格になるのだから。



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ワカンの一本締め



●ピッケルワーク…「尾根ラッセル」の場合
ピッケルを両手で水平に構える。
シャフト部で胸から顔あたりの雪壁を削るようにガシガシ落とす。
雪を落とし 壁の角度を緩くする=上体が前傾しやすくなるよう
前壁を削って 上体の可動範囲を確保する」のがコツ。

●固める 蹴り込む ジワ~と上がる
落した雪は膝を押し付けて固め、足で踏んで固め、そこを踏台にして上がってゆく。

踏台の「上部辺りの壁を狙ってワカンを蹴り込む」で一段上がることがコツ。
反動つけずにジワジワ~ッと大腿筋で上がる

粉雪サラサラの時は固めるのは難しい。雪を崩すばかりで非効率的。
粉雪の下に「湿雪層」があるはず、それに蹴り込むだけで立てる。

これを知らないと、もがきにもがくだけで高みへは前進できない。

●通常のワカン歩行は・・・
深雪斜面では「花魁(おいらん)歩き」で歩くことがコツ。
上体を左右に揺らしながら、「膝下を後方から抜き 横に回しながら 前へ出す」のがコツ。
「雪の重み・抵抗」を少なくし「雪を腰で掻き分けない」のがコツ。


それでも夏場の半分しか進めない。
厳冬期の経験がないとタイム計画も建てられない。





















by tabilogue2 | 2019-01-02 17:25 | 面白山 | Comments(4)