d0347140_23052018.jpg



鬼ヶ城尾根と秋田駒






20年前の春合宿 

新人のO君が 雪に覆われた鬼ヶ城の壁を越える段になって
担いでいた自分の80リットルザックを担ぎ降ろさずに 
岩雪の向こう側にポーンと投げた事件があった

ソレを見ていた深野会長は 即座に怒鳴ったようだ
さて彼、深野さんはどのような観点から 新人くんを怒鳴ったんだろうか?


その後 新人のO君は大学を出て 社会人となって結婚したが
ある時、立山のピンと張った雪面の緊張を破り 新雪に飛び込んで雪崩れを引き起こし
新婚夫婦ともども 帰らぬ人となってしまった 

現役時からどうにも奢った性格だったのだが、自然を甘く見る節は直らなかったようだ
岩手山であの時、ザックを捨てた「事件の教訓」は生かされなかった

山岳会の同窓で 3人目の遭難事故死だった





d0347140_20235867.jpg

滝沢市方面


d0347140_20335193.jpg

時計回りで山頂へ




冬の岩手山山頂での記憶だが・・・まあ積雪期の話

ガスの山頂に登った我々が目にしたのは 眼下の火口に大量の積雪 ガスの中の雪原 
ソレが大量であるかどうか即座には分からなかったが 現実にソレを具体的に知ったのは 
雪で覆われた噴火口に 大きく口を開けた垂直の雪穴を見た時、その高さ(深さ)に驚愕した

穴が大小4つほど 直径が30m前後ほど 深さが10m以上と思われた 近づいてこれ以上覗けないw
ガスが漂う中 茶褐色の垂直の壁を、丸く開けたまま 眼下にそれらがあった
まるでレンコンの輪切り状態の 非定型の穴が4つ

その時 岩手山が活火山だと 頭を殴られたようにガツンと思い知らされた


いまから28年前の話であるが・・・冬山を理解した一例だった





d0347140_20241822.jpg


山頂記念撮影 何処を向いてんの?w  バックに大きく秋田駒 右へ笊森 乳頭山


d0347140_20322672.jpg


不動平にたつ不動平避難小屋


d0347140_20252244.jpg



青空の下、颯爽と出で立つカップルと静かな不動平 草紅葉 いいなあ♪
リフトで登山する方々は日帰りのお客が多いので このコースをこの時間帯に歩く登山者は少ない

でもね、山をほんとうに深く味わいたいなら 
夜の帳も 星降る夜も 夜の默シジマも 早暁も 朝の光も すべて経験しないと( ^ω^)・・・ね
これらの言葉の意味を山頂ですべて味わえる人なら 「感性の深み」を持った人と思われるよね。



d0347140_20255477.jpg


鬼ヶ城尾根 「旧岩手山火口壁南外輪山」というらしい いかめしさフル だねw


d0347140_20275477.jpg
d0347140_00102631.jpg


お花畑分岐 
P5,P4,P3,P2,P1 ピナクル群の揃い踏み。 でも「窓」は何処だ???






d0347140_20264735.jpg


御苗代湖



たった今 御苗代湖散策から戻ったばかりだった、先程の雰囲気良さげなカップルがいたので 
御苗代湖の様子を聞いて 散策せずにやり過ごそうと安易に考えていたが・・・www
相方が言う、「二度とは来れないだろうから・・・」の言葉に触れ、5分ほど先の湖を見に行った

「お勧めです」と言われたとおりだった 特に神秘性があったので「行ってよかった」ねえ 

講釈師 見てきたような嘘を言い 
百聞は 一見にしかず

どっちの喩えが当たっているのかどうか 僕にはわからないがw 
年寄りは体を動かさずに 口ばかりで済まそうとする「悪い傾向」があるようなので(´艸`)
僅か 往復10分(´艸`) 行ってみてはいかがでしょうか?




d0347140_20262458.jpg


御釜湖

こちらは 吾妻山で言えば「桶沼」のような存在だった



d0347140_20270874.jpg



御釜湖と岩手山

で、、、今日のハイライト「大地獄谷を自力で降りる」の件だが・・・?

結論から言えば、、、
手持ちの10m補助ロープ1本で何事もなく 無事に降りてこれた

「最初の一歩」を踏み出すことと ジャリっと「滑る音」さえ 
「心でクリア」できれば まったく心配は無用だった

意外に 人間って、昔から抱いてきたイメージに自分が支配されていることって
往々にしてあるものだけど それに気づかされた という点では
大きな一歩を踏み出せたんじゃなかろうか(笑)ココ大事だね
案ずるより生むが易し だわな。



d0347140_20374497.jpg


気もちの良い林道が続く



山って いったい どういう存在なんだろうか?
この日 登る途中でトレランの男性とすれ違い 声を交わした
彼は先ほどこのコースを下りてきたばかりのはずだが また戻ってくる???

事情を聴いたところによると・・・

柳沢登山口から朝早くに登って 岩手山頂に登り 反対側の七滝登山口に下り
再び登り返して 岩手山に登り 次は 中間の焼走り登山コースに降りて 
再び 登り返して 岩手山頂に登り もとの出発口・柳沢登山口に降りて
今日のトレランを終えるそうです。1日3回登山! 凄い!!!

サポートする奥様は登山口に車で移動されているんだろうね、、、軽装備だ。
格好だけ、中途半端じゃなくて やるなら徹底して鍛え上げていく 
凄いなあ と聞き惚れた。 大会に出るんだろうか?

ならば 目標のない一般登山者って どんな位置にいるんだろうか?
ときどきガイドブック通りに歩いて 次はどの山と目標を立てて 
登って また目標を立てて 登って また・・・

登りたい山が「山ほどある」という時期はとうの昔に過ぎたのだが
登山者の考えてることが すごく一面的だったりすると もう先が見えてしまって、、、 
ああ、こんな人なんだぁ…で終わる

自分には後ろを振り返って 人を見抜くことはできるのだが
前を向いて ”自分の残り僅かな将来” 時間をどうしようか などと 
まるで考えていないんじゃないか? てことが 今の自分の問題点かな?

数ヶ月前までは あったはずなのに いまは無くなっている 
山よりもっと大事なことがあるのに・・・問題をすり替えるために 山に行っているのではないか?
「欲求」の代替えをしようとしている

すこし 山で考えてみようかな。。。








[PR]
by tabilogue2 | 2018-09-17 21:35 | 岩手山 | Trackback | Comments(2)

d0347140_17381490.jpg




切通しでお弁当を食べて これからの登路に備える
ここまでほぼ順調に登ってこれたが ここから少し心配



d0347140_17393077.jpg




「屏風尾根」 なかでもこの屏風第1峰(P1)である茶臼山が特に異様なのだが 
それであっても八幡平方面から見ると さらにもっと異様に見えるのだ



d0347140_20192535.jpg


鬼ヶ城尾根コース稜線上に 景色の眺めの良い空間が2ヶ所あった 
すかさず そこから岩の赤い赤倉岳と御苗代湖を撮影



d0347140_17455490.jpg


最も手前にある第5ピーク? 1654m
(*P5 ・・・ピーク5という読む。 昔人は「ピナクル」と言っていたがw)


d0347140_17531060.jpg



色づき始まった第4ピーク(P4)の南斜面


d0347140_18052036.jpg


第4ピーク途上のアオモリトドマツ


d0347140_18261830.jpg



左上の岩山が第3ピーク(P3)、手前が第4ピーク(P4)。遠くに見えてはいるが 実際には近い

独標はドレだろうか? 1700mを超えたようだが あれ? 過ぎたか?



d0347140_18331283.jpg



ヤットコスットコ 越えても 次の第2ピーク(P2) 赤い岩がお待ちかね
 


d0347140_09425167.jpg



ここが「窓」だろうか? なんだか「剣岳」みたいだw



d0347140_18190322.jpg



越えど、登れど、、、まだまだ先か?w
あれが最後の第1ピーク(P1) 1841m 突起?www 
その右奥が鬼ヶ城尾根の最高点 あと500mの踏ん張りだ



d0347140_18103063.jpg




その第5ピーク手前あたりの、写真でよく見る「ガリー状」の岩場だが・・・
「どうってことないわ」・・・だってwww
尾根縦走初心者に あっさり言われてしまった(´艸`*)
心配した俺って なんなの?www

尾根縦走初心者でも 岩場はアルプス仕込み
岩から体を離して ホールド スタンスをキッチリ!
難なくクリアしていく 頼もしいね( `ー´)ノ



d0347140_22482964.jpg



紅い岩のP2 あともう少しだ



d0347140_18141454.jpg


イワギキョウ 2輪 咲き残る


d0347140_18144271.jpg



反時計回り登路のジグザグが くっきり見えてきた

鬼ケ城コース 終にクリアしましたね お疲れ様です。 

行動時間が8時間を超えたので 相方の膝が悲鳴を上げ始めている
彼女には痛みをカバーしながらでいい ゆっくり小屋まで下りてきてもらおう

一旦 小屋の「寝場所の確保」で先に下った 寝場所を確保しザックを置いて 再び駆け上がる
ゆっくり下りてくる相方の姿が見えた 半分往復で済みそうで安心した

下山が不得意で膝が痛むらしい だけど 何とか下りきった
ゆっくり、3時間かかった。 12kgの泊り装備なのでまあまあ順当タイムだろうか?

コースタイムは山渓データで2時間ちょい なんでそんなに早いの?って疑問ですかネw
日帰り装備なら、、、雨合羽 ヘッデン 水2リットル 握り飯 行動食だけ
ロープ、ツェルト、寝袋、マット、食料、火器、鍋、ガスを持たない日帰りのザックはカラッポ
軽い!! 膝の負担も少ないからだね ハイッ。

 


d0347140_07372218.jpg
下山路はコッチ?




途中であれやこれや 時間計算しだしたが
「お鉢巡りをしない」 と決めたら 急にペースが上がった 
どういうこと?w



d0347140_20201487.jpg




今夜の宿泊所は不動平の小さな小屋 とてもアルペン風味のある 石組みの綺麗な小屋 
バイオトイレ!で臭わないし 清掃が行き届いている
この小屋は冬でも暖かいのだよ

明治大学ウォーキングクラブの皆さんのご協力で 狭い小屋の端っこに2人分のスペースを作っていただいた。
さっそく 八合目小屋まで水汲みに往復30分ほど 700m×2 これが疲れた体にキクんですぅwww
水は明日の行動分まで 2人で4リットル確保した 実際これで充分だった

下の八合目小屋 こちらは大きな小屋だが寝床が蚕棚になっていて 天井が低く 中腰で頭をぶつける 
でも 昔よりはだいぶキレイだ。 昔の旧い小屋は板を剥がして 焚き付けにしていたほどだ。 
トイレもバイオで大きい 清潔感満載だね。それに水場がいい。といっても 冬だったので水場は関係ないがw
小屋前は 酒ヤケで赤くなったオジサンおばさん/若いグループが食事中だ 焼肉大会賑やかだったなあ

暗くなりかけの路を不動小屋に戻って 今夜のごちそう・鶏鍋の準備をして
白菜 ネギ セリ しいたけ 人参 鶏ムネ肉 切餅 鍋キューブ
美味しかったあ ペロリだった。。。白菜を少し残して明朝のコンソメスープの具にする、明日はパン食だ。

泊り客は18名 ほどよい込み具合で 温かく過ごせた 
寝具はゴアのシュラフカバーに 薄い冬用のインナーシュラフ。 これでも暖かかったのは小屋のお陰だ。



狭い2階に陣取った中高年男女がウルサカッタらしい 8時消灯時を過ぎ、9時でもうるさいので
「静かにしてください」って 学生リーダーから2回も注意されていたそうだ

そういえば小屋慣れしてない? 山小舎の扉は内開きなのに 外開きに押そうとするし(´艸`*)
開けたら明けっぱなしで 鉄の扉が勢いよくバチーンって閉まるし ゴメンナサイもない。呆れた。 
トイレはバタンバタンやるし 話声はデカイし 食器の音はさせる ヘッデンは天井向きにしない
マナー違反=山小舎で騒ぐジジババwww なさけないなぁ 学生さんたちを見習いなさいよ 
ここは娑婆の「場末のスナック」じゃないんだよw

僕はウィスキーで酔いつぶれて 喧騒に感知せず 先に眠ってしまった 4時起床だしwww




d0347140_23310104.jpg











[PR]
by tabilogue2 | 2018-09-17 19:41 | 岩手山 | Trackback | Comments(0)

d0347140_15491576.jpg



湯ノ華採取場 

日常的に、普通にある世界ではない「異様な風景」のようで
こんなイメージもあって
大地獄谷の名前が付けられたのでしょうかね?

しばし写真の羅列ですが
文書は徐々に付け加えておきます



d0347140_13335301.jpg



d0347140_13570044.jpg



d0347140_13464499.jpg



d0347140_15502897.jpg
先に進めば 地層モロの地勢


d0347140_13342355.jpg
渡渉点手前の右岸崖トラバース地点



↑ ここは 重くでかいザックで通過しようとすると
苦労するかも 

ロープがたるんでいるので アテにはしない
かといって 
デカザックで中腰で屈むと 膝が笑ってきます



d0347140_15510657.jpg

渡渉点につきました
対岸を眺めると ごく普通の風景だけど・・・



d0347140_13344504.jpg



軽やかにジャンプして渡渉 空気が薄まり体が軽いね♫www



d0347140_15523332.jpg



黒岩岳は後方に下がる



d0347140_15520085.jpg




対岸の奥は こうなっていたw

ここから 大地獄谷



d0347140_15530718.jpg



ザラついた斜面は いやらしい(笑)
そこで躊躇してると 硫黄の噴気にやられてしまうので
一気に ガーッと登り切るのがコツ かなw

ガイドロープ通りに進むと 以前とコースが変わっていた 
かなりトラバースしている



d0347140_15533387.jpg



荒涼とした大地獄谷



d0347140_15540034.jpg


相方は ココをビビらずに登れたけど・・・明日は ココを下れるか ドウか??? 
ちょっと心配www

もしも ビビったその時は
 
姥倉山とおって松川温泉に下る「松川湯ノ森コース」があるので心配していないが 
かなりのビビリ性だから ちょっと心配w



d0347140_23251829.jpg
ガンコウランの黒い実と シラタマノキ




というわけで 難所を無事にクリアした このまま「切通し」まで進んで お昼にする

このあともう一つ 難所「鬼ヶ城越え」が待っているのだけど
あまり 心配しすぎても仕方ないので 3時間ほどかけて休み休み進む作戦で行こうかな



心配性の相方には。。。 
北アルプスを登ってるんだから問題ない とだけ 洗脳してあるw











[PR]
by tabilogue2 | 2018-09-17 16:57 | 岩手山 | Trackback | Comments(0)

d0347140_13323564.jpg





今年の秋は何処に行こうか?

前から思案中で 候補を秋田、山形、岩手の3つに絞っていた
GPVビッグデータをにらみながら 前線の北側になる秋田、岩手の2つに絞って 
前日になって岩手の早池峰か岩手山に絞り 当日朝になって岩手山と決めた。
まあ どれであっても登っている既知の山ばかりだが

岩手山ー裏岩手ー八幡平と「スキー縦走」していた若い頃と違って 
体力が落ちた中高年組なので 岩手山は「コース選択」がとても重要。

手っ取り早く安易に登るには 網張スキー場のリフトを使えば済むことだが 
それって安易過ぎて 山の妙味を味わうという意味ではかなり短絡的すぎるわけで 
感性重視の性分、自分的には合わないようだった。





d0347140_14005976.jpg
野鳥観察小屋




おかげさまで大学一年時から ピークハンター的登山を志向せずに今日に至っている
 
結論的には「縦走」、「八幡平ー岩手山の縦走」こそが岩手らしさを味わえるとも思っている
まあ今でも 八幡平からアプローチするのが最高だと思っているわけだが。

網張温泉コース以外で 岩手山の夏道コースとなると 
柳沢から登るか 焼走りか 七滝コースになるわけだけど、
その中で 秋に登るにはドレがいいか?というと 
カラ松 ミズナラ ブナの林を歩く「七滝コース」がオススメとなる。




d0347140_13324696.jpg



このコースは黄葉の頃に ブナ林とミズナラ林がしっとり来るコースで 
スタート後のアイドリングタイムを消化し 約1時間で辿り着く「七滝」付近は
心を落ち着かせるには ピッタリのロケーションだ。

それと真反対、荒涼とした「大地獄谷」もあって変化に富んだコースでもある。
一度は登ってみるコースとして お勧めできる。

なだらかにジワリ高度を上げてゆくという点で このコースは
岩手山の溶岩勾配をナゾってゆけるし 
地形学的にも「西岩手カルデラ地形」となっており 
御釜湖、御苗代湖もあって
興味関心事の奥行きがあるので 中高年には似合っていると思われる。




d0347140_14050793.jpg



コースは大変良く管理されており、「すーさんの山日記」どおり
皆さんの仕事ぶりを確認した格好だw



d0347140_14034431.jpg



登山口から2時間ほど奥へ進むと「一服峠」という素朴なベンチがあり 
そこから30分で左保沢にかかる橋を渡る。



d0347140_13331510.jpg



風味ある滝が流れ落ちて その飛沫でヒンヤリするところ。
5分ぐらいは写真を撮ったりして涼んで休憩。 



d0347140_13332809.jpg





d0347140_13334012.jpg




いよいよ心のギアをチェンジして 進むと
黒倉山の断崖が右上に見えてくる。
登山口から3時間




先に進むと 「チバの滝」が見えてくる。
ここは紅葉のシーズンに 一枚撮っておきたいところ。
登山口から3時間15分





d0347140_14174669.jpg
チバの滝




まあ この辺までがこのコースのプロムナードといったところだろうか。

この頃から天候が回復し始め GPV予報通り雲が切れてきた。




d0347140_00140311.jpg






















[PR]
by tabilogue2 | 2018-09-17 15:10 | 岩手山 | Trackback | Comments(0)

d0347140_23110920.jpg





積雪期しか登っていない岩手山に 小屋泊まりで行ってきた
昨年の八幡平の草紅葉があまりにも良かったので 秋は八幡平ー岩手山ラインを心に描いていた

昨年の八幡平といい 今回の岩手山といい この近辺は冬しか知らないので 
夏道登山口も分からなったし あんなところに池がある などと 観光気分で登ってきた

コースは玄人好みの 燻し銀な「七滝コース」 その循環だ



明日にでもページを書き上げる予定



d0347140_23191465.jpg




d0347140_23194917.jpg




d0347140_23310104.jpg


[PR]
by tabilogue2 | 2018-09-16 23:15 | 岩手山 | Trackback | Comments(0)

d0347140_22300860.jpg



ボタニカル・ジンはどーした? 


夜になかなか眠くならず、、、ストーヴの前で飲んじゃった
計画二日目の分に手を付けたわけだが…

八幡平の夜が それだけ居心地が良かったのだと
今になって しみじみしてくる


あしたブログアップだね。。。
アラカンになってさえ 心惑わす山は多いけど
やはり 八幡平は飯豊朝日同様 山歩きのベースだね 
心の拠り所かな。。。


とても 心に据えた登山となった。




そういえば、、、
JUJUの歌にただいまってのがあって・・・
そのPVが… けっこう男心をジ~ンと させたっけ






[PR]
by tabilogue2 | 2017-09-25 22:38 | 八幡平 | Trackback | Comments(0)

d0347140_13190698.jpg
赤シブから続く”蟻の戸渡り”、、、ネズコの枝に助けられ 下降する
5つの小さなポコポコを繋げば 画像右奥の雁戸山に至る




台風18号の影響で三連休の山の楽しみは霧消し・・・ 
2泊3日の裏岩手縦走山行計画が、1泊2日の小屋泊山行計画になり、、、
ついに 近場のキャンプと日帰り山行だけに化けてしまった。

まあ 牛肉と豆腐の肉鍋で過ごし語る夜は格別なのは決まっているが
裏岩手縦走は秋の日和にゆっくり2泊で臨むことに… 流れた計画に変更はない。

荒天が見込まれ 足馴しのつもりで 近場の笹谷峠に向かった。 
8時 駐車場は溢れ路駐が5台ほどある。人気とはいえ荒天前なので車は少なめだ。
皆の行く先は雁戸ではなく 殆ど山形神室側に向かってゆく。。。



d0347140_17454629.jpg

秋山の足馴しなので 荷物は2泊3日のまま
テントとシュラフは置いてきたが 水もペットボトル6本分そのまま
食料は「前日分の消化」だけで みちっと重いまま。

風もなく 時折のガスで画像が撮れない程度で まずまずの日和である
もっとも 宮城側は東風の影響でガスが湧くが 山形側は薄日がさしていた。

こういう日は山をササッと片付けて・・・
笹谷峠の六地蔵めぐりに 空いた時間を宛てがうほうが満足が倍加する。

山形側の尼寺と仙台側のお助け寺とを 一直線で地蔵たちが立ち並ぶのだが
冬の峠を道案内してこられた地蔵さんたち一体、一体をなにげに拝んできたほうが 
特に精神的に晴れ晴れすると思われる (気持ちの問題だが…)

しかしそうはいっても笹谷峠に降り着くまで 粘土道が長かった。。。尻もち1回w


d0347140_17401012.jpg
赤シブとイワインチン


d0347140_13193625.jpg
イワインチン



前山のトラバース部は モミジハグマだろうか?白い、か細い花を咲かせ
赤シブの岩場はイワインチンの黄色い花が小さく咲き 巡る者に秋を感じさせていた。
本格紅葉は あと半月ほども?・・・過ぎてからだろうか


d0347140_13202013.jpg

モミジハグマ?オヤリハグマ 
お教え頂きました、g_gさんまた宜しくお願いしますぅ
 


あちこち出かけて…の紅葉シーズンの計画も立ててはいるが 
好天狙いの撮影とあって 出撃チャンスは遠のくばかり
ええい ままよ とザックに野営道具を詰めもするが 
所詮 会心の撮影なんて 年に数本しかない実情を見れば(´∀` )
気楽に近場に出かけたほうが 吉ということも…あるかな






[PR]
by tabilogue2 | 2017-09-17 13:38 | 蔵王連峰 | Trackback | Comments(2)

d0347140_09005993.jpg


いやいやいやいや・・・ 

別に 甘く見ていたわけじゃなかったんだけど・・・
結果的には こんな山もあるんだという驚きと新鮮味と楽しさとを
一度に感じさせてくれる「会津の里山パック」だった

3つある佐倉山のうち 登山道のある八総佐倉山(やそうさくらやま)

坊や~よいこだ 寝んねしな♪ 
あの「まんが日本昔ばなし」に見るよな そのまんまの 
ポッコンポッコンと急激な上り下りが連続する岩山だった

トラロープが ひっきりなしに出てくるw 
断崖や 瘠せ尾根が 背筋を凍らせてくれるw
たっぷり汗を絞られる、、、 でも 可愛い~お山・・・w

この矛盾した表現がピッタシの里山


d0347140_07485407.jpg

9:45 登山口から ジグザグの急斜面がつづく
時々 四つん這いで登るのだが 落葉にイガグリが潜んでるんで
うっかり手を下ろせない


d0347140_09593505.jpg


 濡れた落葉の上に カッサカサの落葉が積もって滑りやすく
また この落葉が深いので 時々道形を見失うほどだ
そんな急斜面に 一汗もふた汗もかかされる 


d0347140_07521551.jpg



30分後 ようやく屏風岩だ。ここは右側を通過し 岩の背後で一本とった
バックバクの心臓鼓動音を聞きながら 息を整える

こういう朝一に急坂が出るよな山路は 「最初の汗をかいたら一本とる=順応時間」のが大事。
じつは 歩き始めの発汗で、最初の休憩をとることが 一日の体調を決定する
心臓の負担を軽くするには 順応時間を設けることが じつに科学的な登り方なんだね~。


そうそう今朝の冷え込みは厳しかったぁ 霜が降りて屋根も草も真っ白け
 アノラックを着込んでのスタートだったのだ

休憩地では皆さん一様に「小バカにできない里山だなあ・・・やれやれ」
そう思ったに違いない
軽装となった各自の表情に それを読み取るのは容易だった


d0347140_08354438.jpg
 
屏風岩のつづき 細尾根で・・・
カメラを構えるがシャッターがロックした(ボタンを押し間違えたトホホ)

左下3mに トラバース道があったようだが それに気づかず
御札があがってる石塔前の痩せた岩稜を稜線通しでアクロバチックに ソロ~リと通過する
知らぬうちに お尻がサワサワしてくる
これはこれで楽しい思いをしたんじゃなかろうか?(笑)

後ろで キャーッ! 歓声?悲鳴?がする(´艸`)
120cmのスリングを 細い木に掛けアシストにするが・・・
はたして、セットの効果のほどはいかに?
どんな山でも 入山の際にはスリングを一人一本 携行しよう!

でも御神楽岳の榮太郎新道を登るのであれば 
ココは練習ゲレンデっつう感じ


d0347140_08355433.jpg
黒岩山、保城峠など 七ヶ岳に連なる山々



序の口、怖さが連続する場面がつづく(笑)
足元の先、北側は尾根以外の全てが断崖なのだ さすがに岩山だ
「スリル序盤戦」を味わいつつ 一山越えてアンテナ跡地にてホッと一息ついた
東には 昨日登った七ヶ岳がきれいにクッキリだった

さて ここからトラロープの連続する「本番」へ・・・ 
一旦下って 最初の小さなポッコンを越えるのだ 
作並の鎌倉山に例えると、「左カンテ」ルート下部と同等の斜度をもつ
最初は高差で30m、さらに続けて50m+50m=100mほどを2段で登ってゆく

この山の特質にもなっている「岩場」が続くのだが・・・?
鎌倉山のゲレンデと違って、左右に木立があるし、木の根っこが手掛かりになるし
トラロープもあるし まずは「余裕」だろうけど・・・。

ポッコンを登ってしまえば 下るしかない さて30m急降下だw
なんせ断崖が~ぁ、、、イヤというほど目につく~ぅ、、、(◎_◎;)
いやらしい。。。
見ないでおこ(´艸`)プッ

最初のポッコンと次のポッコンを結ぶ、渡り廊下のような道を3、40mほど水平移動して
続く2つ目の大きなポッコンにとりかかる~んw
トラロープが頭上に何本も垂れさがるw (ホールド・スタンスは充分)
直上か?、と思いきや右に振られ、崖をトラバる・・・複雑 
左右にゆるゆるのロープがガードしてくれるw

「もう たくさん!」・・・こんな心理が働くのかどうだか?
最後の最後、頂上か~? と期待すれば、、、裏切られ 偽ピークに泣き(´;ω;`)が入る
あと50m先?、、、ガッカリさせられるんだゎ、これが(笑)

心の内を 山に見透かされたようで チョピッと屈辱感を味わう(´・ω・`)
もう 違う風景を観たいのにぃ・・・だなぁw

今年の「山開きに200人参加」 中には地元の子供たちも登る・・・って 
湯ノ花温泉の蕎麦屋で、自慢げにオヤジが言ってたなぁ 
佐倉山-大嵐山-田代山の順番で毎週が山開き。関東から毎週Pハンターが来るらしいw

で、、、調べてみた・・・
キャノン山の会 奥田博さんが書いたガイドブック「福島の山」1987年版によれば、、、
テレビ塔の所に「これより先、小中学生の通行を禁ず」という標識がある と記されていた。
つまり、30年前は通行制限の標識があったようだ。んが、今は、ない。
つまり 登山道として整備されたわけだ。
なるほど 蕎麦屋のオヤジは嘘をついていなかったw


d0347140_08391186.jpg

秋の一日を 陽がな楽しんでいるうちに 頂上に導かれる 
時計は すでに2時間近く経ちつつあるようだ
ちょうどお昼時、、、里の村からオルゴールのチャイムが響いてきた
L'amour est bleu 「恋は水色」という、おフランスの香りふんぷんのPOPS 

僕は当時 高校2年生だった テエシタ ベンキョモシネデ・・・ヨゲナコトバリオボエデキテ コマッタヤロダ
シルヴィ バルタンの「アイドルを探せ」のほうが当時は好きだったなぁ
それから、フレンチ ギャルの「夢見るシャンソン人形」ってのもあったしぃ
ああ 懐かしい(´艸`)

ま、フレンチPOPSはそんなもんだ、、、20人が座れるほどの二等三角点の頂上。
さあ、ランチだ。 皆さん、安堵したのか? ニコニコ笑っている
楽しいというより、「してやられた・・・」という気持?
顔にチョッピリ その想いをのぞかせる


東には 「七゚ヶ岳」が白くうっすらの雪を反射し 浮き上がっている
西には 「割佐倉山」(ワッツァグラ)越しに「大嵐山」、さらに、、
既に白く、、、雪山となった2000mの峰々がひかえている
白き峰の右端は坪入山か そして窓明山 木の枝が被っていたが三岩岳 
南には 三角形の「黒峠山」、「荒海太郎山」以外 指呼できる山は雑木で見えない
「枯木山」も22年前に登ってはいるけれど、、、雑木が邪魔して同定できなかった

いい感じの山懐に、幾畳もの山脈(ヤマナミ)を這わせた里山たち
凄い数の里山・奥山が連綿と東へ東へ さらに東へ県境稜線へとつづく
まるで ヌウの群れが土煙を上げ アフリカの大地を移動するかのようだ

南会津の山脈(ヤマナミ)はいつもこんな感じで 見る者にスケールの大きさを呈する


d0347140_20595328.jpg

ハイ もう少し下がって、下がって~・・・
といわれても?
後ろは 断崖絶壁 ムリ(´艸`)
 
d0347140_08353737.jpg

帰り道も急斜面が続く 岩場や細尾根がないぶん ずいぶん助かるけど(笑)
この山道をピストンにしないで 正直ホッとした
おそらくそれなら僕ばかりじゃない・・・全員がそう思っただろね♪

急傾斜を3つほど過ぎただろうか?
緩く長く延びる南尾根を右へ(西へ)折れる

やがて尾根筋が消え 沢状に広がる地形となる 
この山の抜けでは 里山の雰囲気が存分に味わえるようになっていた

栗と小楢の雑木林に カラマツが黄金色を添えている 
ドングリの実がたくさん落ちている
明るい、ふかふかの枯葉の林で 最期の休憩をとった

「反芻」の時が流れる・・・
時間とともに茶枯れた景色に馴染んでゆく
去りがたい気持ちのモヤ-っとした塊が、いつまでも林の中を彷徨っているようだ 

もうすぐ 冬が来るんだなぁ そう、白の世界が一面を覆うのもあと一月だ


d0347140_09012975.jpg

山の裏側に出た。。。伊予戸川が流れている。。。
 
カラマツが風に吹かれて、「金色」のシャワーを降らす
いつまでも降りかかる枯葉のシャワーに
 足取りも軽くなるよな・・・解放感がそんな気にさせる

沿道の農家のお母さんが ニコニコ挨拶なさる
「山に登ったの~?ごくろうさまだごどぉ こっつの山てえへんだったべ~」 
こっちもニコニコ顔で挨拶をお返しした                                                              

下山口から30分も歩けば 伊予戸集落、舘岩橋につく
此の川は暴れ川のようで・・・、川幅がかなり広い

午後の日差しは 気温計を17度にも昇らせていた
舘岩川越しに何枚も写真を撮る 長閑な里山の褐色がつづいた。。。


d0347140_08411853.jpg
午後の陽に映える八総佐倉山
あのポッコンポッコンを登ってきたんだべ・・・(´艸`) 
いい山だ・・・ んだんだ いい山だべ


d0347140_08360295.jpg

こっちのポッコンポッコンは 
伊予戸のワッツァグラだべした(割佐倉山 わりさくらやま)
おもしれそーだー んだんだ おもしれそーだべー、
また登るべー んだんだ また登るべー








[PR]
by tabilogue2 | 2016-11-14 08:23 | 会津・越後 | Trackback | Comments(2)

d0347140_22572207.jpg


今回、34年ぶりに七ヶ岳に登った といっても縦走ではないけど・・・。

初めて登ったのは 郡山勤務時代。
程窪沢から登って荒海駅へ下りたのだったが 
今回は登山路が沢荒れで黒森沢コースが通行止め 循環できず。
そのため 上岳のみのピストンだった。


あらためて 上岳から眺めた七つの峰々は 
降雪もあって 登山路が白く浮き出て
さも 七つの峰を縫い合わせているステッチの白い糸のようにも見える
素晴らしい光景だった


d0347140_22565021.jpg


印象に残ったのは 高杖スキー場のカラマツ林・・・
午前中は曇り空で 時折霧雨を感じる程度だが 
その折々で眺めるスキー場はカラマツのお陰で 異常に明るい

d0347140_21593080.jpg
陽が差してくる直前のスキー場



写真の画角なら・・・どこか・・・見もせぬアルプスのよう と言い放ちうる
そんな牧歌的な雰囲気が漂う スキー場の大きさに比例するのだろうか?


午後の晴天でも 雰囲気は同等だったが やはり曇り空での黄色
カラマツ林の黄色が浮き立つ様は 晴天時のそれより格段上のような気がした
天下一ね

d0347140_07423174.jpg

スキー場の最上部手前、この標識が登山道の入口だ 見過ごしてしまうほど小さい!!

d0347140_22551927.jpg



高杖スキー場の登路はけっこう長く それなりに登山の負荷がかかる

途中 さいごのリフトからは雪道になり 初ラッセルの気分を味う
夏山から冬山へと「心の入れ替え」が必要な時期に それができて良かったと思う
電波塔からの下降、急斜面はスリップの連続だったが それさえも「入れ替え」には良い刺激だった。

d0347140_22560973.jpg
賑やかな隊列は山頂付近で長く伸びるが、、、でもここはまだ山頂じゃない

d0347140_22553445.jpg

あれが山頂だ


d0347140_18510974.jpg
八総佐倉山が見える・・・


d0347140_07382586.jpg

スキー場の雰囲気は こんな感じ

d0347140_07404331.jpg

午前中は曇り空だが見通しはきいた 
下山時には高気圧圏内に入ったようで 青空が広がった

d0347140_22592331.jpg

「山クラブKAMURO」の仲間に入れて戴き 初めての会山行
いちおう「新人」さんだ(´艸`)カッコツキダ 新入りの「洗礼」もうけたゼぃ(笑)

これで 孤老の山行も 賑やかなグループ山行も 
どちらも味わうことができるかな?

ご一緒する「山クラブKAMURO」メンバーと人生初の「グループ山行」だった( `ー´)ノ

いい年こいて ご迷惑をかけるわけにはいかないので・・・
それなりに老躯に鞭打ったのは、、、 内緒(笑)

---------------------------------------------------------


「グループ山行」って なかなかいいもんだね。
 たった一人で、ランチタイムもなしに、行動食のみで、、、ソロ山行してきた身にとって 
どんどんお昼の手料理が回ってくるのは カルチャーショックだった 

このクラブの皆さんは仲がいい その秘訣が手料理にあったわけか??? 
今日は行動食のみで済ませ、紅茶とパンをカジルことしか考えてこなかった自分には
ランチの午後は豊かな時間だった

山歴を懐にしまい込んで ここはひとつ、、、
豊かな食事のためにも?w 楽しいグループ山行のためにも?
どちらにも釣られる”小魚”になろうじゃないか・・・(´艸`)






[PR]
by tabilogue2 | 2016-11-13 23:40 | 会津・越後 | Trackback | Comments(4)

d0347140_09303569.jpg


小豆温泉のスノーシェッドの上を歩いて 
黒桧沢コースに入るのだが

数年前の豪雨でコースが荒れ
今は沢沿いのコースは閉鎖されている

ここ何年か 冬道で登っている



d0347140_09181880.jpg


無線中継アンテナ設備のある地点から細尾根になる

その尾根道には カラ松と姫小松の落葉が赤茶色に光り 落ちている
フカフカ道の始まりとなっている
松の脂もあってか?靴音は ススッ ススッ と しなやかさを感じさせる


d0347140_09180913.jpg


やがて 1000mあたりからは ブナの落葉に移り
靴音も ガサッ ゴソッ に変化する

時々 朴葉の大きな葉が
バサリ バサリ と落ちてきている


d0347140_09175998.jpg


1300mのブナ平から
1600mあたりまでかな? 

その尾根が すべてブナの樹林帯

風の通り道は枯れ葉が落ちていない
風が運んでしまうからだ

つまりここでは強風に遭いやすい ビバークしないこと
と言ってるようだ



d0347140_09565452.jpg


陽射しはあるけど とても寒い

続いたブナロードも この辺で終わる



d0347140_10020309.jpg


d0347140_09174148.jpg


1700mを超えると 
途端に
アオモリトドマツの樹景に変化する 

この様相、激変が堪らない 心を揺らすのだ

あれ程の ブナの木が
一本もない 潔いではないかw

この変化が 会津の山のおもしろさなのだ


d0347140_09175090.jpg


d0347140_09173417.jpg


針葉樹の中に 
ダケカンバが白い樹肌の奇形を晒している

その昔 

完成したばかりの三岩岳の小屋で
白露のクリスマスツリーを見たっけ



d0347140_11093418.jpg



三岩の小屋で 白秋の山を語りあう
 
夜は更け 月は高きにあり 透明な白で輝きをます 
小屋を囲むシラビソの木々を 白く照らしだす

シラビソの米つぶほどの葉先には 小さな雫が垂れ 
その一粒一粒の葉の 一滴一滴の雫を 月が透明な白で照らし出す
キラキラと幾千幾萬の葉先が 光の瞬きを繰り返す

とてつもなく大きい クリスマスツリーのようだ
闇に立つシラビソは 幻想のうちに薄衣を纏い 光を飾りとした

深く静かに魅入ると 突然 風が吹きあげた 
枝が揺れ 光の飾りが掃われて どぉっと「光」が降りかかってきた 

凄い 見惚れるばかりで 何もすることができなかった
この驚き、、、これが自然?茶飯事なのか? 
魅入る者に感動を宿らせ それに触れてしまった心を震わせる
 
その感動に 崩しかけた身のアンバランスを知る
都会ズレした身の そんな浸し方でもいいではないか 
オオシラビソの光のシャワー・・・、少し早いメリークリスマス

振り返ると 薪ストーブの灯りが 小屋の硝子から漏れだしている
その硝子のこちらとあちらとに 人間臭さの境界が見えた

仕事に追われ 山にも行けないと嘆いたS
忙しがり屋の彼も そんな硝子の内側の人間だった

賑わいの夏が終わり 山もそして仲間もそれぞれに迎える秋
山との関わりを 静かに見つめなおしている

山は思考の場でもある 
白秋の宵に 想いを・・・、じっくり 語り 伝えよう   

1994年 山行記録より




d0347140_09593719.jpg



d0347140_09172726.jpg


登山道の手の届く高さに 何本ものピンクテープ
5mおき?
無粋な人々の造作に憮然としてしまう

この高さに下げたとしても、、、無意味だろ?
雪に埋もれてしまうだけなんじゃないの?

もっと高いところに下げられたテープはないものかと
周囲を見渡し探すが 
風にゆれるテープはなかったようだ







[PR]
by tabilogue2 | 2016-10-27 09:49 | 会津・越後 | Trackback | Comments(2)